JP3176695B2 - 側波帯妨害によってテレビ信号を保護する方法および装置 - Google Patents

側波帯妨害によってテレビ信号を保護する方法および装置

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イーグル、コントロニクス、インコーポレーテッド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/167Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号の不許可受信を防
止するため、テレビ送信信号を保護しまたはスクランブ
ルする方法およびシステムに関するものである。さらに
詳しくは、本発明は、側波帯の信号の一部を強調して、
信号が受信機側の全帯域通過型遅延等化器を通過させな
い限り認識不能とする側波帯妨害技術を使用することに
よって、不許可受信からテレビ送信信号を保護する方法
および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加入式テレビ送信システム(一定グルー
プのテレビ受信機を対象として送信されるテレビプログ
ラム信号の受信が特定の許可された受信者に限定される
システム)においては、加入料金を払っていない人によ
る無許可受信を防止するため、そのテレビ送信信号をス
クランブルしまたは暗号化ないし秘匿化することが一般
的に行われている。通常の有線放送(CATV)は代表
的な加入式テレビシステムであるが、有線放送でなく加
入者に無線周波数(RF)送信を使用するその他のシス
テムも開発されている。加入式テレビシステムが1チャ
ンネル以上のチャンネルを提供する場合、プレミアムサ
ービスを提供するため特定のチャンネルのスクランブル
または保護を成すことが望ましい。
【0003】テレビ送信信号のスクランブルのために種
々の方法が提案されているが、最も一般的に使用される
方法は、テレビ送信信号の音声搬送波と映像搬送波との
間にスクランブル信号または干渉搬送波信号を加えるこ
とである。スクランブル信号がテレビ送信信号に付加さ
れて付加情報を与え、この付加情報がテレビ受信機に、
スクランブルされたテレビ送信信号を非コヒーレンス形
として再構築させる。許可されたテレビ受信機において
スクランブルされたテレビ送信信号を高Qノッチフィル
タを通すことによってスクランブル信号が除去される。
実際上は、必要な加入手数料を払うことによって、高Q
ノッチフィルタを入手することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにスクラン
ブルされたテレビ送信信号からスクランブル信号を除去
するためにノッチフィルタまたは帯域除去フィルタを使
用するには二、三の問題点がある。例えば、本来のテレ
ビ送信信号、すなわちスクランブル以前の信号の情報内
容の一部がスクランブル信号と一緒に除去されてしま
い、ここに正規信号の品質劣化を生じることである。米
国特許第4074311号明細書に記載のようにスクラ
ンブル信号を中心として帯域を対称的に増幅するプレエ
ンファシス増幅器を使用することによってこのような信
号劣化をある程度補償することができるが、このプレエ
ンファシスは品質劣化を完全に補償するものではない。
さらに、これより高いチャンネル周波数において非常に
狭い帯域特性の帯域フィルタを備えることは困難であ
る。このようにして、高周波数テレビチャンネルを保護
する際に受信テレビ信号の劣化が激しくなる。
【0005】本発明の目的は、許可された受信機におい
て帯域除去フィルタを使用することなく、テレビ送信信
号を不許可受信から保護するための方法および装置を提
供することである。帯域除去フィルタの使用が避けられ
れば、テレビ信号の情報内容全体が許可された受信者に
提供され、従って通常のテレビ保護システムにおいて見
られる信号劣化の問題を避けることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】事後に帯域除去フィルタ
によって除去されなければならないスクランブル信号を
付加する通常のシステムと異なり、本発明においてはテ
レビ信号の映像成分および音声成分が不許可テレビ受信
機によって受信された時に、認識不能、すなわち映像的
にまたは音声的に認識できないようにするため、テレビ
送信信号の側波帯の信号の一部を強調する側波帯妨害技
術を使用する。しかし、受信信号は、この信号を許可受
信機の受動型全帯域通過型遅延等化器を通過させること
によって認識可能となされる。
【0007】さらに詳しくは、本発明の装置は、送信機
の変調器によって生成されたIF信号を同一位相の第1
信号および第2信号に分割する分割手段と、第1信号
を、側波帯の振幅を強調するように処理して側波帯強調
信号を生成する側波帯強調手段と、側波帯強調手段によ
る第1信号の処理中に第1信号の中に生じる位相および
振幅の変移量に対応する位相および振幅の補償変移量を
生じるように第2信号を処理する補償手段と、第2信号
が補償手段によって処理された後に、側波帯強調手段に
よって生成された側波帯強調信号と第2信号とを結合し
て暗号化IF信号を生成する結合手段とを備える。
【0008】
【作用】暗号化されたIF信号の中に含まれる側波帯強
調信号が暗号化されたテレビ送信信号の側波帯の振幅お
よび位相の変移を生じ、その暗号化テレビ送信信号が不
許可受信機によって受信された時にこれを認識不能にす
る。暗号化テレビ送信信号を復号してこれを認識可能、
すなわち映像的にまた音声的に認識可能とするために、
復号手段すなわちデコーダが備えられる。このデコーダ
は側波帯強調信号によって生成された暗号化テレビ送信
信号の側波帯信号中の振幅強調と位相変移を補償するよ
うに作用し、この側波帯の信号を、送信された初期ビデ
オ入力信号に対応する正規信号に復元する。伝送側の変
調器に加えられた初期ビデオ入力信号の全域情報が許可
受信機によって受信されるので、信号の劣化が防止され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図10に示す実施
例について詳細に説明する。
【0010】本発明の基本的原理は、テレビ信号の映像
成分および音声成分が不許可テレビ受信機によって受信
された時に認識不能となるように、テレビ送信信号の側
波帯の一部を故意に強調する側波帯妨害技術を使用する
ことにある。受信信号は、許可受信機において強調され
た側波帯の信号に逆変換を施してこれを本来のテレビ信
号に復元する受動型全帯域通過型遅延等化器を通過させ
ることによって認識可能とされる。これにより、本来の
送信信号の情報内容が許可受信機によって過不足なく受
信されるので、事後に受信機において帯域除去フィルタ
を使用する通常のシステムに伴う信号劣化が避けられ
る。
【0011】送信側の変調器の中間周波数(IF)ルー
プの中に側波帯妨害システム(SIS)のヘッドエンド
エンコーダを配置することにより、側波帯妨害技術が実
施される。このSISヘッドエンドエンコーダは、保護
されるチャンネルの側波帯信号の狭い周波数帯域部分を
故意に強調すなわち増幅する。この強調された側波帯部
分が、保護されるチャンネルの映像搬送波信号および音
声搬送波信号と干渉し、このチャンネルを正規の映像お
よび音声の受信に対して無効にする。保護されるチャン
ネルに対応する受動型全帯域通過型遅延等化器が各許可
受信機に備えられて側波帯強調効果を除去する。マルチ
チャンネルシステムにおいては、許可受信機においてそ
れぞれの保護されるチャンネルについて受動型全帯域通
過型遅延等化器が備えられる。
【0012】図1に示すSISヘッドエンドエンコーダ
は、送信側IF変調器8のIF出力端に接続された入力
端を有する入力増幅器10と、入力増幅器10の出力線
に接続された同一位相の信号を出力する2出力端子を有
するスプリッタ12と、第1可変減衰器14と、スプリ
ッタ12に接続された移相器20と、可変減衰器14の
出力線に接続された狭い周波数帯域の信号を通過させる
帯域通過ヘリカルフィルタ16と、フィルタ16の出力
端に接続された増幅器18と、移相器20の出力線に接
続された遅延線22と、遅延線22の出力端子に接続さ
れた第2可変減衰器24と、増幅器18および第2可変
減衰器24に接続された同一位相の2入力端子結合器2
6とを含んでいる。
【0013】入力ビデオ信号に対応するIF信号を生成
するIF変調器8から供給されるIF信号を入力増幅器
10により増幅し、IF信号がヘッドエンドエンコーダ
によって処理されるのに伴って生じるロスを補正する。
スプリッタ12は、入力増幅器10から供給される増幅
信号を同等の位相および振幅の第1信号および第2信号
に分割する。第1信号は側波帯強調信号を生成するため
に使用され、次にこの強調信号が第2信号と結合され
て、ヘッドエンドエンコーダの暗号化されたIF出力信
号を形成する。
【0014】さらに詳しくは、第1信号は第1可変減衰
器14に供給される。減衰器14は振幅が強調された側
波帯強調信号の振幅を調整するために使用される。この
第1可変減衰器14からの出力信号が帯域通過ヘリカル
フィルタ16に供給される。このフィルタ16は第1可
変減衰器14から受けた入力信号の特定周波数帯域部
分、好ましくは43.2MHzないし44MHzの範囲
内の周波数、最も好ましくは43.2MHzを中心とす
る狭い帯域特性の信号部分のみを増幅器18に通す。増
幅器18はフィルタ16によって生じた信号ロスを補償
するために備えられている。この増幅器18の出力信号
が側波帯強調信号を形成する。
【0015】フィルタ16は好ましくは共振キャビテイ
30(図2において上部蓋を取り除いて示す)を含む。
共振キャビテイ30は、第1インダクター34に接続さ
れた第1可変コンデンサ32を含む第1共振回路と、第
2インダクター38に接続された第2可変コンデンサ3
6を含む第2共振回路とを収容している。第1共振回路
は第1結合コンデンサ42を介して入力コネクタ40に
接続され、また第2共振回路は第2結合コンデンサ46
を通して出力コネクタ44に接続される。第1および第
2インダクター34,38はナイロン(商品名)コアの
上にヘリカル形に巻き付けられ、キャビテイ30に対し
てネジ50(または類似の調整可能のファスナー)によ
って固着され、このネジ50はキャビテイ30の壁体の
中に配置されたみぞ穴48を通してナイロンコアの中ま
で延在する。帯域通過ヘリカルフィルタ16の全体応答
の形は、みぞ穴48に沿って第1および第2インダクタ
ー34,38の相対位置を変動させることによって調整
される。このフィルタ16の基本的回路図を図4に示
す。
【0016】スプリッタ12によって生成された第2信
号は移相器20に供給される。この移相器20を使用し
て、第2信号の位相を移動させ、第1信号が可変減衰器
14、フィルタ16および増幅器18からなる強調信号
発生回路を通過して処理される際に第1信号に生ずる位
相変移量を補償する。移相器20から出た出力信号が遅
延線22に供給される。遅延線22は、第1信号が強調
信号発生回路を通る際に生じる信号遅延に対応する時間
だけ、第2信号を遅延させるために使用される。遅延線
22からの出力信号が第2可変減衰器24に加えられ、
第2信号の振幅が、第1信号の処理中の振幅変動量に対
応するように調整される。このようにして処理された第
2信号は、増幅器18から出力される側波帯強調信号と
共に結合器26に入力され、ここで両者は結合すなわち
加算され、ヘッドエンドエンコーダから暗号化IF出力
信号として出力される。この暗号化IF出力信号は送信
側のIF変調器8から供給される当初のIF入力信号と
上述の側波帯強調信号との組み合わせであって、不許可
受信に対して妨害された受信信号を供給することにな
る。帯域通過ヘリカルフィルタ16の共振ピークにおい
て生じる1つの大きな位相変移を含む側波帯強調特性を
持っている。暗号化IF信号はさらに送信側変調器のR
F変換器28によって処理され、次に通常の増幅器、ミ
キサーなどによって処理されて暗号化すなわち秘匿化テ
レビ送信信号を生成する。
【0017】側波帯強調の効果を図8および図9の比較
によって説明する。図8は通常の側波帯信号レベルを示
すマルチバーストパタンによって変調されたテレビ送信
信号の映像搬送波と音声搬送波のスペクトル分析結果の
表示である。図9は、図1に説明したヘッドエンドエン
コーダによって暗号化された「妨害処理」後の信号のス
ペクトル分析の表示である。暗号化信号の側波帯強調は
例えばAFC,AGCおよび復調プロセスとの干渉を生
じることによって正常なテレビ受信機の動作に有害な作
用を与えて、受信された暗号化TV信号を視聴不能とす
る。例えば、音声障害度は強調側波帯領域において得ら
れる側波帯エネルギーの関数である。さらに詳しくは、
特に強調側波帯の振幅レベルは受信者の復調器をビデオ
搬送波ではなく強調側波帯の上にロックさせて、暗号化
チャンネルの映像および音声に受信損失を生じる。強調
側波帯は好ましくは映像搬送波信号の6dBのレベルよ
り少し高い振幅レベルを有するが、これより高い振幅レ
ベルまたは低い振幅レベルを使用することもできる。
【0018】図5は、図1に示すSISエンコーダによ
って暗号化されたテレビ送信信号の復号のために使用さ
れるSISデコーダの回路図である。このデコーダは4
共振回路を含む。すなわち、第1共振回路はインダクタ
ーL1,L5およびコンデンサC1から成り、第2共振
回路はインダクターL2およびコンデンサC2,C5お
よびC6から成り、第3共振回路はインダクターL4,
L6およびコンデンサC4から成り、また第4共振回路
はインダクターL3とコンデンサC3,C7,C8から
成る。入力コネクターINから出力コネクターOUTに
直流電流が流れることを防止するためブロッキングコン
デンサC9が使用される。
【0019】暗号化テレビ送信信号のRFスペクトル全
体がコネクターINからデコーダの中に入る。図6およ
び図7に示すように、振幅および位相の応答が図1のエ
ンコーダによって生成された側波帯強調信号の振幅およ
び位相の応答の逆になるように、すなわち側波帯強調の
効果を相殺するように、図5の共振回路が同調する。こ
のように、図10に示すように、デコーダは側波帯強調
信号の効果に逆作用し、側波帯信号はその正規の振幅と
位相に戻される。すなわち、暗号化されていない信号に
対応し、送信された当初のビデオ入力信号を代表する振
幅および位相に戻され、受信した信号を正常に視聴する
ことができるようにする。デコーダ中の損失により、復
号された信号にある程度の減衰が生じることに注意しな
ければならない。
【0020】本発明は、ハードワイヤまたはRFの信号
分配ネットワークを利用して単数または複数のテレビチ
ャンネルを複数の受信機に送信し、この場合に単数また
は複数のチャンネルを無許可受信から防護することが望
ましい任意の型のテレビシステムまたはビデオシステム
に応用される。また本発明は、NTSC、PALおよび
SECAMを含む任意の標準放送フォーマットにも適用
可能である。特に本発明は通常のCATVシステムの単
数または複数のチャンネルを保護するため、すなわち秘
匿化するために適当なものである。
【0021】本発明をその好ましい若干の実施態様につ
いて説明した。しかし本発明はその主旨の範囲内におい
て任意に変更実施することができる。例えば帯域通過ヘ
リカルフィルタ16は好ましくは43.2ないし44M
Hzの範囲内で作動するが、IF信号映像搬送波と音声
搬送波との間の任意周波数で作動させることができる。
しかし好ましい範囲外の動作は、一般に許容されるレベ
ル以上の復号された映像搬送波および音声搬送波の減衰
を生じる。また、暗号化テレビ送信信号の映像搬送波と
隣接チャンネルの音声搬送波との間にある側波帯信号に
影響を与えるため、IF信号の映像搬送波以上の周波数
レベルで帯域通過ヘリカルフィルタ16を作動させるこ
とができる。しかし、この範囲内の動作は隣接チャンネ
ルの音声搬送波に悪影響を与える可能性があるので、隣
接チャンネルが利用されないチャンネル、すなわち稼動
チャンネル周波数が干渉を防止できる程度に離隔されて
いるシステムに制限されなければならない。またデコー
ダの構造は、側波帯強調信号の効果に逆作用する機能を
有する限り、変更することができる。最後に、本発明を
暗号化テレビ送信信号のコンテキストにおいて説明した
が、本発明は任意の広帯域振幅変調信号について使用可
能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、許可された受信機にお
いて帯域除去フィルタを使用することなく、テレビ送信
信号を不許可受信から保護するための方法および装置を
提供することができる。帯域除去フィルタの使用を避け
ることにより、通常のテレビ保護システムにおいて見ら
れる信号劣化の問題を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により送信側に配置されるテレビ送信信
号保護用の側波帯妨害システムのヘッドエンドエンコー
ダのブロックダイヤグラム。
【図2】図1のヘッドエンドエンコーダの中に配置され
る側波帯ヘリカルフィルタの好ましい実施態様の平面
図。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図。
【図4】図2の側波帯ヘリカルフィルタの回路図。
【図5】図1のヘッドエンドエンコーダによって生成さ
れたテレビ送信信号を復号するデコーダの回路図。
【図6】図1のヘッドエンドエンコーダの振幅対周波数
応答のプロット図。
【図7】図5のデコーダの振幅対周波数応答のプロット
図。
【図8】通常の側波帯レベルを示すマルチバーストパタ
ンによって変調された映像搬送波−音声搬送波のスペク
トル分析図。
【図9】図1のエンコーダによって妨害化された信号の
スペクトル分析図。
【図10】図9に示す信号を図5のデコーダを通過させ
た後のスペクトル分析図。
【符号の説明】
8 IF変調器 10 入力増幅器 12 スプリッタ 14 第1可変減衰器 16 帯域通過ヘリカルフィルタ 18 増幅器 20 移相器 22 遅延線 24 第2可変減衰器 26 結合器 28 RF変換器 30 フィルタ26のキャビティ 32、36 コンデンサ 34、38 インダクター 40 入力コネクタ 42、46 コンデンサ 44 出力コネクタ 50 ネジ L1−L6 インダクター C1−C8 コンデンサ C9 ブロッキングコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テッド、ハートソン アメリカ合衆国アリゾナ州、スコッツデ イル、ノース、セブンティセブンス、ス トリート、10012 (56)参考文献 特開 昭60−132483(JP,A) 特開 昭49−119502(JP,A) 特公 平2−37146(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信機の変調器によって生成されたIF信
    号を同一位相の第1信号および第2信号に分割する分割
    手段と、 前記第1信号を、側波帯の振幅を強調するように処理し
    て側波帯強調信号を生成する側波帯強調手段と、 前記側波帯強調手段による前記第1信号の処理中に前記
    第1信号の中に生じる位相および振幅の変移量に対応す
    る位相および振幅の補償変移量を生じるように前記第2
    信号を処理する補償手段と、 前記第2信号が前記補償手段によって処理された後に、
    前記側波帯強調手段によって生成された前記側波帯強調
    信号と前記第2信号とを結合して暗号化IF信号を生成
    する結合手段とを備えている、信号を不許可受信から保
    護する装置。
  2. 【請求項2】前記側波帯強調手段は、可変減衰器と、こ
    の可変減衰器に接続された帯域通過ヘリカルフィルタ
    と、この帯域通過ヘリカルフィルタに接続された増幅器
    とを備えている請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記補償手段は、移相器と、前記移相器に
    接続された遅延線と、前記遅延線に接続された可変減衰
    器とを備えている請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記帯域通過ヘリカルフィルタは、第1共
    振回路と第2共振回路とを含む共振キャビテイを備えて
    いる請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第1共振回路は第1インダクターに接
    続された第1可変コンデンサを含み、前記第2共振回路
    は第2インダクターに接続された第2可変コンデンサを
    含み、前記第1共振回路は第1結合コンデンサを通して
    前記共振キャビテイの入力コネクタに接続され、また第
    2共振回路は第2結合コンデンサを通して前記共振キャ
    ビテイの出力コネクタに接続されている請求項4に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】前記第1インダクターと第2インダクター
    はそれぞれナイロンコアの上にヘリカル形に巻き付けら
    れて調整可能ファスナーによって前記共振キャビテイに
    固定され、前記ファスナーは前記共振キャビテイの壁体
    の中に配置されたみぞ穴を通してナイロンコアの中まで
    延在している請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記暗号化IF信号を、側波帯強調特性を
    有するRF暗号化テレビ送信信号へと処理する処理手段
    をさらに備えている請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記側波帯強調信号は、前記RF暗号化テ
    レビ送信信号の映像信号搬送波信号振幅レベルに近いか
    それ以上の側波帯振幅レベルを持っている請求項7に記
    載の装置。
  9. 【請求項9】前記RF暗号化テレビ送信信号から前記側
    波帯強調特性を除去する復号手段をさらに備えている請
    求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記復号手段は複数の共振回路を形成す
    るように接続された複数のインダクターおよび複数のコ
    ンデンサを備えている請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】側波帯強調特性を有する暗号化信号を復
    号化する復号装置であって、前記暗号化信号の側波帯振
    幅レベルを調整する振幅調整手段と、前記暗号化信号中
    の側波帯位相変移を補償する位相補償手段とを備えてい
    る復号装置。
  12. 【請求項12】前記振幅調整手段と前記位相補償手段
    は、複数の共振回路を形成するように接続された複数の
    インダクターおよび複数のコンデンサを備えている請求
    項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】送信機の変調器によって生成されたIF
    信号を分割器によって同一位相の第1信号および第2信
    号に分割する分割段階と、 前記第1信号を側波帯強調手段によって処理し、側波帯
    の信号振幅を強調した側波帯強調信号を生成する強調処
    理段階と、 前記第2信号を補償手段によって処理し、前記第2信号
    の中に、前記第1信号の処理中に前記第1信号に生じる
    位相および振幅の変移量に対応する位相および振幅の補
    償変移量を生じさせる補償処理段階と、 前記第2信号が前記補償手段によって処理された後に、
    前記強調処理段階によって生成された前記側波帯強調信
    号と前記第2信号とを結合器によって結合して暗号化I
    F信号を生成する結合段階とを含む、信号を不許可受信
    から保護する方法。
  14. 【請求項14】前記強調処理段階は、前記第1信号の減
    衰度を可変減衰器によって変化させる変化段階と、前記
    第1信号の選択された部分を前記可変減衰器に接続され
    た帯域通過ヘリカルフィルタを通過させる通過段階と、
    前記第1信号の通過された部分を前記帯域通過ヘリカル
    フィルタに接続された増幅器をもって増幅する増幅段階
    とを含んでいる請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】前記補償処理段階は、移相器によって前
    記第2信号を移相する移相段階と、前記移相器に接続さ
    れた遅延線をもって前記第2信号を遅延させる遅延段階
    と、前記遅延線に接続された可変減衰器をもって前記第
    2信号の減衰度を調整する調整段階とを含んでいる請求
    項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記暗号化IF信号を、側波帯強調特性
    を有するRF暗号化テレビ送信信号へと処理する処理段
    階をさらに含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記RF暗号化テレビ送信信号から前記
    側波帯強調特性を除去する除去段階をさらに含む請求項
    16に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記除去段階は、前記暗号化テレビ送信
    信号の側波帯振幅レベルと側波帯位相特性を補正する補
    正段階を含む請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記帯域通過ヘリカルフィルタは43.
    2MHzから44MHzまでの範囲内の周波数を中心と
    する狭い帯域の信号のみを通過させる請求項14に記載
    の方法。
  20. 【請求項20】前記帯域通過ヘリカルフィルタは周波数
    43.2MHzを中心とする狭い帯域の信号のみを通過
    させる請求項14に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記帯域通過ヘリカルフィルタは周波数
    43.2MHzから44MHzまでの範囲内の周波数を
    中心とする狭い帯域の信号のみを通過させる請求項2に
    記載の装置。
  22. 【請求項22】前記帯域通過ヘリカルフィルタは周波数
    43.2MHzを中心とする狭い帯域の信号のみを通過
    させる請求項2に記載の装置。
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