JP3178999U - 移動装置 - Google Patents

移動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3178999U
JP3178999U JP2012004628U JP2012004628U JP3178999U JP 3178999 U JP3178999 U JP 3178999U JP 2012004628 U JP2012004628 U JP 2012004628U JP 2012004628 U JP2012004628 U JP 2012004628U JP 3178999 U JP3178999 U JP 3178999U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
carry
moving
moving object
out side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012004628U
Other languages
English (en)
Inventor
秀雄 江原
Original Assignee
エバラ機工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エバラ機工株式会社 filed Critical エバラ機工株式会社
Priority to JP2012004628U priority Critical patent/JP3178999U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178999U publication Critical patent/JP3178999U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】移動対象物の種類を問わず、当該移動対象物を、限られた移動範囲内において、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることを可能にすると共に、小型化、省エネ化、低コスト化が図られた移動装置を提供する。
【解決手段】搬入側P1から搬出側P2に向って所定角度θの下り勾配を成して配設された1つのスクリュー構造体2(スクリューシャフト2a、スクリュー羽根2b)と、当該スクリュー構造体と同一角度の下り勾配を成して、互いに平行に配設された一対のレール構造体4(案内面4s)とを有する。また、該各案内面4sで支持された移動対象物Tは、その一部がスクリュー羽根2bによって搬出側P2から係止された状態となり、スクリューシャフト2aを回転させてスクリュー羽根2bを搬出側P2に向けて後退させることで、当該移動対象物を搬入側P1から搬出側P2に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、各種の移動対象物を、限られた移動範囲内において、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることを可能にする移動装置に関する。
この場合、本考案の移動装置の適用分野としては、例えば、加硫装置における熱風循環(加硫処理)雰囲気中で移動対象物を低速移動させる仕様態様、或いは、塗装装置における塗料吹き付け雰囲気中で移動対象物を低速移動させる仕様態様などをはじめ、あらゆる技術分野における各種処理技術を想定することが可能である。
要するに、移動対象物を、限られた移動範囲内(例えば、熱風循環(加硫処理)雰囲気中、塗料吹き付け雰囲気中など)において、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させる用途に関する技術思想であれば、全て、本考案の移動装置の権利範囲に含まれる。
従来、各種の移動対象物を移動させる技術として、例えば、無端状搬送ベルトに移動対象物を載置し、当該ベルトを循環させることで移動対象物を移動させる方法、或いは、スクリューを回転させることで、当該スクリューに形成された螺旋状搬送ネジに沿って移動対象物を移動させる方法などを適用した各種の移動装置を想定することができる。なお、移動対象物として長尺物をベルトコンベヤにより移動させる装置については、既に、特許文献1(特開平9−77223号公報)に掲載されたものが知られている。
特開平9−77223号公報
ところで、上記した従来の移動装置において、移動対象物は、一定の姿勢に維持された状態で移動されるため、その移動中に、常に同一の箇所(表面)が無端状搬送ベルトや螺旋状搬送ネジに接触し続けることになる。そうなると、例えば加硫装置や塗装装置などをはじめ各種の表面処理装置における処理環境雰囲気中において、そこを移動中の移動対象物には、その表面全体に亘って万遍無く各種処理を施すことができなくなってしまう。即ち、当該移動対象物のうち、無端状搬送ベルトや螺旋状搬送ネジに接触している箇所(表面)に対する各種の表面処理ができなくなってしまう。
この場合、移動対象物を連続して回転(転動)させることができれば、その表面全体に亘って各種の表面処理を施すことが可能となるが、そのためには、移動装置の他に、移動対象物を回転(転動)させるための回転(転動)装置が別途必要となる。そうなると、移動装置を含めた設備全体の製造コストが上昇するだけでなく、回転(転動)装置の設置スペースを確保しなければならないため、移動装置を含めた設備全体が大型化してしまう。特に、移動装置における設備の大型化は、それに伴って電力消費量が上昇するため、省エネ化に逆行する結果となり、その弊害は大きな問題となり得る。
また、上記したような各種の表面処理の技術分野では、限られた移動範囲内において、移動対象物を、できるだけ長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させる必要があるが、移動装置と回転(転動)装置との同期をとりながら、移動対象物を回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させる動作は、煩雑な制御システムの構築が不可欠となり、それに要するコストが上昇してしまう。
また、移動対象物としては、例えば、軟質(可撓)性或いは硬質性を有する長尺物や短尺物などを想定することができるため、これら長尺物や短尺物の種類(例えば、大きさ、形状など)に対応して、上記した移動装置を含めた設備を個別に設計しなければならず、当該設備全体の大型化、これに伴う電力消費量の上昇が助長されてしまうとった問題もある。
本考案は、上記したような問題を解決するためになされており、その目的は、移動対象物の種類を問わず、当該移動対象物を、限られた移動範囲内において、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることを可能にすると共に、小型化、省エネ化、低コスト化が図られた移動装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本考案は、移動対象物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させながら長時間に亘って低速移動させる移動装置であって、搬入側から搬出側に向って所定角度の下り勾配を成して配設された1つのスクリュー構造体と、スクリュー構造体の両側に、当該スクリュー構造体と同一角度の下り勾配を成して、互いに平行に配設された一対のレール構造体とから成るスクリューコンベア機構を有し、スクリュー構造体は、搬入側から搬出側に沿って延出した1本の回転軸を中心に回転可能な1つの円柱状スクリューシャフトと、当該スクリューシャフトの外周に沿って螺旋状に連続して旋回され、当該スクリューシャフトと共に回転する1つのスクリュー羽根とを備えていると共に、一対のレール構造体は、それぞれ、移動対象物を支持しつつ、同時に、当該移動対象物を連続して回転させながら搬入側から搬出側に向けて案内する案内面を備えており、一対のレール構造体の各案内面で支持された移動対象物は、その一部がスクリュー構造体のスクリュー羽根によって搬出側から係止された状態となり、このとき、スクリュー構造体のスクリューシャフトを回転させてスクリュー羽根を搬出側に向けて後退させることで、当該スクリュー羽根の後退に追従させて、当該移動対象物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させる。
本考案は、スクリューコンベア機構において、一対のレール構造体を、上下に並列させて配設させることが可能であり、この場合、移動対象物を、上側の一対のレール構造体の各案内面に沿って、又は、下側の一対のレール構造体の各案内面に沿って、或いは、上下双方の一対のレール構造体の各案内面に沿って、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させる。
本考案は、移動対象物として長尺物を移動させる場合、その長尺物の長さに対応して、スクリューコンベア機構を、同一平面上に互いに並列させて複数配置させることが可能であり、この場合、それぞれのスクリューコンベア機構において、スクリュー構造体のスクリューシャフトを相互に平行に配置し、かつ、スクリュー羽根のピッチ及び位相を相互に同一に設定すると共に、レール構造体の案内面を相互に同一平面上に位置付けることで、各レール構造体の各案内面で支持された長尺物は、その一部が各スクリュー構造体の各スクリュー羽根によって搬出側から係止された状態となり、このとき、各スクリュー構造体の各スクリューシャフトを同時に回転させて各スクリュー羽根を搬出側に向けて後退させることで、当該各スクリュー羽根の後退に追従させて、当該長尺物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させる。
本考案によれば、移動対象物の種類を問わず、当該移動対象物を、限られた移動範囲内において、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることを可能にすると共に、小型化、省エネ化、低コスト化が図られた移動装置を実現することができる。
(a)は、本考案の一実施形態に係る移動装置の構成を示す断面図、(b)は、本考案の他の実施形態に係る移動装置の構成を示す断面図、(c)は、本考案の他の実施形態に係る移動装置の構成を示す断面図。 本考案の各実施形態に共通した移動装置の構成を示す平面図。
以下、本考案の一実施形態に係る移動装置について、添付図面を参照して説明する。
図1(a)及び図2に示すように、本実施形態の移動装置は、移動対象物Tを、限られた移動範囲内において、搬入側P1から搬出側P2に向けて(矢印S方向に)、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることができる。
なお、移動対象物Tとしては、例えば、軟質(可撓)性或いは硬質性を有する長尺物や短尺物など(一例として、ゴムホース、各種パイプなど)を適用することが可能であり、その輪郭は、回転(転動)しやすい円形及びこれに近似した形状を想定している。
具体的に説明すると、本実施形態の移動装置は、搬入側P1から搬出側P2に向って所定角度θの下り勾配を成して配設された1つのスクリュー構造体2と、スクリュー構造体2の両側(具体的には、両上側)に、当該スクリュー構造体2と同一角度θの下り勾配を成して、互いに平行に配設された一対のレール構造体4とから成るスクリューコンベア機構6を有して構成されている。
下り勾配の角度θは、水平面Hとの成す角度として規定することができる。この場合、当該角度θは、移動対象物Tを、一対のレール構造体4に沿って、搬入側P1から搬出側P2に向けて、回転(転動)させながら自由落下させることができる程度に設定することが好ましい。なお、具体的な角度θについては、移動装置の用途や使用環境、移動対象物Tの大きさや種類などに応じて設定されるため、ここでは特に数値限定しない。
スクリューコンベア機構6において、スクリュー構造体2は、搬入側P1から搬出側P2に沿って延出した1本の回転軸Rを中心に回転可能な1つの円柱状スクリューシャフト2aと、当該スクリューシャフト2aの外周に沿って螺旋状に連続して旋回され、当該スクリューシャフト2aと共に回転する1つのスクリュー羽根2bとを備えている。
スクリューシャフト2aは、搬入側P1から搬出側P2に亘って連続した円柱状を成しており、図示しない駆動制御機構(例えば、サーボモータ)によって、その回転軸Rを中心に、所定方向に所定速度で回転させることができるようになっている。一方、スクリュー羽根2bは、スクリューシャフト2aの延出方向(搬入側P1から搬出側P2に向う方向)に沿った単位長さ当りの旋回数に基づいて、そのピッチ2pが設定されている。
また、スクリューコンベア機構6において、一対のレール構造体4は、それぞれ、移動対象物Tを支持しつつ、同時に、当該移動対象物Tを連続して回転(転動)させながら搬入側P1から搬出側P2に向けて案内する案内面4sを備えている。なお、各案内面4sの幅や長さは、移動対象物Tを搬入側P1から搬出側P2に安定して移動させることができるように設定すればよいので、ここでは特に限定しない。
ここで、一対のレール構造体4の各案内面4sは、それぞれ、凹凸の無い平坦面状に構成することが好ましい。そうすると、各案内面4s上に搬入された移動対象物Tは、当該各案内面4sに沿って円滑(スムーズ)に転動しながら(転がりながら)自由落下するため、これにより、当該移動対象物Tを連続して回転させながら、搬入側P1から搬出側P2に向けて移動させることができる。
本実施形態において、移動装置は、移動対象物Tが、比較的短い長さの棒状の短尺物である場合、1つのスクリュー構造体2と、その両側の一対のレール構造体4とから成る1組のスクリューコンベア機構6をもって実現することができる。要するに、1つのスクリュー構造体2と、一対のレール構造体4とで構成される最小単位のスクリューコンベア機構6によって、本実施形態の移動装置を実現することができる。
この場合、一対のレール構造体4の各案内面4sで支持された移動対象物Tは、その一部がスクリュー構造体2のスクリュー羽根2bによって搬出側P2から係止された状態となる。このとき、移動対象物Tを支持するのは、当該各案内面4sのみであり、上記したスクリュー構造体2(スクリューシャフト2a、スクリュー羽根2b)に対して、移動対象物Tの重量がダイレクトに作用することはない。
この状態において、スクリュー構造体2のスクリューシャフト2aを回転させてスクリュー羽根2bを搬出側P2に向けて後退させることで、当該スクリュー羽根2bの後退に追従させて、当該移動対象物Tを搬入側P1から搬出側P2に向けて(矢印S方向に)、連続して回転させなから長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることができる。
ここで、移動対象物Tをゆっくり移動させる制御としては、例えば、スクリュー羽根2bのピッチ2pを一定とし、スクリューシャフト2aを低速回転する回転制御方法、或いは、スクリューシャフト2aの回転速度を一定とし、スクリュー羽根2bのピッチ2pを小さくするピッチ制御方法などを想定することができる。
この場合、回転制御方法において、スクリューシャフト2aの回転速度は、例えば、搬入側P1から搬出側P2に至る移動距離、スクリューシャフト2aの直径、移動装置の用途や使用環境などに応じて設定されるため、ここでは特に数値限定しない。一方、ピッチ制御方法において、スクリュー羽根2bのピッチ2pは、例えば、スクリューシャフト2aの延出方向(搬入側P1から搬出側P2に向う方向)の長さ、移動装置の用途や使用環境、移動対象物Tの大きさや種類などに応じて設定されるため、ここでは特に数値限定しない。
要するに、移動対象物Tを、限られた移動範囲内において、搬入側P1から搬出側P2に向けて(矢印S方向に)、連続して回転(転動)させながら長時間に亘って低速(ゆっくり)移動させることができることができるように、スクリュー羽根2bのピッチ2pを制御すると共に、スクリューシャフト2aを回転制御すればよい。
以上、本実施形態によれば、限られた移動範囲(搬入側P1から搬出側P2)内において、移動対象物Tを連続して回転(転動)させることができる。この場合、移動対象物Tは、常に同一の箇所(表面)を一対のレール構造体4の各案内面4sに接触し続けることはない。これにより、例えば加硫装置や塗装装置などをはじめ各種の表面処理装置における処理環境雰囲気中において、そこを移動中の移動対象物Tには、その表面全体に亘って万遍無く各種処理を施すことが可能となる。
また、本実施形態によれば、スクリューコンベア機構6(1つのスクリュー構造体2、一対のレール構造体4)を搬入側P1から搬出側P2に向って所定角度θの下り勾配を成して配設するだけで、移動対象物Tを、連続して回転(転動)させながら移動させることができる。この場合、当該移動装置の他に、移動対象物Tを回転(転動)させるための回転(転動)装置が別途必要となることはない。これにより、移動装置を含めた設備全体の小型化を図ることが可能となり、その結果、電力消費量の低減による省エネ化を実現することができる。要するに、環境に優しい移動装置を実現することができる。
更に、本実施形態によれば、移動対象物Tを連続して回転(転動)させる技術は、下り勾配を成した一対のレール構造体4の各案内面4sに沿って、当該移動対象物Tを自由落下させるだけで簡単かつ確実に実現することができる。この場合、移動対象物Tの移動と回転(転動)との同期をとる制御は不要となる。これにより、当該移動装置をシンプルな構造とすることができるため、その製造コストを大幅に削減することができる。
また、図1(a)に示された移動装置の構成では、スクリュー構造体2の両上側に、一対のレール構造体4を配設した場合を想定したが、これに代えて、図1(b)に示すように、スクリュー構造体2の両下側に、一対のレール構造体4を配設してスクリューコンベア機構6を構成してもよいし、更に、図1(c)に示すように、スクリューコンベア機構6において、一対のレール構造体4を、上下に並列させて配設してもよい。
この場合、移動対象物Tを、上側の一対のレール構造体4の各案内面4sに沿って、又は、下側の一対のレール構造体4の各案内面4sに沿って、或いは、上下双方の一対のレール構造体4の各案内面4sに沿って、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させることができる。特に、一対のレール構造体4を上下に並列させた場合には、移動対象物Tの移動量(数)を倍増させることができるため、当該移動対象物Tに対する各種の処理効率を大幅に向上させることができる。
更に、本実施形態によれば、移動対象物Tとして長尺物を移動させる場合、その長尺物の長さに対応して、スクリューコンベア機構6を、同一平面上に互いに並列させて複数配置させることができる。その一例として図2には、4組のスクリューコンベア機構6を、同一平面上に互いに並列させて配置させた構成が示されている。なお、かかる構成はあくまで一例であって、移動対象物Tが更に長尺化したような場合には、これに合わせて、スクリューコンベア機構6を更に増設すればよい。
この場合、それぞれのスクリューコンベア機構6において、スクリュー構造体2のスクリューシャフト2aを相互に平行に配置し、かつ、スクリュー羽根2bのピッチ2p及び位相を相互に同一に設定すると共に、レール構造体4の案内面4sを相互に同一平面上に位置付けることが好ましい。
そうすると、長尺化した移動対象物Tは、その全体に亘って、各レール構造体4の各案内面4sに対して均等に支持された状態となり、その一部が各スクリュー構造体2の各スクリュー羽根2bによって搬出側P2から均等に係止された状態となる。要するに、当該移動対象物Tは、各案内面4s及び各スクリュー羽根2bによって、その全体が均等に支持・係止された状態となるため、偏った方向に移動したり、各案内面4sから脱落したりするといった不具合が生じることはない。
このとき、各スクリュー構造体2の各スクリューシャフト2aを同時に回転させて各スクリュー羽根2bを搬出側P2に向けて後退させることで、当該各スクリュー羽根2bの後退に追従させて、当該長尺化した移動対象物Tを搬入側P1から搬出側P2に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させることができる。
なお、各スクリューシャフト2aを同時に回転させる方法としては、例えば、各スクリューシャフト2a相互を連動機構(例えば、ベルト、ギヤなど)を介して連結した状態において、図示しない駆動制御機構(例えば、サーボモータ)によって連動機構を動作制御して、各スクリューシャフト2aを、その回転軸Rを中心に、所定方向に所定速度で、同時に回転させればよい。
2 スクリュー構造体
2a スクリューシャフト
2b スクリュー羽根
4 レール構造体
4s 案内面
P1 搬入側
P2 搬出側
θ スクリュー構造体(レール構造体)の傾斜角度
T 移動対象物

Claims (3)

  1. 移動対象物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させながら長時間に亘って低速移動させる移動装置であって、
    搬入側から搬出側に向って所定角度の下り勾配を成して配設された1つのスクリュー構造体と、
    スクリュー構造体の両側に、当該スクリュー構造体と同一角度の下り勾配を成して、互いに平行に配設された一対のレール構造体とから成るスクリューコンベア機構を有し、
    スクリュー構造体は、搬入側から搬出側に沿って延出した1本の回転軸を中心に回転可能な1つの円柱状スクリューシャフトと、当該スクリューシャフトの外周に沿って螺旋状に連続して旋回され、当該スクリューシャフトと共に回転する1つのスクリュー羽根とを備えていると共に、
    一対のレール構造体は、それぞれ、移動対象物を支持しつつ、同時に、当該移動対象物を連続して回転させながら搬入側から搬出側に向けて案内する案内面を備えており、
    一対のレール構造体の各案内面で支持された移動対象物は、その一部がスクリュー構造体のスクリュー羽根によって搬出側から係止された状態となり、このとき、スクリュー構造体のスクリューシャフトを回転させてスクリュー羽根を搬出側に向けて後退させることで、当該スクリュー羽根の後退に追従させて、当該移動対象物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させることを特徴とする移動装置。
  2. スクリューコンベア機構において、一対のレール構造体を、上下に並列させて配設させることが可能であり、
    この場合、移動対象物を、上側の一対のレール構造体の各案内面に沿って、又は、下側の一対のレール構造体の各案内面に沿って、或いは、上下双方の一対のレール構造体の各案内面に沿って、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させることを特徴とする請求項1に記載の移動装置。
  3. 移動対象物として長尺物を移動させる場合、その長尺物の長さに対応して、スクリューコンベア機構を、同一平面上に互いに並列させて複数配置させることが可能であり、
    この場合、それぞれのスクリューコンベア機構において、スクリュー構造体のスクリューシャフトを相互に平行に配置し、かつ、スクリュー羽根のピッチ及び位相を相互に同一に設定すると共に、レール構造体の案内面を相互に同一平面上に位置付けることで、
    各レール構造体の各案内面で支持された長尺物は、その一部が各スクリュー構造体の各スクリュー羽根によって搬出側から係止された状態となり、このとき、各スクリュー構造体の各スクリューシャフトを同時に回転させて各スクリュー羽根を搬出側に向けて後退させることで、当該各スクリュー羽根の後退に追従させて、当該長尺物を搬入側から搬出側に向けて、連続して回転させなから長時間に亘って低速移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動装置。
JP2012004628U 2012-07-30 2012-07-30 移動装置 Expired - Lifetime JP3178999U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004628U JP3178999U (ja) 2012-07-30 2012-07-30 移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004628U JP3178999U (ja) 2012-07-30 2012-07-30 移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3178999U true JP3178999U (ja) 2012-10-11

Family

ID=48005697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012004628U Expired - Lifetime JP3178999U (ja) 2012-07-30 2012-07-30 移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178999U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110102509A (zh) * 2019-05-31 2019-08-09 广东省机械研究所 一种转子温度检测及异常剔除装置
CN110624842A (zh) * 2019-10-17 2019-12-31 石狮市汇星机械有限公司 一种双相机织针视觉检测系统
CN110624843A (zh) * 2019-10-17 2019-12-31 石狮市汇星机械有限公司 一种单相机多参数织针视觉检测系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110102509A (zh) * 2019-05-31 2019-08-09 广东省机械研究所 一种转子温度检测及异常剔除装置
CN110624842A (zh) * 2019-10-17 2019-12-31 石狮市汇星机械有限公司 一种双相机织针视觉检测系统
CN110624843A (zh) * 2019-10-17 2019-12-31 石狮市汇星机械有限公司 一种单相机多参数织针视觉检测系统
CN110624842B (zh) * 2019-10-17 2024-02-02 石狮市汇星机械有限公司 一种双相机织针视觉检测系统
CN110624843B (zh) * 2019-10-17 2024-02-02 石狮市汇星机械有限公司 一种单相机多参数织针视觉检测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3178999U (ja) 移動装置
US8894343B2 (en) Carrier device and robot system
CN105750937A (zh) 一种管材多角度钻孔设备
JP5972175B2 (ja) コイルダウンエンダ
CN104960365B (zh) 一种球头雕刻机
CN104826764B (zh) 一种用于圆管内壁的喷涂设备
EP3119161B1 (en) Heat-treatment device and heat-treatment method
CN203359419U (zh) 用于产品位置状态旋转变角的流转轨道装置
RU2021134553A (ru) Линейный привод с ременной передачей с высоким понижением
KR101098911B1 (ko) 방향성을 갖는 흡판을 이용한 이동장치
JP2018126795A5 (ja)
US9790920B2 (en) Rotation driving mechanism for windmill
CN105819139B (zh) 全自动保管箱平动机械手
CN205673413U (zh) 一种法兰成型机
US20170259618A1 (en) Caster apparatus and transferring apparatus including the same
CN104690486A (zh) 涨缩调节式刀具装置
CN104477635B (zh) 一种高速分流机
CN201685162U (zh) 一种抛光机
KR101444782B1 (ko) 구동모듈을 포함하는 이동체
KR20160084774A (ko) 용접용 와이어의 건조장치
KR101740921B1 (ko) 전방향 옴니 드라이브 휠 및 이를 포함하는 전방향 모션 생성 장치
JP6823365B2 (ja) ゴム混合物のロール練り装置
CN109992010B (zh) 多自由度运动装置
CN207258572U (zh) 海绵生产线
KR101093234B1 (ko) 열처리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3178999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20220919

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term