JP3177541U - 手動式加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で加湿性能が高く、外観的にも良好な手動式加湿器を提供する。
【解決手段】一対のローラ18,19間に架け渡された環状の布体からなる加湿帯16を有する。一対のローラ18,19を軸支した支持体14を備え、支持体14の下端部に水槽22を設けて、一対のローラ18,19の下端側のローラ19に巻き付いた部分の加湿帯16が水槽22内の水に浸漬される。加湿帯16は、手動によりローラ18,19間を循環する。
【選択図】図1
【解決手段】一対のローラ18,19間に架け渡された環状の布体からなる加湿帯16を有する。一対のローラ18,19を軸支した支持体14を備え、支持体14の下端部に水槽22を設けて、一対のローラ18,19の下端側のローラ19に巻き付いた部分の加湿帯16が水槽22内の水に浸漬される。加湿帯16は、手動によりローラ18,19間を循環する。
【選択図】図1
Description
この考案は、水分を吸収した布から水分を蒸発させて湿度を調節する、気化式の加湿器に関する。
従来の気化式加湿器は、例えば特許文献1に示すように、モータとファンから成る送風装置を備え、全面に小穴が明けられた吸水性の良いシート状の素材をプリーツ折りした気化フィルターを設け、その下端部が水槽部の水に浸漬されているものがある。この加湿器の動作は、加湿器を運転する際に、給水用水タンクに水を入れ水槽部に設置することにより気化フィルターの下端部を水で満たし、気化フィルターが水を吸上げ気化させる。この状態で送風装置を駆動することにより、室内の乾燥した空気がヒーターにより加熱され、加熱された温風が気化フィルターを通過し、水を気化させるとともに吹出口へ吸込まれ、室内に放出されるものである。
また、特許文献2に示されているように、モータ駆動されるローラに不織布が巻き付けられ、不織布の一部が水に浸かるように形成され、ローラがモータにより回転すると共にファンがモータで回転され、不織布により吸い上げられた水が気化して、加湿する装置も提案されている。
上記背景技術の加湿器の場合、加湿するための気化フィルタやローラをモータにより回転させて、吸水し気化させている。しかも、加湿された空気を送る送風機が設けられ、構造上複雑で高価になりがちなものであった。
この考案は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で加湿性能が高く、外観的にも良好な手動式加湿器を提供することを目的とする。
この考案は、一対のローラ間に架け渡された環状の布体からなる加湿帯を設け、前記一対のローラを軸支した支持体を備え、前記支持体の下端部に水槽を設けて前記一対のローラの下端側のローラに巻き付いた部分の前記加湿帯が前記水槽内の水に浸漬され、前記加湿帯は手動により前記ローラ間を循環可能に設けられている手動式加湿器である。
前記一対のローラの端部にはガイド溝が形成され、前記加湿帯の側縁部には前記ガイド溝に嵌合する紐体が設けられているものである。
前記一対のローラを支持した前記支持体は、自立可能に設けられている他、吊り下げられているものでも良い。
前記一対のローラの上方のローラが前記支持体に軸支され、下方のローラは前記加湿帯により吊り下げられているものでも良い。
前記加湿帯には、所定のデザインが施され、インテリアとしても設置可能なものである。
この考案の手動式加湿器によれば、簡単な構成で、室内を効果的に加湿することができ、加湿のための動力を必要とせず、省エネルギーであり、維持コストが全くかからないものである。しかも、加湿帯のデザインを適宜設定することにより、インテリアとしても良好に機能する。
以下、この考案の一実施形態について、図1〜図4を基にして説明する。この実施形態の手動式加湿器10は、周囲に水分を気化させて加湿する加湿部12と、加湿部12を保持した支持体14とから成る。加湿部12は、布製の加湿帯16と加湿帯16が掛け渡された一対のローラ18,19を備えている。一対のローラ18,19を軸支した回転軸20,21が、支持体14の上端部と下端部に軸支されている。支持体14の下端部には、水を満たす水槽22が設けられ、水槽22内に下端部のローラ19が浸漬され、加湿帯16が水に浸かるように形成されている。
支持体14は、金属等の耐熱性の部材で形成され、所定の位置で自立可能に金属製の基台部24が一体に固定され、ストーブ26等の上面に設置可能に設けられている。
加湿帯16は、ある程度の張力を持ってローラ18,19に掛け渡されることが好ましく、合成繊維製の織物又は編み物が好ましい。また、吸水性が高く水の蒸発が良好な生地が好ましく、家庭で選択可能なものが良い。加湿帯16は、室内に設置されて比較的目立つ存在となるため、加湿帯16には適宜のデザインが施されている。加湿帯16の両側縁部16aには、弾力性のあるゴム紐等の紐体28が各々一体に取り付けられ、ローラ18,19の両端部に形成されたガイド溝18a、19aに嵌合して、加湿帯16がローラ18,19と共に移動可能に設けられている。
次に、この実施形態の手動式加湿器10の使用方法及び機能について説明する。この実施形態の手動式加湿器10を使用する際に、先ず使用場所を選ぶ。好ましくは上昇気流が発生していて、加湿された空気が循環し易い場所が良い。この実施形態では、ストーブ26の上に手動式加湿器10を設置し、水槽22内に水を満たして、ローラ19に巻き付いた部分の加湿帯16が水に浸かるようにする。
この後、加湿帯16をローラ18,19間で回動させ、加湿帯16全体に水を染み込ませる。この状態で、加湿帯16から水分が気化し、ストーブ26による上昇気流に乗って加湿された空気が空間内に広がる。そして、加湿帯16中に染み込んだ水が少なくなると再び加湿帯16を手動により回動させ、加湿帯16を順次水槽22中に漬けて、加湿帯に水分を供給する。これにより、水槽22内に水がある限り、周辺の空間を加湿することができる。
この実施形態の手動式加湿器10によれば、簡単な構成で、室内を効果的に加湿することができ、加湿帯16のデザインを適宜設定することにより、インテリアとしても良好に機能する。しかも、加湿のための動力を必要とせず、省エネルギーであり、維持コストが全くかからないものである。さらに、手動式加湿器10を夏季にベランダの窓の外に配置して、太陽からの直射日光を遮蔽し、加湿帯16から水分が気化することにより周辺の気温を下げることができ、夏冬両季節において使用することができるものである。
なお、この考案の手動式加湿器は、上記実施形態に限定されるものではなく、加湿帯16の回動が良好であれば、紐体28を省略しても良い。支持体14も、高さ調節自在として、適宜の長さの加湿帯16を選択可能としても良い。支持体14は、吊り下げ式のものでも良く、一対のローラも、下方のローラを加湿帯により吊り下げた構造の吊り下げ式にしても良く、自立可能な構造に限らないものである。
10 手動式加湿器
12 加湿部
14 支持体
16 加湿帯
18,19 ローラ
20,21 回転軸
22 水槽
24 基台部
12 加湿部
14 支持体
16 加湿帯
18,19 ローラ
20,21 回転軸
22 水槽
24 基台部
Claims (4)
- 一対のローラ間に架け渡された環状の布体からなる加湿帯を設け、前記一対のローラを軸支した支持体を備え、前記支持体の下端部に水槽を設けて前記一対のローラの下端側のローラに巻き付いた部分の前記加湿帯が前記水槽内の水に浸漬され、前記加湿帯は手動により前記ローラ間を循環可能に設けられていることを特徴とする手動式加湿器。
- 前記一対のローラの端部にはガイド溝が形成され、前記加湿帯の側縁部には前記ガイド溝に嵌合する紐体が設けられている請求項1記載の手動式加湿器。
- 前記一対のローラを支持した前記支持体は、自立可能に設けられている請求項1記載の手動式加湿器。
- 前記一対のローラの上方のローラが前記支持体に軸支され、下方のローラは前記加湿帯により吊り下げられている請求項1記載の手動式加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012003130U JP3177541U (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 手動式加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012003130U JP3177541U (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 手動式加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3177541U true JP3177541U (ja) | 2012-08-09 |
Family
ID=48004363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012003130U Expired - Fee Related JP3177541U (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 手動式加湿器 |
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JP (1) | JP3177541U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015028399A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-02-12 | 三菱電機株式会社 | 加湿素子及びそれを備えた加湿装置 |
WO2019156222A1 (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-15 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
CN112577141A (zh) * | 2019-09-28 | 2021-03-30 | 布朗(上海)环境技术有限公司 | 一种履带式加湿器 |
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2012
- 2012-05-28 JP JP2012003130U patent/JP3177541U/ja not_active Expired - Fee Related
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