JP3176988U - ルアー - Google Patents

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弘一 藤松
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株式会社ジャッカル
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Abstract

【課題】強度の低下を招かずに、様々な色彩や模様を有するルアーを提供すること。
【解決手段】釣針保持金具2aを介してルアーの右側体8に少なくとも1本の釣針4が取り付けられている。ルアーの右側体8が中空に形成され、ルアーの右側体8の内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝10aを形成することによってルアー本体の内側面に鱗模様10を有する。
【選択図】図2

Description

この考案は、釣りの際に用いるルアー(疑似餌)に関するものであり、糸の張力を利用して小魚のように泳がせることができ、水中の魚に振動(波動)を伝えることができる構造を備えたルアーに関する。
周知のように、例えば、プラスチックを素材とするプラスチックルアーは、釣るべき魚の餌となるような小魚、エビ、昆虫およびこれらに類するものをプラスチック成型や軟質樹脂により外観疑似餌形態に具現化したものであり、小魚等の形態に似せたプラスチック成形品として供される。水中における視覚的効果や水を圧し動かす波動を利用することで、魚を刺激してヒットするようにしたものである。
ところで、ルアーは、その表面に施された色彩や模様による視覚的効果や水中を移動することによって発生する振動波形の変化などの刺激に魚が反応し、魚がルアーをくわえようとする動作をしたとき、ルアーに付けられた釣針によって魚を捕捉しようとするものである。ルアーは、主として魚の視覚や触覚などの習性を刺激することにより、魚を捕らえようとする道具であるが、特に、視覚的効果の違いによっても釣果に差がでることがあると言われている。
この視覚的効果に差異をだすために、従来、ルアーの表面に各種色彩の塗料を塗ったり、鱗模様を形成するというような方法が行われている。色彩の違いはユーザーの趣味的感情によるところもあるが、その魚の習性あるいは水質等の自然条件によって、短波長の寒色系の色彩(例えば、青色、緑色)が有効であったり、長波長の暖色系の色彩(例えば、赤色、橙色)が有効となる場合があると言われている。また、鱗模様の有無に関してはユーザーの好みもあるが、鱗模様がルアーの外表面に施された場合、太陽光が鱗模様で反射されて、水中でのルアーの動きによって様々な反射光が発生する。その反射光が魚の視覚を刺激することは十分に考えられることであり、釣果に影響を与えると思われる。
以上のように、様々なユーザーの好みに応えるために、あるいは、各種魚類の習性に適応することができるように、ルアーには多種多様な色彩や鱗模様を施したもの(視覚効果のバリエーション)が存在する。これら色彩や鱗模様はルアーの外側表面に施されるので、同一形状のルアーにおいて、《鱗有り》と《鱗無し》の2つのタイプを揃えるためには、その鱗模様に対応する形状を有する金型と、そのような鱗模様形状を有しない金型との2種類の金型を備えている必要がある。しかし、金型は非常に高価であり、様々なルアー形状に対応して2種類の金型を保持することは経済的な負担が大きい。
例えば、この種のルアーに関する先行技術として、特許文献1には、釣針保持具を介して本体に少なくとも1本の釣針が取り付けられ前記本体が中空に形成されたルアーにおいて、前記本体の内側面に、該本体の厚さの範囲内において、該本体の厚さを減らすように複数の肉抜き部を配列して形成し、隣り合う前記肉抜き分の境界をリブとして形成したことを特徴とするルアーが開示されている。
特許第4065204号明細書
しかし、特許文献1に開示されたルアーは、本体の厚さを減らすように複数の肉抜き部を形成することによって十分な強度を確保することができないことがあり、釣り場においてキャスティングを誤った場合、周囲の岩場や埠頭などにルアーがぶつかって、ルアーに亀裂が入って割れることがある。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、強度の低下を招かずに、様々な色彩や模様を有するルアーを提供することにある。
上記課題を解決するために、第一の考案のルアーは、釣針保持金具を介して本体に少なくとも1本の釣針が取り付けられ、前記本体が中空に形成されたルアーにおいて、前記本体の内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝を形成することによって本体内側面に鱗模様を有することを特徴としている。
また、第二の考案のルアーは、釣針保持金具を介して本体に少なくとも1本の釣針が取り付けられ、前記本体が中空に形成されたルアーにおいて、前記本体の内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝を形成することによって本体内側面に鱗模様を有するとともに、ルアー本体外側面に色彩を施してなることを特徴としている。
本考案によれば、ルアー本体内側面に鱗模様を有することで、従来より用いられているルアーとは異なる視覚効果を魚に与えることができるので、釣果の向上が期待できる。
また、ルアー本体内側面に鱗模様を有していても、ルアー本体外側面に色彩を施すことにより、内側の鱗模様を見えなくすることができる。すなわち、鱗模様に対応する形状を有する金型で成形したルアーの外側面に適切な色彩を施すことにより、鱗模様無しのルアーを提供することができる。従って、鱗模様有りのルアーと鱗模様無しのルアーとを揃えるために、その鱗模様に対応する形状を有する金型と鱗模様形状を有しない金型とを備える必要はなく、経済的である。
さらに、ルアー本体内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝を形成することによってルアーを軽量化できるので、ルアーの水中でのスイム時の動きがきびきびとしたきれのある動きになって本当の小魚のように見えるため、魚が食い付きやすく、よりよい釣果が期待できる。
図1は、鱗模様無しルアーの一例を示す側面図である。 図2(a)は本考案のルアーの右側体の一例を示す平面図、図2(b)は溝と鱗模様を示す、図2(a)の一部を拡大した図である。 図3(a)は本考案のルアーの右側体の別の例を示す平面図、図3(b)は溝と鱗模様を示す、図3(a)の一部を拡大した図である。 図4(a)は本考案のルアーの右側体のさらに別の例を示す平面図、図4(b)は溝と鱗模様を示す、図4(a)の一部を拡大した図である。
以下に、本考案の実施が可能な形態について説明する。当然のことながら、本考案の範囲を逸脱することなく、他の実施形態を利用することもできる。
図1において、ルアー本体1には、釣針保持金具2、3を介して釣針4、5が取り付けられ、釣糸保持金具6に釣糸7が取り付けられている。このルアーは、後記する図2(a)ないし図4(a)に示す、内側面に鱗模様の有るルアーの外側面に透過性の無い色彩を施すことによって、鱗模様を見えないようにして鱗模様の無いルアーを表現した一例を示すものである。
図2(a)は、透明のアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS樹脂)を成形してなる本考案のルアーの右側体8を示す平面図である。左側体(図示せず)は右側体8とほぼ鏡面対称の形状を備えており、左側体と右側体8とを合わせて、縁部9に接着剤等の塗布もしくは接着面の溶着等の手法により接着一体化される。右側体8の内部(左側体の内部も同じである)は中空であって、内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝10aを形成することによって内側面に鱗模様10を有している(図2(b)参照)。右側体8はABS樹脂からなるので、鱗模様10はルアーの外側から目視することができる。このルアーは独特の動きを起こさせるための重心移動機構を備えている。11、12はウエイトボールであり、ウエイトボール11は仕切壁13によって囲まれた範囲内を移動することが可能であり、ウエイトボール12は仕切壁13と縁部9によって囲まれた範囲内を移動することが可能である。ルアー本体1の後端部側(釣針保持リング3aのある側)を前方へ向けてキャスティングすると、ウエイトボール11は慣性によって前端部から後端部側へ移動し、着水するとウエイトボール11は前端部側へ戻って磁石14により保持される。2a、3aは釣針保持金具、6aは釣糸保持金具である。
ルアー本体を構成する素材は内側面の鱗模様を外側から目視できるものであればよく、ABS樹脂に代えて、例えば、ポリカーボネート樹脂を使用することもできる。要は、内側面の鱗模様を外側から目視できる樹脂であればルアー本体の素材として採用することができる。
鱗模様には様々なものが考えられるので、本考案の技術的範囲に含まれる鱗模様は、鱗模様10や後記する鱗模様17および鱗模様28に限定されるものでないことは当然である。
図3(a)は、ABS樹脂を成形してなる本考案のルアーの右側体15を示す平面図である。左側体(図示せず)は右側体15と鏡面対称の形状を備えており、左側体と右側体15とを合わせて、縁部16に接着剤等を塗布して接着一体化される。右側体15の内部(左側体の内部も同じである)は中空であって、内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝17aを形成することによって内側面に鱗模様17を有している(図3(b)参照)。右側体15はABS樹脂からなるので、鱗模様17はルアーの外側から目視することができる。図3(a)に示すルアーも図2(a)に示すルアーと同じように、独特の動きを起こさせるための重心移動機構を備えている。18、19,20、21はウエイトボールであり、ウエイトボール18と19は仕切壁22、23と縁部16によって囲まれた範囲内を移動することが可能であり、ウエイトボール20と21は仕切壁24、25と縁部16によって囲まれた範囲内を移動することが可能である。2b、2c、3bは釣針保持金具、6bは釣糸保持金具、4a、4b、5aは釣針である。
図4(a)は、ABS樹脂を成形してなる本考案のルアーの右側体26を示す平面図である。右側体26は部分26aと26bの2部分から構成されている。左側体(図示せず)は右側体26と鏡面対称の形状を備えており、左側体と右側体26とを合わせて、縁部27aと27bに接着剤等を塗布して接着一体化される。右側体26の内部(左側体の内部も同じである)は中空であって、内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝28aを形成することによって、内側面に鱗模様28を有している(図4(b)参照)。右側体26はABS樹脂からなるので、鱗模様28はルアーの外側から目視することができる。図4(a)に示すルアーも図2(a)や図3(a)に示すルアーと同じように、独特の動きを起こさせるための重心移動機構を備えている。29、30はウエイトボールであり、ウエイトボール29と30は仕切壁31と縁部27bによって囲まれた範囲内を移動することが可能である。2d、3cは釣針保持金具、6cは釣糸保持金具である。
1 ルアー本体
2、2a、2b、2c、2d 釣針保持金具
3、3a、3b、3c 釣針保持金具
4、4a、4b 釣針
5、5a 釣針
6、6a、6b、6c 釣糸保持金具
7 釣糸
8 ルアーの右側体
9 縁部
10 鱗模様
10a 溝
11 ウエイトボール
12 ウエイトボール
13 仕切壁
14 磁石
15 ルアーの右側体
16 縁部
17 鱗模様
17a 溝
18 ウエイトボール
19 ウエイトボール
20 ウエイトボール
21 ウエイトボール
22 仕切壁
23 仕切壁
24 仕切壁
25 仕切壁
26 ルアーの右側体
26a、26b ルアーの構成部分
27a、27b 縁部
28 鱗模様
28a 溝
29 ウエイトボール
30 ウエイトボール
31 仕切壁

Claims (2)

  1. 釣針保持金具を介して本体に少なくとも1本の釣針が取り付けられ、前記本体が中空に形成されたルアーにおいて、前記本体の内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝を形成することによって本体内側面に鱗模様を有することを特徴とするルアー。
  2. 釣針保持金具を介して本体に少なくとも1本の釣針が取り付けられ、前記本体が中空に形成されたルアーにおいて、前記本体の内側面に沿って鱗模様の外形線に対応するように溝を形成することによって本体内側面に鱗模様を有するとともに、ルアー本体外側面に色彩を施してなることを特徴とするルアー。
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