JP3177100U - 爪切り - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の幅、特に,幼児などの爪幅に対応できる幅を有し、爪の切断片が飛散せず、爪の切断片を確実に、かつ、容易に捨てることができるようにした爪切りを提供する。
【解決手段】先端部1aの爪切り刃4が爪挿入間隔7をあけて対向し、後端部1bが固定されている一対の爪切り本体1A,1Bと、前記爪切り本体に装着されたカバー3と、前記一方の爪切り本体1Aを押圧し前記爪切り刃を接離させるテコ竿5と、を備えて爪切りを形成する。さらに、前記テコ竿の爪切り刃側には、前記押圧の際に作用点となるテコ突起部5aが設けられ、該テコ突起部の先端部両側には支点となる係止軸5bが設けられ、前記カバー3の支点ガイド壁3aには、前記係止軸を伏位置及びテコ起立位置に案内して保持する支点ガイド穴15が設けられている。
【選択図】図2

Description

この考案は、家庭などで用いられる爪切りに関するものである。
従来の爪切りは、二枚刃からなる爪切り本体と、それを包むカバーと、爪切り刃を動かすテコと、テコの支点となるピンを貫通させている支持材と、を備えている。この爪切りでは、前記爪切り刃の爪挿入部に指などの爪先を挿入した後、前記テコを押し下げると、前記両爪切り刃が前記爪を押圧し切断する(例えば、特許文献1、参照)。
実開平3−92406号公報
従来例には、次のような問題がある。
(1)支点であるピンに最大の力が加わるが、一番細い部材としなければならない構造となっているので、このピンの太さが、支持材の丸柱の太さを決め、丸柱の太さが爪切りの幅を決めている。そのため、爪の大きさに合わせた幅の爪切りを作ることは、困難な状況にある。
そのため、幼児などの小さな爪を切る場合には、指先が爪切りに隠れてしまうため、細心の注意を払わなければケガをさせる恐れがあるので、幼児の爪を切る人にかなりの緊張感を強いることになる。
(2)爪切り刃の幅の1/3弱の太さの支持材が、爪挿入部の直後の中央にあるため、爪の切断片のほとんどがこの支持材に衝突するので、該切断片がカバーと爪切りの隙間や前記爪挿入部から飛び出すことがある。これでは、飛散防止のためのカバーがその役目を十分果たしていないことになる。
(3)爪の切断片を捨てた時、支持材の丸柱があり、爪切りの中も深いので、きれいになったのか、全くわからない。そのため、これ以上爪の切断片が落ちないと各自納得するまで爪切りを振り続けるのが現状である。
それでも、爪切りの中が汚れていないかとカバーを外すこともあるが、2枚刃の隙間に爪の切断片が詰まっていることもあるし、詰まっていない場合もある。つまり、カバーを外す目安などと言うものは全くない。そのため、個人の感覚的な判断によりカバーを外すことになるが、清潔好きな人は、爪を切る度にカバーを開けることになる。また、前記丸柱は、爪切り本体の挿入穴に遊嵌合されているので、両者間の隙間に、小さい爪の切断片が侵入して挟まってしまうことがある。
この考案は、上記事情に鑑み、任意の幅、特に,幼児などの爪幅に対応できる幅、の爪切りを提供することを目的とする。他の目的は、爪の切断片が飛散しないようにすることである。更に、他の目的は、爪の切断片を確実に、かつ、容易に捨てることができるようにすることである。
この考案は、先端部の爪切り刃が爪挿入間隔を介して対向し、後端部が固定されている一対の爪切り本体と、前記爪切り本体に装着されたカバーと、前記一方の爪切り本体を押圧し前記両爪切り刃を接離させるテコ竿と、を備えた爪切りにおいて、前記テコ竿の爪切り刃側には、前記押圧の際に作用点となるテコ突起部が設けられ、該テコ突起部の先端部両側には支点となる係止軸が設けられ、前記カバーの支点ガイド壁には、前記係止軸をテコ竿伏位置及びテコ竿起立位置に案内して保持する支点ガイド穴が設けられていることを特徴とする。
この考案の支点ガイド穴は、テコ竿を伏状態から起立状態まで案内する、爪切り刃側に突の上側円弧状ガイド穴と、該上側円弧状ガイド穴の下端に連続する、爪切り本体側に突の下側円弧状ガイド穴と、を備えていることを特徴とする。この考案の爪切り本体の内側には、仕切板が設けられていることを特徴とする。この考案の仕切板は、ばね材により形成されていることを特徴とする。この考案の仕切板に弾力部材が取り付けられていることを特徴とする。この爪切り本体の後端部の貫通穴には、固定軸が回動可能に挿着され、該固定軸には、テコ竿の係合部に係止するストッパが設けられていることを特徴とする。
この考案は、以上のように構成したので、従来例のように、爪切り本体内を貫通するピン(支持材)を必要としない。そのため、支持材の太さなどを考慮することなく、自由に爪切り刃の幅を決めることができるので、幼児などの爪幅に適した幅の爪切を形成することができる。
また、爪挿入間隔に爪先を挿入して爪を切ると、その切断片は、支持材に衝突することなくカバー内に収容されるので、従来例のように、飛散することがない。更に、爪切り本体内部は、支持材に視界をさえぎられることがないので、従来例と異なり、容易に爪の有無を確認することができる。
本考案の第1実施例を示す平面図である。 図1のII-II線断面図である。 図2の他の状態を示す断面図である。 テコ突起部の伏状態及び起立状態の時の、支点ガイド穴と係止軸との関係を示す断面図である。 テコ突起部が起立状態を保ちながら最終位置まで前進した時の、支点ガイド穴と係止軸との関係を示す断面図である。 テコ突起部の作用点により爪切り本体を押圧し、両爪切り刃を合わせた状態を示す断面図である。 本考案の第2実施例を示す断面図で、図2に対応する図である。
この考案の第1実施例を図1〜図6により説明する。爪切りは、一対の爪切り本体1A,1Bと、カバー3と、テコ竿5とを備えている。前記爪切り本体1A,1Bの先端部1aには、爪切り刃4が突設されているが、この爪切り刃4、4は、爪挿入間隔7を介して対向している。前記爪切り本体1A,1Bの後端部1bには、貫通穴9が設けられ、該貫通穴9には、固定軸13が回転可能に挿着され、該固定軸13の先端部には、ストッパ11が設けられている。
前記カバー3は、爪切り本体1A,1Bを包み込むように装着されており、このカバー3により爪切り本体1A,1Bは、その弾性変形を規制されて略V字状になり、その開放端にある前記爪挿入間隔7が所定の大きさに維持されている。前記カバー3の先端部側の側壁には、半円状の支点ガイド壁3aが延設されている。この支点ガイド壁3aの形状は、必要に応じて適宜選択することができる。なお、前記カバー3は、爪切り本体1Aの前記支点ガイド壁3aに対応する部分には、設けられていないが、それを配設することも可能である。
前記テコ竿5の爪切り刃4側には、爪切り本体1Aの押圧の際に作用点となるテコ突起部5aが設けられ、該テコ突起部5aの先端部両側には支点となる係止軸5bが突設されている。また、このテコ竿5の固定軸13側には、ストッパ11の係合部5cが設けられている。
前記支点ガイド壁3aには、支点ガイド穴15が設けられている。この支点ガイド穴15は、前記係止軸5bをテコ竿伏位置及びテコ竿起立位置に案内して保持するものであり、上側円弧状ガイド穴15aと下側円弧状ガイド穴15bから構成されている。前記上側円弧状ガイド穴15aは、爪切り刃4側に突出するスリットで、テコ竿5を伏状態から起立状態まで案内する。又、下側円弧状ガイド穴15bは、該上側円弧状ガイド穴15aの下端に連続し、爪切り本体1A側に突出している、半円状のスリットである。前記上側円弧状ガイド穴15aの半径r1は、下側円弧状ガイド穴15bの半径r2より大きいが、前記半径r1,r2は、必要に応じて適宜選択できる。
次に、本実施例の作動について説明する。爪切りを使用するときには、固定軸13を回転させてストッパ11を外すとともに、テコ竿5をテコ突起部5aの作用点Pを中心として矢印5A方向に回すと、始端15Aに保持されていた係止軸5bが、上側円弧状ガイド穴15aの前記始端15Aから下端まで円弧を描くようにしながら移動するので、テコ竿5は、スムーズに、図4の鎖線で示す伏状態から一点鎖線で示す起立状態に変位する。
前記テコ竿5を矢印F5方向に押すと、係止軸5bは下側円弧状ガイド穴15bの上端から終端15Bまで円弧を描くようにしながら移動するので、テコ竿5は、起立した状態で、スムーズに、図5に示す鎖線で示す状態から一点鎖線で示す状態に変位する。この時、下側円弧状ガイド穴15bは、爪切り本体1A側に突の半円状となっているので、テコ突起部5aの移動に伴い爪切り竿1Aが押圧されて下方に弾性変形するが、前記上側円弧状ガイド穴15bの上端と前記終端15Bは同一高さに位置するので、爪切り本体1Aは復元力により元の位置に戻る。そのため、前記係止軸5bは、下側円弧状ガイド穴15bの終端15Bに押しつけられるようにしながら保持される。
前記爪挿入間隔7に親指等の爪先を挿入した後、前記テコ竿5を矢印D5方向に押すと、前記係止軸5bが支点、テコ突起部5aが作用点P、となってテコの作用が発生し、爪切り本体1Aを下方に弾性変形させるので、爪切り本体1Aは、図6の鎖線で示す状態から一点鎖線で示す状態に変位する。そのため、前記両爪切り刃4,4は、接近して前記爪を切断し、爪切りの中心線1C上で当接する。前記切断された爪(切断片)は、障害物がないので、簡単に、カバー3内に入るので、外部に飛び散ることはない。
爪の切断後、前記行程と逆の行程を行うと、係止軸5bが支点ガイド穴15の始端15Aに戻って保持されるので、テコ竿5は、元のテコ竿伏状態に戻る。
この考案の第2実施例を図7により説明するが、図1〜図6と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。この実施例と第1実施例との相違点は、爪切り本体1A,1Bの内側に仕切り板20を設けるとともに、該仕切り板20の背面側に弾力部材22を取り付けたことである。この弾性部材22として、例えば、弾力のある発泡材又はゴム材などが用いられる。
前記仕切り板20及び弾性部材22は、弾性力のある爪切り本体1A,1Bの幅にあわせた形状に形成される。また、前記仕切り板20をばね材で形成することにより、爪切りの弾性力を補助することができるので、爪切り本体1A,1Bをその分薄く形成することが可能である。
1A 爪切り本体
1B 爪切り本体
3 カバー
3a 支点ガイド壁
4 爪切り刃
5 テコ竿
5a テコ突起部
5b 係止軸
7 爪挿入間隔
15 支点ガイド穴
15A 始端
15B 終端

Claims (6)

  1. 先端部の爪切り刃が爪挿入間隔を介して対向し、後端部が固定されている一対の爪切り本体と、前記爪切り本体に装着されたカバーと、前記一方の爪切り本体を押圧し前記爪切り刃を接離させるテコ竿と、を備えた爪切りにおいて、
    前記テコ竿の爪切り刃側には、前記押圧の際に作用点となるテコ突起部が設けられ、該テコ突起部の先端部両側には支点となる係止軸が設けられ、前記カバ−の支点ガイド壁には、前記係止軸をテコ竿伏位置及びテコ竿起立位置に案内して保持する支点ガイド穴が設けられていることを特徴とする爪切り。
  2. 前記支点ガイド穴は、テコ竿を伏状態から起立状態まで案内する、爪切り刃側に突の上側円弧状ガイド穴と、該上側円弧状ガイド穴の下端に連続する、爪切り本体側に突の下側円弧状ガイド穴と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の爪切り。
  3. 前記両爪切り本体の内側には、仕切り板が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の爪切り。
  4. 前記仕切り板は、ばね材で形成されていることを特徴とする請求項3記載の爪切り。
  5. 前記仕切り板に、弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項3又は4記載の爪切り。
  6. 前記爪切り本体の後端部の貫通穴には、固定軸が回転可能に挿着され、該固定軸の先端部には、テコ竿の係合部に係止するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の爪切り。
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