JP3174888U - 釣り用疑似餌 - Google Patents

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浩志 近藤
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株式会社ダミキジャパン
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Abstract

【課題】天然の素材である貝殻を効果的に利用して自然の反射光を生み出すことができる釣り用疑似餌を提供する。
【解決手段】釣り用疑似餌Lを、泳魚の餌となる生物の外形を模した形状の透明又は半透明の樹脂製の疑似餌本体1を備えてなり、この疑似餌本体1の内部に貝殻を破砕して形成された貝の破片Pを複数箇所に視認可能に配する構成にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、釣りに用いられる釣り用疑似餌に関する。
従来から、釣りに用いられる釣り用疑似餌として、種々のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
一般に、釣り用疑似餌は、釣り対象である泳魚の餌となる魚や虫の形状を忠実に模したり、魚や虫の形状の本体外面に何らかの装飾を施したりして、泳魚の注意を促すための工夫がなされている。
ところが、従来の釣り用疑似餌の多くは、人工的な素材を用いて作られたものが殆どである。このため、天然の素材を活用して自然な反射光を生じさせるようにした疑似餌はほとんどなく、特に、ワームと称される分野における釣り用疑似餌については、天然の素材により生み出される自然な反射光を有効に活用した構成のものは皆無であった。しかも、とりわけアワビの貝殻等は独特の模様を備えているが、貝殻の特性に着目して作られた疑似餌はほとんど存在しなかった。
実用新案登録第3057225号
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、天然の素材から反射する自然な光を効果的に利用した釣り用疑似餌を提供することにある。
すなわち、本考案の釣り用疑似餌は、次の構成をなすものである。
請求項1記載の釣り用疑似餌は、泳魚の餌となる生物の外形を模した形状の透明又は半透明の樹脂製の疑似餌本体を備えてなり、この疑似餌本体の内部に貝殻を破砕して形成された貝の破片を複数箇所に視認可能に配してなることを特徴とする。
このようなものであれば、内部が視認可能になっている透明又は半透明の樹脂製の疑似餌本体の内部に貝の破片が複数配されているので、貝の破片から生み出される自然の反射光を外部に表出させることができる。したがって、本考案の釣り用疑似餌であれば、釣り対象である泳魚の興味を効果的に惹きつけるものとなる。
請求項2に記載の釣り用疑似餌は、請求項1に係る構成において、前記疑似餌本体が軟質樹脂により形成されているものである。
請求項3に記載の釣り用疑似餌は、請求項1又は2に係る構成において、前記餌となる生物の外形が、魚又は虫の外形であるものである。
請求項4に記載の釣り用疑似餌は、請求項1、2又は3に係る構成において、前記貝の破片が、アワビの破片であるものである。
以上説明したように本考案によれば、天然の素材である貝の破片を効果的に利用して自然の反射光を生み出すことができる釣り用疑似餌を提供することができる。
本考案の一実施形態を示す釣り用疑似餌の斜視図。 図1のX−X線概略断面図。
以下、本考案の一実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すものは、本考案である釣り用疑似餌であるワームLの全体斜視図である。図2に示すものは、疑似餌本体1の内部を説明するためのもので、図1におけるX−X線概略断面図である。
この実施形態は、本考案である釣り用疑似餌を、ソフトタイプの釣り用疑似餌(ソフトルアー)であるワームLに適用したものである。このワームLには、図示しないリグ、すなわち、釣り糸に取り付けられた釣り針等の仕掛けが所定の箇所に取り付けられる。
このワームLは、釣り対象となる泳魚の餌となる生物の外形を模した形状の半透明の疑似餌本体1を備えている。より具体的に言えば、本実施形態に示される疑似餌本体1は、半透明の樹脂製のものであり、魚の外形を模した形状をなしている。疑似餌本体1の形状は、釣り用ワームとして一般的に採用されている種々のものにすることができる。
疑似餌本体1は、例えば、軟質プラスチックやゴム等の軟質樹脂により形成されたものである。本実施形態における疑似餌本体1は、泳魚の興味を引き付けるために、魚の外形を模したものとなっており、魚の尾ひれに相当する部位である尾ひれ部11と、魚の胴体に相当する部位である胴体部12とを備えている。尾ひれ部11と胴体部12との間には、薄肉に形成したくびれ部13が設けられており、水の力を受けた際に、尾ひれ部11が種々の動きを行えるようにしている。胴体部12の前部分(魚の頭に相当する部分)の左右両側には、魚の目を模した窪み部14及び魚のエラ部分を模したエラ凹み部15が対をなして形成されている。更に、胴体部12における上下にはそれぞれ胴体部12の長手方向に延びる凹溝121が形成されており、釣り針の位置決め等に利用される。
しかして、本実施形態におけるワームLは、疑似餌本体1の内部に貝殻を破砕して形成された貝の破片、具体的には、アワビの貝殻を破砕して形成されたアワビ片Pを複数箇所に視認可能に配してなるものである。すなわち、この疑似餌本体1は、エラストマー等の軟質樹脂に、アワビの貝殻を破砕して得られた破片であるアワビ片Pを複数含有させた上で、魚の形状に形成されたものである。このため、疑似餌本体1の内部には、図1及び図2に概略的に示すように、不規則的に複数のアワビ片Pが配されている。換言すれば、この疑似餌本体1は、アワビ片Pが添加されて練り込まれてなる成形前の軟質樹脂を、金型に投入することにより所定の形状に成型されたものである。
アワビ片Pは、海に生息するアワビ(鮑)の貝殻を砕いて得られた薄膜の破片である。なお、個々のアワビ片Pの上下及び左右寸法は、およそ1mm〜3mm程度に設定されている。換言すれば、アワビの貝殻を破砕した後、上下寸法が1mm〜3mm程度のアワビ片Pを選定して、疑似餌本体1に適用している。アワビ片Pは、アワビの貝殻が持つの天然の模様の一部を備えているものであり、変化に富んだ多様性のある反射光を生じさせるものである。
このように、本実施形態に係るワームLは、半透明の疑似餌本体1の内部にアワビ片Pを複数配したものであり、この疑似餌本体1の内部に位置するアワビ片Pが受けた反射光を半透明の樹脂を介して外部に表出させることができるようになっているため、人工的には実現することができない変化に富んだ多様性のある反射光ないし模様を表現することができるものとなっている。つまり、アワビ片Pから反射される天然の反射光を利用して泳魚を惹きつけることができるようになっている。
換言すれば次のとおりである。すなわち、製品を大量生産する場合には、従来の人工的なものでは模様のバリエーションに限界が生じていたところ、本実施形態に示すものであれば、天然のアワビの貝殻から得られたアワビ片Pを利用するため、個々の商品のすべてにおいて、他のものと異なる個性を有した光の反射を実現することができるものとなる。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
疑似餌本体は、本実施形態に示したソフトタイプものに限定されるものではなく、例えば、硬質樹脂を用いたいわゆるハードタイプのものにしてもよい。
貝の破片として用いられる貝は、本実施形態に示されるようなアワビに限定されるものではない。すなわち、貝として好適に用いられるものとしては、貝の内側部分にいわゆる真珠層を備えているものが好ましく、例えば、サザエ、あこや貝、タカセ貝、夜行貝等が挙げられる。
また、貝の破片の大きさについても、本実施形態に示されるものに限定されるものではなく、種々の大きさの貝の破片を適用しても良い。
更に、疑似餌本体は、貝の破片とともに他の反射体を併用しているものであってもよい。ここで言う「他の反射体」には、他の貝殻を砕いて得られた貝殻片や、樹脂で形成された人工的な反射体等が考えられる。
疑似餌本体の外形は、泳魚の餌となる生物の外形を模した形状であればよく、魚の形状に限られず、虫の形状を模したものであっても良いし、カニ、エビ、タコ、イカの形状を模したものであっても良い。なお、単なる棒状の形状のものはミミズ等の棒形状に近似した生物の外形を模したものと解釈するものとする。
疑似餌本体は、半透明のもののほか、完全に透明のものであってもよい。いずれにしても、疑似餌本体は、本体の内部をおよそ把握できる透明度を備えされいればよい。したがって、有色透明のものでもよいし、無色透明であってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…疑似餌本体
11…尾ひれ部
12…胴体部
13…くびれ部
14…窪み部
15…エラ凹み部
121…凹溝
P…アワビ片(貝の破片)

Claims (4)

  1. 泳魚の餌となる生物の外形を模した形状の透明又は半透明の樹脂製の疑似餌本体を備えてなり、この疑似餌本体の内部に貝殻を破砕して形成された貝の破片を複数箇所に視認可能に配してなることを特徴とする釣り用疑似餌。
  2. 前記疑似餌本体が軟質樹脂により形成されている請求項1記載の釣り用疑似餌。
  3. 前記餌となる生物の外形が、魚又は虫の外形である請求項1又は2記載の釣り用疑似餌。
  4. 前記貝の破片が、アワビの破片である請求項1、2又は3記載の釣り用疑似餌。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019092468A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 グローブライド株式会社 魚釣用疑似餌
JP2020198787A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 有限会社マドネスジャパン ソフトルアー

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