JP3177644U - 介護用口腔洗浄器 - Google Patents
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Abstract
【課題】被介護者の口の中を洗浄する際に用いる洗浄液量を可及的に削減することで、被介護者の誤嚥のおそれを大幅に低減させた介護用口腔洗浄器を提供する。
【解決手段】歯ブラシ10と、歯ブラシ10に洗浄液を供給する給液部70を具備し、給液部70は、洗浄液が貯留された給液容器20と、給液容器20の洗浄液を歯ブラシ10に送る給液ポンプ30と、一端側が給液容器20に、他端側が歯ブラシ10に連結された給液路40と、を有し、給液路40に空気を取り込む空気取込部42と、給液路40において供給方向と逆方向の洗浄液の流通を規制する逆止弁32が給液路40の中途位置に配設され、給液路40内で洗浄液と空気が混合され、洗浄液は、洗浄液中に連続的な大気泡および微細気泡を含んだ状態で歯ブラシ10の植毛部12から口腔内に供給されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】歯ブラシ10と、歯ブラシ10に洗浄液を供給する給液部70を具備し、給液部70は、洗浄液が貯留された給液容器20と、給液容器20の洗浄液を歯ブラシ10に送る給液ポンプ30と、一端側が給液容器20に、他端側が歯ブラシ10に連結された給液路40と、を有し、給液路40に空気を取り込む空気取込部42と、給液路40において供給方向と逆方向の洗浄液の流通を規制する逆止弁32が給液路40の中途位置に配設され、給液路40内で洗浄液と空気が混合され、洗浄液は、洗浄液中に連続的な大気泡および微細気泡を含んだ状態で歯ブラシ10の植毛部12から口腔内に供給されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は介護用口腔洗浄器に関し、より詳細には、洗浄液の使用量を削減し誤嚥のおそれを大幅に低減させた介護用口腔洗浄器に関する。
本考案者は、駆動モータの回転駆動軸に連結された給液ポンプおよび排液ポンプを具備し、それぞれのポンプに接続された送液管および排液管に歯ブラシあるいは吸引パイプ等のアタッチメントを着脱自在に設け、被介護者の口腔内を洗浄するための介護用洗浄装置(特許文献1)や、洗浄液を供給する供給機構と洗浄液を口腔内に吐出して口腔内を洗浄する洗浄操作部と洗浄後の排液を回収する回収機構と、洗浄操作部に洗浄水の送液・止液を切り替えする切り替え機構と、切り替え機構を操作して被介護者の口腔内を洗浄する洗浄部とを有し、切り替え機構が洗浄部を把持しつつ操作可能であることを特徴とする介護用洗浄装置(特許文献2)をすでに出願している。
これら特許文献1,2に開示されている介護用洗浄装置によれば、小型で運搬性に優れ、給液や排液の処理を円滑に行うことができる点において好都合であった。
これら特許文献1,2に開示されている介護用洗浄装置によれば、小型で運搬性に優れ、給液や排液の処理を円滑に行うことができる点において好都合であった。
特許文献1および2で提案した介護用洗浄装置は、それまでに提供されている装置に比較して低コストでの提供が可能になるように、可及的に簡素な構成を採用している。これらの介護用洗浄装置は口腔内の洗浄を行うにあたって、水を口の中に噴射させているため、被介護者が口の中の洗浄液を誤嚥してしまうおそれがある。
そこで本願考案は、使い勝手がよく、かつ、被介護者の口の中を洗浄する際に用いる洗浄液量を可及的に削減することで、被介護者の誤嚥のおそれを大幅に低減させた介護用口腔洗浄器の提供を目的としている。
上記課題を解決するために本考案は鋭意研究を行った結果、本願考案者は以下の構成に想到した。
すなわち、歯ブラシと、該歯ブラシに洗浄液を供給するための給液部を具備し、前記給液部は、前記歯ブラシに供給される洗浄液が貯留された給液容器と、当該給液容器の洗浄液を前記歯ブラシに送液する給液ポンプと、一端側が前記給液容器に、他端側が前記歯ブラシにそれぞれ連結された給液路と、を有し、前記給液路の中途位置には、前記給液路中に空気を取り込む空気取込部と、前記給液路中において供給方向とは逆方向の洗浄液の流通を規制する逆止弁と、がそれぞれ配設されていて、前記給液路内で前記洗浄液と前記空気取込部から取り込まれた空気が混合されることにより、前記洗浄液は、前記洗浄液中に連続的な気泡を含んだ状態で前記歯ブラシの植毛部から口腔内に供給されることを特徴とする介護用口腔洗浄器である。
すなわち、歯ブラシと、該歯ブラシに洗浄液を供給するための給液部を具備し、前記給液部は、前記歯ブラシに供給される洗浄液が貯留された給液容器と、当該給液容器の洗浄液を前記歯ブラシに送液する給液ポンプと、一端側が前記給液容器に、他端側が前記歯ブラシにそれぞれ連結された給液路と、を有し、前記給液路の中途位置には、前記給液路中に空気を取り込む空気取込部と、前記給液路中において供給方向とは逆方向の洗浄液の流通を規制する逆止弁と、がそれぞれ配設されていて、前記給液路内で前記洗浄液と前記空気取込部から取り込まれた空気が混合されることにより、前記洗浄液は、前記洗浄液中に連続的な気泡を含んだ状態で前記歯ブラシの植毛部から口腔内に供給されることを特徴とする介護用口腔洗浄器である。
また、前記給液路には、前記空気取込部および前記給液ポンプの下流側位置に透明材料からなる拡大流路部が設けられていることが好ましい。これにより、歯ブラシに供給される洗浄液への気泡の混合状態を容易に目視することができる。また、拡大流路部を設けることにより、空気取込部から給液路に取り込んだ空気を膨張させ、洗浄液中に様々な大きさの気泡を生成しやすくすることができる。
また、前記拡大流路部は、前記歯ブラシの柄部分に形成された凹状部に埋設可能であることがさらに好ましい。この構成により、介護者は被介護者の口腔内洗浄を行いながら、洗浄液の供給状態を確認することが容易になり、常に適切な状態で被介護者の口腔内に洗浄液を供給することができる。これにより被介護者の誤嚥のおそれをさらに低減させることができる。
また、前記空気取込部は、前記給液ポンプよりも上流側位置において前記給液路の外部から前記給液路の内部に連通する空気取込チューブにより形成されていて、前記空気取込チューブは、前記給液路の流路断面よりも小流路断面寸法に形成されていると共に、前記給液路側端部の所要範囲が前記給液路への連通位置から前記給液路の下流側に向って引き込まれていることが好ましい。これにより、空気取込部を安価に構成することができる。また、空気取込チューブが給液路の下流に沿って所定長さが引き込まれていることで、洗浄液における連続的な気泡の発生を促進させることができる。
また、前記空気取込部には前記給液路から前記給液路の外部への洗浄液の流出を防止する逆止弁が内蔵されていることが好ましい。これにより、空気取込部から給液路中の洗浄液が漏れだしてしまうことがない。
本考案にかかる介護用口腔洗浄器によれば、被介護者の口腔内に供給する洗浄液を、連続的に気泡が混合されている状態にすることができ、被介護者の口腔中を洗浄する際に用いる洗浄液量を可及的に削減することができる。これにより、被介護者の口腔内を洗浄する際に洗浄液を誤嚥してしまうおそれを大幅に低減させることが可能である。
以下、本考案にかかる介護用口腔洗浄器100の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態における介護用口腔洗浄器の全体構成を示す斜視図である。
本実施形態における介護用口腔洗浄器100は、歯ブラシ10と歯ブラシ10に洗浄液を供給する給液部70とを有している。
給液部70は、歯ブラシ10に供給する洗浄液を貯留する給液容器20と、給液容器20の洗浄液を歯ブラシ10に供給するための給液ポンプ30と、給液容器20と給液ポンプ30および歯ブラシ10とを接続する給液路40と、を有している。給液ポンプ30には洗浄液を給液容器20から歯ブラシ10へ供給する方向のみに送液(流通)させ、逆方向への洗浄液の流通を規制するための逆止弁32が内蔵されている。なお、給液ポンプ30と逆止弁32は別々に給液路40に取り付けることも可能である。
本実施形態における介護用口腔洗浄器100は、歯ブラシ10と歯ブラシ10に洗浄液を供給する給液部70とを有している。
給液部70は、歯ブラシ10に供給する洗浄液を貯留する給液容器20と、給液容器20の洗浄液を歯ブラシ10に供給するための給液ポンプ30と、給液容器20と給液ポンプ30および歯ブラシ10とを接続する給液路40と、を有している。給液ポンプ30には洗浄液を給液容器20から歯ブラシ10へ供給する方向のみに送液(流通)させ、逆方向への洗浄液の流通を規制するための逆止弁32が内蔵されている。なお、給液ポンプ30と逆止弁32は別々に給液路40に取り付けることも可能である。
給液部70には、給液ポンプ30よりも上流側(給液容器20側)位置に、給液路40の流路に外部空気を取り込むための空気取込部42が取り付けられている。このような空気取込部42としては、たとえば図2に示すような空気取込チューブを好適に用いることができる。より詳細には、給液路40の流路断面よりも小流路断面(細径)に形成されたシリコーン樹脂などの合成樹脂製チューブにより形成された空気取込部42を、給液路40に穿設した連通孔44から給液路40の流路に挿入させている。連通孔44と空気取込部42は、シール部材43を用いたシール加工がなされている。本実施形態においては、連通孔44から挿通された空気取込部42の一端部(給液路側端部)は、給液路40の下流側に向って50mm程度の長さ範囲が引き込まれた状態になっている。
このように、給液路40に所定長さの空気取込部42を引き込ませることにより、給液路40からの空気取込部42の脱落が防止される。また、給液路40の内部を流通する洗浄液の流れに沿わせた状態で外部空間から取り込んだ空気を混合させることができる。特に、脈動を生じさせる給液ポンプ30を採用した場合には、図3に示すように、給液路40の流路内には、洗浄液に給液路40の内径寸法と略同径寸法の大気泡80と、給液路40の内径寸法より小径寸法である微細気泡82とが連続的に混合された状態にすることができる。より詳細には、洗浄液中において大気泡80が微細気泡82に囲まれ、大小の気泡が数珠つなぎ状に生成された洗浄液の状態にすることができる。
このように洗浄液に多量の気泡(大気泡80および微細気泡82)を混合させることにより、給液路40から歯ブラシ10の植毛部12から被介護者の口腔内に供給される洗浄液の液容量を大幅に削減することが可能になり、被介護者が口腔内洗浄を受けている際において洗浄液を誤嚥してしまうおそれを大幅に低減させることができる。
また、空気取込部42には、空気取込部42から給液路40への空気の流入を許容し、給液路40から空気取込部42への洗浄液の流出を規制する逆止弁(図示せず)が一体に形成されていてもよい。
さらに給液路40には、歯ブラシ10の柄14の部分において給液路40の流路断面よりも大流路断面を有する透明材料からなる拡大流路部46を設けてもよい。このような拡大流路部46は、給液ポンプ30よりも下流側に設けられる。本実施形態のように拡大流路部46を給液路40と歯ブラシ10の連結部16の直前部分である歯ブラシ10の凹部18に設けることで、給液路40内を流通してきた洗浄液中の気泡のうちの微細な気泡が膨張し、洗浄液の見かけ上の体積を増加させることができる。また、洗浄液中に様々な大きさの気泡を生成させることもできる。さらには、介護者が被介護者の口腔内に供給される洗浄液の状態を被介護者の口腔内洗浄を行いながら確認することができる。これらにより、介護者および被介護者のいずれにおいても安心して口腔内の洗浄処理を行うことができる。
また、本実施形態における介護用口腔洗浄器100は、被介護者の口腔洗浄後の排液を回収する排液回収容器50を備えている。この排液回収容器50は、被介護者が歩くことができない場合において特に好適に用いられる。被介護者が歩いて洗面所等に移動することができる場合等においては、排液回収容器50の構成は省略することもできる。
給液容器20は、いわゆるコップ状に形成された本体部22と、本体部22の開口部に着脱自在な蓋体24と、蓋体24から本体部22内部に連通する連通孔(図示せず)に挿通させた給液路40を固定するためのキャップ26を有している。このように給液容器20を分解可能な構成にすることで、給液容器20の洗浄や消毒を確実に行うことができるため衛生的に使用することができる。
排液回収容器50は、本体部52と、本体部52に着脱自在な吊部材54と、吊部材54を固定するための固定具であるクリップ56とを有している。図1に示す排液回収容器50は、吊部材54を被介護者の首にかけて、クリップ56により被介護者の被服等に固定して用いることができる。なお、クリップ56は吊部材54の長さ調整具としても用いることができる。もし被介護者が寝たきりの場合や、被介護者自身が排液回収容器50を持つことができる場合には、排液回収容器50を本体部52のみで構成してもよい。
図4は、本実施形態における歯ブラシの斜視図である。
歯ブラシ10は、植毛部12と柄14とにより略T字型をなしている。植毛部12には山羊毛や豚毛などの動物毛が植毛されているので、被介護者の口腔内を傷めることなく、やさしく洗浄処理をすることができる。また、植毛部12には、一端側が植毛部12の内側表面(毛の根元部分)で開口し、他端部が植毛部12の台座部分を貫通した後、植毛部12の外側表面に開口部を有する連結部16が設けられている。本実施形態における連結部16は、給液ポンプ30から供給された水が植毛部12の幅方向において均等間隔に噴出させるように、中途部から2方向に分岐するY字型に形成されている。連結部16の他端側部分は、係止具15により柄14に固定されている。
歯ブラシ10は、植毛部12と柄14とにより略T字型をなしている。植毛部12には山羊毛や豚毛などの動物毛が植毛されているので、被介護者の口腔内を傷めることなく、やさしく洗浄処理をすることができる。また、植毛部12には、一端側が植毛部12の内側表面(毛の根元部分)で開口し、他端部が植毛部12の台座部分を貫通した後、植毛部12の外側表面に開口部を有する連結部16が設けられている。本実施形態における連結部16は、給液ポンプ30から供給された水が植毛部12の幅方向において均等間隔に噴出させるように、中途部から2方向に分岐するY字型に形成されている。連結部16の他端側部分は、係止具15により柄14に固定されている。
本実施形態にかかる歯ブラシ10の柄14は、長手方向において弓形にゆるやかに湾曲した形状に形成されている。また、柄14は、植毛部12側から把持部側に徐々に幅広に形成されていて、柄14の把持部側の端部位置には、拡大流路部46の外形形状に倣った形状に形成された凹部18が配設されている。凹部18は柄14の湾曲内側面に開口している。このような歯ブラシ10形状により、拡大流路部46が口腔洗浄処理の際に邪魔になることがなく、介護者が歯ブラシ10を操作しながら洗浄液の供給状態を確認することができる点においても好都合である。
次に、他の実施形態の一例について説明する。図5は、給液ポンプおよび歯ブラシの具体的構成を変更した変更実施形態例の正面図である。図6は図5に示す構成の使用状況の一例を示す説明図である。図5および図6に示されていない他の構成は、先に説明した実施形態と同様に設けることができるため、ここでの詳細な説明は省略する。
図5に示す歯ブラシおよび給液ポンプは、指サック型に形成された歯ブラシ11およびスポイト型の手動ポンプ31である。指サック型に形成された歯ブラシ11を用いることで、より丁寧な力加減およびブラッシングによって被介護者の口腔内洗浄処理を行うことができる。またスポイト型の手動ポンプ31を採用することで、直観的な給液操作が可能になるので、介護者が老人である場合であっても操作方法に戸惑うことはない点においても好都合である。また、図5および図6には、拡大流路部46の構成が省略された形態が示されているが、スポイト型の手動ポンプ31の下流側の位置に拡大流路部46を配設することも可能である。
図5に示す歯ブラシおよび給液ポンプは、指サック型に形成された歯ブラシ11およびスポイト型の手動ポンプ31である。指サック型に形成された歯ブラシ11を用いることで、より丁寧な力加減およびブラッシングによって被介護者の口腔内洗浄処理を行うことができる。またスポイト型の手動ポンプ31を採用することで、直観的な給液操作が可能になるので、介護者が老人である場合であっても操作方法に戸惑うことはない点においても好都合である。また、図5および図6には、拡大流路部46の構成が省略された形態が示されているが、スポイト型の手動ポンプ31の下流側の位置に拡大流路部46を配設することも可能である。
以上、図面に基づいて本考案にかかる介護用口腔洗浄器の実施形態について詳細に説明をしたが、本考案の技術的範囲は以上に示した実施形態に限定されるものではない。たとえば、被介護者の口腔内をブラッシングする具体的な手段としては、図1および図4に示す歯ブラシ10や、図5および図6に示す指サック型の歯ブラシ11の他に、いわゆる電動歯ブラシ(図示せず)を採用することも可能である。また、この電動歯ブラシを含め、実施形態で説明した構成を適宜組み合わせた構成とすることももちろん可能である。
10 歯ブラシ
11 指サック型の歯ブラシ
14 柄
16 連結部
18 凹部
20 給液容器
30 給液ポンプ
31 手動ポンプ
32 逆止弁
40 給液路
42 空気取込部
46 拡大流路部
50 排液回収容器
70 給液部
100 介護用口腔洗浄器
11 指サック型の歯ブラシ
14 柄
16 連結部
18 凹部
20 給液容器
30 給液ポンプ
31 手動ポンプ
32 逆止弁
40 給液路
42 空気取込部
46 拡大流路部
50 排液回収容器
70 給液部
100 介護用口腔洗浄器
Claims (5)
- 歯ブラシと、該歯ブラシに洗浄液を供給するための給液部を具備し、
前記給液部は、
前記歯ブラシに供給される洗浄液が貯留された給液容器と、当該給液容器の洗浄液を前記歯ブラシに送液する給液ポンプと、一端側が前記給液容器に、他端側が前記歯ブラシにそれぞれ連結された給液路と、を有し、
前記給液路の中途位置には、前記給液路中に空気を取り込む空気取込部と、前記給液路中において供給方向とは逆方向の洗浄液の流通を規制する逆止弁と、がそれぞれ配設されていて、
前記給液路内で前記洗浄液と前記空気取込部から取り込まれた空気が混合されることにより、前記洗浄液は、前記洗浄液中に連続的な気泡を含んだ状態で前記歯ブラシの植毛部から口腔内に供給されることを特徴とする介護用口腔洗浄器。 - 前記給液路には、前記空気取込部および前記給液ポンプの下流側位置に透明材料からなる拡大流路部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の介護用口腔洗浄器。
- 前記拡大流路部は、前記歯ブラシの柄部分に形成された凹状部に埋設可能であることを特徴とする請求項2記載の介護用口腔内洗浄器。
- 前記空気取込部は、前記給液ポンプよりも上流側位置において前記給液路の外部から前記給液路の内部に連通する空気取込チューブにより形成されていて、
前記空気取込チューブは、前記給液路の流路断面よりも小流路断面寸法に形成されていると共に、前記給液路側端部の所要範囲が前記給液路への連通位置から前記給液路の下流側に向って引き込まれていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の介護用口腔洗浄器。 - 前記空気取込部には前記給液路から前記給液路の外部への洗浄液の流出を防止する逆止弁が内蔵されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の介護用口腔洗浄器。
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