JP3177364B2 - 2方向応力同時測定用プローブ - Google Patents
2方向応力同時測定用プローブInfo
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- JP3177364B2 JP3177364B2 JP29403393A JP29403393A JP3177364B2 JP 3177364 B2 JP3177364 B2 JP 3177364B2 JP 29403393 A JP29403393 A JP 29403393A JP 29403393 A JP29403393 A JP 29403393A JP 3177364 B2 JP3177364 B2 JP 3177364B2
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- elastic plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体容器などの設計の
際に用いられる応力測定用プローブに関するもので、特
に、垂直応力と剪断応力とを同時に測定することのでき
る2方向応力同時測定用プローブに関するものである。
際に用いられる応力測定用プローブに関するもので、特
に、垂直応力と剪断応力とを同時に測定することのでき
る2方向応力同時測定用プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体容器や粉体輸送管などの壁面には、
静圧のほかに、粉体の運動に伴う摩擦力が作用する。し
たがって、粉体容器などの設計に際しては、粉体によっ
てその壁面に加えられる垂直応力と剪断応力とをそれぞ
れ測定することが必要となる。そこで、そのような応力
を測定し得るプローブの開発が試みられている。
静圧のほかに、粉体の運動に伴う摩擦力が作用する。し
たがって、粉体容器などの設計に際しては、粉体によっ
てその壁面に加えられる垂直応力と剪断応力とをそれぞ
れ測定することが必要となる。そこで、そのような応力
を測定し得るプローブの開発が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、垂直応
力と剪断応力とを独立して同時に測定することのできる
プローブは、いまだ実用化されていない。本発明は、こ
のような実情に鑑みてなされたものであって、その目的
は、粉体などによって壁面に加えられる垂直応力と剪断
応力とを同時に、かつ互いに独立して測定することので
きる2方向応力同時測定用プローブを得ることである。
力と剪断応力とを独立して同時に測定することのできる
プローブは、いまだ実用化されていない。本発明は、こ
のような実情に鑑みてなされたものであって、その目的
は、粉体などによって壁面に加えられる垂直応力と剪断
応力とを同時に、かつ互いに独立して測定することので
きる2方向応力同時測定用プローブを得ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、内筒と外筒とからなる二重構造の筒体
によってプローブを構成するようにしている。その内筒
及び外筒は、それらの先端面が同一面となるようにして
配置される。また、内筒は、その中心軸線に直交する支
持軸を介して外筒により揺動自在に支持される。内筒の
先端面は中心軸線に垂直とされ、その先端面に、受圧面
を構成する第1弾性板が固着される。一方、内筒の受圧
面とは反対側の端面と外筒の内面との間には、内筒の揺
動に伴って変形する第2弾性板が取り付けられる。そし
て、第1弾性板の背面に垂直応力検出用歪ゲージが接着
され、第2弾性板に剪断応力検出用歪ゲージが接着され
る。内筒の先端と外筒の先端との間には柔軟なフィルム
を貼り付け、それら内筒と外筒との間の隙間が閉塞され
るようにすることが望ましい。好ましくは、垂直応力検
出用歪ゲージとしてダイヤフラム型の歪ゲージが用いら
れる。その場合には、剪断応力検出用歪ゲージも2個と
し、他の2個の固定抵抗とともにブリッジ回路を構成す
るようにする。
に、本発明では、内筒と外筒とからなる二重構造の筒体
によってプローブを構成するようにしている。その内筒
及び外筒は、それらの先端面が同一面となるようにして
配置される。また、内筒は、その中心軸線に直交する支
持軸を介して外筒により揺動自在に支持される。内筒の
先端面は中心軸線に垂直とされ、その先端面に、受圧面
を構成する第1弾性板が固着される。一方、内筒の受圧
面とは反対側の端面と外筒の内面との間には、内筒の揺
動に伴って変形する第2弾性板が取り付けられる。そし
て、第1弾性板の背面に垂直応力検出用歪ゲージが接着
され、第2弾性板に剪断応力検出用歪ゲージが接着され
る。内筒の先端と外筒の先端との間には柔軟なフィルム
を貼り付け、それら内筒と外筒との間の隙間が閉塞され
るようにすることが望ましい。好ましくは、垂直応力検
出用歪ゲージとしてダイヤフラム型の歪ゲージが用いら
れる。その場合には、剪断応力検出用歪ゲージも2個と
し、他の2個の固定抵抗とともにブリッジ回路を構成す
るようにする。
【0005】
【作用】このように構成されたプローブにおいては、内
筒の先端の受圧面に垂直応力が作用すると、その受圧面
を構成する第1弾性板が変形し、その歪が垂直応力検出
用歪ゲージによって検出される。その場合、内筒に加わ
る軸線方向の力はその内筒を回転自在に支持する支持軸
によって受け止められるので、剪断応力検出用歪ゲージ
に影響が及ぼされることはない。また、受圧面に剪断応
力が加わると、内筒がその支持軸を中心としてわずかに
回転し、反対側の端面と外筒との間に取り付けられてい
る第2弾性板が変形する。そして、その歪が剪断応力検
出用歪ゲージによって検出される。その場合、受圧面に
剪断応力のみが加わったとすると、第1弾性板は変形し
ないので、垂直応力検出用歪ゲージは反応しない。こう
して、このプローブにより、垂直応力と剪断応力とが互
いに干渉することなくそれぞれ独立して検出される。
筒の先端の受圧面に垂直応力が作用すると、その受圧面
を構成する第1弾性板が変形し、その歪が垂直応力検出
用歪ゲージによって検出される。その場合、内筒に加わ
る軸線方向の力はその内筒を回転自在に支持する支持軸
によって受け止められるので、剪断応力検出用歪ゲージ
に影響が及ぼされることはない。また、受圧面に剪断応
力が加わると、内筒がその支持軸を中心としてわずかに
回転し、反対側の端面と外筒との間に取り付けられてい
る第2弾性板が変形する。そして、その歪が剪断応力検
出用歪ゲージによって検出される。その場合、受圧面に
剪断応力のみが加わったとすると、第1弾性板は変形し
ないので、垂直応力検出用歪ゲージは反応しない。こう
して、このプローブにより、垂直応力と剪断応力とが互
いに干渉することなくそれぞれ独立して検出される。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図中、図1及び図2は本発明による2方向応力同時
測定用プローブの一実施例を示すもので、図1はその切
り欠き斜視図であり、図2はその水平断面図である。こ
れらの図から明らかなように、この2方向応力同時測定
用プローブ1は、円筒状の内筒2と、その外周側に小さ
な間隔を置いて配置される円筒状の外筒3とを備えてい
る。これら内筒2及び外筒3は、その先端面がその各中
心軸線に垂直とされ、それらの先端面が同一面となるよ
うにしてほぼ同心状に配置されている。内筒2には、そ
の軸線方向のほぼ中央部における一つの直径の両端にボ
ールベアリング4,4が固着されており、そのベアリン
グ4,4に支持軸5が挿通されている。その支持軸5の
両端は外筒3に固定支持されている。こうして、内筒2
は、その中心軸線に垂直な支持軸5のまわりに揺動自在
とされている。内筒2の先端と外筒3の先端との間には
柔軟なフィルム6が貼り付けられており、内筒2の揺動
を許容するために設けられる外筒3との間の隙間を閉塞
しながら、内筒2に適度の自由度を与えるようにされて
いる。
る。図中、図1及び図2は本発明による2方向応力同時
測定用プローブの一実施例を示すもので、図1はその切
り欠き斜視図であり、図2はその水平断面図である。こ
れらの図から明らかなように、この2方向応力同時測定
用プローブ1は、円筒状の内筒2と、その外周側に小さ
な間隔を置いて配置される円筒状の外筒3とを備えてい
る。これら内筒2及び外筒3は、その先端面がその各中
心軸線に垂直とされ、それらの先端面が同一面となるよ
うにしてほぼ同心状に配置されている。内筒2には、そ
の軸線方向のほぼ中央部における一つの直径の両端にボ
ールベアリング4,4が固着されており、そのベアリン
グ4,4に支持軸5が挿通されている。その支持軸5の
両端は外筒3に固定支持されている。こうして、内筒2
は、その中心軸線に垂直な支持軸5のまわりに揺動自在
とされている。内筒2の先端と外筒3の先端との間には
柔軟なフィルム6が貼り付けられており、内筒2の揺動
を許容するために設けられる外筒3との間の隙間を閉塞
しながら、内筒2に適度の自由度を与えるようにされて
いる。
【0007】内筒2の先端面には、厚さ0.2mm程度の
薄い銅板からなる円形の第1弾性板7が取り付けられて
いる。そして、その弾性板7の背面に、垂直応力検出用
の歪ゲージ8が接着されている。その歪ゲージ8はダイ
ヤフラム型のもので、弾性板7が変形したときその歪に
応じた電気信号を出力するようにされている。一方、内
筒2の後端面には、同様の銅板からなるT字形の第2弾
性板9が、その頂部が支持軸5にほぼ平行となるように
して取り付けられている。その弾性板9の脚部先端は外
筒3の内面に接着されている。こうして、内筒2が支持
軸5のまわりに揺動するときには、その第2弾性板9が
変形するようにされている。第2弾性板9には、その変
形歪を検出する剪断応力検出用歪ゲージ10が2個接着
されている。それらの歪ゲージ10,10は、同じ抵抗
値の2個の固定抵抗(図示せず)とともにブリッジ回路
を構成するようにされている。
薄い銅板からなる円形の第1弾性板7が取り付けられて
いる。そして、その弾性板7の背面に、垂直応力検出用
の歪ゲージ8が接着されている。その歪ゲージ8はダイ
ヤフラム型のもので、弾性板7が変形したときその歪に
応じた電気信号を出力するようにされている。一方、内
筒2の後端面には、同様の銅板からなるT字形の第2弾
性板9が、その頂部が支持軸5にほぼ平行となるように
して取り付けられている。その弾性板9の脚部先端は外
筒3の内面に接着されている。こうして、内筒2が支持
軸5のまわりに揺動するときには、その第2弾性板9が
変形するようにされている。第2弾性板9には、その変
形歪を検出する剪断応力検出用歪ゲージ10が2個接着
されている。それらの歪ゲージ10,10は、同じ抵抗
値の2個の固定抵抗(図示せず)とともにブリッジ回路
を構成するようにされている。
【0008】次に、このように構成された2方向応力同
時測定用プローブ1の作用について説明する。このプロ
ーブ1を用いて壁面に作用する応力を測定するときに
は、内筒2の先端面に取り付けられている第1弾性板7
によって構成される受圧面がその壁面と同一面となり、
内筒2の揺動方向が測定しようとする剪断応力の方向と
一致するようにして、プローブ1を壁面に固定する。そ
のように取り付けられたプローブ1に垂直応力が加わっ
たときには、受圧面をなす第1弾性板7が変形し、その
歪が垂直応力検出用歪ゲージ8により電気信号として取
り出される。こうして、壁面に作用する垂直応力が測定
される。その場合、内筒2には軸線方向の力が加わる
が、その力は内筒2を揺動自在に支持する支持軸5によ
って受け止められるので、第2弾性板9が変形するには
至らない。したがって、剪断応力検出用歪ゲージ10の
出力に影響が及ぼされることはない。また、測定壁面に
剪断応力が作用すると、プローブ1の内筒2がその支持
軸5を中心としてわずかに揺動する。したがって、内筒
2の後端面と外筒3の内面との間に取り付けられている
第2弾性板9が変形し、その歪が剪断応力検出用歪ゲー
ジ10により電気信号として取り出される。こうして、
壁面に作用する剪断応力が測定される。粉体による剪断
応力は摩擦力として壁面に作用するので、内筒2の受圧
面に剪断応力のみが加わることはあり得ないが、もし剪
断応力のみが加わったとすると、それに平行な第1弾性
板7は変形しないので、垂直応力検出用歪ゲージ8は反
応しない。このようにして、このプローブ1により、垂
直応力と剪断応力とが同時に、かつ互いに独立して測定
される。
時測定用プローブ1の作用について説明する。このプロ
ーブ1を用いて壁面に作用する応力を測定するときに
は、内筒2の先端面に取り付けられている第1弾性板7
によって構成される受圧面がその壁面と同一面となり、
内筒2の揺動方向が測定しようとする剪断応力の方向と
一致するようにして、プローブ1を壁面に固定する。そ
のように取り付けられたプローブ1に垂直応力が加わっ
たときには、受圧面をなす第1弾性板7が変形し、その
歪が垂直応力検出用歪ゲージ8により電気信号として取
り出される。こうして、壁面に作用する垂直応力が測定
される。その場合、内筒2には軸線方向の力が加わる
が、その力は内筒2を揺動自在に支持する支持軸5によ
って受け止められるので、第2弾性板9が変形するには
至らない。したがって、剪断応力検出用歪ゲージ10の
出力に影響が及ぼされることはない。また、測定壁面に
剪断応力が作用すると、プローブ1の内筒2がその支持
軸5を中心としてわずかに揺動する。したがって、内筒
2の後端面と外筒3の内面との間に取り付けられている
第2弾性板9が変形し、その歪が剪断応力検出用歪ゲー
ジ10により電気信号として取り出される。こうして、
壁面に作用する剪断応力が測定される。粉体による剪断
応力は摩擦力として壁面に作用するので、内筒2の受圧
面に剪断応力のみが加わることはあり得ないが、もし剪
断応力のみが加わったとすると、それに平行な第1弾性
板7は変形しないので、垂直応力検出用歪ゲージ8は反
応しない。このようにして、このプローブ1により、垂
直応力と剪断応力とが同時に、かつ互いに独立して測定
される。
【0009】垂直応力検出用歪ゲージ8として用いられ
るダイヤフラム型の歪ゲージはそれ自体がブリッジ回路
を構成している。また、剪断応力検出用歪ゲージ10は
2個設けられ、同じ抵抗値の他の2個の固定抵抗ととも
にブリッジ回路を組むようにされている。したがって、
歪ゲージ自体の温度変化による測定誤差は補償される。
さらに、内筒2の先端と外筒3の先端との間にフィルム
6が貼り付けられているので、それら内筒2及び外筒3
間の隙間に粉体等が入り込んで内筒2の揺動を妨げるこ
とが防止される。したがって、正確な応力測定が可能と
なる。
るダイヤフラム型の歪ゲージはそれ自体がブリッジ回路
を構成している。また、剪断応力検出用歪ゲージ10は
2個設けられ、同じ抵抗値の他の2個の固定抵抗ととも
にブリッジ回路を組むようにされている。したがって、
歪ゲージ自体の温度変化による測定誤差は補償される。
さらに、内筒2の先端と外筒3の先端との間にフィルム
6が貼り付けられているので、それら内筒2及び外筒3
間の隙間に粉体等が入り込んで内筒2の揺動を妨げるこ
とが防止される。したがって、正確な応力測定が可能と
なる。
【0010】上述のように、このプローブ1において
は、構造的には垂直応力と剪断応力との干渉は起こらな
い。その干渉の有無を実際に確認するために、プローブ
1を試作し、垂直応力と剪断応力との検定を行った。プ
ローブ1の垂直検定は、内筒2の受圧面に静水圧をかけ
ることによって行った。また、剪断検定は、内筒2の受
圧面に軽い糸を付け、その先端に分銅を吊り下げること
によって行った。その結果を図3及び図4に示す。図3
は垂直応力の検定において現れた剪断応力の影響を示す
ものであり、図4は剪断応力の検定において現れた垂直
応力の影響を示すものである。この結果から、どちらの
干渉も極めて小さく、このプローブ1が十分に使用可能
であることがわかる。
は、構造的には垂直応力と剪断応力との干渉は起こらな
い。その干渉の有無を実際に確認するために、プローブ
1を試作し、垂直応力と剪断応力との検定を行った。プ
ローブ1の垂直検定は、内筒2の受圧面に静水圧をかけ
ることによって行った。また、剪断検定は、内筒2の受
圧面に軽い糸を付け、その先端に分銅を吊り下げること
によって行った。その結果を図3及び図4に示す。図3
は垂直応力の検定において現れた剪断応力の影響を示す
ものであり、図4は剪断応力の検定において現れた垂直
応力の影響を示すものである。この結果から、どちらの
干渉も極めて小さく、このプローブ1が十分に使用可能
であることがわかる。
【0011】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、内筒の先端面で垂直応力を検出し、反対側で
剪断応力を検出するようにしているので、その2方向応
力を、互いに干渉し合うことなく独立して、しかも同時
に測定することが可能となる。したがって、実際装置で
の摩擦係数やヤンセンの係数なども求めることができる
ようになり、粉体技術の発展に大きく貢献することが期
待される。
によれば、内筒の先端面で垂直応力を検出し、反対側で
剪断応力を検出するようにしているので、その2方向応
力を、互いに干渉し合うことなく独立して、しかも同時
に測定することが可能となる。したがって、実際装置で
の摩擦係数やヤンセンの係数なども求めることができる
ようになり、粉体技術の発展に大きく貢献することが期
待される。
【図1】本発明による2方向応力同時測定用プローブの
一実施例を示す切り欠き斜視図である。
一実施例を示す切り欠き斜視図である。
【図2】そのプローブの水平断面図である。
【図3】そのプローブによる実験結果を示すグラフであ
る。
る。
【図4】そのプローブによる他の実験結果を示すグラフ
である。
である。
1 2方向応力同時測定用プローブ 2 内筒 3 外筒 5 支持軸 6 フィルム 7 第1弾性板 8 垂直応力検出用歪ゲージ 9 第2弾性板 10 剪断応力検出用歪ゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 5/16 G01L 9/00
Claims (3)
- 【請求項1】 中心軸線に垂直な先端面に、受圧面を構
成する第1弾性板が固着されている内筒と、 その内筒の外周側に、その先端面が前記内筒の先端面と
ほぼ同一面となるようにして配置され、前記内筒の中心
軸線に直交する支持軸によりその内筒を揺動自在に支持
する外筒と、 その外筒の内面と前記内筒の受圧面とは反対側の端面と
の間に取り付けられ、前記内筒の揺動に伴って変形する
第2弾性板と、を備え、 前記第1弾性板の背面に垂直応力検出用歪ゲージが接着
されるとともに、前記第2弾性板に剪断応力検出用歪ゲ
ージが接着されていることを特徴とする、 2方向応力同時測定用プローブ。 - 【請求項2】 前記内筒と外筒との間の隙間が、それら
内筒及び外筒の先端間に貼り付けられる柔軟なフィルム
によって閉塞されていることを特徴とする、 請求項1記載の2方向応力同時測定用プローブ。 - 【請求項3】 前記垂直応力検出用歪ゲージとしてダイ
ヤフラム型の歪ゲージが用いられるとともに、 前記剪断応力検出用歪ゲージが2個設けられ、2個の固
定抵抗とともにブリッジ回路を構成するようにされてい
る、 請求項1又は2記載の2方向応力同時測定用プローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29403393A JP3177364B2 (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 2方向応力同時測定用プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29403393A JP3177364B2 (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 2方向応力同時測定用プローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07128166A JPH07128166A (ja) | 1995-05-19 |
JP3177364B2 true JP3177364B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17802400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29403393A Expired - Fee Related JP3177364B2 (ja) | 1993-10-30 | 1993-10-30 | 2方向応力同時測定用プローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177364B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100368524B1 (ko) * | 2001-01-04 | 2003-01-29 | 주식회사 이제이텍 | 센서 보호박스를 구비한 진동현식 쇼크리트 응력계 |
US7685886B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-03-30 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Convexo concave amplifying device and convexo concave detecting method by use thereof, deformation sensing device and convexo concave detecting method by use thereof, and convexo concave position exhibiting device and convexo concave position exhibiting method |
CN103590431B (zh) * | 2013-11-11 | 2015-06-17 | 河海大学 | 一种可循环利用的智能化轴力仪 |
-
1993
- 1993-10-30 JP JP29403393A patent/JP3177364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07128166A (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
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