JP3174693U

JP3174693U - 薬用ミストヘアブラシ

Info

Publication number: JP3174693U
Application number: JP2011005750U
Authority: JP
Inventors: 武夫井関
Original assignee: 株式会社アイネットワーク
Priority date: 2011-09-12
Filing date: 2011-09-12
Publication date: 2012-04-05
Anticipated expiration: 2021-09-12

Abstract

【課題】ブラッシングをしながら、養毛剤やトリートメント剤等を霧状にして頭皮や髪の毛に吹きかけ、頭皮や毛根を効率よく刺激し血行の促進等をすることができる薬用ミストヘアブラシを提供する。
【解決手段】ハウジング１内部に薬液容器セットスペース１８、導液ノズル３およびミスト発生用発振器４を設ける。薬液容器セットスペースに配置された薬液容器より、導液ノズルを介して薬液をミスト発生用発振器に供給し、発生した薬液ミストをハウジングに設けられたミスト孔７より放出する。ハウジング内部に固定されたモーター９の回転軸に固定された偏芯ウエイト１０を回転させて薬用ミストヘアブラシ全体に振動を付与する。
【選択図】図１

Description

本考案は薬用ミストヘアブラシに関し、特に養毛剤やトリートメント等の薬液を収納した薬液容器より、導液ノズルを介して薬液をミスト発生用発振器に供給し、発生した薬液ミストをハウジングに設けられたミスト孔より放出するように構成した薬用ミストヘアブラシに関する。

従来、種々の機能付ヘアブラシが開発されており、例えば、特開２００４−８６６９号公報や登録実用新案第３０４３７０２号公報等がある。

特開２００４−８６６９号公報特開平１０−２７７１２５号公報

上述した特開２００４−８６６９号公報『ヘアブラシ』は、ブラシ本体の背面部からブラシ部材の正面側に向かって通気可能に構成し、ブラシ部材の少なくともその基板を、マイナスイオンを発生する材料によって形成し、ヘヤードラヤーからの送風がブラシ部材の基板に設けた通気孔を通過するように構成したものである。

また、上述した特開平１０−２７７１２５号公報は、美容器具を取付けた美容台に使用料を投入して使用者が任意の美容器具を利用することのできる美容装置であるが、化粧水等を噴霧する機能を有するものであった。

前者の特開２００４−８６６９号公報「ヘアブラシ」の場合ではマイナスイオンによる効用を主張したものであるが、ヘヤードライヤーの温熱風を併用して使用するものであり頭髪に吹きつけられる温熱風により頭皮や髪に悪影響を及ぼすことがあった。

また、後者の特開平１０−２７７１２５号公報「美・理容装置」は、装置が大掛かりであり、噴霧ノズル管が固定されたものであるので使い勝手も悪く、使用者が一般家庭で容易に使用できるものではなかった。

これに対し本考案の課題は、ブラッシングをしながら、より効果的な養毛剤やトリートメント剤等を霧状にして頭皮や髪の毛に吹きかけ、頭皮や髪の毛にまんべんなく薬用ミストが行きわたり、頭皮や毛根を効率よく刺激し血行の促進等をすることができる薬用ミストヘアブラシを提供することである。

本考案の薬用ミストヘアブラシは、薬液容器セットスペースに配置された薬液容器より導液ノズルを介して薬液をミスト発生用発振器に供給し、発生した薬液ミストをハウジングに設けられたミスト孔より放出するように構成したことを特徴とし、所定の薬液を収納する薬液容器を任意に選択し、ハウジング内部に形成された薬液容器セットスペースに着脱自在に収納できるように構成したことを特徴とし、且つ、ハウジング内部に固定されたモーターの回転軸に固定された偏芯ウエイトを回転させて薬用ミストヘアブラシ全体に振動を付与するように構成した薬用ミストヘアブラシを提供するものである。

本考案の薬用ミストヘアブラシは、ブラッシングをしながら、より効果的な養毛剤やトリートメント剤等を霧状にして頭皮や髪の毛に吹きかけ、頭皮や髪の毛にまんべんなく薬用ミストを行きわたらせて、頭皮や毛根を効率よく刺激し血行の促進等をすることができると共に、ハウジング内部に固定されたモーターの回転軸に固定された偏芯ウエイトを回転させて薬用ミストヘアブラシ全体に振動を付与するように構成されているので、バイブレーションマッサージやバイブレーションブラッシングが容易にできるものである。

また、本考案の薬用ミストヘアブラシは、使用者の用途に応じた薬液を収納した薬液容器を任意に選択して薬液容器セットスペースに着脱できるので、使用目的に対応して使用できるものである。

本考案の薬用ミストヘアブラシの部分断面を含む側面図である。

以下、図面に示す実施例に基づき、本考案の具体的な構成を説明する。

ハウジング１には薬液容器セットスペース１８に設けられており、該薬液容器セットスペース１８はヒンジ１７を介して開閉自在のカバー１１が設けられている。

養毛剤やトリートメント剤等を収容した薬液容器２を使用に応じて選択し、薬液容器セットスペース１８内にセットすると、配置された薬液容器２より、導液ノズル３を介して薬液がミスト発生用発振器４に供給され、薬液ミストが発生する。

発生した薬液ミストはミスト室６を経てミスト孔７より放出される。

ミスト孔７はブリスル（ｂｒｉｓｔｌｅ）の間のハウジング１に設けられている。

ハウジング１の内部に固定されたモーター９の回転軸に固定された偏芯ウエイト１０を回転させて薬用ミストヘアブラシ全体に振動を付与することができるので、バイブレーションマッサージやバイブレーションブラッシングが容易にできるものであり、例えばバイブレーションの効果によりもつれた髪もほぐし易く、梳かしやすくすることができる。

また、使用者の使用目的に応じて、養毛剤、トリートメント剤、ヘアトニック、リンス等を収納した薬液容器２を任意に薬液容器セットスペース１８内にセットして使用することができる。

把手部１２内にはバッテリー１３が収納され、ミスト発生用発振器４、モーター９等への電源を供給している。

把手部１２には、それぞれミスト用スイッチ１４及びバイブレーション用スイッチ１５が設けられている。

本考案の薬液ミストヘアブラシは有線式でもコードレス式でも製造可能であり、カセット式電池パックを把手部１２に着脱できるようにしてもよい。

１ハウジング
２薬液容器
３導液ノズル
４ミスト発生用発振器
５プリスル（ｂｒｉｓｔｌｅ）
６ミスト室
７ミスト孔
９モーター
１０偏芯ウエイト
１１カバー
１２把手部
１３バッテリー
１４ミスト用スイッチ
１５バイブレーション用スイッチ
１７ヒンジ
１８薬液容器セットスペース

Claims

薬液容器セットスペースに配置された薬液容器より、導液ノズルを介して薬液をミスト発生用発振器に供給し、発生した薬液ミストをハウジングに設けられたミスト孔より放出するように構成したことを特徴とする薬用ミストヘアブラシ。
所定の薬液を収納する薬液容器を任意に選択し、ハウジング内部に形成された薬液容器セットスペースに着脱自在に収納できるように構成したことを特徴とする請求項１記載の薬用ミストヘアブラシ。
ハウジング内部に固定されたモーターの回転軸に固定された偏芯ウエイトを回転させて薬用ミストヘアブラシ全体に振動を付与するように構成したことを特徴とする請求項１記載の薬用ミストヘアブラシ。