JP3176227B2 - 画像信号復号装置 - Google Patents

画像信号復号装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高能率符号化された後
に、伝送もしくは記録された画像を復号する画像信号復
号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の符号化において、符号化された画
像データの符号量に対し、伝送路もしくは蓄積媒体の容
量には制限がある。その為、画像の冗長分を削減したり
することにより、その制限のはんいに収まるように全体
的な符号量の削減を行う必要がある。通信用動画像符号
化方式H.261を用いて説明すると、符号化の対象と
なる画像信号は、ブロックと呼ばれる小領域を単位とし
て符号化される。
【0003】以下、図11および図12を用いてH.2
61の符号化器および復号化器について説明する。
【0004】図11はH.261の符号化器の構成を示
すブロック図である。
【0005】図11において、各々のブロックの画像信
号もしくは画像信号と動き補償フレーム間予測画像信号
との誤差信号は、DCT(離散コサイン変換)202さ
れた後に符号化制御部211により与えられる正規化係
数を用いて量子化器203において量子化される。更
に、その量子化されたデータは可変長符号化204され
ると同時に逆量子化器205で逆量子化され、IDCT
(逆離散コサイン変換)206で変換される。IDCT
された画像信号もしくはIDCTされた誤差信号に前述
の動き補償フレーム間予測画像信号を加えた画像信号
は、動き補償用可変遅延機能を持つ画像メモリ208に
記憶される。その画像メモリ208に記憶された画像信
号は、次に符号化されるフレームと動き補償がなされ、
次フレームが動き補償される場合、動き補償に応じた画
像信号が画像メモリ208より読み出され、状況に応じ
ループ内フィルタ209が施され、減算器200によ
り、次フレームとの差分信号を与える。
【0006】この一連の処理を繰り返すことにより、全
てのフレームが符号化される。
【0007】次に、 図12はH.261の復号器の構
成を示すブロック図である。
【0008】図12において、符号化された画像データ
を復号化するときに可変長符号復号器220において可
変長符号がデコードされることで変換係数の量子化値が
得られる。しかしながら、この値は量子化前の真値を得
ることは不可能であり、逆量子化器205によって得ら
れる結果は、誤差を含んだ値となる。したがって、この
値に対してIDCT206が行われ得られた画像信号も
しくは、IDCTが行われ得られた信号に前フレームか
ら動き補償フレーム間予測画像信号を加えた画像信号
も、誤差を含んだものとなる。
【0009】つまり、画像信号復号装置によって復号さ
れた画像信号は、符号化前の画像信号に符号化における
量子化誤差を加えたものとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通信用動画像符号化方
式H.261では、量子化における正規化係数を制御す
ることにより、伝送レートに収まるように、伝送する符
号量の制御を行っている。しかしながら、粗い量子化を
行った場合、量子化誤差により、復号画像上に符号化処
理単位であるブロック形状が浮きでるブロック歪や、急
峻なエッジ付近などにモヤモヤとしたモスキートノイズ
などの歪が生じる。これらの歪は、視覚的に目障りであ
り、なんらかの方法により軽減する必要がある。
【0011】このうちモスキートノイズを軽減する方法
として、簡易的には、平滑フィルタによる方法がある。
しかしながら、画像上必要とするエッジまでも平滑化し
てしまい、全体的にボケた画像になってしまうという問
題点を含んでいる。このような問題を回避する方法の1
つとして、次の”ε−分離非線形ディジタルフィルタと
その応用”電子情報通信学会昭57−論146[A−3
6]昭和57年4月文献において、エッジ保存形の平滑
フィルタが提案されている。
【0012】ε−分離非線形ディジタルフィルタ(以
下、εフィルタ)では、エッジを保存したうえで小振幅
なノイズを軽減するのに適している。以下簡単にεフィ
ルタについて述べる。フィルタへの入力信号をx
(n)、フィルタからの出力信号をy(n)とすると、
εフィルタの入出力信号の関係は、 y(n)=x(n)−Σa(k)F[x(n)−x(n
−k)] と表される。ただし、Σはk=−MからMまでの全加算
であり、a(k)は係数、F[]は関数であり、 F[x]=x : |x|<ε 0 : その他 と表わされる。ただし、εは閾値である。つまり、平滑
化を行う注目信号x(n)に対して、その近傍の信号x
(n−k)(k=−M〜M)との差分値をとり、その差
分値の重み付け平均値と注目信号x(n)との和をと
り、平滑処理を施した結果として出力信号y(n)とす
る。ただし、近傍信号x(n−k)と注目信号x(n)
との差分値の絶対値が、定められた閾値εより大きい場
合、つまり注目信号x(n)に対して近傍信号x(n−
k)は変化が大きすぎる場合、エッジである可能性が高
いと考え、注目信号x(n)の平滑処理に近傍信号x
(n−k)が関与しないように、演算上x(n−k)=
x(n)と置き換えて平滑化処理を行うというものであ
る。
【0013】εフィルタの2次元への拡張により、画像
への適用は容易である。
【0014】これにより、エッジ成分を平滑化せず、小
振幅の高調波であるノイズを平滑化して軽減することが
できる。
【0015】このため、エッジ付近に生じるモスキート
ノイズへの軽減方法としても効果的であると考えられて
おり、モスキートノイズへのεフィルタの適応は、既に
出願済みの次の特許で示唆されている。
【0016】特許1: 特開平5ー199508 画像
劣化制御方法および装置 特許2: 特開平5ー308623 画像信号復号装置 特許1によれば、εフィルタを基礎に小振幅テクスチャ
ーを保存しつつ、小振幅高調波であるノイズの抑制法を
提案している。また特許2では、モスキートノイズは、
比較的ゆっくりした動きのときに最も目立つという特徴
に着目し、ゆっくりとした動きと判断された場合に、ε
フィルタを施すことを提案している。
【0017】しかしながら、εフィルタによる効果は閾
値εに依存し、適切な閾値でない場合、歪を軽減しきれ
なかったり、逆に画像上必要とするエッジなどをも平滑
化してしまうという問題点を持っている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの課題を
解決するためのものであり、画像データを直交変換およ
び量子化手段を用いて符号化された画像データを復号化
する画像信号復号装置において、前記復号化に伴って生
じる歪を軽減する歪軽減処理手段と、前記復号画像デー
タ上の前記歪軽減処理を施す注目画素の画素値および前
記注目画素の周辺画素の画素値に基づき、前記注目画素
における画素値の勾配を求める勾配測度手段と、前記勾
配測度手段によって求められた注目画素における歪軽減
処理の特性を与える制御値を画素毎に変化させることに
よって前記歪軽減処理手段を制御する制御手段とから構
成され、前記歪軽減処理手段は歪を軽減するためのεフ
ィルタの閾値を前記制御手段によって出力される制御値
とすることによって画素毎に前記εフィルタの特性を変
化させる画像信号復号装置を提供する。さらに、前記制
御手段は前記勾配測度手段によって求められた勾配に対
して勾配の絶対値の0.4から0.6倍の制御値とする
請求項1記載の画像信号復号装置を提供する。
【0019】
【作用】以上のとおり、本発明の画像信号復号装置は、
画素毎の勾配測度手段によってステップ状に変化するエ
ッジ部の画素値の勾配を測定し、その測定された勾配値
に基づいて歪軽減処理を施すためのεフィルタの閾値が
与えられるために、復号画像信号の各々の画素に適応し
た歪軽減処理が可能となり、復号画像上必要とされるエ
ッジを保存しつつ、エッジ付近に生じる視覚的に目障り
な歪であるモスキートノイズを効果的に軽減することが
可能となる。
【0020】このモスキートノイズは、急峻なエッジ付
近、特に平坦箇所とエッジ部とからなるステップ状のエ
ッジ付近の平坦箇所で目立つ。このことから、ステップ
状に変化するエッジを保存しつつ、エッジ周辺の平坦部
に残る歪を軽減することにより画質の良い画像が得られ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。図1は本発明の一実施例である画像信号復
号装置のブロック図であり、図2はεフィルタにおける
閾値によってもたらされる効果を説明した図であり、図
3は勾配測度法の一例を説明した図であり、図4と図5
は勾配測度法の一例を説明するための図であり、図6は
勾配に対する閾値の比とεフィルタの閾値による効果を
示した図であり、図7は本発明による効果例を説明した
図であり、図8は本発明の勾配測度手段を説明するため
の図であり、図9は本発明の勾配測度手段および制御手
段の回路構成の一実施例のブロック図であり、図10は
判定器の回路構成を説明した図である。図1において、
伝送されてきた信号は可変長符号復号器220によって
可変長符号が復号化され、逆量子化器205によって逆
量子化され、IDCT206によってIDCTされる。
復号画像の符号化方式によってセレクタ210が切り換
えられ、加算器207によって加算され、復号画像が得
られる。その復号画像は勾配測度手段101によって復
号画像上の対象画素の局所的な勾配を算出し、その算出
された勾配値に基づいて制御手段102が歪軽減処理手
段104を制御する。この歪軽減処理手段104によっ
て復号された画像より歪が軽減された画像が求められる 図2において、横軸にεフィルタの閾値(E)、縦軸に
εフィルタの閾値εによる対原画像平均2乗誤差とした
ときに、ステップ上に変化する原画像に対し、通信用動
画像符号化方式H.261にもとづいて符号復号して求
められた歪を生じた復号画像に対して、εフィルタによ
る効果を対原画像平均2乗誤差を用いて示している。こ
こで勾配δを原画像上において画素がステップに変化し
た変化値とすると、この結果により元の勾配δに対して
0.16から0.64倍となる閾値εのいずれかにもっ
とも効果的に歪を軽減する閾値εが存在することが分か
る。なお、ここで対原画像平均2乗誤差(MSE* )と
言った場合は、評価対象画像および原画像のそれぞれ1
次微分画像での平均2乗誤差である。
【0022】
【数1】
【0023】ただし、x(i)は評価対象画像、o
(i)は原画像を示し、d/duは水平方向の微分演算
子、Σはiに対して、画像全域における全加算である。
図3は勾配δの測度法の一例を説明する図である。通信
用動画像符号化方式H.261における符号化処理単位
であるブロック(8ライン×8画素)内、処理対象画素
を含むブロックにおいて、隣接画素同士の差分値の絶対
値の内、もっとも大きい値を、局所的な勾配δとする測
度法である。つまり、図3において、ブロックD内の画
素(6,3)の画素を処理対象画素とした場合、ブロッ
クD内の隣接する画素同士、例えば画素(0,0)と画
素(0,1)の差分値をとり、その差分値の絶対値すべ
ての内、もっとも大きい値を、勾配δとするものであ
る。
【0024】
【数2】
【0025】ただし、(k,l)は画素(i,j)を含
むブロックの画素全て、mは0から3である。ma
x()は、最大値を取る関数である。この測度法を測度
1とする。
【0026】図4は勾配δの測度法の一例を説明するた
めの図である。処理対象画素を中心とした十字上の隣接
画素同士の差分値の絶対値の内、もっとも大きい値を勾
配δとする測度法である。例えば図4において、画素
(i,j)を処理対象画素すると、画素(i,j)を中
心とし、中心から8画素までからなる十字上の隣接画素
同士、例えば画素(i−2,j)と(i−1,j)の差
分値をとり、その差分値の絶対値すべての内、もっとも
大きい値を、勾配δとするものである。
【0027】
【数3】
【0028】ただし、dv 、dh はそれぞれ垂直、水平
方向の隣接画素同士の差分値、δv 、δh はそれぞれ垂
直、水平方向の勾配、p、qは−8から7までをとる。
この測度法を測度2とする。
【0029】図5は勾配δの測度法の一例を説明するた
めの図である。勾配δ測度用のフィルタを与え、垂直、
水平方向の勾配を算出し、その絶対値が大きい方を処理
対象画素の局所的な勾配とする。例えば、図5におい
て、処理対象画素(i,j)に対し、以下に示す一次元
一微分系のフィルタf()をもちいて、垂直、水平方向
の勾配δv 、δh をそれぞれ算出し、この勾配δv 、δ
h の絶対値の内大きい方を画素(i,j)における局所
的な勾配δとする。
【0030】
【数4】
【0031】ただし、Σはk=−8から8までの全加算
である。この測度法を測度3とする。図6は、前記測度
3において、前記図2と同様の復号画像に対して、閾値
ε=α×δとし、係数αを0から1まで振らせた場合の
εフィルタの効果を対原画像平均2乗誤差(MSE* )
で示したグラフである。この結果より、係数αがだいた
い0.4から0.6である閾値εが効果的であることが
分かる。測度1、測度2についても、だいたい同様な結
果が得られている。
【0032】図7は前記図6の結果を元に、通信用動画
像符号化方式H.261に従い符号復号し得たテスト画
像に対して、閾値ε固定の場合と、測度1、測度2、測
度3について係数αを0.5として閾値εを適応的に与
えた場合について、εフィルタを施した結果画像に対し
主観評価した結果を示している。ここでノイズの場合○
は効果あり、△は若干効果あり、×は効果なしを、エッ
ジの場合○は保存されている、△は若干保存されてい
る、×は保存されていないを示している。この結果よ
り、閾値ε固定の場合と比較し、効果的にノイズを軽減
しつつ、画像上必要と考えられるエッジ、ポイント情報
を保存していることが分かる。若干測度3による手法の
ノイズの軽減効果が低いようであることが分かる。
【0033】図8は、以下説明する本発明のモスキート
ノイズ軽減フィルタの回路構成における画素位置を示す
図である。斜線の画素X12を処理対象画素とし、その
近傍画素のうち、X10、X11、X12、X13、X
14により画素X12における局所的な水平方向の勾配
を、X02、X12、X22により画素X12における
局所的な垂直方向の勾配を求める。
【0034】図9は、本発明のモスキートノイズ軽減フ
ィルタの勾配測度部および閾値算出部の回路構成の一例
である。
【0035】勾配の測度法は前記測度3に従い、水平、
垂直方向の勾配測度用のフィルタgv(k),gh
(k)を、各々下記の通りとし、勾配δを測度する。こ
こで、勾配δは2の乗数とする。閾値εはルックアップ
テーブルにより、勾配δに従ったアドレスより読み出
す。この回路構成では、勾配δに対し、閾値εは多段階
的に与え、閾値εの算出演算の軽減、もしくはルックア
ップテーブルにおけるメモリの軽減化につながる。
【0036】
【数5】
【0037】但し、pは−1から1まで、qは−2から
2までをとる。〔〕はガウスの記号、memory()
はメモリからの読み込みを示すものとする。なお、図9
中、反転器18はビット毎の否定、論理積器23はビッ
ト毎の論理積を行う。
【0038】図10は判定器の回路構成の一例である。
入力信号I(7:0)と2の8乗との最大公約数の2の
補数値を出力信号O(7:0)として出す。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像を直交変換
手段および量子化手段を用いて符号化した画像データを
復号する画像信号復号装置において、画像データを復号
して得られた復号画像信号上、必要とされるエッジ、ポ
イント情報などを保存しつつ、画像の符号化、復号に伴
い生じる歪のうち、特に急峻なエッジ付近に生じる視覚
的な目障りな歪であるモスキートノイズを効果的に軽減
することができるために画質の良い画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】 閾値εによるεフィルタの効果を示すグラフ
である。
【図3】 本発明における勾配の測度法を説明するため
の図である。
【図4】 本発明における勾配の測度法を説明するため
の図である。
【図5】 本発明における勾配の測度法を説明するため
の図である。
【図6】 本発明における勾配に対する閾値εの比とε
フィルタの効果を示すグラフである。
【図7】 本発明のモスキートノイズ軽減フィルタの効
果例を示す表である。
【図8】 本発明のモスキートノイズ軽減フィルタの勾
配測度部を説明するための図である。
【図9】 本発明のモスキートノイズ軽減フィルタの勾
配測度部および閾値算出部の回路構成の一例である。
【図10】 判定器の回路構成の一例である。
【図11】 H.261の符号化器を構成を示す図であ
る。
【図12】 H.261の復号器の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 遅延素子 11 反転器 12 遅延素子 13 加算器 14 1/2 15 遅延素子 16 加算器 17 水平方向勾配測度部 18 反転器 19 セレクタ 20 判定器 21 勾配測度部 22 反転器 23 論理積器 24 閾値算出部 25 閾値テーブル用メモリ 26 反転素子 27 論理和素子 101 勾配測度手段 102 制御手段 104 歪軽減処理手段 200 減算器 201 セレクタ 202 DCT 203 量子化器 204 可変長符号化 205 逆量子化器 206 IDCT 207 加算器 208 動き補償用可変遅延機能を持つ画像メモリ 209 ループ内フィルタ 210 セレクタ 211 符号化制御部 220 可変長符号復号器 221 画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 5/14 - 5/217

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを直交変換および量子化手段
    を用いて符号化された画像データを復号化する画像信号
    復号装置において、前記復号化に伴って生じる歪を軽減
    する歪軽減処理手段と、前記復号画像データ上の前記歪
    軽減処理を施す注目画素の画素値および前記注目画素の
    周辺画素の画素値に基づき、前記注目画素における画素
    値の勾配を求める勾配測度手段と、前記勾配測度手段に
    よって求められた注目画素における歪軽減処理の特性を
    与える制御値を画素毎に変化させることによって前記歪
    軽減処理手段を制御する制御手段とから構成され、前記
    歪軽減処理手段は歪を軽減するためのεフィルタの閾値
    を前記制御手段によって出力される制御値とすることに
    よって画素毎に前記εフィルタの特性を変化させること
    を特徴とする画像信号復号装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記勾配測度手段によっ
    て求められた勾配に対して勾配の絶対値の0.4から
    0.6倍の制御値とすることを特徴とする請求項1記載
    の画像信号復号装置。
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