JP3175889U - 車止め - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来に増して駐車車輌のタイヤの乗り越えを阻止することができ、また、屋外に設置する場合に、晴天の夜間は勿論のこと雨天の夜間でも容易に車止めを視認することができる車止めを提供する。
【解決手段】 設置された状態のとき、設置面の上方に突出して駐車車輌のタイヤ面に当接する車止め1の上部を、駐車車輌側に張り出す(張り出し部3)。また、車止め1に、少なくとも太陽光発電手段(ソーラパネル5)と蓄電手段(車止め1に内装)と発光手段(照明7)を設けて、光センサによって夜間に発光手段(照明7)を自動点灯させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 設置された状態のとき、設置面の上方に突出して駐車車輌のタイヤ面に当接する車止め1の上部を、駐車車輌側に張り出す(張り出し部3)。また、車止め1に、少なくとも太陽光発電手段(ソーラパネル5)と蓄電手段(車止め1に内装)と発光手段(照明7)を設けて、光センサによって夜間に発光手段(照明7)を自動点灯させる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、駐車場や店舗の駐車スペースに設置される車止めに関する。
従来、車止めは、主に屋内外の駐車場や店舗前の駐車スペースにおける駐車車輌たる自動車の進入限界付近に設置され、該車止めより先に自動車が進入することがないようにしている。
しかし、運転者によっては、タイヤが車止めに接触しているにもかかわらず自動車の停止措置(ブレーキ操作)をせず、あるいは停止位置を見誤って、該タイヤが車止めを乗り越えて進み、店舗などに衝突してしまうことがあった。
特に、屋外に設置される車止めは、夜間など暗い時は車止めが見難くなることから自動車を停止させる位置を見誤る確率が高となり、さらに雨天の夜間では、路面と共に車止めも濡れていることから該車止めが路面に解け込んで晴天の夜間よりも見難くなり、また、濡れた路面と車止めに街灯や店舗などの照明による光が反射すれば車止めはさらに見難くなることから、上記のような事故の発生が懸念されていた。
本考案の目的とするところは、従来に増して駐車車輌のタイヤの乗り越えを阻止することができ、また、屋外に設置する場合には、晴天の夜間は勿論のこと雨天の夜間でも容易に車止めを視認可能な車止めを提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本考案に係る車止めは、駐車場などに設置される車止めであって、設置された状態のとき、該設置面の上方に突出し駐車車輌のタイヤ面に当接する車止め上部が、駐車車輌側に張り出してなることを特徴とするものである。
本車止めは、基本的には角柱形のブロックの形態であって、該車止めにおける駐車車輌のタイヤ面に当接する側の上部に張り出し部が形成されており、該張り出し部の端部ないし端部近傍が、進入車輌のタイヤ面に最初に接触する。
また、張り出し部の形成においては、車止めをコンクリートや合成樹脂などを用いて形成する場合は、同時成型によって一体に形成するのが好ましいが、別個に形成した張り出し部を、車止めの上部に適切な固定手段で後付けしてもよい。
さらに、該張り出し部の少なくとも上縁は、タイヤの移動方向に相当の範囲を曲面状もしくは平面状に面取りされていて、張り出し部の上面にタイヤが乗り上げかけたときに、同乗り上げを阻止できるようにしている。
そして、車止めにおける張り出し部と反対側に位置する側面は、歩行者が躓くことのない形態にするのが望ましく、例えば、該側面が上方を向く傾斜面にすればよい。
また、屋外に設置する車止めは、上面4に太陽光発電手段を設けて、該発電された電気エネルギを内装する蓄電手段に蓄電し、該蓄電手段に蓄電した電気エネルギを夜間に取り出して、少なくとも車止めの前面ないし背面に設けた発光手段を発光させる照明装置を設けている。
上記太陽光発電手段すなわちソーラパネルは、車止めの上面よりも内方に設置すると共に、該ソーラパネル上に透過素材で形成した保護部材を設けて、雨水の進入や歩行者の踏み付けから保護できるようにしておくのが望ましい。
上記蓄電手段は、例えば、2次電池すなわち充電式電池を用いて構成して、該充電式電池を車止めの内部に収納しておけばよいが、該車止め内部から取出し可能に収納してもよく、これにより、災害時には充電式電池を取り出し、例えば、携帯電話機の充電用電源や、複数接続して照明などの電源として利用できるようにしてもよい。
上記発光手段は、例えば、消費電力が少ないLEDすなわち発光ダイオードを適数用いて構成して、該発光ダイオードを、少なくとも車止めの前面に配設して自動車の運転者が視認できるようにする。
また、発光ダイオードを車止めの背面にも設けて、駐車場を歩く歩行者に該車止めの位置を認識させるようにしてもよい。
なお、発光ダイオードは、透過素材で形成した保護部材内に設けて、歩行者の靴や車輌のタイヤなどの接触から保護しておくのが望ましい。
発光ダイオードは常灯でもよいが、視認し易くするために点滅させてもよく、また該点滅においても、雨天時に周囲のネオンなどの点滅が濡れた路面と車止めに反射し、点滅する発光ダイオードの視認性が低下する恐れがある場合には、発光ダイオードを一定の間隔で点滅させるのではなく、不規則な間隔で点滅させるのがよい。
また、発光ダイオードが夜間の時だけ発光するように構成していて、例えば、CDS(硫化カドミウム)セルなどの明るさを感知する光センサによって明暗を検知している。
本考案に係る車止めによれば、駐車車輌のタイヤが車止めに接触したことを運転者にはっきりと伝えることができるので、運転者は即座に駐車車輌の停止措置(ブレーキ操作)をでき、該タイヤの車止め乗り越えを阻止することができる。
また、駐車車輌の進入速度が速くてタイヤが張り出し部の上面に乗り上げかけた場合でも、該上面が相当の範囲で曲面になっているためタイヤ面がスリップして同乗り上げが阻止されるので、従来に増してタイヤの車止め乗り越えを阻止することができる。
さらに、屋外に設置する車止めは、該車止めの前面に夜間など暗いときに発光ダイオードを点灯させる照明装置を設置しているので、晴天の夜間は勿論のこと雨天の夜間でも容易に車止めの位置を確認することができる。
従って、従来に増して駐車車輌のタイヤの乗り越えを阻止することができ、また、屋外に設置されても、晴天の夜間は勿論のこと雨天の夜間でも容易に車止めを視認することができるので、駐車車輌のタイヤが車止めを乗り越えることによって発生する衝突事故を大に低減することができる。
以下、本考案に係る車止めの実施例を、添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
本実施例に示している車止めは、コンクリート成型によって形成されているものであり、また、照明装置が設けられているものである。
図1は、車止めの一例を示し、本車止め1における駐車車輌のタイヤ側に位置する前壁2の上部に、車止め本体の成型と同時成型される張り出し部3が設けられている。
また、張り出し部3の端部3aは、当接するタイヤ面に食い込み易いように先細の形状に形成されている。
また、車止め1の本体上面4に、太陽光などの光を電気エネルギに変換するための発電部材たるソーラパネル5を設けている。
そして、車止め1の駐車車輌側となる前壁2および図2に示した背壁6に、発光ダイオードからなる照明7を設けている。また、車止め1の形態や設置場所などに応じて、上記照明7を、前壁2ないし背壁6に複数設け、あるいは側壁1aに単数ないし複数設けてもよい。
なお、本実施例中に図示していないが、車止め1には、ソーラパネル5によって発電された電力を蓄える充電式電池と、暗くなった際に該充電式電池を電源とする照明7を自動点灯させる光センサとを配設している。
従って、上述のように構成した本考案の車止め1は、図3に示すように、張り出し部3の端部にタイヤ8面が当接したとき、張り出し部3の端部3aがタイヤ8面に食い込むことにより生じる衝撃で、運転者が、タイヤ8が車止め1に接触したことがはっきりと分かる構造になっている。
これにより、運転者は即座に駐車車輌の停止措置(ブレーキ操作)を行うことができる。
また、タイヤ8が張り出し部3の上面3bに乗り上げかけたときは、相当の範囲が曲面になっている上面3bの上でタイヤ8面がスリップし、同乗り上げが阻止される。
そして、本車止め1は、光センサが周囲の暗さを検知すると、内装する充電式電池を電源として照明7が自動点灯する。これにより、夜間でも運転者が容易に車止め1の位置を確認できる。
図4〜図6に示す車止め1は、張り出し部3の端部3a´をより尖らせて、タイヤ8が車止め1に当接したときの衝撃がより大なるものにし、車止め1にタイヤ8が接触したことを運転者によりはっきりと分からせるようにしたものである。
実施例における図中の符号9は、車止め1を設置する例えば駐車場の設置面である。
1…車止め
1a…側壁
2…前壁
3…張り出し部
3a,3a´…端部
3b,3b´…上面
4…本体上面
5…ソーラパネル
6…背壁
7…照明
8…タイヤ
9…設置面
1a…側壁
2…前壁
3…張り出し部
3a,3a´…端部
3b,3b´…上面
4…本体上面
5…ソーラパネル
6…背壁
7…照明
8…タイヤ
9…設置面
Claims (3)
- 駐車場などに設置される車止めであって、設置された状態のとき、設置面の上方に突出して駐車車輌のタイヤ面に当接する車止め上部が、駐車車輌側に張り出している車止め。
- 前記張り出し部の少なくとも上縁部が、曲面状もしくは平面状に面取りされていることを特徴とする請求項1に記載の車止め。
- 前記車止めの上面に太陽光発電手段を備え、内装する蓄電手段に発電された電気エネルギを蓄電し、該蓄電手段に蓄電した電気エネルギを夜間に取り出して、少なくとも車止めの前面ないし背面に設けられた発光手段を発光させる照明装置を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の車止め。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001431U JP3175889U (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 車止め |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012001431U JP3175889U (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 車止め |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3175889U true JP3175889U (ja) | 2012-06-07 |
Family
ID=48002895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012001431U Expired - Fee Related JP3175889U (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 車止め |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3175889U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109236005A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-01-18 | 钱文娟 | 一种地下车库防撞墙 |
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2012
- 2012-03-15 JP JP2012001431U patent/JP3175889U/ja not_active Expired - Fee Related
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