JP3178591U - 本包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本を美麗に保持するだけでなく、情報発信が可能な本包装体を提供する。
【解決手段】文字、図柄、記号のいずれか1種以上が印刷された熱収縮性フィルムが熱収縮したフィルム2によって包装されていることを特徴とする本包装体1である。本包装体1は、予め印刷を施した熱収縮性フィルムで本を覆い、シュリンク包装機を通過させて、熱収縮性フィルムを熱収縮させ、本に密着させて得られるものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、プラスチックフィルムで包装された本包装体に関し、より詳しくは、印刷されたフィルムを用いることで、情報発信機能が付加されたり、一層美観が高められた本包装体に関する。
従来から、立ち読みを防止するためや、本に汚れが付着したり、表紙等に折り目が付くといった本の劣化を防ぐため、本をフィルムで包装することが行われている。購入者は、きれいな状態の本を求めるため、フィルムで包装された本の方が売り上げが上がるというデータもある。こういった本のフィルム包装は、例えば、熱収縮性フィルムを本に被せ、書店にある特許文献1に記載されているような卓上シュリンク包装機を通すことで、フィルムを熱収縮させて本に密着させる、という方法で行われている。
登録実用新案第3067592号公報
しかし、現在行われているフィルム包装は、透明なフィルムで本を包装しているに過ぎず、立ち読み防止と本の外観の美麗さを保つ点では効果を発揮しているが、それ以上の機能は何ら発揮していない。
そこで、本考案では、情報発信機能を本包装体に付与することを課題として掲げた。
上記課題を解決した本考案の本包装体は、文字、図柄、記号のいずれか1種以上が印刷された熱収縮性フィルムが熱収縮したフィルムによって包装されていることを特徴とする本包装体である。
本考案の本包装体は、上記熱収縮したフィルムが、本の上部と下部は覆わずに、本の周囲に巻回されている態様であってもよいし、熱収縮したフィルムは、本の上部に開口を残し、この本の上部以外は全て覆っている態様であってもよい。
本考案によれば、書店名を印刷しておけば、書店の一種の広告となる。また、「この本、絶対お奨め」といった文言を印刷しておけば、購入者の購買意欲を高める効果が発現する。さらに、万引き防止に繋がる文言を印刷しておけば、万引き防止効果が発現する。このように、情報発信機能を本包装体に付与することができる。
本考案の本包装体の一例を示す斜視図である。 本考案の本包装体の上部を示す平面図である。 本考案の本包装体の印刷例を示す平面図である。 本考案の本包装体の他の印刷例を示す平面図である。
本考案の本包装体は、予め印刷を施した熱収縮性フィルムで本を覆い、シュリンク包装機を通過させて、熱収縮性フィルムを熱収縮させ、本に密着させて得られるものである。なお、本考案では、熱収縮性フィルムとは熱収縮する前のフィルムであり、熱収縮フィルムとは熱収縮後のフィルムを意味する。
図1には、本考案の本包装体1の斜視図を示した。なお、図1では印刷部分は省略した。2が熱収縮フィルムで3が本である。図面をわかりやすくするために、フィルム2と本3とを離間させているが、実際はぴったり密着している。本包装体1では、本3の下部(底部;図面手前側)もフィルム2によって覆われている。すなわち、袋状の熱収縮性フィルムの上部開口部から本を袋の中に入れ、シュリンク包装機を通した状態である。通常、余裕を見て袋の長さ(開口部と底部との距離)を本の高さよりも若干長くするため、本包装体1の上部は、図2に示すように、熱収縮フィルム2が開口部を残して本3の上部周囲(ハッチング部)のみを覆った状態となっているが、熱収縮フィルムが上部周囲を覆っていなくてもよい。従って、袋状にすることなく、1枚の熱収縮性フィルムで本の周囲を巻回した状態でシュリンク包装機を通過させてもよい。また、予め、円筒状のチューブとして、これを本に被せて、シュリンク包装機を通過させてもよい。これらの場合は、通常、本包装体1の上部と下部のいずれもが、図2に示すように周囲がフィルム2で覆われた状態となる。また、熱収縮性フィルムの長さに余裕を持たせなかった場合は、本包装体1の上部と底部のいずれもが、熱収縮フィルム2で覆われていない状態となる。本考案の本包装体はいずれの態様でも構わない。
熱収縮性フィルムとしては、ポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系のいずれかの熱収縮性フィルムが好ましい。ポリ塩化ビニル系フィルムは、収縮特性には優れるものの、耐熱性が低い上に、焼却時に塩化水素ガスを発生したり、ダイオキシンの原因となる等の問題があるため、好ましくない。
熱収縮性フィルムの厚さは特に限定されないが、6〜18μmが好ましい。薄すぎると印刷時にかかる張力によって熱収縮性フィルムが破れやすいが、厚すぎると、熱収縮性フィルムの収縮応力が大きい場合に、熱収縮後に、薄い本等では反りが発生することがある。なお、熱収縮性フィルムの厚さが上記範囲であれば、熱収縮後のフィルムの厚さは、大体、6〜20μmとなる。熱収縮性フィルムの熱収縮率は、70℃の温湯中での主収縮方向(本の周囲方向)の熱収縮率として、20〜50%が好ましい。20%より小さいと、本との間に弛みが生じて、きっちり包装することができないおそれがある。一方、50%より大きいと、熱収縮後に、薄い本等では反りが生じることがある。熱収縮性フィルムは、包装する本の外周長(胴回り)よりも、1.03倍〜1.1倍程度の外周長を有していると、熱収縮後の外観が美麗になるため好ましい。熱収縮性フィルムには、ノッチやミシン目を設けておいてもよい。
印刷の内容としては、文字、図柄、記号のうちの1種以上を自由に組み合わせることができる。例えば、図3には、十字にかけたリボンに星をあしらった印刷図柄を示した。リボンや星部分をカラーで印刷しておけば、プレゼント用に好適な図柄となる。また、図4に示したように、「店長おすすめ!!傑作です」等と印刷しておけば、書店に来店した人の購買意欲がかき立てられることとなる。また、本包装体の表面にくじマークを付け、フィルムの裏面に「当たり」や「はずれ」等を印刷して、購入者のみがくじ引きを行えるようにすることもできる。フィルムの裏面にポイント等を印刷しておいてもよい。いずれも、本の販売促進に繋がる。他にも、「万引きは犯罪です」といった万引き防止用の文言を印刷してもよい。
本考案において包装される本としては、書籍(文庫本、単行本、専門書等)、雑誌(週刊誌、月刊誌、ムック本、コミック等)いずれでもよい。外箱付きの専門書や事典等であれば、外箱の上から包装すればよい。外箱を含めて外観を美麗に保つことができる。
70℃の温湯中に10秒浸漬したときの主収縮方向の熱収縮率が30%となる熱収縮性ポリエステル系フィルムに、図4に示した文字を赤色で印刷した。この熱収縮性ポリエステル系フィルムを用いて、主収縮方向が周方向となるようにして、外周長が325mmの円筒状のチューブを作製した。縦180mm、横140mm、厚さ15mmの本(外周長は310mm)に、チューブの文字が本の表紙側に来るように被せ、シュリンク包装機を通過させた。
得られた本包装体は、収縮不足や反りの発生がなく、文字も美麗なものであった。
本考案の本包装体は、本を美麗に保持するだけでなく、情報を発信することが可能であり、流通されているあらゆる本に適用可能である。

Claims (3)

  1. 文字、図柄、記号のいずれか1種以上が印刷された熱収縮性フィルムが熱収縮したフィルムによって包装されていることを特徴とする本包装体。
  2. 上記熱収縮したフィルムは、本の上部と下部に開口部を残し、この開口部以外の本の全てを覆っている請求項1に記載の本包装体。
  3. 上記熱収縮したフィルムは、本の上部に開口部を残し、この開口部以外の本の全てを覆っている請求項1に記載の本包装体。
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