JP3174967B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JP3174967B2
JP3174967B2 JP06513892A JP6513892A JP3174967B2 JP 3174967 B2 JP3174967 B2 JP 3174967B2 JP 06513892 A JP06513892 A JP 06513892A JP 6513892 A JP6513892 A JP 6513892A JP 3174967 B2 JP3174967 B2 JP 3174967B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機制御装置に係り、
特に、電動機など回転体の制御系における異常状態を検
出するに好適な電動機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機の位置制御を行なうに際し
ては、電動機の目標位置と検出位置の偏差を演算し、こ
の演算値に従って電動機の位置制御を行なう構成が採用
されている。そして電動機の位置制御を行なっていると
きに、制御系の故障などによって電動機が異常動作する
のを防止するために、制御系の異常状態が検出されたと
きには電動機の駆動を停止する方法が採用されている。
制御系の異常を検出する方法としては、電動機の目標位
置と検出位置の偏差が一定値以上になったときに異常と
する方法や、目標位置指令値を微分することで得られる
目標速度と位置偏差より演算される実際の指令速度との
差が所定値以上になったときに異常とする方法などが用
いられている。
【0003】なお、これら電動機制御系の異常を検出す
る装置としては、例えば特開昭59−186001号公
報、特開平2−277107号公報に記載されているも
のが知られている。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術における
異常検出法は、CP(Continuous Pat
h)制御される電動機を制御対象とした異常検出法であ
り、目標位置指令が順次連続的に変化するものに応答す
る制御系の異常を検出することはできるが、目標位置指
令がステップ状に変化するような目標位置指令に応答す
る制御系の異常を検出することはできない。
【0004】一方、目標位置指令がステップ状に変化す
るようなPTP(Point ToPoint)制御さ
れる電動機を制御対象とする制御系においては、電動機
が目標位置に近づくまでは、速度が滑らかに変化するよ
うに速度パターンを生成し、この速度パターンに従って
電動機の位置決めをする方法が多く採用されている。こ
のようなPTP制御系では、目標位置指令が与えられた
時点では、目標位置指令がステップ状に変化するため、
位置偏差あるいは目標位置指令の微分値とも非常に大き
な値となる。また目標位置指令が入力されたときには、
次の目標位置指令が入力されるまでは目標位置指令が一
定値に保持されるため、目標速度に相当した位置指令の
微分値は零となる。このため、目標位置と検出位置の偏
差が一定値以上になったときに異常とする方法や、目標
位置指令を微分する方法を単に採用しても、PTP制御
系の異常を検出することはできない。
【0005】本発明の目的は、指令値の変化特性によら
ず電動機を含む回転体及び回転体制御系の異常を検出す
ることができる電動機制御装置提供することにある。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、電動機の回転位置に
応じたパルス信号を出力する回転位置検出手段と、電動
機に対する目標回転位置を示すパルス数と回転位置検出
手段の出力パルス数との偏差を算出する位置偏差算出手
段と、位置偏差算出手段の算出による偏差を零に抑制す
るための速度指令を生成する速度指令生成手段と、電動
機の速度を検出する速度検出手段と、速度検出手段の検
出速度と速度指令生成手段の生成による速度指令との偏
差を生成する速度偏差生成手段と、速度偏差生成手段の
生成による偏差を零に抑制するための駆動信号を生成し
この駆動信号により電動機を駆動する電動機駆動手段と
を備えている電動機制御装置において、前記回転位置検
出手段の出力パルス数を順次計測してその差分を求める
差分演算手段と、差分演算手段の演算値の符号と前記速
度指令生成手段の生成による速度指令値の符号を判別す
る符号判別手段と、符号判別手段の判別結果を監視して
両者の符号が異符号と判別されたときにこの 判別時間が
一定時間以上継続されたことを条件に異常信号を出力す
る異常信号出力手段を備えていて、前記回転位置検出
手段、前記位置偏差算出手段、前記速度指令生成手段、
前記差分演算手段、前記符号判別手段および前記異常信
号出力手段は、マイクロコンピュータで構成され、前記
異常信号の出力を条件に前記電動機の駆動を停止してな
ことを特徴とする電動機制御装置を構成したものであ
る。
【0006】第2の装置として、電動機の回転位置に応
じたパルス信号を出力する回転位置検出手段と、電動機
に対する目標回転位置を示すパルス数と回転位置検出手
段の出力パルス数との偏差を算出する位置偏差算出手段
と、位置偏差算出手段の算出による偏差を零に抑制する
ための速度指令を生成する速度指令生成手段と、電動機
の速度を検出する速度検出手段と、速度検出手段の検出
速度と速度指令生成手段の生成による速度指令との偏差
を生成する速度偏差生成手段と、速度偏差生成手段の生
成による偏差を零に抑制するための駆動信号を生成しこ
の駆動信号により電動機を駆動する電動機駆動手段とを
備えている電動機制御装置において、前記回転位置検出
手段の出力パルス数を順次計測してその差分を求める差
分演算手段と、前記位置偏差算出手段の算出値が零以外
の所定値以上にあることを条件に差分演算手段の演算値
の絶対値が異常設定値以下にあるか否かを判定する異常
判定手段と、異常判定手段から異常の判定結果が出力さ
れたときにこの判定結果が一定時間以上継続して出力さ
れたことを条件に異常信号を出力する異常信号出力手段
を備えていて、前記回転位置検出手段、前記位置偏差
算出手段、前記速度指令生成手段、前記差分演算手段、
前記異常判定手段および前記異常信号出力手段は、マイ
クロコンピュータで構成され、 前記異常信号の出力を
条件に前記電動機の駆動を停止してなることを特徴とす
る電動機制御装置を構成したものである。
【0007】第3の装置として、電動機の回転位置に応
じたパルス信号を出力する回転位置検出手段と、電動機
に対する目標回転位置を示すパルス数と回転位置検出手
段の出力パルス数との偏差を算出する位置偏差算出手段
と、位置偏差算出手段の算出による偏差を零に抑制する
ための速度指令を生成する速度指令生成手段と、電動機
の速度を検出する速度検出手段と、速度検出手段の検出
速度と速度指令生成手段の生成による速度指令との偏差
を生成する速度偏差生成手段と、速度偏差生成手段の生
成による偏差を零に抑制するための駆動信号を生成しこ
の駆動信号により電動機を駆動する電動機駆動手段とを
備えている電動機制御装置において、前記回転位置検出
手段の出力パルス数を順次計測してその差分を求める第
1差分演算手段と、第1差分演算手段の演算値を順次入
力してその差分を求める第2差分演算手段と、前記速度
指令生成手段の生成による速度指令に応じて加速度成分
の異常値を設定する異常値設定手段と、第2差分演算手
段の演算値と異常値設定手段の設定値との偏差の絶対値
を算出する絶対値偏差算出手段と、絶対値偏差算出手段
の算出値が異常設定値以上にあるか否かを判定する異常
判定手段と、異常判定手段から異常の判定結果が出力さ
れたときに異常信号を出力する異常信号出力手段を備
えていて、前記回転位置検出手段、前記位置偏差算出手
段、前記速度指令生成手段、前記第1差分演算手段、前
記第2差分演算手段、前記異常値設定手段、前記絶対値
算出手段、前記異常判定手段および前記異常信号出力手
段は、マイクロコンピュータで構成され、前記異常信号
の出力を条件に前記電動機の駆動を停止してなることを
特徴とする電動機制御装置を構成したものである
【作用】前記した手段によれば、電動機を含む回転体の
回転位置はエンコーダを含む回転位置検出手段によって
検出される。そして回転位置検出手段をアナログ系で構
成したときには、回転位置検出手段の検出値を微分する
ことにより、速度に相当した微分値を得ることができ
る。一方回転位置検出手段をデジタル系で構成したとき
には、回転位置検出手段の検出値の差分を制御周期に従
って求めると、この差分値が速度に相当した値となる。
そして微分値あるいは差分値の符号により回転体の回転
方向を判別することができる。例えば電動機が正回転し
ているときには微分値の符号はプラスとなり、電動機が
逆回転しているときには微分値の符号はマイナスとな
る。また目標回転位置と検出位置との偏差を示す位置偏
差から生成される速度指令の符号は電動機の回転方向に
よって決定される。従って、微分値あるいは差分値の符
号と速度指令との符号が異なることは、電動機の回転方
向が指令値と逆になっていることになり、両者の符号が
相異なることを条件として電動機及び回転体の異常を検
出することができる。
【0008】また電動機あるいは回転体が目標位置にあ
るときには位置偏差は零となるが、それ以外のときには
位置偏差は零以外の値となる。このため位置偏差が一定
値以上にあることを条件として、電動機の位置検出値を
微分し、その微分値が零のときには電動機の回転が停止
していることになる。従って、位置偏差が一定値にある
ときに、位置検出値を微分した値が異常設定値としての
異常設定値にあるとき、例えば零になったときには、制
御系の異常または電動機が障害物などに衝突したことを
検出することができる。
【0009】また、速度指令値を微分することで指令加
速度を求めることができ、位置検出値の2階微分値を求
めることで電動機加速度を検出することができる。この
指令加速度と検出した電動機加速度とを比較し、その差
が速度制御系の応答から計算される一定値を超えたとき
には、速度制御系が指令速度に追従できないか、あるい
は電動機に加わる負荷が急激に変動したことを意味す
る。従って、指令加速度と電動機の加速度との差が一定
値を超えたことを条件として速度制御系あるいは機械負
荷の異常動作を検出することができる。
【0010】更に、回転位置の2階微分により得られた
電動機加速度の値と異常設定値とを比較し、電動機加速
度の値が異常設定値を超えたことを条件として、電動機
に加わる負荷の急激な変動のような負荷の異常を検出す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には回転体として電動機を用い、この電動
機の位置決め制御系に本発明を適用したときの実施例が
示されている。図1において、電動機Mの位置決め制御
を行なうコントローラ10は位置制御系と速度制御系か
ら構成されており、電動機Mの出力軸には機械負荷12
が接続されていると共にエンコーダEが設けられてい
る。この機械負荷12としてロボットなどの移動体が用
いられたときには、電動機Mの出力軸がボールスクリュ
ウを介してロボットに連結され、電動機Mの回転駆動に
伴なうボールスクリュウの回転数がエンコーダEによっ
て検出されるようになっている。すなわちエンコーダE
は電動機Mの回転速度を検出する速度検出手段として構
成されており、エンコーダEからは電動機Mの回転位
置、すなわち移動体の移動距離に対応したパルス信号が
出力されるようになっている。
【0012】コントローラ10は減算部14、位置制御
部16、差分演算部18、符号判別部20、位置検出演
算部22、速度制御部24、表示部26から構成されて
いる。そしてエンコーダEの出力パルスが速度制御部2
4と位置検出演算部22に入力されている。減算部1
4、位置制御部16、差分演算部18、符号判別部2
0、位置検出演算部22を含む位置制御系はマイクロコ
ンピュータで構成されており、位置制御系ではデジタル
信号を基に各種の演算が行なわれるようになっている。
このため、位置検出演算部22にエンコーダEからのパ
ルス信号が入力されると、位置検出演算部22はエンコ
ーダEからのパルス信号を計数し、電動機Mの回転位置
Pfを示すパルス信号を出力するようになっている。す
なわち、エンコーダEと位置検出演算部22は回転位置
検出手段として構成されている。そして位置検出演算部
22の出力パルスは減算部14と差分演算部18に入力
されている。減算部14には電動機Mの目標回転位置P
rを示すパルス信号と位置検出演算部22からのパルス
信号が入力されている。そして減算部14は目標回転位
置Prと検出回転位置Pfとの偏差に応じたパルス信号
を位置制御部16へ出力する位置偏差算出手段として構
成されている。例えば、図2に示されるように、目標回
転位置Prとしてステップ状の目標回転位置指令が入力
されたときには、目標回転位置Prと検出回転位置Pf
との偏差に応じた信号が位置制御部16に入力されるよ
うになっている。そして位置制御部16は、減算部14
から位置偏差Epを受け、この位置偏差Epを零に抑制
するための速度指令Nrを生成する速度指令生成手段と
して構成されている。この速度指令Nrは速度制御部2
4と符号判別部20に入力されており、速度制御部24
は速度指令Nrに従って電動機Mの速度制御を行なうよ
うに構成されている。すなわち速度制御部24は、速度
指令NrとエンコーダEの出力信号との偏差を生成する
速度偏差生成手段と、速度偏差生成手段の生成による偏
差を零に抑制するための駆動信号を生成し、この駆動信
号により電動機Mを駆動する電動機駆動手段を備えて構
成されている。
【0013】一方、差分演算部18には位置検出演算部
22からの回転位置Pfを示すパルス信号が入力されて
おり、差分演算部18は入力パルスのパルス数を制御周
期に従って順次計測し、その差分である変化量ΔPを求
める差分演算手段として構成されている。この変化量Δ
Pは電動機Mの速度に相当する値として求められ、この
変化量ΔPが符号判別部20に入力されている。この符
号判別部20は速度指令Nrと変化量ΔPとを入力し、
速度指令Nrの符号Srと変化量ΔPの符号Sfがプラ
ス、マイナスの何れかであるかを判別する符号判別手段
を備えていると共に、符号判別手段の判別結果を監視し
て両者の符号が異符号と判別されたときに異常信号AS
を出力する異常信号出力手段を備えて構成されている。
この異常信号ASは速度制御部24と表示部26に入力
されており、異常信号ASが速度制御部24に入力され
たときには電動機Mの駆動が停止され、異常信号ASが
表示部26に入力されたときには表示部26の表示画面
に制御系に異常が発生した旨が画像表示されるようにな
っている。
【0014】次に本実施例の作用を図3に示すフローチ
ャートに従って説明する。まず、電動機MをPTP制御
するに際して、コントローラ10の起動に伴なって、指
令値がステップ状に変化する目標回転位置指令Prが減
算部14に入力されると、電動機Mの回転に伴なう回転
位置が位置検出演算部22によって算出される(ステッ
プ100)。回転位置Pfが検出されると、この回転位
置Pfと目標回転位置Prとの位置偏差Epが求めら
れ、この位置偏差Epに応じた速度指令Nrが生成され
る(ステップ101)。この速度指令Nrは、通常電動
機Mを徐々に駆動しその後一定の速度で電動機Mを駆動
するための速度パターンに従って生成される。そして電
動機Mが回転駆動されているときに、差分演算部18に
よって電動機Mの回転位置の変化分を示す変化量ΔPが
算出される(ステップ102)。そして速度指令Nrの
符号Srと変化量ΔPの符号Sfの判別が行なわれる
(ステップ103,104,105)。このとき電動機
Mが正回転することによって目標位置に到達するときに
は、電動機Mが減速領域に入るときまでは符号Srと符
号Sfが共にプラスの状態が正常な状態を示すことにな
る。このとき速度制御部24やエンコーダEが故障して
変化量ΔPの符号Sfがプラスからマイナスに反転する
と、符号判別部20から異常検出信号ASが出力される
(ステップ106)。異常検出信号ASが出力されると
速度制御部24によって電動機Mの駆動が停止されると
共に、表示部26には制御系に異常が生じた旨の表示が
行なわれる。また電動機Mが減速領域に移行したときに
は、符号Srと符号Sfが共にマイナスになったときが
正常値を示し、両者の符号が異なったときには異常とし
て符号判別部20から異常検出信号Asが出力され、電
動機Mの駆動が停止されることになる。
【0015】また前記実施例においては、符号Srと符
号Sfとが異符号となったときに瞬時に異常検出信号A
Sを出力するものについて述べたが、符号判別部20と
して、符号の異符号を判別した時間が一定時間以上継続
されたときにのみ異常信号を出力するように構成するこ
とも可能であり、また位置偏差Epの絶対値が所定値を
超えたことを条件に符号の判別を行なうようにすれば、
ノイズや演算誤差によって誤まって異常検出信号ASを
出力することを防止することができる。
【0016】また前記実施例においては、デジタル信号
を基に電動機Mの位置制御を行なうものについて述べた
が、アナログ信号を基に電動機Mの位置制御を行なうよ
うにすることも可能である。この場合差分演算部18の
換わりにアナログ信号の回転位置Pfを微分して速度成
分を求める微分演算手段を用いる。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図4に基づい
て説明する。本実施例は、図1に示される符号判別部2
0の換わりに、比較演算部28を設け、位置偏差Epと
変化量ΔPを比較演算部28に入力し、比較演算部28
から異常検出信号ASを出力するようにしたものであ
り、他の構成は図1のものと同様であるので、図4には
要部のみが示されている。
【0018】比較演算部28は位置偏差Epが所定値P
1以上にあることを条件に変化量ΔPの絶対値が零に近
似した異常設定値以下にあるか否かを判定する異常判定
手段と、異常判定手段から異常の判定結果が出力された
ときに異常検出信号ASを出力する異常信号出力手段を
備えて構成されている。すなわち、電動機Mが目標回転
位置にあるとき以外は位置偏差Epは所定値P1以上の
値となり、位置偏差Epが所定値P1以上にあるとき
に、変化量ΔPの絶対値が零に近似した異常設定値以下
のときには、機械負荷12の値が所定値を超えたりある
いは機械負荷12が障害物に衝突して電動機Mの駆動が
停止されているものと見做し、異常検出信号ASを出力
するようになっている。
【0019】次に、図5と図6に従って本実施例の作用
を説明する。コントローラ10の起動に伴なって減算部
14にステップの指令値として目標回転位置Prが入
力されると、電動機Mの駆動に伴なう回転位置Pfが算
出される(ステップ200)。そして算出された回転位
置Pfと目標回転位置Prとの位置偏差Epが求めら
れ、この位置偏差Epに従って速度指令Nrが生成され
る(ステップ201)。このとき位置偏差Epの値が比
較演算部28によって監視され、位置偏差Epが所定値
P1以下か否かの判定が行なわれる(ステップ20
2)。位置偏差Epが所定値P1未満のときには電動機
Mが目標位置に到達したとしてこのルーチンでの処理を
終了し、位置偏差Epが所定値P1以上のときには差分
演算部18から変化量ΔPを順次入力する(ステップ2
03)。そして変化量ΔPの絶対値が異常設定値以下の
零であるか否かの判定を行なう(ステップ204)。こ
の絶対値が零以外のときにはこのルーチンでの処理を終
了し、絶対値が零と判定されたときには、比較演算部2
8から異常検出信号ASを出力し、電動機Mの駆動を停
止すると共に、異常の発生したを表示部26の表示画
面に表示する。これにより異常検出処理に伴なう処理を
終了する。
【0020】本実施例によれば、指令値として指令値の
値がステップに変化するものを用いても、機械負荷1
2の異常及び位置及び速度制御系の故障に伴なう異常を
検出することができる。
【0021】また前記実施例において、比較演算部28
として、変化量ΔPの絶対値が一定時間継続して異常設
定値以下にあるか否かを判定する異常判定手段を設けた
り、あるいは異常判定手段によって変化量ΔPの絶対値
が異常設定値以下にあることが判定されたときに、この
異常の判定結果が一定時間以上継続して出力されたとき
のみ異常信号を出力する異常信号出力手段を設けたもの
で構成すれば、ノイズや演算誤差によって誤った異常検
出を行なうのを防止することができる。また前記実施例
のものをアナログ信号を用いたもので構成する場合に
は、差分演算部18の換わりに、アナログ信号を出力す
る位置検出演算部22の出力信号を微分して速度成分を
求める微分演算手段で構成すれば、位置制御系の処理を
アナログ信号によって行なうことができる。
【0022】次に、本発明の第3実施例を図7乃至図9
に従って説明する。本実施例は、図1に示される符号判
別部20の換わりに、差分演算部30,32、比較演算
部34を設けたものであり、他の構成は図1のものと同
様であるので、図7には要部のみが示されている。
【0023】差分演算部30は差分演算部18から変化
量ΔPを示すデジタル信号を順次入力してその差分を電
動機加速度に相当する変化量ΔNfを算出する第2差分
演算手段として構成されており、変化量ΔNfを示すデ
ジタル信号が比較演算部34に入力されている。差分演
算部32は速度指令Nrをサンプリングの間順次取り込
んでその差分を指令加速度に相当する変化量ΔNrとし
て算出する第3差分演算手段として構成されており、変
化量ΔNrを示すデジタル信号が比較演算部34に入力
されている。比較演算部34は変化量ΔNfと変化量Δ
Nrとの偏差の絶対値を算出する絶対値偏差算出手段
と、絶対値偏差算出手段の算出値が異常設定値α以上に
あるか否かを判定する異常判定手段と、異常判定手段か
ら異常の判定結果が出力されたときに異常検出信号AR
を出力する異常信号出力手段を備えて構成されている。
そして異常検出信号ARが出力されたときには、前記実
施例と同様に、電動機Mの駆動が停止されると共に、異
常が検出された旨が表示部26の画面上に表示されるよ
うになっている。
【0024】次に、本実施例の作用を図8及び図9に従
って説明する。コントローラ10の起動に伴なって、減
算部14に指令値がステップ状に変化する目標回転位置
Prを示す信号が入力されると、電動機Mの回転に伴な
う回転位置Pfが算出される(ステップ300)。次に
目標回転位置Prと回転位置Pfとの偏差が位置偏差E
pとして算出され、この位置偏差Epに従って速度指令
Nrが生成される(ステップ301)。速度指令Nrが
生成されると、差分演算部32によって速度指令Nrの
変化量ΔNrが指令加速度として算出される(ステップ
302)。このとき差分演算部18においては回転位置
Pfを基に回転位置の変化量ΔPが算出される(ステッ
プ303)。続いて差分演算部30において変化量ΔP
の差分が順次算出され、この変化量ΔNfが電動機加速
度として算出される(ステップ304)。そして各変化
量ΔNrとΔNfが比較演算部34に入力されると、比
較演算部34において変化量ΔNrと変化量ΔNfとの
偏差の絶対値が異常設定値α以上にあるか否かの判定が
行なわれる(ステップ305)。このステップで偏差の
絶対値が異常設定値α未満のときにはこのルーチンでの
処理を終了し、偏差の絶対値が異常設定値α以上と判定
されたときには、電動機Mの加速度が急変したとして比
較演算部34から異常検出信号ASが出力される(ステ
ップ306)。そして異常検出信号ASが出力されたと
きには電動機Mの駆動が停止されると共に、表示部26
の表示画面に異常の発生した旨が表示されこのルーチン
での処理が終了する。
【0025】このように、本実施例によれば、指令加速
度と電動機加速度との偏差の絶対値が異常設定値αを超
えたときに異常検出信号ASを出力するようにしている
ため、電動機Mの加速中に機械負荷12の状態が急変し
て電動機Mの加速度が急変したことに伴なう異常を検出
することができる。
【0026】また本実施例によれば、加速度を基に異常
を検出しているため、電動機Mの加速時あるいは定速走
行時の区別なく機械負荷12の変動を監視することがで
き、機械負荷12の負荷の急変に伴なう電動機Mの加速
度の急変を即座に検出することができる。
【0027】前記実施例においては、位置制御系として
デジタル信号を用いるものについて述べたが、この位置
制御系をアナログ信号を用いるもので構成することも可
能である。この場合、差分演算部18,30,32にア
ナログ信号を微分する微分演算手段などの微分演算器を
用いることが望ましい。
【0028】また前記実施例においては、指令加速度と
電動機加速度の偏差の絶対値が異常設定値α以上になっ
たときに即座に異常検出信号ASを出力するものについ
て述べたが、比較演算部34として、偏差の絶対値が一
定時間以上継続して異常設定値以上にあるか否かを判定
する異常判定手段を用いて構成したり、あるいは異常判
定手段から異常の判定結果が一定時間以上継続して出力
されたときに異常検出信号ASを出力する異常信号出力
手段を設けたりすれば、ノイズや演算誤差によって誤ま
った異常検出を行なうのを防止することができる。
【0029】次に本発明の第4実施例を図10乃至図1
2に基づいて説明する。本実施例は、図1に示される符
号判別部20の換わりに、差分演算部30、異常定数設
定部36、比較演算部38を設けたものであり、他の構
成は図1のものと同様であるので、図10には要部のみ
が示されている。
【0030】異常定数設定部36は位置制御部16で生
成された速度指令Nrに応じて加速度成分の異常値とし
て異常定数ACを設定する異常値設定手段として構成さ
れており、異常定数ACの値が比較演算部38に入力さ
れている。比較演算部38には異常定数ACの他に、差
分演算部30から電動機加速度に相当する変化量ΔNf
の信号が入力されている。そして比較演算部38は異常
定数ACと変化量ΔNfとの偏差の絶対値を算出する絶
対値偏差算出手段と、絶対値偏差算出手段の算出値が異
常設定値(例えば、零)以上にあるか否かを判定する異
常判定手段と、異常判定手段から異常の判定結果が出力
されたときに異常検出信号ASを出力する異常信号出力
手段を備えて構成されている。そして比較演算部38か
ら異常検出信号ASが出力されたときには電動機Mの駆
動が停止されると共に、異常の生じた旨が表示部26の
表示画面に表示されるようになっている。
【0031】次に、本実施例の作用を図11及び図12
に従って説明する。
【0032】まずコントローラ10の起動に伴なって減
算部14に指令値がステップ状に変化する目標位置指令
Prが入力されると、電動機Mの回転に伴なう回転位置
Pfが算出される(ステップ400)。そして目標回転
位置Prと回転位置Pfとの偏差が位置偏差Epとして
求められ、位置偏差Epに応じた速度指令Nrが生成さ
れる(ステップ401)。そして速度指令Nrに従って
電動機Mの駆動が制御されると共に、速度指令Nrに従
って異常定数ACの値が設定される(ステップ40
2)。更に、差分演算部18において回転位置Pfに応
じた変化量ΔPが算出される(ステップ403)。続い
て差分演算部30において変化量ΔPに従って電動機加
速度を示す変化量ΔNfが算出される(ステップ40
4)。そして異常定数ACと変化量ΔNfが比較演算部
38に入力されると、比較演算部38において変化量Δ
Nfと異常定数ACとの偏差の絶対値が算出されると共
にこの算出値が異常設定値、例えば零以上にあるか否か
の判定が行なわれる(ステップ405)。そして変化量
ΔNfの絶対値が異常定数AC未満のときにはこのルー
チンでの処理を終了し、変化量ΔNfの絶対値が異常定
数AC以上のときには電動機Mの加速度が急変したとし
て、比較演算部38から異常検出信号ASが出力される
(ステップ406)。これにより電動機Mの駆動が停止
されると共に表示部26に異常発生の旨が表示されこの
ルーチンでの処理を終了する。
【0033】本実施例によれば、指令値として指令値の
値がステップ上に変化するものを用いても、機械負荷1
2の急変に伴なう電動機Mの加速度の急変を検出するこ
とができる。
【0034】本実施例においては、前記各実施例と同様
に、位置制御系をアナログ信号を用いたもので構成する
ことができる。この場合差分演算部18と差分演算部3
0として微分演算手段としての微分演算器を用いること
が望ましい。
【0035】また本実施例においては、比較演算部38
として、絶対値偏差算出手段の算出値が一定時間以上継
続して異常設定値以上にあるか否かを判定する異常判定
手段を設けたりあるいは、異常判定手段から異常の判定
結果が一定時間以上継続して出力されたときに異常検出
信号ASを出力する異常信号出力手段を設けたりすれ
ば、ノイズや演算誤差によって誤まった異常検出を行な
うのを防止することができる。
【0036】また前記各実施例においては、電動機Mに
対する目標位置指令として、指令値がステップに変化
するものについて述べたが、指令値が順次連続的に変化
するCP制御系にも本実施例を適用することができる。
【0037】また前記各実施例においては、電動機Mの
位置制御及び速度制御を行なうものについて述べたが、
電動機Mの位置制御を行なう位置制御系(減算部14、
位置制御部16、差分演算部18、符号判別部20、位
置検出部22、エンコーダE、比較演算部28、差分演
算部30,32、比較演算部34、異常定数設定部3
6、比較演算部38)を回転体の異常検出装置として用
いることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電動機を含む回転体に対する指令値の変化特性によら
ず、回転体の位置・速度制御系の故障や回転体に接続さ
れる負荷の変動に伴なう故障を確実に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1に示す装置の作用を説明するための波形図
である。
【図3】図1に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部構成図である。
【図5】図4に示す装置の作用を説明するための波形図
である。
【図6】図4に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】本発明の第3実施例を示す要部構成図である。
【図8】図7に示す装置の作用を説明するための波形図
である。
【図9】図7に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】本発明の第4実施例を示す要部構成図であ
る。
【図11】図10に示す装置の作用を説明するための波
形図である。
【図12】図10に示す装置の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 コントローラ 12 機械負荷 14 減算部 16 位置制御部 18 差分演算部 20 符号判別部 22 位置検出演算部 24 速度制御部 26 表示部 28 比較演算部 30 差分演算部 32 差分演算部 34 比較演算部 36 異常定数設定部 38 比較演算部 M 電動機 E エンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角家 忠明 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 習志野工場内 (56)参考文献 特開 昭64−43084(JP,A) 特開 平3−230783(JP,A) 特開 平2−146602(JP,A) 特開 平3−235686(JP,A) 実開 昭62−81492(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/00 - 3/20 G05B 9/00 - 9/05 H02P 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の回転位置に応じたパルス信号を
    出力する回転位置検出手段と、電動機に対する目標回転
    位置を示すパルス数と回転位置検出手段の出力パルス数
    との偏差を算出する位置偏差算出手段と、位置偏差算出
    手段の算出による偏差を零に抑制するための速度指令を
    生成する速度指令生成手段と、電動機の速度を検出する
    速度検出手段と、速度検出手段の検出速度と速度指令生
    成手段の生成による速度指令との偏差を生成する速度偏
    差生成手段と、速度偏差生成手段の生成による偏差を零
    に抑制するための駆動信号を生成しこの駆動信号により
    電動機を駆動する電動機駆動手段とを備えている電動機
    制御装置において、前記回転位置検出手段の出力パルス
    数を順次計測してその差分を求める差分演算手段と、差
    分演算手段の演算値の符号と前記速度指令生成手段の生
    成による速度指令値の符号を判別する符号判別手段と、
    符号判別手段の判別結果を監視して両者の符号が異符号
    と判別されたときにこの判別時間が一定時間以上継続さ
    れたことを条件に異常信号を出力する異常信号出力手段
    を備えていて、 前記回転位置検出手段、前記位置偏差算出手段、前記速
    度指令生成手段、前記差分演算手段、前記符号判別手段
    および前記異常信号出力手段は、マイクロコンピュータ
    で構成され、 前記異常信号の出力を条件に前記電動機の駆動を停止し
    てなる ことを特徴とする電動機制御装置。
  2. 【請求項2】 電動機の回転位置に応じたパルス信号を
    出力する回転位置検出手段と、電動機に対する目標回転
    位置を示すパルス数と回転位置検出手段の出力パルス数
    との偏差を算出する位置偏差算出手段と、位置偏差算出
    手段の算出による偏差を零に抑制するための速度指令を
    生成する速度指令生成手段と、電動機の速度を検出する
    速度検出手段と、速度検出手段の検出速度と速度指令生
    成手段の生成による速度指令との偏差を生成する速度偏
    差生成手段と、速度偏差生成手段の生成による偏差を零
    に抑制するための駆動信号を生成しこの駆動信号により
    電動機を駆動する電動機駆動手段とを備えている電動機
    制御装置において、前記回転位置検出手段の出力パルス
    数を順次計測してその差分を求める差分演算手段と、前
    記位置偏差算出手段の算出値が零以外の所定値以上にあ
    ることを条件に差分演算手段の演算値の絶対値が異常設
    定値以下にあるか否かを判定する異常判定手段と、異常
    判定手段から異常の判定結果が出力されたときにこの判
    定結果が一定時間以上継続して出力されたことを条件に
    異常信号を出力する異常信号出力手段を備えていて、 前記回転位置検出手段、前記位置偏差算出手段、前記速
    度指令生成手段、前記差分演算手段、前記異常判定手段
    および前記異常信号出力手段は、マイクロコンピュータ
    で構成され、 前記異常信号の出力を条件に前記電動機の駆動を停止し
    てなる ことを特徴とする電動機制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機の回転位置に応じたパルス信号を
    出力する回転位置検出手段と、電動機に対する目標回転
    位置を示すパルス数と回転位置検出手段の出力パルス数
    との偏差を算出する位置偏差算出手段と、位置偏差算出
    手段の算出による偏差を零に抑制するための速度指令を
    生成する速度指令生成手段と、電動機の速度を検出する
    速度検出手段と、速度検出手段の検出速度と速度指令生
    成手段の生成による速度指令との偏差を生成する速度偏
    差生成手段と、速度偏差生成手段の生成による偏差を零
    に抑制するための駆動信号を生成しこの駆動信号により
    電動機を駆動する電動機駆動手段とを備えている電動機
    制御装置において、前記回転位置検出手段の出力パルス
    数を順次計測してその差分を求める第1差分演算手段
    と、第1差分演算手段の演算値を順次入力してその差分
    を求める第2差分演算手段と、前記速度指令生成手段の
    生成による速度指令に応じて加速度成分の異常値を設定
    する異常値設定手段と、第2差分演算手段の演算値と異
    常値設定手段の設定値との偏差の絶対値を算出する絶対
    値偏差算出手段と、絶対値偏差算出手段の算出値が異常
    設定値以上にあるか否かを判定する異常判定手段と、異
    常判定手段から異常の判定結果が出力されたときに異常
    信号を出力する異常信号出力手段を備えていて、 前記回転位置検出手段、前記位置偏差算出手段、前記速
    度指令生成手段、前記第1差分演算手段、前記第2差分
    演算手段、前記異常値設定手段、前記絶対値算 出手段、
    前記異常判定手段および前記異常信号出力手段は、マイ
    クロコンピュータで構成され、 前記異常信号の出力を条件に前記電動機の駆動を停止し
    てなる ことを特徴とする電動機制御装置。
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JP5652738B2 (ja) * 2011-12-14 2015-01-14 トヨタ自動車東日本株式会社 衝突判定システム及び衝突判定方法
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