JP3175901B2 - 大型表示体における框体の開き支持装置 - Google Patents

大型表示体における框体の開き支持装置

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JP3175901B2
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忠良 丸山
毅 向達
光弘 坂本
信博 石垣
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理研軽金属工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駅の構内等に設置される
大型表示体において表示内容を替え、あるいは内部を保
守するために框体を開いた状態に支持する支持装置に関
する。
【0002】
【従来技術】一般に、この種の大型表示体は、表示内容
を表わした表示フィルムを框組みした框体を蛍光灯等の
照射手段を内装した枠体に対して蝶番を介して回動可能
に支持させる構成となっているものが多い。
【0003】ところで、照射手段や表示フィルムを交換
したり、枠体の内部の保守作業を行なったりするとき
は、框体を回動して内部を開く必要がある。この場合、
框体を開いてそのまま作業をしようとすると、大型の框
体が自身の自重により閉じるために開き施工者が必要又
はさらに開く方向に回動して危険であった。このため、
框体を適当な開き角度に保持する必要がある。
【0004】従来は一人の作業員が開いた框体を保持し
たり、あるいは適宜の開き状態を保持したりしていた。
【0005】しかしながら、このようなやり方では余分
な人手を要し、また保守・表示手段の交換などが不便で
あった。
【0006】
【発明の目的】本発明は前記欠点を解消し、特に取り扱
いが便利で、容易確実に框体の開き状態を保持すること
ができる大型表示体における框体の開き支持装置を提供
することをその目的とする。
【0007】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る大型表示体における框体の開き支持装
置は、上下枠と左右の縦枠とにより方形に枠組みされた
箱状枠体の開口部に、表示用パネルを方形に枠組みして
なる框体を開閉自在に取付けた大型表示体において、
記枠体の縁部の長手方向及び上記框体の縁部の長手方向
に沿ってそれぞれ中空部を対向するように形成し、上記
枠体に対して框体を閉じた状態で上記両中空部間に形成
された空間に棒状支持具を配置し、棒状支持具の一端
を、上記枠体の中空部に固定した止め金具に傾動可能に
支持し、棒状金具の他端を、框体の中空部に固定した受
け部に係合可能としたことを特徴とする。
【0008】なお、前記框体が内側框と外側框とからな
り、前記棒状支持具の他端はこれらの内側框と外側框に
それぞれ選択的に係合可能となるようにしてもよい。
【0009】また、前記框体の、前記棒状支持具の先端
部を受ける受け部を、断面コ字形に形成してもよい。
【0010】
【発明の作用、効果】請求項1の発明によれば、框体を
枠体に対して開いたときに、棒状支持具を傾動させてそ
の端部を枠体又は框体に係合することにより、框体は開
き状態に支持される。
【0011】 したがって上記発明によれば、枠体の内側
の部品の交換や保守作業、あるいは表示手段の交換等の
作業を一人でも楽に行なうことができる。
【0012】 また、棒状支持具は枠体又は框体に支持さ
れているから、紛失するおそれがなく、必要な時にはい
つでも開框作業ができる。
【0013】 請求項2の発明によれば、框体が内側框と
外側框とから構成されている場合は、いずれの框につい
ても自由に開き状態に支持することができる。
【0014】 請求項3の発明によれば、枠体又は框体に
は棒状支持具の先端を受ける断面コ字形の受け部が形成
されているから、框の開き状態は良好に保持できる。
【0015】
【実施例】図1は本発明に係る大型表示体の一部を破断
して示す正面図、図2は図1のXーX線上の要部の拡大
断面図、図3は図1のYーY線上の要部の拡大断面図、
図4は框体の開き支持状態を示す断面図である。
【0016】 上記各図において符号1は箱状枠体で、こ
の枠体1はアルミニウムの押出型材又はステンレスから
なる断面コ字形の上枠1aと下枠1bと左右の縦枠1c
とから方形に枠組みされ、表側に形成された開口部の外
側には表示フィルム等の表示手段3を装着した框体4が
配置されている。
【0017】 上記箱状枠体1の上枠1aと下枠1bには
光源用ソケット5が固定され、これらのソケット5には
複数の長尺光源6(蛍光灯)が平行に装着されている。
また、上記枠体1の適位各所、例えば縦枠1cなどには
安定器8や漏電ブレーカー9が固定されている。
【0018】 次に、上記枠体1の裏側に設けられた背板
12には上記隣り合う長尺光源6の間に、これらの長尺
光源6と反射板13が交互に配置固定されている。反射
板13はアルミニウム又はステンレス製で、表面に化学
処理、研磨加工により鏡面加工が施されている。
【0019】 上記枠体1の開口部の外側には表示に必要
な表示用パネルを框組みした框体4が開閉自在に配置さ
れている。
【0020】 すなわち、框体4は内側框4aと外側框4
bとから構成され、両框4a、4bはそれぞれ共通の蝶
番14により枠体1に対して連結されている。
【0021】 内側框4aは方形の中空部15の表側に乳
白色パネル18を当て、押え片16により固定すること
によりパネル18を框組みしている。外側框4bは中空
部17から外側縁19と開口縁20とを互いに直角にな
るように突出したもので、開口縁20の内側に配置した
透明アクリル板、ガラス板などの透明パネル21を押え
片22により固定することにより框組みされている。
【0022】 なお、宣伝、広告、案内等を表示した表示
フィルム、印刷紙等の表示手段3は透明パネル21と乳
白色パネル18との間に挟持されている。
【0023】 上記構成において、長尺光源6から放射さ
れた光は乳白色パネル18を経て表示手段3に照射され
るほか、光源6の両端から放射された光は反射板13に
当たって反射されて表示手段3に照射される。したがっ
て、表示手段3の表示面は均一な明るさになる。
【0024】 次に、上記外側框4bと内側框4aとは蝶
番14を介してそれぞれ係脱可能で独立に枠体1に開閉
するが、両框ともに開き状態が支持されるように構成さ
れている。
【0025】 すなわち、上記左右の縦枠1c、1cの枠
体1と框体4との間には単数又は複数の棒状支持具23
が介装されている。支持具23は断面が長方形の棒状又
は丸棒に形成され、その下端は枠体1の縦枠1cの下部
に傾動自在に支持されている。縦枠1cには中空部24
が形成され、中空部24の外側には空間部25が形成さ
れている。そして、中空部24の外側壁部26の下部に
は棒状支持具23の止め金具27が固定され、上記外側
壁部26の上部には保持金具28が固定されている。止
め金具27はコ字形に形成され、両側片には回動軸29
が設けられ、回動軸29には棒状支持具23の下端23
aが枢着されている。保持金具28は1対のJ字形のバ
ネ部間に棒状支持具23の上端23bを弾性的に挟持す
ることにより保持するものである。棒状支持具23の上
端23bを保持金具28から外すことにより棒状支持具
23は回動軸29を中心に傾動可能となる。
【0026】 これに対し、上記縦枠1cに対向配置され
た外側框4bの下部には、その縦框30の中空部31の
内側壁部32に棒状支持具23の先端の受け部材33が
固定されている。この受け部材33の受け部34の断面
はコ字形に形成されている。
【0027】 また、内側框4aの下部にも、その縦框3
5の中空部36の内側壁部37に受け部材38が固定さ
れ、その受け部に上記棒状支持具23の先端23bを係
合できるように形成されている。なお、受け部材33、
38を省略し、框の中空部31、36の内側壁部32、
37は切欠き穴を有して棒状支持具23の先端を挿入し
てもよい。
【0028】 なお、枠体1の縦枠1cの中空部24から
外側に突縁40が形成され、突縁40の先端には外方縁
41と内方縁42とが形成されている。これらの縁4
1、42のうち上記棒状支持具23を受ける際に障害と
なる部分は切欠きされている。
【0029】 これにより、枠体1に対して外側框4bを
開き状態にしたとき、棒状支持具23の上端を保持金具
28から外して傾動させ、上記外側框4bの受け部34
に係合させることにより外側框4bは開き状態に支持さ
れる。同様に、枠体1に対して内側框4aを開き状態に
したときも、棒状支持具23の上端23bを保持金具2
8から外して上記内側框4aの受け部材38に係合させ
ることにより外側框4bは開き状態に支持される。した
がって、枠体1の内側の部品の交換や保守作業、あるい
は表示手段の交換等の作業を自由に楽に行なうことがで
きる。
【0030】 なお、内側框4a又は外側框4bを閉じる
ときは、棒状支持具23の内側框4a又は外側框4bに
対する係合を外して元のように枠体1の保持金具28に
保持させ、内側框4a又は外側框4bを閉じればよい。
【0031】 また、外側框4bの下框43の外側縁の下
方からロックビス44が螺合し、このロックビス44は
内側框4aの張り出し片45を貫通し、さらに枠体1の
外方縁46に係合可能となっている。したがって、框体
4を閉じたときは、ロックビス44により閉じ状態をロ
ックすればよい。
【0032】 なお、棒状支持具を框体(内側框又は外側
框)に傾動自在に支持するとともに、枠体に受け部を設
け、框体を開き時に棒状支持具の先端を枠体の受け部に
係合させて開き状態を支持するように構成してもよい。
【0033】 図5は他の実施例で、框体4の内側框4a
と外側框4bの上部には膨突部47、48が形成され、
該膨突部47、48が枠体1の上部の受け溝39、40
に係脱可能に吊下状態に係合し、各框4a、4bは上記
係合部を中心に回動開閉自在に設けられている。そし
て、棒状支持具23は下枠1bの空間部51に支持さ
れ、框体4の各膨突部47、48に係脱可能に形成され
ている。なお、内側框4aには棒状支持具23の先端を
受ける受け部材38が設けられているが、外側框4bに
は下框43の中空部の側壁52を切欠いて棒状支持具2
3の受け部としている。また、同図において上記の例と
同符号は同一の部品を示すものとする。
【0034】 なお、図1のように高さが幅に対し短い横
長型の箱状枠体及び框体表示体を例示したが、これにこ
だわらず縦長型でもよく、この場合は、棒状支持具23
の配設位置をその表示体の止め具27、受け部用切欠き
を上方に配設するなど適位設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大型框体の一部を破断して示す正
面図
【図2】図1のXーX線上の一部省略拡大断面図
【図3】図1のYーY線上の一部省略拡大断面図
【図4】框体の開き支持状態を示す断面図
【図5】棒状支持具の他の開き支持態様を示す断面図
【符号の説明】
1 枠体 4 框体 4a 内側框 4b 外側框 23 棒状支持具 34 受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石垣 信博 静岡県静岡市曲金3丁目2番1号 理研 軽金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−273923(JP,A) 実開 昭64−23091(JP,U) 実開 昭56−166257(JP,U) 実開 平6−10977(JP,U) 実開 昭63−22256(JP,U) 登録実用新案3003853(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/04 G09F 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下枠と左右の縦枠とにより方形に枠組
    みされた箱状枠体の開口部に、表示用パネルを方形に枠
    組みしてなる框体を開閉自在に取付けた大型表示体にお
    いて、上記枠体の縁部の長手方向及び上記框体の縁部の
    長手方向に沿ってそれぞれ中空部を対向するように形成
    し、上記枠体に対して框体を閉じた状態で上記両中空部
    間に形成された空間に棒状支持具を配置し、棒状支持具
    の一端を、上記枠体の中空部に固定した止め金具に傾動
    可能に支持し、棒状金具の他端を、框体の中空部に固定
    した受け部に係合可能としたことを特徴とする大型表示
    体における框体の開き支持装置。
  2. 【請求項2】 前記框体が内側框と外側框とからなり、
    前記棒状支持具の他端はこれらの内側框と外側框にそれ
    ぞれ選択的に係合可能とした請求項1に記載の大型表示
    体における框体の開き支持装置。
  3. 【請求項3】 前記框体の、前記棒状支持具の先端部を
    受ける受け部を、断面コ字形に形成した請求項1又は2
    に記載の大型表示体における框体の開き支持装置。
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