JP3178231U - 消防用ホース背負い運搬装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻き取りの際に消防用ホースの極端な折り曲げ部を形成することなく、かつ複数の消防用ホースを容易に巻き取り、運搬及び接続して延長することができる消防用ホース背負い運搬装置を提供する。
【解決手段】消防用ホース背負い運搬装置100は、消防用ホースを一重巻きで巻き取り収納するための複数の巻き取りリール10a、10bと、複数の巻き取りリール10a、10bが互いに独立して回動自在となるように複数の巻き取りリール10a、10bを軸支する枠体20と、複数の巻き取りリール10a、10bの1つに着脱可能に連結され、少なくとも連結された巻き取りリール10a又は10bを回転させるための巻き取り用ハンドル30と、枠体に装着された背負いベルト40とを備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数の消防用ホースを容易に巻き取り、かつ運搬及び接続して延長することができる消防用ホース背負い運搬装置に関するものである。
従来、例えば林野火災等の火災現場において、消防用ホースを運ぶ際は、二重巻きにしたホースを肩に担ぎ、目的の場所まで走り、ホースを連結し、巻いたホースを投げ解き、先方向金具を持って前に走ることが行われていた。このように、巻いたホースを肩に担いで走る際に、連結金具が振動で揺れるため、体に当たる可能性があり、危険で、かつ運びにくい。また、ホースを投げ解く際に、ある程度の熟練が必要である。また、現場によって、投げ解くことができない場合もある。
そのため、消防用ホースを矩形枠内に折り畳んで収納し、背負って運搬することができる消防用ホース用背負子が提案されている(例えば、特許文献1)。この場合、火災などの際に、折り畳み収納した消防用ホースの一端を収納箱から引き出し、近くの消防ポンプまで運搬し、消防ホースの基端接続金具を消防ポンプに接続した後、消防ホースを背負って火災現場に運搬する。
また、消防用ホースの撤収困難を解消するために、消防用ホースを一重巻き、又は二重巻きにして収納するためのホース巻き取り装置が提案されている(例えば、特許文献2)。この場合、消防活動に用いられたホースを撤収する際に、ホース巻き取り装置を背負いながら、補助ハンドルの接続軸にホースの一端を挟み、回転することによってホースを一重巻き、又はホースの中央部を補助ハンドルの接続軸に挟み、回転することによって二重巻きにして巻き取る。ホースの巻き取りが終了したら、ホースを支軸から抜き取る。
実用新案登録第2600344号公報 特開平9−192254号公報
しかし、特許文献1の場合は、消防用ホースを収納し、背負って運搬することができるが、消防用ホースに折り返しがあるため、長期に収納したままの場合、消防用ホースの中のゴムが朽ちる恐れがあり、水漏れの原因になる。また、1本の消防用ホースしか運搬できないという問題点があった。さらに、消防活動に用いられたホースを撤収する際に、ホースの折り畳みが煩雑で、かつ多大な労力が必要とされている。
また、特許文献2の場合は、補助ハンドルの接続軸にホースの一端を挟み、折り曲げてホースを一重巻き、又はホースの中央部を折り畳み二重巻きするため、一カ所であるが、この場合も消防用ホースは折り返しがあるため、長期に収納したままの場合、消防用ホースの中のゴムが朽ちる恐れがあり、水漏れの原因になる。
さらに、消防車が入れないような狭い路地の火災や林野火災等の場合、足下が悪かったり、急斜面であったりすることがあり、従来のように肩に担いで走る際に、手で保持するため、両手が使えず、消防活動が困難である。そのため、複数の消防用ホース(例えば、2本又は3本)を背負って運搬し、途中で接続して延長することが必要となる。また、消防活動に用いられた消防用ホースを巻き取る際に、複数の消防用ホースを順次に巻き取り、収納する必要がある。
従って、本考案は上述した問題点を解消するものであり、本考案の目的は、巻き取りの際に消防用ホースの極端な折り曲げ部を形成することなく、かつ複数の消防用ホースを容易に巻き取り、運搬及び接続して延長することができる消防用ホース背負い運搬装置を提供することにある。
本考案によれば、消防用ホースを一重巻きで巻き取り収納するための複数の巻き取りリールと、複数の巻き取りリールが互いに独立して回動自在となるように複数の巻き取りリールを軸支する枠体と、複数の巻き取りリールの1つに着脱可能に連結され、少なくとも連結された巻き取りリールを回転させるための巻き取り用ハンドルと、枠体に装着された背負いベルトとを備えている消防用ホース背負い運搬装置が提供される。
複数の巻き取りリールと、巻き取りリールを軸支する枠体と、回転軸に着脱可能に連結され、連結された巻き取りリールをそれぞれ回転させる巻き取り用ハンドルと、枠体に装着される背負いベルトとを備えているため、複数の消防用ホースを容易に巻き取り、運搬及び接続して延長することが可能となる。また、消防用ホースを一重巻きで巻き取り収納しているので巻き取り収納した消防用ホースの極端な折り曲げがないため、消防用ホースの長期保管に適している。
枠体は、底辺枠と、底辺枠に固着された複数の三角形枠とを備えており、複数の三角形枠の頂点には複数の巻き取りリールの回動中心部を挿通する軸受け部が設けられ、底辺枠に背負いベルトが取り付けられていることが好ましい。これにより、消防用ホース背負い運搬装置を背負って同時に複数の消防用ホースを運搬することができると共に、枠体の底辺枠を地面に設置して巻き取ることでき、かつ投げ解く作業が不要となり、消防用ホースを簡単に展張することができる。
巻き取りリールの回転を抑制するロック手段をさらに備えていることも好ましい。これにより、消防用ホースが弛むことなく、運搬することが可能となる。
複数の巻き取りリールの各々は、一対のフランジ部と、一対のフランジ部に両端が固着された消防用ホースの巻き付け部とを備えており、巻き付け部は、消防用ホースの一端の接続金具を引っ掛け可能な引っ掛け部を有していることも好ましい。これにより、消防用ホースを簡単に一重巻きにすることができると共に、折り返し部がないため、消防用ホースの中のゴムの破損を回避することができる。
複数の巻き取りリールのうち、互いに隣接する2つの巻き取りリールが共に回転するように2つの巻き取りリールを連結固定する連結手段をさらに備えていることも好ましい。これにより、3つ以上の巻き取りリールを設ける場合、外側の巻き取りリールを介して内側の巻き取りリールを回転させることが可能となる。
複数の巻き取りリールにおける外側の巻き取りリールの回動中心部の一方の端面に凸部が形成されており、巻き取り用ハンドルの端部に凸部に嵌合可能な凹部が形成されていることも好ましい。これにより、巻き取り用ハンドルの連結、取り外しが容易になる。
本考案によれば、複数の消防用ホースを容易に巻き取り、運搬及び接続して延長することができる。また、巻き取り収納した消防用ホースの極端な折り曲げがないため、消防用ホースの長期保管に適している。従って、消防用ホースを消防用ホース背負い運搬装置に巻き取った状態で保管することができる。
また、消防用ホース背負い運搬装置を背負って同時に複数の消防用ホースを運搬することができると共に、枠体の底辺枠を地面に設置して巻き取ることでき、かつ投げ解く作業が不要となり、消防用ホースを簡単に展張することができる。
また、複数の巻き取りリールの回転を抑制するロック手段を設けることで、消防用ホースが弛むことなく、運搬することができる。
また、巻き取りリールの巻き付け部には、ホースの一端の接続金具を引っ掛かる引っ掛け部を有することで、消防用ホースを簡単に一重巻きにすることができると共に、折り返し部がないため、消防用ホースを傷めることを回避できる。
また、複数の巻き取りリールのうち、互いに隣接する2つの巻き取りリールが共に回転するように2つの巻き取りリールを連結固定する連結手段を設けることで、3つ以上の巻き取りリールを設ける場合、外側の巻き取りリールを介して内側の巻き取りリールを回転させることができる。
さらに、複数の巻き取りリールにおける外側の巻き取りリールの回動中心部の一方の端面に凸部が形成されており、巻き取り用ハンドルの端部に凸部に嵌合可能な凹部が形成されていることで、巻き取り用ハンドルの連結、取り外しが容易にできる。
本考案の一実施形態における消防用ホース背負い運搬装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示した消防用ホース背負い運搬装置の構成を概略的に示す(a)正面図及び(b)側面図である。 図1に示した消防用ホース背負い運搬装置を用いて、消防用ホースを運搬、展張する状態を示す側面図である。 本考案の他の実施形態における消防用ホース背負い運搬装置の構成を概略的に示す側面図である。
以下、本考案に係る消防用ホース背負い運搬装置の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は本考案の一実施形態における消防用ホース背負い運搬装置100の全体構成を示しており、消防用ホースTが巻き取られて収納されている状態を示している。図2は消防用ホース背負い運搬装置100を巻き取る状態を示しており、図3は消防用ホース背負い運搬装置100を背負って消防用ホースTを運搬し、展張する使用状態を示している。
図1〜3に示すように、本実施形態の消防用ホース背負い運搬装置100は、消防用ホースTを巻き取り収納する複数(本実施形態では一対)の巻取リール10a及び10bと、巻き取りリール10a及び10bをそれらの回動中心で軸支する枠体20と、巻き取りリール10a及び10bの各々に着脱可能でありこれら巻き取りリール10a及び10bをそれぞれ独立して回転駆動することができる巻き取り用ハンドル30と、枠体20に装着される一対の背負いベルト40と、ロック手段50とを備えている。
巻き取りリール10a及び10bの各々は、消防用ホースTを巻き付ける巻き付け部12と、巻き付け部12の両端部にそれぞれ形成された一対のフランジ部13とを備えている。巻き付け部12は、複数(例えば4本)の棒状部材を巻き取りリールの回動中心から等距離でありかつ互いに等角度間隔の位置に軸方向に平行に配置することによって構成されている。隣りあう棒状部材の間にホースTの先端連結金具C2が挿入して引っ掛かることが可能に構成されており、引っ掛け部として利用される。各フランジ部13は、線材を多角形(例えば、8角形)に形成した外周部と、巻き取りリールの回動中心を規定する回動中心部11と、外周部の各角部と回動中心部11との間を連結する棒状のリム部材とを備えている。一方(外側)のフランジ部13の回動中心部11には、軸方向に突出する矩形の凸部11aが形成されている。
枠体20は、中空管材の枠20a、20b、20c及び20dからなる矩形の底辺枠と、この底辺枠の枠20bを一辺として立ち上がる枠20e及び20fからなる三角形枠と、底辺の枠20cを一辺として立ち上がる枠20g及び20hからなる三角形枠と、底辺の枠20a及び20dの中央から立ち上がる枠20i及び20jからなる三角形枠とから形成されている。各三角形枠の頂点には回動中心部11を挿通する軸受け部21が設けられ、枠体20の矩形の底辺の内側に背負いベルト40を取り付けるための補助枠20kが枠20dと平行に設けられている。また、枠体20の枠20a及び20kには、パッド部材22が設けられている。これにより、背負いベルト40で背負う際に人体に接触する部分が大きくかつ平坦になり、人体の腰部及びその近傍を保護することができる。
巻き取り用ハンドル30は、クランクハンドルであり、その回動軸側の端部31に回動中心部11の凸部11aに嵌合可能な凹部31aが形成されている。巻き取り用ハンドル30は、この凹部31aを介して回動中心部11に着脱可能であり、巻き取りリール10a又は10bを回転させることができる。
背負いベルト40は、例えば、所定幅を有する繊維製ベルトから構成されている。背負いベルト40の一端は、枠体20の枠20aに取り付けられており、他端は、枠体20の補助枠20kに取り付けられている。また、背負いベルト40は、その長さが調整可能に構成されている。さらに、背負いベルト40の肩に当たる位置には、パッド部材41が設けられている。
ロック手段50は、巻き取りリール10a及び10bの回転を抑制するためのものであり、必要時に、巻き取りリール10a又は10bのフランジ部13を枠体20に連結するフック部材から構成されている。例えば、このロック手段50の一端は枠体20に連結された補強部材23に回動可能に装着され、他端は、巻き取りリール10a又は10bのフランジ部13に掛止め可能に構成されている。図1〜3においては、1つのみが示されているが、本実施形態において、ロック手段50は2つ設けられている。このロック手段50を巻き取りリール10a又は10bのフランジ部13から外すと、ロック状態が解除され、巻き取りリール10a又は10bが回転することが可能となる。
図2(a)に示すように、消防活動に用いられる消防用ホースTを巻き取る際に、枠体20の底辺枠を地面に載置し、巻き取り用ハンドル30を巻き取る側の巻き取りリール10aの回動中心部11の端部に連結し、この巻き取り用ハンドル30を回す。これにより、巻き取りリール10aが回転し、消防用ホースTは一重巻きでこの巻き取りリール10aに巻き取られる。他方の巻き取りリール10bへの消防用ホースの巻き取りも同様にして行われる。
図3に示すように、消防活動行うために、巻き取りリール10a及び10bに巻かれている消防用ホースTを展張する際には、例えば、巻き取りリール10aに巻かれている消防用ホースTにおける巻き末端の接続金具C1を引っ張ってポンプP又はポンプ側の消防用ホースの末端に連結し、消防用ホース背負い運搬装置100を背負って火災現場方向に移動することで、消防用ホースTが展張される。1本の消防用ホースTが展張された後、終端の接続金具C2を隣の巻き取るリール10bに巻き取られた消防用ホースTの巻き末端の接続金具C1に連結して、火災現場方向に移動することにより、2本目の消防用ホースTも展張することができる。
このように本実施形態においては、消防用ホース背負い運搬装置100は、消防用ホースTを一重巻きで巻き取り収納するための2つの巻き取りリール10a及び10bと、2つの巻き取りリール10a及び10bが互いに独立して回動自在となるようにこれら巻き取りリール10a及び10bを軸支する枠体20と、2つの巻き取りリール10a及び10bに着脱可能に連結され、連結された側の巻き取りリール10a又は10bを回転させるための巻き取り用ハンドル30と、枠体20に装着された背負いベルト40と、ロック手段50とを備えている。
これにより、複数の消防用ホースTを容易に巻き取り、運搬及び接続延長することができる。また、一重巻きのため、巻き取り収納した消防用ホースTの極端な折り曲げがなく、消防用ホースTの長期保管に適している。従って、消防用ホースTを消防用ホース背負い運搬装置100に巻き取った状態で保管することができる。
また、枠体20は、矩形の底辺枠とこの底辺枠に連結された3つの三角形枠とを備えており、3つの三角形枠の頂点には巻き取りリールの回動中心部11を挿通する軸受け部21が設けられ、三角形枠の底辺枠側には背負いベルト40が取り付けられていることから、消防用ホース背負い運搬装置100を背負って複数の消防用ホースTを運搬することができる。また、底辺枠を地面に設置して巻き取ることでき、しかも、消防用ホースを投げ解く作業が不要であり、消防用ホースTの一端をポンプ側に接続し、背負って走ることで簡単に展張することができる。
さらに、複数の巻き取りリール10a及び10bの回転をロックするロック手段50を備えていることにより、消防用ホースTを弛ませることなく、運搬することが可能となる。また、複数の巻き取りリール10a及び10bを個別に回転させることができる。
さらにまた、複数の巻き取りリール10a及び10bの巻き付け部12には、消防用ホースTの一端の接続金具C2を引っ掛かる引っ掛け部を有することにより、消防用ホースTを簡単に一重巻きにすることができると共に、折り返し部がないため、消防用ホースTの中のゴムが朽ちるのを回避することができる。
さらに、回動中心部11の少なくとも一端の端面に凸部11aを形成し、巻き取り用ハンドル30の端部に凸部11aに嵌合可能な凹部31aを形成していることにより、巻き取り用ハンドル30の連結、取り外しが容易になる。
なお、上述した実施形態の消防用ホース背負い運搬装置100は、2つの巻き取りリール10a及び10bを有し、同時に2本の消防用ホースTを運搬できる構成について説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。例えば、3つの巻き取りリールを有するようにしてもよい。
図4は、3つの巻き取りリール10a、10b及び10cを有する、本考案の他の実施形態を示している。図4に示すように、消防用ホース背負い運搬装置200は、消防用ホースを一重巻きで巻き取り収納するための3つの巻き取りリール10a、10b及び10cと、3つの巻き取りリール10a、10b及び10cが互いに独立して回動自在となるようにこれら巻き取りリール10a、10b及び10cを軸支する枠体20と、両側に位置する2つの巻き取りリール10a及び10bに着脱可能に連結され、連結された側の巻き取りリール10a又は10bを回転させるための巻き取り用ハンドル30と、枠体20に装着された背負いベルト40と、巻き取りリール10a、10b及び10cの回転を抑制するロック手段50と、巻き取りリール10a及び10cが一緒に回転するように巻き取りリール10aと10cとを連結固定する連結手段60とを備えている。
連結手段60は、巻き取りリール10aの回動中心部を円筒状に構成して、巻き取りリール10cの円柱状の回動中心部11cをこの円筒状の回動中心部内に挿入し、止めねじ60aで両者を固着することができる構成となっている。この止めねじ60aを締めると中央の巻き取りリール10cと外側の一方の巻き取りリール10aとの軸が連結され、2つの巻き取りリール10a及び10cが一緒に回転することとなる。消防用ホースTを巻き取る際には、中央の巻き取りリール10cから消防用ホースTを巻く。そして、止めねじ60aを緩めて連結を外し、外側の巻き取りリール10aが単独に回転できるようにして、外側の巻き取りリール10aに消防用ホースTを巻く。なお、中央の巻き取りリール10cと反対側の巻き取りリール10bとを連結手段60で連結する構成にしてもよい。
このように、複数の巻き取りリール10a、10b及び10cのうち、隣接する2つの巻き取りリール10a及び10c又は2つの巻き取りリール10b及び10cが共に回転するように2つの巻き取りリール10a及び10c又は2つの巻き取りリール10b及び10cを連結する連結手段60を設けることで、3つ以上の巻き取りリールを設ける場合、外側の巻き取りリールを介して内側の巻き取りリールを回転させることができる。
また、以上の実施形態においては、2つ又は3つの巻き取りリールを有する構成について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば4つの巻き取りリールを有する構成にしてもよい。4つの巻き取りリールを有する場合は、隣接する2つの巻き取りリールを連結手段で連結して、一緒に回るようにし、内側の巻き取りリールからホースを巻く。そして、連結を外し、外側の巻き取りリールが単独に回転できるようにして、外側の巻き取りリールにホースを巻く。これにより、4本の消防用ホースを巻き取り、運搬することができる。
さらに、上述した実施形態の消防用ホース背負い運搬装置100及び200において、回動中心部11の一端の端面には凸部11aを有し、巻き取り用ハンドル30の端面には凸部11aに嵌合可能な凹部31aを有する構成としたが、本考案はこれに限定されるものではない。例えば、回動中心部11側には凹部を有し、巻き取り用ハンドル30側には凹部に嵌合可能な凸部を有する構成にも本考案を適用できる。
さらに、上述した実施形態において、ロック手段50として、2つの巻き取りリール10を連結するフック部材を用いたが、本考案はこれに限定されるものではない。また、連結手段60として、止めねじ60aを有する構成について説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。
本考案は、複数の消防用ホースを巻き取り、運搬及び展張する目的に利用できる。
10a、10b、10c 巻き取りリール
11 回動中心部
11a 凸部
12 巻き付け部
13 フランジ部
20 枠体
20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、20h、20i、20j 枠
20k 補助枠
21 軸受け部
22、41 パッド部材
23 補強部材
30 巻き取り用ハンドル
31 端部
31a 凹部
40 背負いベルト
50 ロック手段
60 連結手段
60a 止めねじ
100、200 消防用ホース背負い運搬装置


























Claims (6)

  1. 消防用ホースを一重巻きで巻き取り収納するための複数の巻き取りリールと、
    前記複数の巻き取りリールが互いに独立して回動自在となるように該複数の巻き取りリールを軸支する枠体と、
    前記複数の巻き取りリールの1つに着脱可能に連結され、少なくとも連結された巻き取りリールを回転させるための巻き取り用ハンドルと、
    前記枠体に装着された背負いベルトとを備えていることを特徴とする消防用ホース背負い運搬装置。
  2. 前記枠体は、底辺枠と、該底辺枠に固着された複数の三角形枠とを備えており、該複数の三角形枠の頂点には前記複数の巻き取りリールの回動中心部を挿通する軸受け部が設けられ、前記底辺枠に前記背負いベルトが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の消防用ホース背負い運搬装置。
  3. 前記巻き取りリールの回転を抑制するロック手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の消防用ホース背負い運搬装置。
  4. 前記複数の巻き取りリールの各々は、一対のフランジ部と、該一対のフランジ部に両端が固着された消防用ホースの巻き付け部とを備えており、該巻き付け部は、前記消防用ホースの一端の接続金具を引っ掛け可能な引っ掛け部を有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の消防用ホース背負い運搬装置。
  5. 前記複数の巻き取りリールのうち、互いに隣接する2つの巻き取りリールが共に回転するように該2つの巻き取りリールを連結固定する連結手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の消防用ホース背負い運搬装置。
  6. 前記複数の巻き取りリールにおける外側の巻き取りリールの回動中心部の一方の端面に凸部が形成されており、前記巻き取り用ハンドルの端部に前記凸部に嵌合可能な凹部が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の消防用ホース背負い運搬装置。
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