JP3174851U - 磁気治療器 - Google Patents

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邦雄 佐々木
明文 小木曽
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Abstract

【課題】従来の磁気治療器具類の問題点を解決し、生体に一定期間固定的かつ一定期間流動的な磁気作用を共に与え、治癒効果をこれまで以上に高めることのできる磁気治療器を提供する。
【解決手段】ケース本体2に形成した空洞部4内に永久磁石5を封入した治療器本体1を生体患部に固定し、永久磁石5が有する磁気作用によって治療効果を得る磁気治療器において、前記空洞部4は前記永久磁石5が自由に動き得る容積を有すると共に、前記永久磁石5の形状は直方体または円柱体とした。
【選択図】図1

Description

本考案は生体に磁気刺激を与え凝りの改善や血行の促進に用いられる磁気治療器に係り、特に磁気効果の向上を図った磁気治療器に関する。
磁石を生体に貼付し体組成と磁力線との相互作用で血流を促進し、肩凝りや腰痛などの諸症状を緩和する磁気治療器は既に広く知られている。例えば、下記の特許文献1〜4には磁力線を利用した各種の磁気治療器が開示されている。
以下、図5(a)〜(d)を使用して特許文献1〜4に開示された従来技術の概略を説明する。
図5(a)は特許文献1に記載された健康磁気物質30の構造を示す断面図であり、該健康磁気物質30は、磁気化した球状の物質32を、磁気化した物質より大きい磁気化することのできない物質31によって包み、テープ33によって人体34に固定することによって磁気化した物質は包まれた物質の中で可動できうる範囲で包んだ物質を人体に作用させ、人体の動きにより磁気化した物質がその中で可動するため、磁気化した物質の極性が固定した状態で人体に影響しないようにしている。
また、図5(b)は特許文献2に記載された磁力応用疲労回復具40の構成を示す斜視図であり、該磁力応用疲労回復具40は、磁石を細砕するなどして得た帯磁粒子群41を各磁極方向を定めずに容器42内に収め、該容器42を接着剤によって生体に付着させ、磁場の極性とは無関係に作用させる構成としている。
また、図5(c)は特許文献3に記載された貼付用磁気治療器50の構造を示す斜視図であり、該貼付用磁気治療器50は、片面に粘着層を形成した貼着体53と、該貼着体53の前記片面に突出して設けた小室体51と、該小室体51の内部空洞に移動自在に封入した磁石52とから構成され、変動磁場により「なれ」を回避して磁気治療効果を持続できると共に、指圧に似た押圧作用も同時に得られるとしている。
さらに、図5(d)は特許文献4に記載された磁気治療器60の構成を示す斜視図であり、該磁気治療器60は、凸状曲面部62を形成した外面と、曲面状の内面を形成した磁石室を有し、該磁石室内に自由に回転可能な大きさの球状磁石61を配置し、凸状曲面部62を形成した面とは反対側に設けたつば状部63で人体に押し当て変動磁場を与え得る構成としている。
特開平10−244011号公報 実用新案登録第3007882号公報 特開2003−144558号公報 実用新案登録第3140334号公報
特許文献1の開示技術においては、磁気化した物質32は、磁気化した物質より大きい磁気化することのできない物質31の中で外力が加わることにより動くため、人体34側の磁気化した物質32の極性は常に変化する。そのため、生体の磁極と磁気物質の磁極が相反発すると効果が阻害されるという欠点がある。
また、特許文献2の開示技術においては、生体の極性等に関係なく均等に効果を与えるため、磁石を細砕するなどして得た多数の帯磁粒子群41を各磁極方向を定めずに容器42内に収め、該容器42を接着剤によって生体に付着させ、磁場の極性とは無関係に作用させるようにしたものであるが、この場合、帯磁粒子群41を構成する磁石粒同士が磁着して肝心の生体への磁力が低下するという欠点がある。
また、特許文献3の開示技術においては、小室体51の内部空洞に移動自在に封入した磁石52は円盤状に形成されているため、動きが上下方向に限定され、生体に様々な磁場を与えることができず、「なれ」を完全に回避するのは困難であるという問題点がある。
さらに、特許文献4の開示技術においては、磁石室内に自由に回転可能な大きさをもった球状磁石61を配置して様々な方向に磁場を与えることができるとしても、磁石が球状であるがゆえに、磁石が絶えず移動し位置が全く定まらないので生体に及ぼす治療効果も持続しないという懸念がある。
上記したように、従来型磁気治療器では、生体への磁気作用に全く変化がないか、あるいは磁気が変動し過ぎるかの何れかに偏るという問題点があると共に、帯磁粒子群を用いた磁気治療器においては生体への磁力が低下するという問題点があった。
そこで、本考案は、前記した従来技術の問題点を解決し、生体に一定期間固定的かつ一定期間流動的な磁気作用を共に与え、治癒効果をこれまで以上に高めることのできる磁気治療器を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、ケース本体に形成した空洞部内に永久磁石を封入した治療器本体を生体患部に固定し、永久磁石が有する磁気作用によって治療効果を得る磁気治療器において、前記空洞部は前記永久磁石が自由に動き得る容積を有すると共に、前記永久磁石の形状は直方体であることを特徴とする磁気治療器である。
なお、ここで直方体とは全ての面が長方形で構成される六面体を意味するもので、長方形が四つの角が全て等しい四角形を意味するものであるから、サイコロ状の正六面体も当然直方体の概念に含まれるものである。
また、請求項2に係る考案は、ケース本体に形成した空洞部内に永久磁石を封入した治療器本体を生体患部に固定し、永久磁石が有する磁気作用によって治療効果を得る磁気治療器において、前記空洞部は前記永久磁石が自由に動き得る容積を有すると共に、前記永久磁石の形状は円柱体であることを特徴とする磁気治療器である。
上記のように、本考案に係る磁気治療器によれば、空洞部内に封入された永久磁石は直方体であるから簡単には回転や位置の移動をすることがない。しかしながら、ケース本体に一定以上の力が加わると回転や場所の移動を行なうので、永久磁石は一定期間固定的であり、かつ一定期間流動的な磁界を生じる。すなわち、永久磁石が生体患部の一箇所に留まり、生体に及ぼす効果が低下するいわゆる緩和現象が生じ難くなり、治療効果を向上させることができるのである。
また、上記請求項2のように、永久磁石の形状を円柱体にした場合は、請求項1に係る直方体の場合より、転動し易くなるものの、従来の球体状、あるいは円盤状のものより、一定期間固定的であり、かつ一定期間流動的な磁界を生体患部に作用させることができるものである。
本考案に係る磁気治療器の第1の実施形態における構造を示す図面であり、図1(a)は断面図、図1(b)は斜視図である。 本考案に係る磁気治療器の第2の実施形態における構造を示す図面であり、図2(a)は断面図、図2(b)は斜視図である。 本考案に係る磁気治療器の第3の実施形態における構造を示す図面であり、図3(a)は断面図、図3(b)は斜視図である。 本考案に係る磁気治療器の使用方法を示す断面図であり、図4(a)は通常の使用方法を示す断面図、図4(b)は別の使用方法を示す断面図である。 従来の4種類の磁気治療器の構造を示す断面図および斜視図である。
以下、本考案に係る磁気治療器の具体的構成を図示の実施形態について詳細に説明する。
図中1は治療器本体の全体を示すもので、当該治療器本体1は周縁部に鍔部3を突成すると共に、内部に空洞部4を形成したケース部2と、このケース部2の空洞部4内に収納する永久磁石5と、永久磁石5を収納した空洞部4の下面開口部を塞ぐ貼付部6を有している。なお、空洞部4内の容積は永久磁石5が自由に動くことができる大きさとなっている。
ケース部2はポリカーボネート樹脂やポリプロピレン、ポエチレンテレフタレートなど汎用の熱可塑性合成樹脂を用いることができ、射出成形法など公知の成形技術により容易に製することができる。ケース部2は鍔部2の中央部に空洞部4を有し、当該空洞部4内に永久磁石5を収納する。
貼付部6はケース部2と同様に熱可塑性合成樹脂によって製せられるもので、ケース部2の周縁部に突成した鍔部3の全体を覆う大きさを有し、空洞部4内に永久磁石5を収納してからケース部2の鍔部3に当接させて接着あるいは高周波ウエルダーによる熱融着などによって下面開口部を塞ぐものである。貼付部6によって永久磁石5はケース部2の空洞部4内に封入されることとなる。
次に、図中7はエラストマーを用いた粘着剤やニトロセルロース系の接着剤などからなる生体に固定するための固着層であり、当該固着層7は前記貼付部6の全体に付設される。
永久磁石5は、サマリウムコバルト磁石や、アルニコ磁石、ネオジム磁石、あるいはフェライト材などが好適に用いられる。永久磁石5は図1および図2に示すように、直方体に形成してあり、六つの面のうちの1つの面と対向する面が各々N極とS極になるように磁化されている。
なお、図1に示す実施形態の永久磁石5は六つの長方形で囲まれ、隣接する面が直角に交わる直方体となっているものであり、図1(b)に示すように、矢印m方向、すなわち直方体の短辺方向に回転し、動くことが容易であるが、それ以外の例えば長辺方向への動きは短辺方向ほど容易ではない。
また、図2に示す実施形態の永久磁石5aは空間を正方形六面で囲んだ正六面体としての直方体の例を示すもので、図1に示す実施形態の永久磁石5のように長辺部をもたない。
そのため、永久磁石5aは図2(b)に示すように矢印m2方向に均等に動くことができるとしても、当該永久磁石5aの底面部は貼付部6の内面部にその全面が当接しており、一定の摩擦抵抗によって一定期間その位置を保持することが可能であると共に、外力がある一定値を超えると矢印m2方向に移動するので、生体に作用する効果が低下する緩和現象が生じ難くなる。
次に、図3に示す実施形態の永久磁石5bは、前記二つの実施形態と異なり円柱体、すなわち断面が真円または楕円の円柱状に構成されている。この実施形態における永久磁石5bは対向する二つの真円面ないし楕円面が各々N極とS極になるように磁化してあるが、当該円柱体の同径方向にN極とS極を磁化させることも可能である。
この実施形態の永久磁石5bによった場合は、直方体の場合より空洞部4内で転動し易くなるが、従来の球体状のものより、一定期間同一位置を保持することが可能であると共に、一定の外力が加わると図3(b)に示す矢印m方向に移動するので、一定位置に長く留まると生体に作用する効果が低下するいわゆる緩和現象を抑止することができるものである。
次に、図1に示す実施形態の磁気治療器について、図4(a),(b)に基づきその使用方法を説明する。
先ず、通常の使用方法は、図4(a)に示すように、生体10の患部付近の汗などを拭き取ってから、固着層7を覆っている図示しない剥離紙を取り除いて、当該固着層7を患部に貼付する。
前記したように治療器本体1の空洞部4内に封入されている永久磁石5は六つの長方形で囲まれた直方体となっているものであり、直方体の短辺方向に動くことは比較的容易であるが、それ以外の例えば長辺方向への動きは短辺方向ほど容易ではない。
従って、永久磁石5は一定期間固定的であり、かつ一定期間流動的な磁界を生体10の患部に与えることができる。すなわち、永久磁石が生体患部の一箇所に留まり、生体に及ぼす効果が低下するいわゆる緩和現象が生じ難くなり、治療効果を向上させることができる。
図4(b)は治療器本体1の別の使用方法を示すものであり、前記使用方法とは逆に、治療器本体1の貼付部6が上側、空洞部4の突出部が下側、すなわち生体10に触れるようにしてセットする。この場合、治療器本体1を生体10の患部にセットし易くするため、治療器本体1の空洞部4の外周部に、ドーナツ状でかつ空洞部4の高さに近い厚みをもった固着体8を抱持させ、当該固着体8の先端面に塗布してある粘着剤や接着剤によって患部に貼付する。
この使用方法によった場合は、治療器本体1の空洞部4の一部が生体8に埋没するように貼付され、生体に対し加圧による効果をもたらすこともできる。
以上のように、本考案に係る磁気治療器によった場合、空洞部4内に封入する永久磁石5は直方体なので矢印mすなわち短辺の方向に動くことは比較的容易であるが、それ以外のたとえば長辺方向の動きは短辺方向ほど容易ではない。
従って、永久磁石5は一定値以下の僅かな外力では動かないので、一定期間生体の同じ場所に留まり、継続的な磁気作用を生体10に与えることができる。
また、外力がある値を超えると磁石5は矢印mの方向に動くので、磁石5が生体の一箇所に留まり生体に及ぼす効果が低下するいわゆる緩和現象が生じ難くなる。なお、他の実施形態に係る永久磁石5aおよび5bによった場合も相応の磁気効果を生体に与えることができるものである。
このように、本考案に係る磁気治療器によれば、生体への磁気作用に全く変化がないか、あるいは磁気が変動し過ぎるかの何れかに偏よることに伴う弊害や、粒体の永久磁石を用いた従来技術における生体への磁力が低下するといった問題点を克服した磁気治療器を提供することが可能となる。
1:治療器本体
2:ケース部(ケース本体)
3:鍔部
4:空洞部
5:永久磁石
5a:永久磁石
5b:永久磁石
6:貼付部
7:固着層
8:固着体
10:生体

Claims (2)

  1. ケース本体に形成した空洞部内に永久磁石を封入した治療器本体を生体患部に固定し、永久磁石が有する磁気作用によって治療効果を得る磁気治療器において、前記空洞部は前記永久磁石が自由に動き得る容積を有すると共に、前記永久磁石の形状は直方体であることを特徴とする磁気治療器。
  2. ケース本体に形成した空洞部内に永久磁石を封入した治療器本体を生体患部に固定し、永久磁石が有する磁気作用によって治療効果を得る磁気治療器において、前記空洞部は前記永久磁石が自由に動き得る容積を有すると共に、前記永久磁石の形状は円柱体であることを特徴とする磁気治療器。
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