JP3174882U - 噴霧型微アルカリ性次亜塩素酸水生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の洗浄等が安心かつ容易である噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置を提供する。
【解決手段】噴霧ノズルが配設されている容器と電源部とを有する噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置であって、容器の底部に電気分解用電極対が容器の底面に平行に設けられていることを特徴とする噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置。
【選択図】図1

Description

本考案は、水道水を原水とし、原水の塩化物イオン濃度、さらには添加する食塩(塩化ナトリウム)の量に応じて無隔膜法により電気分解によって必要な濃度の微アルカリ性次亜塩素酸水を生成させ、生成した微アルカリ性次亜塩素酸水を直接噴霧することができる装置に関する。
塩化ナトリウムを加えた水を電気分解して、陽極側から次亜塩素酸水(いわゆる電解次亜水)を陰極からアルカリイオン水を採取することは広く行われている。また、水に塩酸を加えたものを原水とし、電気分解により陽極側に発生する弱酸性の次亜塩素酸水を利用して殺菌することも行われている。
これらの電気分解の方法として、陽極と陰極の間に隔膜を設けて、陽極側で発生する次亜塩素酸と陰極側で発生するアルカリイオン水を別々に取り出す隔膜法と、隔膜を設けない無隔膜法が知られている。
無隔膜法の例として、たとえば特許文献1や特許文献2などが知られている。特許文献1には吐出(噴霧)容器の底部に垂直に2枚の電極板を直立させ、各電極の接点を吐出容器底部に配設し、吐出容器を電源装置上に置くことにより、容器底部の接点と電源本体とを通電し、容器内で電気分解を行うことが記載されている。この特許文献1では、吐出容器自体に噴霧ノズルを配設することも提案されている。また、特許文献2は、機構的には特許文献1に類似しているが、電極としてスリットを設けた板や網板を採用している。
特開2003−093479号公報 特表2007−508918号公報
ところで特許文献1において、吐出容器の底部に配設されている電極板は直立(底面に対して垂直)に設けられており、洗うときにスポンジなどの洗浄具が当たって位置がずれて効率の良い電気分解ができなくなるという問題がある。
本考案は、たとえば特許文献1に記載されているような噴霧ノズルが配設されている容器と電源部とを有する噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置であって、容器の洗浄等が安心かつ容易である噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置を提供することを目的とする。
すなわち本考案は、噴霧ノズルが配設されている容器と電源部とを有する噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置であって、容器の底部に電気分解用電極対が容器の底面に平行に設けられていることを特徴とする噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置に関する。
本考案によれば、容器の洗浄等が安心かつ容易である噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置を提供することができる。
本考案の噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置の概略側面図である。 本考案の噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置の吐出容器の概略底面図である。
以下、図面に基づいて本考案の実施形態を詳述する。
本実施例における噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置1は、携帯可能とされる吐出容器2と、電源部3とから構成される。
吐出容器2の頭部には、噴霧ノズル4が配設されており、また、底部には電解用電極対5、6が底面と平行に設けられている。
噴霧ノズル4としては、通常のスプレー容器に使用される手動式(レバータイプ)のもので十分である。噴霧ノズル4には電解次亜塩素酸水をノズルに供給するためのパイプ7が接続されている。
なお、噴霧ノズル4には、図示されていないが、電気分解で発生する水素ガスを抜くための所謂ガス抜き孔または圧力弁を設けることが望ましい。
吐出容器2の底部には、電気分解用電極対5、6が容器の底面に平行に設けられている。電気分解用電極対5、6は、たとえば白金、または白金とイリジウムの合金などの貴金属電極、あるいは白金もしくは白金とイリジウムの合金を被覆した貴金属被覆電極など、公知の電気分解用の電極が採用できる。また、好ましくは網(メッシュ)状の電極を所定の間隔で対面させる形でセットする。所定の間隔はたとえば0.5〜3mm程度とする。平面形状は矩形でも円形(楕円形等も含む)でもよいが、吐出容器2の底面形状に合わせる方がよい。
電気分解用電極対5、6は、水(水道水か微食塩水)に接触しておかなければならないので、水密的にカバーすることはできない。しかし、容器内を洗ったり拭いたりするときに、電極板にできるだけ直接触れない方が電気分解の効率を維持でき、また、故障を減らす点から、水が通過可能な保護具で覆われていることが好ましい。
そうした保護具としては、たとえばプラスチック製のドーム(キャップ)型の保護枠8などが例示できるが、適当な開口部を持ち電気分解用電極対5、6を覆うことができる手段であれば特に限定されない。
電源部3には、たとえば特許文献1に記載されているような公知の電源装置とその制御システムが採用できる。
具体的には、電源部3は吐出容器2の電気分解用電極対5、6に直流電流を供給する直流電流供給装置であり、内部に制御装置としてのマイクロコンピュータ、AC/DC変換器などを備えている。電源部3の上面には、前記吐出容器2を載置するための凹部が形成されており、中央部には吐出容器2の底面に設けられた電気分解用電極対5、6の端子と当接するために上方に突出した端子が設けられている。
本考案の装置の操作は、電源部3に設けられているオン/オフを操作する操作スイッチで行う。
本考案の装置の制御は、タイマーで2〜4段階に電気分解(通電)時間をセットする方法が好ましい。また、一定時間で電極の極性を切り替えることも望ましい。
本考案の装置で電気分解する被処理水としては、水道水、好ましくは食塩などの塩素源を微量添加した水道水が好ましい。本考案の装置によれば、限定的ではないが、直流12〜24Vで3〜7A程度の温和な条件で、10〜20分間で水道水中の塩化物イオンの10〜30%を次亜塩素酸に変換することができる。
追加する塩化物イオン源としては、塩化ナトリウム(たとえば食卓塩)、塩化カリウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩化物が入手の容易さや安価なことから、好ましい。たとえば、塩化ナトリウムの場合、水道水5リットルに対して0.5g追加することで、100mg/L以上の次亜塩素酸濃度になり、十分な殺菌・脱臭効果が得られる
電解次亜塩素酸の殺菌活性やその他の効能については、食品安全委員会等の報告等で詳しく述べられており、インフルエンザウイルスやノロウイルスも不活性化することができることが分かっている。また、微生物ではないが、近年大きな問題となっている花粉についても、その作用機序は明らかではないが、明確に花粉症の症状を緩和することが判明している。
本考案の装置によれば噴霧型の吐出容器に直接電解次亜塩素酸水を生成できるので、殺菌を施したい場所、たとえば浴室、トイレ、台所、観葉植物などに直接ハンドスプレーすればよい。また、電解次亜塩素酸水を生成した直後に使用することができ、殺菌力の低下が防止できる。
1 本考案の噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置
2 吐出容器
3 電源部
4 噴霧ノズル
5、6 電気分解用電極対
7 供給パイプ
8 保護枠

Claims (3)

  1. 噴霧ノズルが配設されている容器と電源部とを有する噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置であって、容器の底部に電気分解用電極対が容器の底面に平行に設けられていることを特徴とする噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置。
  2. 電気分解用電極対が、水が通過可能な保護具で覆われている請求項1記載の噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置。
  3. 電気分解用電極が網状の電極である請求項1または2記載の噴霧型電解次亜塩素酸水生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017510354A (ja) * 2014-04-03 2017-04-13 ノバルティス アーゲー コンタクトレンズを消毒および洗浄するための電気化学的システム
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