JP3179008B2 - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
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- JP3179008B2 JP3179008B2 JP30490795A JP30490795A JP3179008B2 JP 3179008 B2 JP3179008 B2 JP 3179008B2 JP 30490795 A JP30490795 A JP 30490795A JP 30490795 A JP30490795 A JP 30490795A JP 3179008 B2 JP3179008 B2 JP 3179008B2
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- crushing
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や食堂などの
厨房から排出されて破砕された生ごみを、水を分離して
バイオ処理槽に投入し、有用微生物群により処理する生
ごみ処理装置に関する。
厨房から排出されて破砕された生ごみを、水を分離して
バイオ処理槽に投入し、有用微生物群により処理する生
ごみ処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、有用微生物群により処理する生ご
み処理工程では、排出される生ごみは、前段の粉砕部に
おいて、水を供給しつつ小片に粉砕してスラリー化し、
配管で固液体分離部に搬送し、水を分離した後、処理槽
に投入する。
み処理工程では、排出される生ごみは、前段の粉砕部に
おいて、水を供給しつつ小片に粉砕してスラリー化し、
配管で固液体分離部に搬送し、水を分離した後、処理槽
に投入する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記設備で
は、粉砕機の騒音が大きい。粉砕部から固液体分離
部に粉砕生ごみを送る配管内にごみが残留して悪臭が発
生しやすい。固液体分離部では、破砕された小片のご
みがろ過用小孔を塞いで分離能力を低下させたり、生ご
みの小片が装置内部に付着して残留しやすく、悪臭が発
生し易い。粉砕部から固液体分離部の粉砕生ごみの移
送に大量の水を必要である。固液分離後の排水にごみ
の小片が混入し、水質汚濁の原因となりやすい。という
問題があった。
は、粉砕機の騒音が大きい。粉砕部から固液体分離
部に粉砕生ごみを送る配管内にごみが残留して悪臭が発
生しやすい。固液体分離部では、破砕された小片のご
みがろ過用小孔を塞いで分離能力を低下させたり、生ご
みの小片が装置内部に付着して残留しやすく、悪臭が発
生し易い。粉砕部から固液体分離部の粉砕生ごみの移
送に大量の水を必要である。固液分離後の排水にごみ
の小片が混入し、水質汚濁の原因となりやすい。という
問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決して、処理用
や搬送用の水の使用量を大幅に節減でき、悪臭も発生し
にくい生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
や搬送用の水の使用量を大幅に節減でき、悪臭も発生し
にくい生ごみ処理装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項１記載の発明は、内周壁と外周壁の間
で有用微生物群により生ごみを処理する筒状のバイオ処
理槽を設け、バイオ処理槽の中空部上方に、生ごみを圧
縮脱水して破砕する圧縮破砕部を設け、この圧縮破砕部
の下部に、圧縮破砕部で破砕された生ごみを内周壁上部
に形成されたごみ投入口からバイオ処理槽に投入すると
ともに、生ごみから分離された水を排水するごみ供給部
を設けたものである。
に本発明の請求項１記載の発明は、内周壁と外周壁の間
で有用微生物群により生ごみを処理する筒状のバイオ処
理槽を設け、バイオ処理槽の中空部上方に、生ごみを圧
縮脱水して破砕する圧縮破砕部を設け、この圧縮破砕部
の下部に、圧縮破砕部で破砕された生ごみを内周壁上部
に形成されたごみ投入口からバイオ処理槽に投入すると
ともに、生ごみから分離された水を排水するごみ供給部
を設けたものである。
【０００６】上記構成によれば、圧縮破砕部で破砕した
生ごみを直下のごみ供給部からバイオ処理槽に供給する
ので、破砕処理や搬送用の水を要しないので、水の使用
量を大幅に節減できて運転コストを削減できるとともに
水質汚染も少ない。また粉砕ごみも直下で距離が短いた
め、残留物も少ないため、悪臭も発生しにくい。さらに
バイオ処理槽を内周壁と外周壁とを備えた筒状に形成
し、中空部の上部に圧縮破砕部とごみ供給部を設けたの
で、全体をコンパクトに構成することができ、流し台の
下部などへの配設に最適な大きさに構成できる。
生ごみを直下のごみ供給部からバイオ処理槽に供給する
ので、破砕処理や搬送用の水を要しないので、水の使用
量を大幅に節減できて運転コストを削減できるとともに
水質汚染も少ない。また粉砕ごみも直下で距離が短いた
め、残留物も少ないため、悪臭も発生しにくい。さらに
バイオ処理槽を内周壁と外周壁とを備えた筒状に形成
し、中空部の上部に圧縮破砕部とごみ供給部を設けたの
で、全体をコンパクトに構成することができ、流し台の
下部などへの配設に最適な大きさに構成できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る生ごみ処理
装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。
装置の実施の形態を図１〜図３に基づいて説明する。
【０００８】この生ごみ処理装置は、たとえば台所や厨
房の流し台の下部に配設されるもので、ベース部１上に
は、内周壁２ｃと外周壁２ｂとの間に処理空間を有する
筒状のバイオ処理槽２が立設配置され、バイオ処理槽２
の中空部３の上方に、圧縮破砕部４とごみ供給部５が配
設され、またバイオ処理槽２内の生ごみを攪拌する攪拌
装置６が配設されている。
房の流し台の下部に配設されるもので、ベース部１上に
は、内周壁２ｃと外周壁２ｂとの間に処理空間を有する
筒状のバイオ処理槽２が立設配置され、バイオ処理槽２
の中空部３の上方に、圧縮破砕部４とごみ供給部５が配
設され、またバイオ処理槽２内の生ごみを攪拌する攪拌
装置６が配設されている。
【０００９】前記バイオ処理槽２は、底壁２ａと外周壁
２ｂと内周壁２ｃと天壁２ｄからなり、内周壁２ｃの上
部には上端ほど縮径されたガイドテーパ部２ｅが形成さ
れ、このガイドテーパ部２ｅの上部に全周にわたってご
み投入口７が形成されている。
２ｂと内周壁２ｃと天壁２ｄからなり、内周壁２ｃの上
部には上端ほど縮径されたガイドテーパ部２ｅが形成さ
れ、このガイドテーパ部２ｅの上部に全周にわたってご
み投入口７が形成されている。
【００１０】前記中空部３のガイドテーパ部２ｅの上端
部には、破砕板駆動装置１１により、バイオ処理槽２の
軸心位置に配設された昇降回転軸１２を介して圧縮破砕
部４とごみ供給部５に亘って昇降自在な円形の圧縮破砕
板１３が回転自在に配置されている。この圧縮破砕板１
３は、図２に示すように、上面外周部にリング状の落下
防止板１３ａが全周に亘って突出され、さらに全面に水
抜き用の細孔１３ｂが多数形成され、所定位置には破砕
刃１３ｃ突設されている。
部には、破砕板駆動装置１１により、バイオ処理槽２の
軸心位置に配設された昇降回転軸１２を介して圧縮破砕
部４とごみ供給部５に亘って昇降自在な円形の圧縮破砕
板１３が回転自在に配置されている。この圧縮破砕板１
３は、図２に示すように、上面外周部にリング状の落下
防止板１３ａが全周に亘って突出され、さらに全面に水
抜き用の細孔１３ｂが多数形成され、所定位置には破砕
刃１３ｃ突設されている。
【００１１】前記破砕板駆動装置１１は中空部３に配置
されており、フレーム本体１４に、昇降回転軸１２のス
プライン部に回転自在に嵌合するスプライン筒１４ａ
と、スプライン部に形成されたボール溝にボールを介し
て嵌合するねじ筒１４ｂとが設けられている。さらにス
プライン筒１４ａをタイミングベルトおよびプーリを介
して回転駆動する回転モータ１５と、ねじ筒１４ｂタイ
ミングベルトおよびプーリを介して回転駆動する昇降モ
ータ１６とが設けられている。
されており、フレーム本体１４に、昇降回転軸１２のス
プライン部に回転自在に嵌合するスプライン筒１４ａ
と、スプライン部に形成されたボール溝にボールを介し
て嵌合するねじ筒１４ｂとが設けられている。さらにス
プライン筒１４ａをタイミングベルトおよびプーリを介
して回転駆動する回転モータ１５と、ねじ筒１４ｂタイ
ミングベルトおよびプーリを介して回転駆動する昇降モ
ータ１６とが設けられている。
【００１２】前記圧縮破砕部４には、流し台の洗浄槽１
７の底部に開口されて圧縮破砕板１３が下方から出退自
在なごみの収納筒１８が設けられ、収納筒１８の上面に
開閉固定自在に設けられた保持蓋１９には、圧縮破砕板
１３の破砕刃１３ｃに接触しない位置に複数の破砕刃１
９ａが内側に突設されている。また前記収納筒１８の下
端部はバイオ処理槽２の天壁２ｄを貫通してごみ投入口
７の上方で外側下方に広がる投入ガイド部１８ａが形成
されている。
７の底部に開口されて圧縮破砕板１３が下方から出退自
在なごみの収納筒１８が設けられ、収納筒１８の上面に
開閉固定自在に設けられた保持蓋１９には、圧縮破砕板
１３の破砕刃１３ｃに接触しない位置に複数の破砕刃１
９ａが内側に突設されている。また前記収納筒１８の下
端部はバイオ処理槽２の天壁２ｄを貫通してごみ投入口
７の上方で外側下方に広がる投入ガイド部１８ａが形成
されている。
【００１３】したがって、破砕板駆動装置１１により圧
縮破砕板１３を収納筒１８の下部にあるごみ収納位置ａ
から圧縮端位置ｂ側に上昇させることにより、収納筒１
８に投入された生ごみを圧縮脱水して破砕することがで
き、さらに圧縮破砕板１３を回転させて破砕刃１３ｃ，
１９ａにより効果的に生ごみを破砕することができる。
縮破砕板１３を収納筒１８の下部にあるごみ収納位置ａ
から圧縮端位置ｂ側に上昇させることにより、収納筒１
８に投入された生ごみを圧縮脱水して破砕することがで
き、さらに圧縮破砕板１３を回転させて破砕刃１３ｃ，
１９ａにより効果的に生ごみを破砕することができる。
【００１４】前記ごみ供給部５には、下降限のごみ移送
位置ｃで、圧縮破砕板１３の下部に、細孔１３ｂから排
出される分離水を集める集水ます２１が配置され、排水
ホース２２を介して外部に排水される。したがって、圧
縮限位置ｂ側に上昇されて生ごみを圧縮破砕後、ごみ移
送位置ｃまで下降された圧縮破砕板１３を回転させて、
生ごみをその遠心力によりごみ投入口７からバイオ処理
槽２内に均一に投入することができる。
位置ｃで、圧縮破砕板１３の下部に、細孔１３ｂから排
出される分離水を集める集水ます２１が配置され、排水
ホース２２を介して外部に排水される。したがって、圧
縮限位置ｂ側に上昇されて生ごみを圧縮破砕後、ごみ移
送位置ｃまで下降された圧縮破砕板１３を回転させて、
生ごみをその遠心力によりごみ投入口７からバイオ処理
槽２内に均一に投入することができる。
【００１５】前記攪拌装置６は、バイオ処理槽２下方の
ベース部１内に、円形レール２３に案内されて旋回自在
なリング体２４が配置されている。このリング体２４に
対向して底壁２ａには、全周にわたって環状孔２４が形
成され、リング体２４に立設されて攪拌翼２５が取り付
けられた攪拌ロッド２６が環状孔２７に旋回移動自在に
貫通されている。前記攪拌ロッド２６の下部には環状孔
２４を覆うリングカバー２８が取り付けられるととも
に、上端部には補強リング２９により互いに連結されて
いる。前記リング体２４の外周部には受動用のリングギ
ヤ３０が取り付けられ、旋回モータ３１により回転され
る駆動ピニオン３２がリングギヤ３０に噛合されてい
る。したがって、旋回モータ３１により駆動ピニオン３
２およびリングギヤ３０を介してリング体２４が円形レ
ール２３に沿って旋回され、攪拌ロッド２６が環状孔２
４に沿って旋回移動されることにより、攪拌翼２５およ
び攪拌ロッド２６によりバイオ処理槽２内の生ごみが攪
拌されて有用微生物群の作用を促進させることができ
る。
ベース部１内に、円形レール２３に案内されて旋回自在
なリング体２４が配置されている。このリング体２４に
対向して底壁２ａには、全周にわたって環状孔２４が形
成され、リング体２４に立設されて攪拌翼２５が取り付
けられた攪拌ロッド２６が環状孔２７に旋回移動自在に
貫通されている。前記攪拌ロッド２６の下部には環状孔
２４を覆うリングカバー２８が取り付けられるととも
に、上端部には補強リング２９により互いに連結されて
いる。前記リング体２４の外周部には受動用のリングギ
ヤ３０が取り付けられ、旋回モータ３１により回転され
る駆動ピニオン３２がリングギヤ３０に噛合されてい
る。したがって、旋回モータ３１により駆動ピニオン３
２およびリングギヤ３０を介してリング体２４が円形レ
ール２３に沿って旋回され、攪拌ロッド２６が環状孔２
４に沿って旋回移動されることにより、攪拌翼２５およ
び攪拌ロッド２６によりバイオ処理槽２内の生ごみが攪
拌されて有用微生物群の作用を促進させることができ
る。
【００１６】上記構成において、保持蓋１９を外して生
ごみを収納筒１８内に投入し、保持蓋１９が閉じられて
固定された後、運転開始スイッチ（図示せず）が入れら
れると、自動的に、破砕板駆動装置１１により圧縮破砕
板１３がごみ収容位置ａから上昇され、収納筒１８内の
生ごみが保持蓋１９と圧縮破砕板１３との間で圧縮され
て破砕されるとともに脱水される。生ごみの破砕は、圧
縮破砕板１３による圧縮のみでもよいが、圧縮破砕板１
３が上昇可能な上限に達した時または上昇中にさらに破
砕板駆動装置１１により圧縮破砕板１３が回転されるこ
とにより、圧縮破砕板１３の破砕刃１３ｃと保持蓋１９
の破砕刃１９ａにより効果的に生ごみを破砕および脱水
することができる。この時生ごみから分離された分離水
は、圧縮破砕板１３の細孔１３ｂから下方に滴下され、
集水ます２１から排水される。
ごみを収納筒１８内に投入し、保持蓋１９が閉じられて
固定された後、運転開始スイッチ（図示せず）が入れら
れると、自動的に、破砕板駆動装置１１により圧縮破砕
板１３がごみ収容位置ａから上昇され、収納筒１８内の
生ごみが保持蓋１９と圧縮破砕板１３との間で圧縮され
て破砕されるとともに脱水される。生ごみの破砕は、圧
縮破砕板１３による圧縮のみでもよいが、圧縮破砕板１
３が上昇可能な上限に達した時または上昇中にさらに破
砕板駆動装置１１により圧縮破砕板１３が回転されるこ
とにより、圧縮破砕板１３の破砕刃１３ｃと保持蓋１９
の破砕刃１９ａにより効果的に生ごみを破砕および脱水
することができる。この時生ごみから分離された分離水
は、圧縮破砕板１３の細孔１３ｂから下方に滴下され、
集水ます２１から排水される。
【００１７】生ごみの圧縮破砕が終了すると、破砕板駆
動装置１１により圧縮破砕板１３が圧縮限位置ａまたは
その近傍からごみ移送位置ｃまで下降され、さらに圧縮
破砕板１３が回転されることにより、遠心力で破砕生ご
みは周囲に均等に飛散されてごみ投入口７からバイオ処
理槽２内に供給される。
動装置１１により圧縮破砕板１３が圧縮限位置ａまたは
その近傍からごみ移送位置ｃまで下降され、さらに圧縮
破砕板１３が回転されることにより、遠心力で破砕生ご
みは周囲に均等に飛散されてごみ投入口７からバイオ処
理槽２内に供給される。
【００１８】バイオ処理槽２では、図示しない菌投入口
から有用微生物群が供給されるとともに、攪拌装置６に
より攪拌翼２５が旋回移動されて破砕生ごみが攪拌さ
れ、有用微生物群により、水分が分離された生ごみが処
理される。
から有用微生物群が供給されるとともに、攪拌装置６に
より攪拌翼２５が旋回移動されて破砕生ごみが攪拌さ
れ、有用微生物群により、水分が分離された生ごみが処
理される。
【００１９】上記実施の形態によれば、下記の効果を奏
する。 ．粉砕機がなく、移送部も必要ないため、装置が簡単
になり、円筒状のバイオ処理槽２の中空部上部に、圧縮
破砕部４とごみ供給部５を設けたので、全体をコンパク
トに構成することができ、厨房や流し台の下部に配置す
るのに最適な大きさにできる。 ．生ごみの圧縮破砕および供給に水を使用しないた
め、運転コストが低減でき、脱水効果も高い。また排水
中のＢＯＤ（生物化学的酸素要求量）やＳＳ（懸濁物
質）も少なく、水質汚濁も起こさない。 ．破砕後の生ごみは、スラリー状の微細片とならない
ため、収納筒や圧縮破砕板１３などに残留しにくく、ま
た破砕位置からバイオ処理槽までの搬送距離も短いた
め、付着生ごみによる悪臭の発生も少ない。 ．高速運転の粉砕機がないため、騒音が少ない。 ．圧縮破砕板１３の回転によりその遠心力を利用して
破砕生ごみをバイオ処理槽２内に均等に供給できるの
で、有用微生物群による消滅効果が大きい。
する。 ．粉砕機がなく、移送部も必要ないため、装置が簡単
になり、円筒状のバイオ処理槽２の中空部上部に、圧縮
破砕部４とごみ供給部５を設けたので、全体をコンパク
トに構成することができ、厨房や流し台の下部に配置す
るのに最適な大きさにできる。 ．生ごみの圧縮破砕および供給に水を使用しないた
め、運転コストが低減でき、脱水効果も高い。また排水
中のＢＯＤ（生物化学的酸素要求量）やＳＳ（懸濁物
質）も少なく、水質汚濁も起こさない。 ．破砕後の生ごみは、スラリー状の微細片とならない
ため、収納筒や圧縮破砕板１３などに残留しにくく、ま
た破砕位置からバイオ処理槽までの搬送距離も短いた
め、付着生ごみによる悪臭の発生も少ない。 ．高速運転の粉砕機がないため、騒音が少ない。 ．圧縮破砕板１３の回転によりその遠心力を利用して
破砕生ごみをバイオ処理槽２内に均等に供給できるの
で、有用微生物群による消滅効果が大きい。
【００２０】上記実施の形態では、生ごみ処理装置を流
しの下に設置したが、独立して設置することもできる。
しの下に設置したが、独立して設置することもできる。
【００２１】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、圧
縮破砕部で破砕した生ごみを直下のごみ供給部からバイ
オ処理槽に供給するので、破砕処理や搬送用の水を要し
ないので、水の使用量を大幅に節減できて運転コストを
削減できるとともに水質汚染も少ない。また粉砕ごみも
直下で距離が短いため、残留物も少ないため、悪臭も発
生しにくい。さらにバイオ処理槽を内周壁と外周壁とを
備えた筒状に形成し、中空部の上部に圧縮破砕部とごみ
供給部を設けたので、全体をコンパクトに構成すること
ができ、流し台の下部などへの配設に最適な大きさに構
成できる。
縮破砕部で破砕した生ごみを直下のごみ供給部からバイ
オ処理槽に供給するので、破砕処理や搬送用の水を要し
ないので、水の使用量を大幅に節減できて運転コストを
削減できるとともに水質汚染も少ない。また粉砕ごみも
直下で距離が短いため、残留物も少ないため、悪臭も発
生しにくい。さらにバイオ処理槽を内周壁と外周壁とを
備えた筒状に形成し、中空部の上部に圧縮破砕部とごみ
供給部を設けたので、全体をコンパクトに構成すること
ができ、流し台の下部などへの配設に最適な大きさに構
成できる。
【図１】本発明に係る生ごみ処理装置の実施の形態を示
す側面断面図である。
す側面断面図である。
【図２】同生ごみ処理装置の圧縮破砕板を示す平面図で
ある。
ある。
【図３】図１に示すＡ−Ａ断面図である。
２ バイオ処理槽 ２ｂ 外周壁 ２ｃ 内周壁 ３ 中空部 ４ 圧縮破砕部 ５ ごみ供給部 ６ 攪拌装置 ７ ごみ投入口 １１ 破砕板駆動装置 １２ 昇降回転軸 １３ 圧縮破砕板 １３ａ 細孔 １３ｂ 破砕刃 １８ 収納筒 １８ａ 投入ガイド部 １９ 保持筒 １９ａ 破砕刃 ２１ 集水ます ２５ 攪拌翼 ２６ 攪拌ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 照雄 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−292838（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B09B 3/00 - 5/00 B02C 13/00 - 13/31 B02C 18/00 - 18/44
Claims (2)
- 【請求項１】内周壁と外周壁の間で有用微生物群により
生ごみを処理する筒状のバイオ処理槽を設け、バイオ処
理槽の中空部上方に、生ごみを圧縮脱水して破砕する圧
縮破砕部を設け、この圧縮破砕部の下部に、圧縮破砕部
で破砕された生ごみを内周壁上部に形成されたごみ投入
口からバイオ処理槽に投入するとともに、生ごみから分
離された水を排水するごみ供給部を設けたことを特徴と
する生ごみ処理装置。 - 【請求項２】前記圧縮処理部に、生ごみが収容される収
納筒と、この収納筒を開閉固定自在な保持蓋と、圧縮板
駆動装置により前記収納筒内に下方から出退駆動されて
生ごみを圧縮破砕する圧縮破砕板とを設け、ごみ供給部
に、生ごみからの分離水を圧縮破砕板に形成された細孔
を介して排水可能な集水ますを設け、このごみ供給部
を、圧縮破砕板を下降させて回転させることにより、そ
の遠心力で圧縮破砕板上の破砕生ごみをごみ投入口を介
してバイオ処理槽に投入するように構成したことを特徴
とする請求項１記載の生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490795A JP3179008B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490795A JP3179008B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 生ごみ処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09141231A JPH09141231A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3179008B2 true JP3179008B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17938739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30490795A Expired - Fee Related JP3179008B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3179008B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6335398B1 (en) | 1994-09-09 | 2002-01-01 | Kao Corporation | Super absorbent polymer composition |
| US6716894B2 (en) | 2001-07-06 | 2004-04-06 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin powder and its production process and uses |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30490795A patent/JP3179008B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6335398B1 (en) | 1994-09-09 | 2002-01-01 | Kao Corporation | Super absorbent polymer composition |
| US6716894B2 (en) | 2001-07-06 | 2004-04-06 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Water-absorbent resin powder and its production process and uses |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09141231A (ja) | 1997-06-03 |
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