JP3175232U - 第二付勢部を設けたピンセットや毛抜き、骨抜きなどの挟み具 - Google Patents

第二付勢部を設けたピンセットや毛抜き、骨抜きなどの挟み具 Download PDF

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Abstract

【課題】作用部の横ズレを防止すると共に、離間操作時の離間関係に沿った反発力の変化(狭めた状態で細かな動きを促すなど)を得る事により、細かい操作をしやすくし、正確な動作を実現させる事により、作業の失敗を防止すると共に作業の能率をあげるピンセットや毛抜き、骨抜きなどの挟み具を提供する。
【解決手段】付勢手段を設けた挟み具において、お互いを離間する第二付勢手段を設ける。また、取り外しが可能な作用部の離間をガイドするガイド部を設ける事により、先端作用部のズレや力の配分をスムーズにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、電子部品の組立や医療行為に使用するピンセットや、毛などを抜く毛抜き、魚の骨を抜く骨抜きに関する。
従来から、細かいものを摘むピンセットや、毛などを抜く毛抜きがあり、一般に対峙する支持部の一方に作用部として、摘み部が、他端には付勢部が設けられている。付勢部と作用部は各端側に設けられ、離間しており、付勢部を中心に作用部が回転運動する動きをする。このため作用部は支点より遠い為、操作する力が両支持部に均等でないと横ブレが発生する。さらに、摘むための力が強い程横ブレが増大する。また、柔らかいものをつまみ上げる際に、不用意な力を入れすぎて潰したり、壊したりしまうことや、摘む力の調整を誤ることにより途中で落としてしまう事があった。
これは、お互いの作用部を支える支点が付勢部付近の一カ所となっていることにより先端の横ブレや横ズレが発生しやすかったと考えられる。また、横ズレを減らした支持部の接続に回転軸を用い、付勢部にねじりバネを使用したたものがあるが軸部が複雑化し、消毒がしにくいなど衛生面での問題が懸念された。また、付勢部の幅を広くし横ズレを押さえたものがあるが、付勢部が広くなることにより、握り部が大きくなり、扱いにくい結果ともなった。また、約一定の付勢(反発)力だけを利用しており、離間関係を考慮した力の配分を考えられていない事により、細かな操作(離間)位置に対応する付勢力による反発力が得られにくく操作性が悪かった。
特許文献1には、「脚部の対向内面に、板状の雄ガイドと、この雄ガイドが嵌合可能な横断面漏斗状の空間を形成した雌ガイドとを持つガイド部を、前記骨状部と連続して設けてなる請求項1記載の合成樹脂製ピンセット。」と記載の様に、雄ガイドが嵌合可能な横断面漏斗状の空間を形成した雌ガイドとにより勘合を促しているが、一体化したガイドを設けていると共に、本体と一体型のためガイドの形状に制限が発生する。また、第二の付勢部は設けられていない。
特許文献2には、「腕杆2に開き止め体3を回動自在に設けると共に、この開き止め体3を、前記挟持部1同志を互いに近接若しくは当接させた状態の各腕杆2に、回動することで係脱自在に被嵌係止し得るように構成すると共に、この被嵌係止した開き止め体3が両端部の挟持部1を開き止め状態に保持し得るように構成した挟持具」とあるように、各腕杆2に、回動することで係脱自在に被嵌係止し得るように開き止め体3を設けたものである。第二の付勢部は設けられていない。
特許文献3には、「この医療用ピンセットにおいては、一方のアーム2から突出する第1及び第2ガイド片8、10と他方のアーム4から突出する第1及び第2ガイド部12、14とが上下左右から係合する。このため、その挾持部2a、4aは常に決められた位置で当接する。」とあるように、上下が係合するガイド部を有した事により作用部の横ブレを防止したものであるが、本体と一体化したガイドを設けていると共に、一体型のためガイドの形状に制限が発生する。また、第二の付勢部は設けられていない。
特許公開2004−216494号公報 特許出願2000−197553号公報 実用新案公開平6−52806号公報
ピンセットや毛抜き、骨抜き等の挟み具において、作用部の横ズレを防止すると共に、離間操作時の離間関係に沿った反発力の変化(狭めた状態で細かな動きを促すなど)を得る事により、細かい操作をしやすくし、正確な動作を実現させる事により、作業の失敗を防止すると共に作業の能率をあげる。
上記課題を解決するために、本考案の一態様に係る挟み具は、挟む作用部を有する挟み具において、一対の対峙する支持部の一端に作用部を設け、作用部の他端方向に作用部を相互に離間移動するための付勢手段を設け、前記付勢手段と離間した位置の支持部に、作用部を相互に離間移動するため他の付勢手段を設けた。
また、支持部に作用部の離間の動きをガイドするガイド部を設けた。
さらに、付勢手段、ガイド部を取付け取り外し可能とした。また、支持部に指を保持する指孔や凹み部を設け指保持部とした。さらには、挟み具をピンセット、または、毛抜き、または、骨抜きとした事を特徴とする挟み具である。
ピンセットにおいては、例えば、細かな電子部品や機械部品を、壊さず、落とさず確実に摘み上げる事により製造の能率を上げる。また、作業の失敗を防止し結果としてコストの低減につなげることが出来る。医療行為においても安全性や確実性の向上を計ることが出来る。さらに、毛抜きにおいては、取りこぼしなく確実にねらいを定め抜くことが出来る。また、骨抜きにおいても、着実に効率よく骨をとる事が出来、能率を上げる事が出来る。
本考案挟み具の実施例1の斜視図である。 本考案挟み具の実施例1aの斜視図である。 本考案挟み具の実施例1bの斜視図である。 本考案挟み具の実施例1cの斜視図である。 本考案挟み具の実施例1dの斜視図である。
本考案の実施の形態について、以下、図に基づいて説明する。
図1は、本考案挟み具の実施例1の斜視図である。図1(a)挟み具1は対峙する一対の支持部3を有し、支持部3の一端側に作用部2を設け、他端に支持部3を連結した付勢部4を有する。さらに、支持部3中央付近やや手前に支持部3を連結する様に第二付勢部5が設けられている。また、支持部3の中央部には凹状溝を有する滑り止めを設けた指当て部9が設けられている。付勢部4に対し第二付勢部5は反発力を少なくし(例えば、付勢部4は幅0.8mm幅6mmに対し、第二付勢部5は厚さ0.2mm幅3mm)に設けている。
具体的には、挟み具1はステンレス綱とし、支持部3の付勢部4を平板状としたものを示す。第二付勢部5はステンレス綱の薄板を支持部3にスポット溶接したものを示し、先端作用部の内側に滑り止めとしての凸凹8を設けたものである。
付勢部4は、支持部3の先端を溶接などにより接続したもので、支持部3を手の指で摘む様に支持部3を狭めると支持部3の動きに対し、付勢部4は約均一的な反発力を示す。第二付勢部は支持部3が狭められるに従い反発力を強め、特に狭くなった時に強く反発する。このため、挟む指の動きに対して最初はほぼ一定の力で反発するが、作用部2の先端が狭く接する位置に近づくに従い、図1(b)で示すように、第二付勢部5の曲げ部5xが小さな半円状に曲げられるため、第二付勢部5の反発力が徐々に強くなる。これにより、指は作用部が狭くなるに従い力徐々に要する事となる。これにより、先端隙間が狭くなるに従い指先に意識が高まり微妙な力の調整がしやすくなるものである。このように、人間の指先は力を加える量がある程度大きい(一般人の大人を例にすると100gから200g前後)を加えた方が指先の動きをコントロールしやすいと考えられる。一方で、操作の全般に渡りこの力を加えていると、疲れる結果になる。また、繰り返しの作業において、力の変化を与える事により、脳を活性化する効果が考えられ、強いては、飽きがこないとも考えられる。この様に作業の効率化が図れる。
また、付勢部4と第二付勢部5は支持部3を2点で支えるため、作用部のズレの発生が押さえられ作用部での摘み操作が容易になる。また、支持部3を2点で支えるため、洗浄時や消毒時に先端部がズレにくいことや、付勢部の開きすぎを防止する事から付勢部や、付勢部の付け根付近での破損がしにくくなる。さらに、第二付勢部は支持部3を横幅な板状で支えるため支持部3の双方からの加圧に対し対峙方向に平行な動きを促す。このため、さらに、作用部の横ズレが発生しにくくなるものである。
以降、先に説明した点と同じ内容は適宜省略する。
図2は、本考案挟み具の実施例1aの斜視図である。図1とは、第二付勢部5aが支持部3に取付け部6により取付けた点が異なる。例えば、挟み具1aをステンレス綱で形成したものを示す。第二付勢部は例えばポリプロピレン樹脂等で成形し、取付け部6を有する第二付勢部5aを取付けたものを示す。図1と同じように第二付勢部5aは作用部2を狭めるに従い反発力を強める。第二付勢部は取り外しができるので、洗浄や消毒がしやすいなどの利点がある。
図3は、本考案挟み具の実施例1bの斜視図である。付勢部4bと第二付勢部5bが支持部3と一体化し、さらに作用部が支持部3に取付けられている。さらに支持部3には親指と人差し指の指を入れる指掛け部9a,9bが設けられ、さらに、中指や薬指を掛ける指掛け部9cが設けられている。図3(b)は指を掛けた状態を示す。親指10aと人差し指10b、中指10c、薬指10d等で包むように挟み具を支えやすくすることで、対象物が落としにくいばかりでなく、挟み具自信も落としたりしにくく、操作性が向上する。ここで示したものは、例えば、円柱状の微細部品を摘む先端を有するピンセットである。
図4は、本考案挟み具の実施例1cの斜視図である。図3と異なる点は、支持部3に対する親指と人差し指を掛ける指掛け部9a、9bが指孔でなく凹みとした点である。図4(b)に示す様に凹み部に親指、人差し指が掛かり安定した操作性が得られる。ここでは毛抜き、骨抜きを示すが、例えば、骨抜き作業などには水で滑りやすく図3の指孔を設けたり、図4の様に指掛け部を設けることは安定した作業に繋がる。特に水産加工現場等のように繰り返し作業には有効である。
図5は、本考案挟み具の実施例1dの斜視図である。第二付勢部5bとガイド雌7a、ガイド雄7bを有したガイド7を取付け部6bに設け、支持部3に取付けたものを示す。
支持部3を指当て部9を摘む事により、ガイド雄7bがガイド雌内7bに沿って挿入されると共に、作用部2が狭まり、作用部2が横ブレすることなく確実に接合方向に誘導される事となる。これにより作用部が安定した動きを示し、操作性を向上させるものである。また、第二付勢部の反発力の変化と相まって、より、操作性が向上し、効率化される。
ここで示す付勢部、第二付勢部、ガイド部は一例を示し、第三の付勢部を設けても良く、ガイド部の形状も、色々な形状、組合せが考えられる。また、作用部についても同様に形状を限定するものではなく、これらの多種多様な組合せは本考案の応用の範囲と考える。
1・1a・1b・1c・1d:挟み具、2:作用部、3:支持部、4・4a・4b:付勢部、5・5a・5b:第二付勢部、5x:曲げ部、6・6b:取付け部、7:ガイド部、7a:ガイド雌、7b:ガイド雄、8:凸凹、9:指当て部、9a・9b・9c:指保持部、10:手、10a:親指、10b:人差し指、10c:中指、10d:薬指

Claims (6)

  1. 挟む作用部を有する挟み具において、一対の対峙する支持部の一端に作用部を設け、作用部の他端方向に作用部を相互に離間移動するための付勢手段を設け、
    前記付勢手段と離間した位置の支持部に、作用部を相互に離間移動するための他の付勢手段を設けた事を
    特徴とする挟み具。
  2. 請求項1に記載の挟み具において、
    作用部を狭めるに従い他の付勢部による反発力が強まる事を
    特徴とする挟み具。
  3. 請求項1から2の何れか一項に記載の挟み具において、
    支持部に対峙する作用部の離間の動きをガイドするガイド部を取付けた事を
    特徴とする挟み具。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の挟み具において、
    付勢手段を取付け取り外し可能とした事を
    特徴とする挟み具。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の挟み具において、
    支持部に指を保持する指孔や凹み部を設け指保持部とした事を
    特徴とする挟み具。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の挟み具において、
    ピンセット、または、毛抜き、または、骨抜きとした事を
    特徴とする挟み具。
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