JP3175407U - パイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置 - Google Patents

パイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来使用されているパイルキーパーに装着することによって、鋼管矢板をその鉛直方向の角度のみならず、矢板継手の向きも正確に規制しつつ打設することができるパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置の提供。
【解決手段】パイルキーパーのパイル保持アーム13に対して着脱自在な回転規制金具支持部材21と、該回転規制金具支持部材21に突設され、鋼管矢板20の外周面に突設された矢板継手をガイドする回転規制金具22とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、パイルキーパーを使用して鋼管矢板を打設する際に、該パイルキーパーに装着して鋼管矢板の回転を防止するパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置に関する。
一般に、鋼管矢板は、鋼管の外周面の対称な位置に、矢板継手を有しており、その打設に際しては、先に打設した鋼管矢板の一方の矢板継手に次に打設する鋼管矢板の矢板継手を嵌め合わせて打設することによって鋼管矢板の隣同士を矢板継手で連結した状態で水平方向に多数の鋼管矢板が並べられた地中壁体が形成される。
この種の鋼管矢板の打設は、その鉛直方向の角度の調整、及び隣り合う鋼管杭と連結されるための矢板継手の向きの調整、及び打設時の向き変動の規制が必要である。このため従来の鋼管杭打設時の導材としては、鋼管矢板の周囲を囲む配置に型鋼材からなる導材枠を使用し、該導材枠の内面に矢板継手をガイドする回転規制金具を突設させたものを使用している(例えば特許文献1)。
一方、鋼管杭の打設には、パイルキーパーが使用されることが多い。このパイルキーパーは、打設しようとする鋼管杭の外側を囲むように挟み込む一対のパイル保持部アームを有し、該パイル保持アームの内周面に複数のパイルガイドが突設され、パイル保持アーム内に挟み込まれた鋼管杭を、その外周面にパイルガイドを接触させながら打設することによって鋼管杭の打設角度を規制するようにしたものが知られている (例えば特許文献2)。
この他、上記パイルガイドを使用せずに、パイル保持アームの内面に鋼管杭外周面と摩り合うパイルガイドを固定した形式のものも開発されている(特許文献3,4)。
特開2000−257065号公報 特開2003−119783号公報 特開2003−74058号公報 特開2007−308996号公報
しかしながら、上述の如き従来の導材枠は、構造が大掛かりで大重量であり、その設置及び撤去に時間と多くの労力を必要とするという問題がある。
鋼管杭の打設に使用されているパイルキーパーは、バックホー等の重機や、打設用のリーダーに装着した状態で、これを移動させながら使用することができて便利であるが、これを鋼管矢板の打設に使用すると、鋼管矢板が回転し、矢板継手の位置が、所望の向きとならないことが多いという問題がある。
本考案は、このような従来の問題に鑑み、従来使用されているパイルキーパーに装着することによって、鋼管矢板をその鉛直方向の角度のみならず、矢板継手の向きも正確に規制しつつ打設することができるパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置の提供を目的としてなされたものである。
本考案に係る請求項1に記載の考案の特徴は、パイルキーパーのパイル保持アームに対して着脱自在な回転規制金具支持部材と、該回転規制金具支持部材に突設され、前記鋼管矢板の外周面に突設された矢板継手をガイドする回転規制金具とを備えてなるパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置にある。
請求項2に記載の考案の特徴は、請求項1の構成に加え、前記回転規制金具支持部材は、前記パイル保持アームの外面側に沿わせて装着されるアーム外周側部材と、該パイル保持アームの内面側に沿わせて装着されるアーム内面側部材とを有し、該アーム内面側部材に対して前記矢板回転規制金具が突設され、前記アーム外面側部材とアーム内面側部材との間をネジ式の締結具によって連結することにより構成されていることにある。
請求項3に記載の考案の特徴は、請求項2の構成に加え、前記アーム外面側部材及びアーム内面側部材と、前記パイル保持アームとの間に板ゴム状のクッション材を介在させて取り付けることにある。
本考案に係るパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置においては、請求項1に記載の考案の特徴のように、パイルキーパーのパイル保持アームに対して着脱自在な回転規制金具支持部材と、該回転規制金具支持部材に突設され、鋼管矢板の外周面に突設された矢板継手をガイドする回転規制金具とを備えたことにより、従来から鋼管杭やコンクリート杭の打設に使用されているパイルキーパーを、矢板継手を備えている鋼管矢板の打設に容易に転用することが可能となり、鋼管矢板の打設作業が容易となる。
本考案は、請求項2に記載の特徴のように、前記回転規制金具支持部材は、前記パイル保持アームの外面側に沿わせて装着されるアーム外周側部材と、該パイル保持アームの内面側に沿わせて装着されるアーム内面側部材とを有し、該アーム内面側部材に対して前記矢板回転規制金具が突設され、前記アーム外面側部材とアーム内面側部材との間をネジ式の締結具によって連結することによって構成することにより、パイル保持アームに対する着脱作業が容易となる。
更に本願考案は、請求項3に記載の特徴のように、前記アーム外面側部材及びアーム内面側部材と、前記パイル保持アームとの間に板ゴム状のクッション材を介在させて取り付けることにより、パイル保持アームに対する密着性がよくなり安定した状態での取り付けが可能となる。
本考案に係るパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置をパイルキーパーに装着し、鋼管矢板を打設する状態の平面図である。 本考案に係る鋼管矢板回転防止装置の平面図である。 同上の正面図である 図2中のA−A線断面図である。
次に、本考案に係るパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置の実施の形態を図面に示した実施例に基づいて説明する。図中符号10は本考案に係る鋼管矢板回転防止装置を示しており、11は鋼管矢板回転防止装置10を使用するパイルキーパーの一例を示している。
パイルキーパー11は、図には示してないが、バックホーのアームや矢板打設機のリーダー等の作業機に装着される保持部12に対し、一対のパイル保持アーム13,13が、それぞれ縦向きの枢支軸13をもって水平方向に回動自在に取り付けられている。
両パイル保持アーム13,13は弧状に形成されており、これらを互いに接近させる方向側に回動させることによって、打設しようとする鋼管矢板20の外周側を囲む配置となり、逆に離反する方向に回動させることによって、両パイル保持アーム13,13の先端間が開き、その開いた部分から鋼管矢板20を両パイル保持アーム13,13間に挟み込むことができるようになっている。
各パイル保持アーム13の背面と保持部12との間に油圧シリンダー14が介在され、これを伸縮作動させることによってパイル保持アーム13,13が回動動作されるようになっている。
各パイル保持アーム13,13には、その対向面、即ち内周面にそれぞれ1対のガイドローラーからなるパイルガイド15,15が、パイル保持アーム13,13の閉じ状態時にこれによって囲まれた部分の中心側に向けて出入自在に取り付けられている。
このパイルガイド15は、打設しようとする鋼管矢板20の外周に接触して回転し鋼管矢板打設時の傾きを規制するものである。
本発明に係る鋼管矢板回転防止装置10は、上記パイルキーパー11に装着することにより、そのパイルキーパー11を使用して鋼管矢板20の回転を防止させつつ打設できるようにするものである。
この鋼管矢板回転防止装置10は、パイル保持アーム13に対して着脱自在な回転規制金具支持部材21と、該回転規制金具支持部材21に突設され、鋼管矢板20の外周面に突設された矢板継手20aをガイドする回転規制金具22,22とを備えて構成されている。
回転規制金具支持部材21は、パイル保持アーム13の外面側に沿わせて装着されるアーム外周側部材24と、パイル保持アームの内面側に沿わせて装着されるアーム内面側部材25とを有し、アーム外面側部材24とアーム内面側部材25との間をネジ式の締結具26をもって連結することにより構成されている。
アーム外面側部材24及びアーム内面側部材25は、共に断面がL字型の鋼材が使用され、これをパイル保持アーム13の内外側の上側角部に沿って接合される形状に湾曲されている。
締結具26としては、互いに逆向きのネジが形成された一対の棒状材27,27と、その両棒状材のネジ部を両端側にそれぞれ螺号させた胴28とからなるターンバックルが使用され、棒状材27,27の先端をアーム外面側部材24とアーム内面側部材25とに溶接している。
このアーム外面側部材24とアーム内面側部材25のL型の内面にゴム板状のクッション材29を介在させてパイル保持アーム13に接合させ、締結具26により互いに接近方向に移動させて締結することにより装着されるようになっている。
アーム内面側部材25には、その弧状の両端に跨らせて一体化させた回転規制金具装着板30を有しており、これに前述した一対の回転規制金具22,22が固定されている。
回転規制金具22は、それぞれが板状をした取り付け片部22aと規制片部22bとを直角配置に一体化させたL型形状の金具をもって構成され、取り付け片部22aを回転規制金具装着板30の所定の位置にボルト32によって固定することによって装着されるようになっている。
回転規制金具装着版30には、その長さ方向に向けた複数の長穴33が形成されており、長穴33に対するボルト32の位置を調整することによって、矢板継手20a又は20bの幅に合せた位置に両回転規制金具22,22が固定できるようになっている。
この鋼管矢板回転防止装置10の使用に際しては、図1に示すように、パイルキーパー11の両パイル保持アーム13,13にそれぞれ鋼管矢板回転防止装置10,10を互いに向き合う配置に装着する。各鋼管矢板回転防止装置10,10の矢板回転規制金具22,22の間隔を、打設する鋼管矢板20の側面に形成されている矢板継手20a,20bの幅に合せた間隔に調整しておく。
鋼管矢板20の打設に際しては、パイル保持アーム13,13内に鋼管矢板20を挿入した状態で両パイプ保持アーム13,13を互いに接近する方向に回動させる。これによって各パイルガイド15,15......の中央位置に鋼管矢板20が位置決めされるようにする。
これと同時に矢板継手20a,20bを各鋼管矢板回転防止装置10,10の矢板回転規制金具22,22間に挟み込む。これによって鋼管矢板の打設中における回転動作が規制される。
矢板回転規制金具22,22の取り付け位置及びその間隔は、打設する鋼管矢板20の矢板継手20a,20bの幅及び取り付け位置に対応させて調整する。
また、矢板回転規制金具22,22も、鋼管矢板20に使用されている矢板継手の形式に応じて、その形状及び回転規制金具支持部材20からの突出長さ等を違えたものを予め製造しておき、必要に応じ適切なものを選択して使用する。
また、鋼管矢板回転防止装置全体の大きさも、鋼管矢板のサイズに合わせて各種のものを作成しておき、必要に応じて取り替え使用する。
尚、本考案に係る鋼管矢板回転防止装置を使用するパイルキーパーは、上述したものに限らず、打設しようとする鋼管杭の外側を囲むように挟み込む一対のパイル保持部アームを有し、該パイル保持アームの内周面に突出し、該パイル保持アーム内に挟み込まれた鋼管杭の外周面に接触するパイルガイドとを有する構造のものであれば良い。
また、回転金具支持部材は、上述した構造に限らず、回転規制金具がパイル保持アームの内側面の所定の位置に固定できるものであれば良い。
10 鋼管矢板回転防止装置
11 パイルキーパー
12 保持部
13 パイル保持アーム
14 油圧シリンダー
15 ガイドローラー
20 鋼管矢板
20a,20b 矢板継手
21 回転規制金具支持部材
22 回転規制金具
22a 取り付け片部
22b 規制片部
24 アーム外周側部材
25 アーム内面側部材
26 締結具
27 棒状材
28 胴
29 クッション材
30 回転規制金具装着板
32 ボルト
33 長穴

Claims (4)

  1. パイルキーパーのパイル保持アームに対して着脱自在な回転規制金具支持部材と、該回転規制金具支持部材に突設され、鋼管矢板の外周面に突設された矢板継手をガイドする回転規制金具とを備えてなるパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置。
  2. 前記回転規制金具支持部材は、前記パイル保持アームの外面側に沿わせて装着されるアーム外周側部材と、該パイル保持アームの内面側に沿わせて装着されるアーム内面側部材とを有し、該アーム内面側部材に対して前記矢板回転規制金具が突設され、前記アーム外面側部材とアーム内面側部材との間をネジ式の締結具によって連結することにより構成された請求項1に記載のパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置。
  3. 前記アーム外面側部材及びアーム内面側部材と、前記パイル保持アームとの間に板ゴム状のクッション材を介在させて取り付ける請求項2に記載のパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置。
  4. 前記ネジ式の締結具に、ターンバックルを使用してなる請求項2又は3に記載のパイルキーパー用鋼管矢板回転防止装置。
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