JP3176538U - 原発事故から飛散された地面の放射線を遮蔽、防護靴底の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】地面からの被爆を防ぐ靴底の構造を提供する。
【解決手段】放射線を遮蔽する性質のある粉末塩化カルシウム無水塩、又は、酸化ナマリ、流体ナマリ、固体ナマリ、アルミシール物質のいずれか一つ又は複数から出来た板を用いて、各種のゴム、合成樹脂、木材、厚い皮で作られた靴の底体部分の約中間部の真ん中位置する部分に足裏と同様サイズの板を平面状に重ねて配置する。
【選択図】図1

Description

本考案は地面に汚染された放射能を遮蔽するための専用靴底の構造に関するものである。
今まで同様な技術と類似の考案はないものである。
特開2011−99791 特開2010−505105
本考案の背景は原発事故などから飛散され地面に落ちた高い放射性汚染物質、特に、半減期が30年のセシウム137を除去しない限り、汚染地にいる人々は、長期にわたって、健康被害に大きい問題として指摘されている。最近の調査で、汚染地の放射線高い値の所は空中ではなく、多くは地面であることが明らかにされている。また、一部地上汚染の高いミニスポットは、空中の放射線測定値より、地面測定で数倍から十数倍までに高くなっていることも確認され、それは地面に溜まった透過能力の弱いβベータ線など放射能が含まれると言います。βベータ線は、ベータ線熱傷を起こすことや内部被爆の源とも言われます。医学的視野からすれば、人体はあるレベル(公的安全基準以上)の放射線を浴びた場合は症状が確定的であることが一般に認識されている。また、被爆した放射線量が少なくてもDNA遺伝子を傷つけ免疫系の病気発生率を高めると言われている。ところが、人間生活の基本条件としては両足がほぼ地面に接して日常生活を過ごしているので、身体に対する被爆被害はまず地面に一番接近している両足に対する被爆である。その被爆に対し、長期にわたって何も防護装置などを取らなければ、放射線被曝してしまうことになりかねない。本考案は上記の問題を解決するに当たって、まず、最大限に放射能遮蔽可能な靴として本考案の解決しようとする課題となっている。尚かつ、人が暮らしの中で走ることなど運動するにも支障のない、又は、本考案の靴底の考案構造で動物やペットも履ける放射能を遮蔽するための靴として課題となっています。
原発事故など飛散され地面に落ちた低レベル放射能(ICRP)国際放射線防護委員会が設けた安全基準の数倍から約百倍範囲(毎時10マイクロシーベルト前後位)の汚染物質は、地面から空間距離を開けることによって放射能総濃度が衰退していく性質(本考案には空間遮蔽性能と言います)が本考案の実験で判明しました。本考案はその空間の遮蔽性質特徴を合理的利用し、放射能を遮蔽する目的のため各類用途の靴底を考案し、足もとが放射能汚染の被爆を防ぐ手段取っている。
従って、本考案は放射能を遮蔽する靴として、放射能を遮蔽する性質の持つ鉱物などを靴底の内部に、各形状の遮蔽するための構造にした、足を放射能汚染からの被爆を防ぐ手段を取っている。
更に、最近の研究では透過力が強いとされるセシウム137を含む放射能を遮蔽材である新たな鉱物が発見されていた。その物質名は、塩化カルシウム.無水塩で化学式はCaClの粉状である。その塩化カルシウムの使用される量、(厚さ)によって放射能遮蔽性能は変わっていくことで、本考案の放射能遮蔽用靴にもその鉱物を使用する構造にしている。
上述の様に、本考案は地上放射能が空間遮蔽の性質特徴「0005」を靴底の構造設計に設けているが、しかし、単純に空間遮蔽性質を利用する場合は、靴底の厚さがかなり高くすることで、日常的に走りや運動するには様々な支障や不便が生じる事となり、実用性に欠けている。それを根本的に克服するのは本考案の「0006」、「0007」のように、主にセシウム137を含む放射能物質を遮蔽する粉末状の塩化カルシウム、又は、その他公認された放射遮蔽性物質を靴底に様々な工芸、形状の構造にした複合的な遮蔽構造によって、人体または他の動物の足組織の地面からの被爆量を最大限に70−85%前後(本考案テストデータ成績による)の遮蔽効果があるとして役立つ。(遮蔽テスト成績データ写真資料を参考)
本考案の地上放射線汚染を遮蔽する専用靴の実施例を示す正面図である。 本考案の一部切断面図である
地上放射線汚染を遮蔽可能な防護靴として、まず、靴底全体の厚みが空間遮蔽の衰退規則データに基づいて、各用途によって厚みを決定します。本考案は一般に30mm−50mmの厚みとして設けること。そして、靴底の内部に空間層を設けて、そこに、主にセシウム137を含む放射能物質を遮蔽性のある粉末状の塩化カルシウムを均等にゴムなど柔軟性のある材質のバックに充填し、塩化カルシウムなど粉末状な鉱物は、流動性や、又は、湿気により化学発熱の可能性ことを考慮し、細かい密封するパックが必要です。(但し、靴底の材質によってパックにせず、直接靴底の内部層にある程度の量を遮蔽物層に配合することも出来る)。そして、複数のパック形成された構造体を靴底の空間部分に均等に入れ、勿論、塩化カルシウムの使用量(厚み)も用途によって調整が可能であるが、ここで、万が一パックが破れて水と塩化カルシウムによって化学反応で熱が生じた場合も考慮するため、断熱素材の板をパックの上部に設けることで熱もカットされます。上記、放射遮蔽構造を設けると共に、放射能遮蔽物質の使用、又は、熱を防ぐための安全構造を一つの靴底に様々な工夫、形状にした複合的な遮蔽構造を設けることによって、人体または他の動物の足組織が地面からの被爆量を最大限遮蔽可能な靴構造の実施する形態である。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図一、地上にある放射能を遮蔽する専用の靴底を構造一体化形成したのが本体である。1は放射能を遮蔽性があるとされる物質例えば、塩化カルシウム、酸化ナマリ、流体ナマリなどを2の柔軟性材質のバックに充填し、その複数パックの連帯構造体9の上部に、5断熱素材の板を設けて、そして、1、2、5、8、9の複合構造体を靴底部分3、4の内部に設けること。
図二のように、複数パックの連帯構造体9にするか、或いは、単に一つ遮蔽鉱物合成の板状の構造体にするのかは靴の用途と靴底の材質によって其々別構造になること。
従って、6aは靴底の上部から6bは靴底の下面までとして、靴底の厚みは各遮蔽用途によって調整すること。防護用靴底の厚みは、理想として30mm−50mmの厚みとして実施すること。
本考案の背景は、原発事故などから飛散され地面に落ちた高い放射性汚染物質の放射能汚染(ICRP)国際放射線防護委員会が設けた安全基準の十数倍から約百倍範囲(毎時10マイクロシーベルト前後位)に対し、上記の「0005」、「0006」、「0007」のように、特殊な放射能遮蔽構造を設けることによって、人体、または、他の動物の足、及び足裏の生理組織が地面からの被爆を最大限遮蔽する効果がある靴底として考案されている。今まで同様な放射能遮蔽構造の靴底、又は、同様な技術、及び類似の特許案例も見当たらないことである。本考案は、産業上で製造は簡単、技術面や製造コスト面でも、実用性が十分である。
1 放射能を遮蔽物質(塩化カルシウムを主にした酸化ナマリ、流体ナマリなど鉱物)
2 柔軟性材質のバック
3 靴底の部分
4 靴底の部分
5 断熱素材
6a 靴底の上部
6b 靴底の下面
7 靴上部の本体
8 気圧入れる空間
9 複数パックの連帯構造体

Claims (3)

  1. 放射能を遮蔽する目的の靴の構造体として、透過力強いとされるセシウム137を含む放射能を遮蔽鉱物とする粉末状の塩化カルシウム.無水塩、(化学式はCaCl)物質、又は、その他の放射能を遮蔽する性質の持つ鉱物、例えば、酸化ナマリ、流体ナマリ、海洋鉱物など物質を、靴底部(図一)のように、靴底内部層に合理的に配置する、或いは靴底の材質に配合した手段で、足、又は、足の裏が放射能汚染から被爆を防ぐための靴と靴底の構造体。
  2. 原発事故など飛散され地面に落ちた低レベル放射能(ICRP)国際放射線防護委員会が設けた安全基準の数倍から約百倍範囲(毎時10マイクロシーベルト前後位)の汚染物質は、地面から空間距離を開けることによって放射能総濃度が衰退していく性質(本考案には空間遮蔽性能と言います)が本考案の実験で判明しました。その性質を有効に利用し、足部分が地面の放射能汚染物質から離れるために、靴底の前部分を含む靴底の全体部分が合理的に厚くする(一般に30mm〜50mm前後とする)、従って、厚くした靴底に更に空間層を設けて、そこに、主に粉末状の塩化カルシウム、又は、その他の放射能を遮蔽する性質の持つ鉱物である酸化ナマリ、流体ナマリ、海洋鉱物、アルミシールなど物質を均等に靴底の空間部分に敷き入れ、従って、塩化カルシウム等の放射能を遮蔽用鉱物の使用量(厚み)は用途によって調整は可能であるが、上記、一連の放射能を遮蔽する構造を一つの靴底に設けることによって、人体、または他の動物の足部分が地面から放射能(放射線)を遮蔽する目的とした靴とその靴底の構造体。
  3. 上記の「請求項1」、「請求項2」の構造を部分的、又は、全部設けた様々な原発事故など飛散され地面に落ちた放射能汚染物質に対し、その放射能を遮蔽する目的とした構造体の靴と靴底体。
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