JP3177035U - 緩衝袋およびその梱包方法 - Google Patents

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隆行 岩田
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Abstract

【課題】
表面に所望の文字やマーク等を安定的に印刷することができ、さらに外部から収容物の内容を視認によって容易に確認でき、袋から取り出すことなくバーコードを読みとることのできる緩衝袋を提供する。
【解決手段】
内側に収容物を収容するための袋であって、前記袋の周面材の一部の領域に透明部を形成し、前記透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成したことを特徴とする緩衝袋であって、前記周面材を一対の対向する矩形状シートで形成し、一方のシートは透明性を有するシートで形成し(透明部)、他方のシートは複数の空気室を設けた緩衝性を有するシート(透明部を除いた周面材の他の領域)で形成した緩衝袋。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の空気室を有する緩衝シートにより形成される緩衝袋、およびこれを用いた梱包方法に関する。
従来の緩衝袋は、その袋全体に複数の空気室が設けられており(例えば、特許文献1、図3のように、袋を形成する一対のシートの両方に複数の空気室が形成されている。)、その袋の内方に、例えば携帯電話や精密機器その他の強い衝撃を受けることが好ましくない収容物を収容するものであった。
しかし、上記のような従来の緩衝袋では、例えば空気室を袋の外向きに設けた(特許文献1、図3のように、シートの外側表面に空気室を設け、その先端が外側方向を向くように設けた)場合には、該空気室の突起が障害となって、緩衝袋の表面に所望の文字やマーク等を印刷できないという問題点があった。
かかる問題点を克服するため、例えば空気室を袋の内向きに設けたり(シートの内側表面に空気室を設け、その先端が内側方向を向くように設けたり)、あるいは袋の外側に設けた空気室のうえから、更に平面のシートをラミネートしたりする等の方法も存在した(特許文献1、図2参照)。
しかし、かかる方法を用いたとしても、所望の文字やマーク等を印刷しようとする面の裏側に、空気室によって形成される凹凸が存在することは変わりなく、文字やマーク等を綺麗に安定的に印刷することはやはり困難であった。
また、緩衝袋に設けられている空気室は透視性が悪いため、該空気室を袋全面にわたって設けている従来の緩衝袋では、収容物を外部から確認し難いという問題点があった。
また、バーコードを付された収容物が緩衝袋に収納されている場合、空気室が障害となって、収容物を緩衝袋に入れたままでは該バーコードを読みとることができず、バーコードを読みとるためには、収容物を緩衝袋から取り出さなければならないという問題点があった。
さらに、収容物を収容した複数の緩衝袋を梱包箱等に梱包する場合、従来の緩衝袋によっては、袋全体に空気室が設けられているため(袋を形成する一対のシートの両方に複数の空気室が形成されているため)、複数の緩衝袋の空気室同士が重なり合うことによってかさばるため、梱包箱に多くの物品を(即ち「収容物を収容した緩衝袋」の多くを)梱包することができず、輸送コスト等がかさむという問題点があった。
実用新案登録第3007092号公報
そこで本発明では、表面に所望の文字やマーク等を安定的に印刷することができ、さらに外部から収容物の内容を視認によって容易に確認でき、袋から取り出すことなくバーコードを読みとることのできる緩衝袋を提供することを課題とする。
また、梱包箱のなかに梱包してもかさばることなく、多くの物品を梱包可能として、輸送コストを軽減できる梱包方法を提供することを課題とする。
本発明における緩衝袋は、内側に収容物を収容するための袋であって、前記袋の周面材の一部の領域に透明部を形成し、前記透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成したことを特徴とする緩衝袋である(請求項1)。
また、前記複数の空気室は、周面材の外側面から突出するように形成されたことを特徴とする緩衝袋である(請求項2)。
前記袋を吊り下げるための挿通孔を有することを特徴とする請求項1〜2に記載の緩衝袋である(請求項3)。
前記周面材を一対の対向する矩形状シートで形成し、一方のシートは透明性を有するシートで形成し(「透明部」に相当)、他方のシートは複数の空気室を設けた緩衝性を有するシート(「透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成した」に相当)で形成したことを特徴とする請求項1〜3に記載の緩衝袋である(請求項4)。
また、請求項4に記載された緩衝袋の複数を梱包する方法であって、一の緩衝袋における透明性を有するシートと他の緩衝袋における複数の空気室を設けた緩衝性を有するシートとが対面接触する態様で、梱包箱内部に配置してあることを特徴とする梱包方法である(請求項5)。
本発明は上記の構成により、空気室が形成されない領域に文字やマーク等を綺麗に安定的に印刷することができ、さらに外部から収容物を確認し易く、袋から取り出すことなくバーコードを読みとることができる。
本発明に係る緩衝袋の一実施形態を示す外観斜視図 緩衝袋内に折り畳み式携帯電話を収納した図 空気室が袋の内側を向くように形成された緩衝袋に折り畳み式携帯電話を収納した場合の断面図 空気室が袋の外側を向くように形成された緩衝袋に折り畳み式携帯電話を収納した場合の断面図 本発明に係る緩衝袋内に折り畳み式携帯電話を収納し、梱包箱に上下方向に積み重ねることにより梱包した場合の断面図 本発明に係る緩衝袋内に折り畳み式携帯電話を収納し、梱包箱に左右方向に並べることにより梱包した場合の断面図 本発明に係る緩衝袋について、緩衝袋を形成するシートの開口部方向に突出した部分に挿通孔を設け、該挿通孔に商品を吊り下げるためのフックを通した図 従来の緩衝袋に折り畳み式携帯電話を収納し、梱包箱に上下方向に積み重ねることにより梱包した場合の断面図
以下、図1〜図8に基づいて本発明に係る緩衝袋Bの実施形態を説明する。図1は本発明に係る緩衝袋Bの一実施形態を示す外観斜視図、図2は該緩衝袋B内に折り畳み式携帯電話Tを収容した図、図3は複数の空気室12が袋の周面材の内側面に形成された緩衝袋Bに折り畳み式携帯電話Tを収納した状態を示す断面図、図4は複数の空気室12が袋Bの周面材11の外側面に形成された緩衝袋Bに折り畳み式携帯電話Tを収容した状態を示す断面図、図5は本発明に係る緩衝袋B内に折り畳み式携帯電話Tを収容し、梱包箱Pに上下方向に積み重ねることにより梱包した状態を示す断面図、図6は本発明に係る緩衝袋B内に折り畳み式携帯電話Tを収容し、梱包箱Pに左右方向に並べることにより梱包した場合の断面図、図7は本発明に係る緩衝袋Bについて、緩衝袋Bを形成するシートの開口部方向に突出した延在部に挿通孔Hを設け、吊り下げるためのフックFを通した図である。図8は従来の緩衝袋に折り畳み式携帯電話を収容し、梱包箱に上下方向に積み重ねることにより梱包した場合の断面図である。
図1には、内側に収容物を収容するための開口を有する袋であって、前記袋の周面材(袋体を構成する構成材)の一部の領域に透明部を形成し、前記透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成したことを特徴とする緩衝袋を示している。
周面材は、可撓性を有する合成樹脂製の一対の矩形状シート10、11からなり、両シート10、11を対向させ、周縁の一部を溶着によって密着し、開口を有する袋を形成するものである。一対のシート10、11のうち、一方のシート10は透視性を阻害する空気室12を設けない透明性を有するシート10で形成し(本願発明の「透明部」に相当)、他方のシート11は、該シート11にのみ複数の空気室12を設けて緩衝性を有するシート11で形成される(本願発明の「透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成した」構成に相当)。
他方のシート11に設けられた複数の空気室12は、各々突状に形成されており、周面材の内側面から袋の内側方向に突出するように配されている。
このような構成により、透明性を有するシート10(シート10の外側面又は内側面)に所望の文字やマーク等を安定的に印刷することができる。また、透明性を有するシート10では、空気室12による透視性の悪化が生じないため、外部から収納物を容易に確認することができる。
なお、複数の空気室12を設けた緩衝性を有するシート11は、素材自体が透明であっても、収容物をはっきりと視認することができない。この意味において複数の空気室を形成した領域は、本願発明にいう「透明部(ないし透視部)」には相当しない。
なお、緩衝袋の開口は、粘着テープ等の任意の手段によって閉じることができる。
収容物に貼付されたバーコードCが、複数の空気室12を有さない透明性を有するシート10側を向くように収容物を収容すれば、収容物を緩衝袋から取り出すことなくバーコードを読みとることが可能となる。
なお、図2ではバーコードを有する折り畳み式携帯電話Tを収納しているが、必ずしもバーコードCを有する製品である必要はなく、また、折り畳み式携帯電話T以外のいかなる物品を収納することとしてもよい。
なお、複数の空気室12は、図3に示すように、袋Bの内側(内方)を向くように形成しているが(周面材の内側面を基端として、先端が袋の内側方向を向くように形成しているが)、図4に示すように、袋Bの外側を向くように形成することも可能である(周面材の外側面を基端として、先端が外側方向に向くように形成することも可能である)。このようにすれば、空気室12が袋の内側を向いているのに比べて、袋内部の空間を広くとれるので、物品の出し入れを容易にすることが可能となる。
また、複数の緩衝袋Bに物品を収容し、複数の緩衝袋Bを梱包箱Pに梱包する場合は、図5に示すように、上下方向に隣り合う緩衝袋B1、B2について、一の緩衝袋B1における透明性を有するシート10と他の緩衝袋B2における空気室を設けた緩衝性を有するシート11とが対面接触する態様で、梱包箱P内部に配置することができる。開閉自在の開口を有する箱体の底面(梱包箱内方の内側底面)に対して一の緩衝袋B1における緩衝性を有するシート11が対面接触させると共に、一の緩衝袋B1の上方に他の緩衝袋B2を積み重ねるが、その際、一の緩衝袋B1における透明性を有するシート10と他の緩衝袋B2における空気室を設けた緩衝性を有するシート11とが対面接触する態様で積み重ねるのである。
この梱包方法によれば、可及的に多くの収容物を空気室によって上下方向から挟み込んで保護することができ、また、図8に示すような従来の緩衝袋(周面材の全面(袋を構成する一対のシートの両方)に複数の空気袋を設けた袋)を積み重ねて梱包する方法に比べて、空気室によって形成される袋自体の厚みが小さくなることから、梱包箱により多くの数量を収納することができか、または、より小さな梱包箱を用いることができるようになる。よって、輸送コストを軽減することができる。
なお、前記のように上下方向に積み重ねた緩衝袋群を複数列にして梱包箱P内に梱包する。
また、梱包箱Pの底面に位置する一の緩衝袋B1の緩衝性を有するシート11が接触し、梱包箱P最上位に位置する他の緩衝袋B3(上下方向に積み重ねた緩衝袋の一番上のもの)の透明性を有するシート10が梱包箱Pの上蓋(図示しない)方向(梱包箱の上部開口方向)を向くように梱包すれば、梱包箱Pの上蓋を開いた際、緩衝袋を開かなくても、収納物の内容を容易に確認することができる。
また、図3や図8に示すように、収容物の横幅(又は/及び縦幅)よりも、矩形状シートの横幅(又は/及び縦幅)を大きくすることによって、矩形状シートの端部に設けられた空気室によって収納物を包み込むように保護することができる。すなわち、例えば図3のように、緩衝袋を構成する矩形状シートの横幅を、収容物Tの横幅よりも大きくすると、シートの横幅方向の両端部に位置する複数の空気室が、収容物の側面部に対向する態様になるため、収納物を包み込むように保護することができる。
また、図6に示すように、本発明に係る緩衝袋を左右方向に並べて梱包することもできる。
また、図7に示すように緩衝袋Bを形成するシート11の開口部方向に突出した矩形状の延在部13を形成し、該延在部13に挿通孔Hを設けることもできる。なお、図7では、緩衝性を有するシート11に延在部13を形成して挿通孔Hを設けているが、空気室を有さない透明性を有するシート10に延在部を設けて挿通孔を設けることもできる。
なお、特に延在部を形成することなく、緩衝性を有するシートと透明性を有するシートの双方の重なり合う位置に、両シートを貫通するように挿通孔を設けることもできる。
また、図7では円形の挿通孔をひとつ設けているが、商品を吊り下げるフックの形状にあわせて、該挿通孔を複数(例えばふたつ)の穴とすることも、横に広い楕円形とすることも可能である。このようにすれば、商品等を吊り下げるためのフックを該挿通孔に通すことにより、物品を緩衝袋に入れたまま、当該物品を店頭等に展示することが可能となる。
さらに、透明性を有するシート10を備えることにより、物品の展示に際して緩衝袋の表面に色を付けたり、宣伝文句を印刷したりする等の宣伝効果を期待することが可能となり、また購入者も緩衝袋に入ったまま物品の内容を確認したり、物品の精算に際して物品を緩衝袋に入れたままバーコードを読みとることが可能となる。
B 緩衝袋
10 周面材(透明性を有するシート)
11 周面材(緩衝性を有するシート)
12 空気室

Claims (5)

  1. 内側に収容物を収容するための袋であって、前記袋の周面材の一部の領域に透明部を形成し、前記透明部を除いた周面材の他の領域に複数の空気室を形成したことを特徴とする緩衝袋。
  2. 前記複数の空気室は、周面材の外側面から突出するように形成されたことを特徴とする緩衝袋。
  3. 前記緩衝袋を吊り下げるための挿通孔を有することを特徴とする請求項1〜2に記載の緩衝袋。
  4. 前記周面材を一対の対向する矩形状シートで形成し、一方のシートは透明性を有するシートで形成し、他方のシートは複数の空気室を設けた緩衝性を有するシートで形成したことを特徴とする請求項1〜3に記載の緩衝袋。
  5. 請求項4に記載された緩衝袋を複数梱包する方法であって、一の緩衝袋における透明性を有するシートと他の緩衝袋における空気室を設けた緩衝性を有するシートとが対面接触する態様で、梱包箱内部に配置してあることを特徴とする梱包方法。
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