JP3177920U - 玩具の携帯機器 - Google Patents

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【課題】画像を手指でなぞることで動いた画像に表示された各キー部を手指で押すことによって、音や音楽を楽しむことができる玩具の携帯機器を提供する。
【解決手段】窓部4aを設けた筐体と、この筐体の中に設置されたベース台10と、このベース台の両側に回転可能に設置された一対のローラ11、12と、前記ベース台上に重ねて設置された音声発生回路基板13と、この音声発生回路基板の上に重ねて設置されたメンブレンスイッチ14と、前記ローラに懸架され前記メンブレンスイッチの上と前記窓部の間を移動可能となるように設けられたエンドレスフィルム18とを備える。また、このエンドレスフィルムの表面に表示されたそれぞれ複数のアイコン部やキー部などを設けたところの前記窓部に当て嵌まる大きさに区切られた複数の画像と、この画像の位置を検出する位置検出センサーと、前記筐体に設置されたスピーカー8と、を含むように構成する。
【選択図】図7

Description

本考案は、携帯電話機、携帯ゲーム機、並びにタブレットなどを模した玩具の携帯機器に関する。
従来、透明なガラス板付の窓部を設けたところの腕時計を模した筐体内部に複数の画像を表示したフィルムを一対のローラの間に懸架させ、これらのローラを筺体外部に設けた摘みで回転させて巻いたり、巻き戻したりすることにより、フィルムに表示された複数の画像を窓部から見ることができるように成し、特定の画像が窓部に表示されると、画像に設けたピンホールから外光が入り、この外光を光センサー式音声ICによって検出し、窓部に表示された画像に合わせたメロディが発音されるように構成した玩具が、下記特許文献1により公知である。
実開平3−116900号公報
上記した従来公知の玩具は、摘みでローラを回転させるものであり、また、画像ごとに発音されるのが1種類のメロディのみであったので、すぐに飽きてしまうという問題がある上に、光の検出手段が1種類であったため、フィルムの巻き込みと巻き戻しを繰り返しているうちに画像とメロディの間にずれが生じてきてしまうといった問題があった。最近はスマートフォン(登録商標)などの携帯電話機に代表されるように、筺体の表面に表示される液晶画面を指先でなぞると画面が変化し、変化した液晶画面に表示されたアイコンやキーなどにタッチすると、各アイコンやキーなどに合わせた様々な機能を利用できるものが、とくに若い人たちの間で流通しつつある。同様な機能は携帯ゲーム機やタブレット等の携帯機器にも用いられており、当然、このような新機能を持ったものに対して子どもたちは興味を示している。
そこで本考案の目的は、携帯機器のように、筺体に表示された液晶画面を模した画像を手指でなぞると画像が動くだけではなく、動いた画像に設けられている複数のアイコン部やキー部などを手指で押すと、押されたアイコン部やキー部に合わせた音や音楽を楽しむことができるように成した、玩具の携帯機器を提供せんとするにある。
上記した目的を達成するために請求項1に記載の玩具の携帯機器は、窓部を設けた筐体と、この筐体の中に設置されたベース台と、このベース台の両側に回転可能に設置された一対のローラと、前記ベース台上に設置された音声発生回路基板と、この音声発生回路基板の上に設置されたメンブレンスイッチと、前記ローラに懸架され前記メンブレンスイッチの上と前記窓部の間を移動可能に設けられたエンドレスフィルムと、このエンドレスフィルムの表面に表示されたそれぞれ複数のアイコン部やキー部などを設けたところの前記窓部に当て嵌まる大きさに区切られた複数の画像と、この画像の位置を検出する位置検出センサーと、前記筐体に設置されたスピーカーとを含むことを特徴とする。
本考案はまた、窓部を設けた筐体と、この筐体の中に設置されたベース台と、このベース台の両側に回転可能に設置された一対のローラと、前記ベース台上に重ねて設置された音声発生回路基板と、この音声発生回路基板の上に重ねて設置されたメンブレンスイッチと、このメンブレンスイッチの上に重ねて設置されたレンチュキラーレンズシートと、前記ローラに懸架され前記レンチュキラーレンズシートの上と前記窓部の間を移動可能となるように設けられたエンドレスフィルムと、このエンドレスフィルムの表面に表示されたそれぞれ複数のアイコン部やキー部などを設けたところの前記窓部に当て嵌まる大きさに区切られた複数の画像と、この画像の位置を検出する位置検出センサーと、前記筐体に設置されたスピーカーと、を含むことを特徴とする。
本考案においては、位置検出センサーは、エンドレスフィルムに表示された複数の画像が窓部に位置ずれすることなく当て嵌まったことを検出するように構成されていることを特徴とする。
本考案はさらに前記筺体に、オートオフ回路を設けることが好ましい。
また、本考案においては、前記音声発生回路基板に、前記位置検出センサーによって検出された前記エンドレスフィルムの画像によって、異なる音声を発生させる音声発生回路が搭載されていることを特徴とする。
さらに、本考案においては、前記位置検出センサーを、反射型の複数のフォトインタラプタと、前記エンドレスフィルムに前記各画像の位置に対応させて設けた遮光部及び透光部と、前記透光部を通過した光を反射させる光反射部材とを備えていることを特徴とする。
さらに、本考案においては、前記位置検出センサーを、光透過型の複数のフォトインタラプタと、前記エンドレスフィルムに前記各画像の位置に対応させて設けた遮光部及び透光部と、前記透光部を通過した光を反射させる光反射部材とを備えていることを特徴とする。
さらに、本考案においては、前記位置検出センサーを、前記エンドレスフィルムに設けたバーコードと、このバーコードの読取装置と、で構成することもできる。
さらに本考案においては、前記位置検出センサーを、前記ローラの回転、或はエンドレスフィルムの移動に伴ってON、OFFされる機械式のスイッチで、構成することができる。
さらに本考案においては、前記位置検出センサーを、エンドレスフィルムに設けた磁石或は磁性体と、磁気センサーとで、構成することができる。
そして、本考案は、前記玩具の携帯機器を玩具の携帯電話機とすることが最も好ましい。
本考案は以上のように構成したので、まず、玩具の携帯機器の筐体を手に取り、窓部越しに直接エンドレスフィルムにタッチして左右いずれかの方向へ移動させ、該エンドレスフィルムに印刷表示されているアイコン部やキー部などを設けた画像の一つが、窓部に当て嵌まった状態にさせた後、各画像に表示されたアイコン部やキー部や図柄を手指で押すと、位置検出センサーが常に特定の画像をずれることなく検出して音声発生回路基板をONさせるので、各アイコン部やキー部を手指で押すと、押されたアイコン部やキー部などに対応する音や音楽が常に正確に音声発生回路基板からスピーカーを介して外部へ発音される。
次いで、エンドレスフィルムをさらに手指で左右に移動させると画像が移動して、本物の携帯電話機の画面を操作したときのように、次のアイコン部やキー部などを設けた画像が筐体の窓部に現れるので、その画像の移動を楽しむことができ、移動してきた次の画像を窓部に合わせ、画像に表示された各アイコン部やキ―部などを押すと、そのアイコン部やキー部などの図柄に対応した音声や音楽が音声発生回路基板を介してスピーカーより発音されるので、子供達は様々な音声や音楽をも楽しむことができるものである。
画像が窓部の位置に合致しないと位置検出センサーが動作しないので、各画像の各アイコン部や各キー部を押しても音声は発生しない。
本考案に係る玩具の携帯機器の平面図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の底面図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の側面図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の上部ケース体を取って見た状態の平面図である。 図1に示した本考案に係る玩具の携帯機器のA-A線断面図である。 図1に示した本考案に係る玩具の携帯機器のB-B線断面図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の分解斜視図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の回路構成を示すブロック図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の動作を説明する説明図である。 本考案に係る玩具の携帯機器の動作を説明する説明図である。
以下に本考案の1実施例を玩具の携帯機器の一種である玩具の携帯電話機に実施した場合について説明するが、本考案はこのものに限定されず、玩具のゲーム機器や玩具のタブレット等の各種携帯機器にも適用できるものである。
図面によれば、指示記号1で示したものが、携帯機器の1例としての玩具の携帯電話機であり、指示記号2はその筐体である。この筐体2は、平面矩形状を呈した下部ケース体3と、同じく平面矩形状を呈した上部ケース体4とから構成されている。
下部ケース体3は、底部を湾曲化させたもので、その中央部には上方へ盛り上がった形状で下部解放の電池収容凹部3aが設けられ、この電池収容凹部3a内に電池5a、5aから成る電源5が収納され、下部開放の部分には電池蓋5bが取付ネジ5cで着脱可能に取り付けられている。尚、電源5の電池5a、5aは、例えば単IV電池であるがこのものに限定されず、ボタン電池その他の電池に代えることができる。下部ケース体3の内側にはその四隅に上部ケース体4の取付用のボス部3b、3b・・が突設されると共に、この上部ケース体取付用のボス部3b、3b・・の内側に位置して、後述するベース台10を取り付けるベース台取付用のボス部3c、3c・・が設けられている。下部ケース体3にはまた、スピーカー8を取り付けるスピーカー取付部3dが設けられており、このスピーカー取付部3dにスピーカー8が設置固定される構成である。また、下部ケース体3には、スピーカ取付部3dの反対側でベース台取付用のボス部3c、3cより内側に位置して、後述する光反射部材19を取りつける一対のボス部19a、19aが設けられている。さらに、スピーカー取付部3dには、外側に向けて複数の小さい透孔から成る小孔部3eが設けられている。
上部ケース体4には、その中央部に位置して矩形状を呈した窓部4aが設けられ、下部ケース体3の上部ケース体取付用のボス部3b、3b・・へ、取付ネジ6、6・・で取り付けられる構成である。
本考案に係るエンドレスフィルム18の駆動部や回路部は、下部ケース体3に取り付けられている。まず、一番下側から、平面略矩形状を呈したベース台10が、その上部と下部に設けた取付片10a、10a・・を下部ケース体3のベース台取付用のボス部3c、3c・・に取付ネジ9、9・・を介して取り付けられており、その上部と下部の両側からは、後述する左右一対のローラ11、12の軸部11a、11b・12a、12bを回転可能に軸支する軸支部10b、10b・・が設けられている。
ベース台10上には、同じく平面矩形状を呈した音声発生回路基板13が重ね合わされて、例えばその周縁部を図示してない両面テープで接着することにより取り付けられると共に、この音声発生回路基板13の上部に重ね合わされて、同じく平面略矩形状のメンブレンスイッチ14が、同じくその周縁部を図示してない両面テープで接着させることにより取り付けられている。さらに、このメンブレンスイッチ14の上部に重ね合わされてレンチュキラーレンズシート15が、同じく図示してない両面テープで接着することにより取り付けられている。尚、音声発生回路基板13、メンブレンスイッチ14、レンチュキラーレンズシート15は、ベース台10上に取付ネジや接着剤で取り付けても良い。音声発生回路基板13には、図8に示したように、音声発生回路20、位置検出センサー17の位置検出回路21、及び、オートオフ回路22が搭載されている。音声発生回路20は、具体的な回路図は省略するが、同じ位置のアイコン部aやキー部bが押されても、位置検出センサー17によって検出されたところの窓部4aに合致して表示されている後述する画像A、B、Cによって、発生させる各種音や音楽を異ならせる回路である。オートオフ回路22は、無操作2〜3分程度で、自動的に回路をOFFさせる回路であり、具体的な回路図は省略する。回路図の省略は、位置検出回路21も同様であるが、位置検出センサー17が検出した各画像の位置情報を音声発声回路20へ伝達する回路である。したがって、単に位置検出センサー17というよりは概念が広い。オートオフ回路22は、筺体2に電源スイッチを設け、手動による回路のON、OFF機能を持たせても良い。
ベース台10に設けた左右一対ずつの軸支部10b、10b・・には、一対のローラ11、12の両端部に設けた小径の軸部11a、11b・12a、12bが回転可能に軸支されており、この一対のローラ11、12に3種類の画像A、B、Cをそれぞれ区切って表示したエンドレス状のエンドレスフィルム18が懸架されている。このエンドレスフィルム18は、光不透過性材質のものであり、一対のローラ11、12に懸架されて、ベース台10の下側とレンチュキラーレンズシート15の上側で窓部4aの下側を通るように構成されており、このエンドレスフィルム18に表示されたそれぞれの画像A、B、Cが窓部4aを介して外部から見ることができるようになっている。実施例では図1、図4、図9、及び図10に示したように、画像Aと画像Bには、それぞれ複数のアイコン部a、cやキー部bが設けられている。尚、画像Cは少し趣を異ならせて、人形の図形eとアイコン部dが配置されている。また、レンチュキラーレンズシート15はこれを省略しても本願考案の目的は達成でき、その場合には、エンドレスフィルム18は、メンブレンスイッチ14の上側に接して位置することになる。
位置検出センサー17は、実施例のものは、赤外線を利用した光反射型の一対の第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bと、これらの第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bと対向させて、エンドレスフィルム18に所定間隔を空けて設けたそれぞれ各一対の遮光部18a、18b及び遮光部18c、18dと、この遮光部18a、18b及び遮光部18c、18d以外の透光部18eと、後述する光反射部材19とから構成されている。その具体的構成は、ベース台10の下部に所定間隔を空けて一対の光反射型の第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが設置されており、エンドレスフィルム18の方には、適宜間隔を空けて各一対の遮光部18a、18bと遮光部18c、18dと、この遮光部18a、18b及び遮光部18c、18d以外の部分を占める透光部18eが設けられている。そして、これらの遮光部18a、18b及び遮光部18c、18dと対向させて下部ケース体3に設けたボス部19a、19a上には反射鏡などの光反射部材19が設置されている。透光部18eは、エンドレスフィルム18が透明な光透過性のものである場合には、遮光部18a、18b及び遮光部18c18dと対向する部分以外が透光部18eになるものである。この場合、遮光部18a〜18dはエンドレスフィルム18上に印刷されることが好ましい。
以下に本考案の作用について説明する。今、図1に示したように、窓部4aにエンドレスフィルム18の複数のアイコン部aを表示した画像Aが当該窓部4aと合致した位置(つまり、アイコン部aが全て窓部内に表示されているとき)にあるときに、アイコン部aのどれかを押すと、自動的に音声発生回路基板13の音声発生回路20と位置検出センサー17の位置検出回路21がONされ、位置検出センサー17の第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが点灯して、図6に示したように、第1フォトインタラプタ17aの発光素子fから発した光(赤外線)が遮光部18aに反射され、受光素子gに到達しないのでOFF状態であるが、第2フォトインタラプタ17bの発光素子hから発した赤外光が透光部18eを通過し、受光素子iに到達することからON状態となるので、これによって位置検出回路21が窓部4aに表れている画像Aを検出し、音声発生回路基板13の音声発生回路20へ画像A用の音声を発音させるように指示することから、各アイコン部aを押すと、その押し圧力はレンチュキラーレンズシート15を介してメンブレンスイッチ14へ伝わり、このメンブレンスイッチ14の押された部分が、音声発生回路基板13の音声発生回路20の各スイッチをONさせるので、この押された各アイコン部aの絵に合わせ音や、おしゃべり、或は音楽などがスピーカー8より発音させられるものである。
また、電源スイッチを設けた場合には、この電源スイッチを押した際に、音声発生回路20からスピーカー8を介して各種音や音楽などの音声を発音するように構成したり、図示してない表示灯が点灯するように構成しても良い。
次に、窓部4aを介して手指でエンドレスフィルム18に直接タッチして左右いずれかの方向へずらせると、ローラ11、12が回転してずらせた方向にエンドレスフィルム18が移動し、次の画像BやCが窓部4aに移動してくるので、例えば図9に示したように、画像B全体が窓部4aに当て嵌まったところで、図6に示したように、位置検出センサー17の第1フォトインタラプタ17aの発光素子fから発した光(赤外線)が透光部18eを通過し、光反射部材19に反射されて受光素子gに入射されることからONされ、第2フォトインタラプタ17bの発光素子hから発した赤外光が遮光部18cに反射されて受光素子iに到達しないことからOFFとなり、位置検出回路21が窓部4aに表れている画像Bを検出する。そこでエンドレスフィルム18上の画像Bに表示されたアイコン部cや各種数字のキー部bを押すと、その押圧力がメンブレンスイッチ14を介して音声発生回路基板13上の各種スイッチをONさせることから、音声発生回路20を通して外部へ発音されるものである。例えば、受話器のマークのアイコン部cを押して、数字のキー部bを3個押すと、電話がつながった形となり、スピーカー8から会話が聞こえてき、音楽のト音記号のアイコン部cを押すと、各キー部bに表示されたドレミファソラシドの音階の音が聞こえてきて、曲を弾くことができるなどである。
同様に、エンドレスフィルム18を移動させて画像Cが窓部4aと合致したときには、位置検出センサー17の第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが、共に遮光部18bと18dと対向状態となって、それぞれの発光素子fとhから発した赤外光がそれぞれの受光素子gとiに到達しないので、両方共にOFF状態となり、位置検出回路21が画像Cが窓部4aに合致したことを検出するので、図10に示したように、エンドレスフィルム18上の画像Cに表示されたアイコン部dや図柄eを押すと、その押圧力がメンブレンスイッチ14を介して音声発生回路基板13上の各種スイッチをONさせることから、音声発生回路20を介して画像Cのアイコン部dや図柄eに合わせた各種音や音楽がスピーカー8を通して外部へ発音されるものである。例えば、音符のマークを表示したアイコン部dを押すと、音楽が聞こえてくるものであり、この曲目は図柄eを順次押すことにより複数種類の音楽を聞くことができるものである。そしてシンバルやホイッスルや太鼓を表示したアイコン部dを押すと、それぞれの曲にこれら各楽器の音を重ねることができるなどである。尚、各画像A、B、Cに表示された各アイコン部やキー部や図柄を押した際に発生される音や、おしゃべりや音楽等は、上記したものは1例であってこれらのものに限定されない。
また、画像A、B、Cのどれもが窓部4aに合致していない場合には、窓部4aに現われている各画像A、B、Cの各アイコン部a、c、dやキー部bや図柄eを押し、第1フォトインタラプタ17aと第2フォトインタラプタ17bを点灯させても、第1フォトインタラプタ17aと第2フォトインタラプタ17bは、エンドレスフィルム18の透光部18eと対向しており、それぞれの発光素子fとhから発した赤外光が透光部18eを通過して光反射部材19によって反射され、受光素子gとiに到達することから共にON状態となる。この状態を位置検出回路21は画像A、B、Cのどれもが窓部4aに合致していないことを検出するので、さらに各アイコン部a、c、dやキー部bや図柄eを押しても音声発生回路20は動作しないことになる。
尚、実施例では、位置検出センサー17のフォトインタラプタが第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bの2つであり、遮光部が18a、18b、18c、18dの4個であり、他は透光部18eであることから、エンドレスフィルム18には3種類の画像が表示されているが、各画像A、B、Cの位置の検出は、位置検出センサー17の第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが遮光部18a、18b、18c、18dとの位置関係で個々にONされる場合と、同時にOFFされる場合と、透光部18eとの位置関係で両方共ONされる場合の4種類での検出が可能である。例えば、上述したように、第1フォトインタラプタ17aがOFFで第2フォトインタラプタ17bがONの場合には画像Aが、第1フォトインタラプタ17aがONで、第2フォトインタラプタ17bがOFFの場合には画像Bが、第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが同時にOFFのときは画像Cが、そして、第1フォトインタラプタ17a及び第2フォトインタラプタ17bが共に透光部18eと対向してONされているときには、画像A、B、Cの各位置が窓部4aからずれていることを検出していることになる。即ち、本発明においては、特定の画像A、B、Cのどれかが窓部4aに合致したときに、その各画像A、B、Cに合わせた音声がスピーカー8より発音され、画像とその画像に合わせた音声とがずれることがないものである。尤も、第1フォトインタラプタ17aと第2フォトインタラプタ17bのON、OFF状態が、どの画面が窓部4aと合致しているか、或は画面が窓部4aと合致していないかを検出するかは任意であり、上記したものに限定されない。
玩具の携帯電話機1使用し終わったら、2〜3分程度経過すると、オートオフ回路22が動作し電源が切られるので、音声発生回路基板13や位置検出センサー17に電流が供給されなくなる。玩具の携帯電話機1は自動的にOFF状態となる。
次に、以上に実施例では、位置検出センサー17に光反射型のフォトインタラプタを用いたが、光透過型のフォトインタラプタを用いても良い。この場合にはエンドレスフィルム18の適宜箇所に透光部や遮光部を設け、発光素子より発した光がこの透光部を介して受光素子に受光されたり、受光されなかったりして、画像の位置を検出するものである。
以上の説明では、透明のエンドレスフィルム18を用い、4個の遮光部18a〜18dを設ける構成としたが、光不透過性のエンドレスフィルムを用いて、4個の透光部を設けるようにしてもよい。さらに、位置検出センサー17は、エンドレスフィルム18に表示された図示してないバーコードの読取装置であっても良い、さらに、必要ならば、図示してないが、ローラの回転、或はエンドレスフィルムの移動に伴ってON、OFFされる公知構成の機械式のスイッチ装置や、エンドレスフィルムに付着させた磁石、或は磁性体を用いた公知構成の磁気センサー、さらにはホールICを用いることも可能である。尚、機械式のスイッチ装置にあっては、ローラの一方に作動ギヤを設け、このギヤに噛ませた中間ギヤに設けた複数の突起を介して複数のスイッチをON、OFFする構成とすることができ、さらに、エンドレスフィルムの位置ずれを防止するために、各ローラにスプロケットを設け、このスプロケットの歯にエンドレスフィルムの外周に設けた複数の孔部を噛み合わせる構成とすることができる。
本考案は以上のように構成したので、とくに携帯電話機、ゲーム機、タブレットなどを模した玩具の端末機器として好適に用いられるものである。
a、c、d アイコン部
b キー部
A、B、C 画像
1 玩具の携帯電話機
2 筐体
3 下部ケース体
4 上部ケース体
4a 窓部
5 電源
8 スピーカー
10 ベース台
11、12 ローラ
13 音声発生回路基板
14 メンブレンスイッチ
15 レンチュキラーレンズシート
17 位置検出センサー
17a 第1フォトインタラプタ
17b 第2フォトインタラプタ
18 エンドレスフィルム
18a、18b、18c、18c 遮光部
18e 透光部
19 光反射部材
20 音声発生回路
21 位置検出回路
22 オートオフ回路

Claims (11)

  1. 窓部を設けた筐体と、この筐体の中に設置されたベース台と、このベース台の両側に回転可能に設置された一対のローラと、前記ベース台上に重ねて設置された音声発生回路基板と、この音声発生回路基板の上に重ねて設置されたメンブレンスイッチと、前記ローラに懸架され前記メンブレンスイッチの上と前記窓部の間を移動可能となるように設けられたエンドレスフィルムと、このエンドレスフィルムの表面に表示されたそれぞれ複数のアイコン部やキー部などを設けたところの前記窓部に当て嵌まる大きさに区切られた複数の画像と、この画像の位置を検出する位置検出センサーと、前記筐体に設置されたスピーカーと、を含むことを特徴とする、玩具の携帯機器。
  2. 窓部を設けた筐体と、この筐体の中に設置されたベース台と、このベース台の両側に回転可能に設置された一対のローラと、前記ベース台上に重ねて設置された音声発生回路基板と、この音声発生回路基板の上に重ねて設置されたメンブレンスイッチと、このメンブレンスイッチの上に重ねて設置されたレンチュキラーレンズシートと、前記ローラに懸架され前記レンチュキラーレンズシートの上と前記窓部の間を移動可能となるように設けられたエンドレスフィルムと、このエンドレスフィルムの表面に表示されたそれぞれ複数のアイコン部やキー部などを設けたところの前記窓部に当て嵌まる大きさに区切られた複数の画像と、この画像の位置を検出する位置検出センサーと、前記筐体に設置されたスピーカーと、を含むことを特徴とする、玩具の携帯機器。
  3. 前記位置検出センサーは、前記エンドレスフィルムに表示された複数の画像が前記窓部に位置ずれすることなく当て嵌まったことを検出するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  4. 前記筺体には、電源のオートオフ回路が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  5. 前記音声発生回路基板には、前記位置検出センサーによって検出された前記エンドレスフィルムの画像によって、異なる音声を発生させる音声発生回路が搭載されていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  6. 前記位置検出センサーは、反射型の複数のフォトインタラプタと、前記エンドレスフィルムに各画像の位置に対応させて設けた遮光部及び透光部と、前記透光部を通過した光を反射させる光反射部材とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  7. 前記位置検出センサーは、光透過型の複数のフォトインタラプタと、前記エンドレスフィルムに各画像の位置に対応させて設けた遮光部及び透光部と、前記透光部を通過した光を反射させる光反射部材とを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  8. 前記位置検出センサーは、前記エンドレスフィルムに設けたバーコードと、このバーコードの読取装置であることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  9. 前記位置検出センサーは、前記ローラの回転、或はエンドレスフィルムの移動に伴ってON、OFFされる機械式のスイッチであることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  10. 前記位置検出センサーは、エンドレスフィルムに設けた磁石或は磁性体と、磁気センサーとで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の玩具の携帯機器。
  11. 前記玩具の携帯機器が、玩具の携帯電話機であることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の玩具の携帯機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200027163A (ko) * 2018-09-04 2020-03-12 (주)두두스토리 진동과 벨을 동시에 발생시키는 전화기 완구

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KR20200027163A (ko) * 2018-09-04 2020-03-12 (주)두두스토리 진동과 벨을 동시에 발생시키는 전화기 완구

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