JP3174413U - 多機能カップ - Google Patents

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Abstract

【課題】片手の不自由な人や腕力の弱い高齢者や、まだ自由に自力で容器の使用ができない幼児の飲食の介助や教育に便利な多機能容器を提供する。
【解決手段】飲料用のカップ1にそのカップの縁よりも高く突出した上端部を有する一対の取手3、4を有し、各取手の上端部には箸やスプーン又は歯ブラシの柄などの棒状体を載置し、あるいは縦に棒状体を縦に貫通させるに十分な大きさと形状を有するホルダー用の開口5が設けられていることを特徴とする多機能カップであって、更に第三の取手を設けることにより、更に使い勝手を向上させることが出来る。
【選択図】図1

Description

この考案は、スプーンや箸又は歯ブラシなどを一時的に載置又は保持することができる飲料容器に関する。
この考案は、老人や、幼児又は片手の不自由な人に使用できる多目的の機能を有する飲料用カップであって、従来よりカップの縁に切込みを入れて歯ブラシを載置したまま片手で歯磨き粉を付着できるもの(例えば、特許文献1参照)や、コップの取手に歯ブラシ立てを設けて常に歯ブラシの歯を上に向けてコップと一体にしておくことにより、使いやすく衛生的な歯ブラシ立てコップ(例えば、特許文献2参照)等が提案されている。
しかしながら、特に老人や幼児が飲料用の容器(カップ)を使用するのは単に歯磨きをする時だけではなく、通常の食事においてスプーンや箸を一時的に載置する場合も有り、特に前記特許文献に記載されているように身障者が片手で容器を使用する場合は、介助者の手助けを必要とする場合が多いが、必ずしも身障者や老人に限ったことではない。幼児に水やジュース等の液体を飲用させる場合にも介助や教育又は訓練が必要である。
特開2007−21121号公報 登録実用新案公報第116784号公報
この考案は、片手の不自由な人や腕力の弱い高齢者や、まだ自由に自力で容器の使用ができない幼児の飲食の介助や教育又は訓練に便利な多機能容器を提供しようとするものである。
考案を解決するための手段
この考案は、飲料用カップの縁よりも高く突出した上端部を有する一対の取手を有し、前記取手の上端部には箸や歯ブラシ等の棒状体のホルダー用の開口が設けられていることを特徴とするもので、前記取手の上端部に設けられた開口部は、箸や歯ブラシ等の棒状体を載置し、あるいは縦に棒状体を貫通させるに十分な大きさと形状を有するものであれば良いが、特に取手の上端部に向かって分岐するY字状の2本の分岐腕から構成される開口が好ましい。そして必要により第三の取手を設けることにより更に介助又は被介助者に対する教育又は訓練のための作用効果が付加される。
考案の効果
この考案によれば、カップの取手に一時的に箸や歯ブラシやスプーンなどの棒状体を掛け渡して載置あるいは挿入して置くことにより、高齢者にとっては次に行う作業が容易に推測できるので心の準備が早く記憶力や判断力の低下を防止する効果がある。また幼児についても次の作業、つまり、次は箸を使うのかスプーンを使うのか、歯磨きをするのか等の作業の種類が推測できるので日常生活の習得が早くなるという効果がある。
また、前記取手の上端部に設けた開口部は、取手から分岐するY字状の2本の分岐腕から構成される部分の開口を長孔とした場合は、傾けて立てかけることができるので、安定感がよく、仮にスプーンや箸を差し込んだままで飲食しても顔や目に当たって怪我をする恐れもない。そして飲料用カップを持ち上げたとき2本の分岐腕の部分部は手の指への接触面積が広く取れるので肌に優しさを与えることができる。
そして、このカップには、一対の取手が左右対称に設けられているので、両手で支えることができ、腕力の弱った高齢者でも容易に持ち上げることができる。
また、幼児に対しては、母親等の介助者が取手の一方を握って水やジュースなどの飲料水を注意しながら安全に飲ませて成長過程に応じての飲料容器の使用方法を教育、訓練することができる。もちろん高齢者に対しても同様のことが言える。
更にカップの使用を必要とする者の状態に応じて、後述する第三の取手を設けることにより飲食の速さや量を介助者が調節し、安全な飲食の介助を行うこともできる。
この考案の第1の実施例の斜視図である。 この考案の第1の実施例の平面図である。 この考案の他の実施例の平面図である。
以下、この考案の実施例を図に基づき説明するが、以下の説明において同一の機能を有する部材や部位、構成については同一の符号を付け、或いは説明を省略する場合がある。
図1はこの考案の第1の実施例である多機能カップの斜視図である。
以下この実施例に沿って説明する。
1はこのカップの全体図を指示している。カップ1には第1の取手3と第2の取手4が一対の取手として設けられており、それぞれの取手3、4の上端部はY字状の分岐腕3a、4aが設けられている。そして、取手3、4のそれぞれの分岐腕の間にはV字状の長孔を構成する開口部5、5が形成されている。取手3、4の下端部には小孔6を有する受皿部7が形成されている。
カップ1は通常は高齢者や幼児の使用目的から見れば軽い合成樹脂の使用も可能であるが、容器自体の転倒を防止し、安定を良くする為には比較的重量の大きな陶器が好ましい。一対の取手として第1及び第2の取手を左右に設けた理由もそのひとつである。また、取手3、4の開口部5は、この実施例に限定されることなく箸やスプーン、歯ブラシなどを入れて立て掛けて置くのに十分な大きさと形状を有するものであれば円形でも長方形でも楕円形でも、必要に応じ任意に決定することができるが、棒状体を安定良く把持するためには図のようなV字状の形状をた長孔が好ましい。
取手の上端部に設けた開口部5、5は箸やスプーン、歯ブラシなどの棒状体の物体をカップの取手に掛け渡して一時的に載置するためのものであって、前述したように、取手3、4のぞれの分岐腕の開口部に亘って形成されているので、開口部5の大きさと形状との使用上の調和を取ることが大切である。
小孔6が設けられた取手の下部の受け皿7には小孔6が設けられており、開口部5に差し込んで立て掛けた箸やスプーン、歯ブラシなどの棒状体を伝って落ちてくる水などの液体を抜いてカビや細菌による汚染を防止する。
図2は、この考案の第1の実施例の平面図で取手3、4の上端部にV字状の開口が形成されている。
図3は、他の実施例の平面図で、第1の実施例のカップ1に第三の取手8を設けたものである。これは介助を必要とするカップの使用者に介助者が手を添えて使用する為の取手であるから、この考案の第1又は第2の取手と同一の構成でも良いが、製作上の観点から言えば介助を必要とする者の前側から介助者が握り支えることが出来れば、どのような形状でも、大きさのものでも差し支えないのである。
以上説明したように、この考案によれば高齢者にとっては次に行う作業が容易に推測できるので心の準備が早く記憶力や判断力の低下を防止する効果があり、また幼児については、次の作業、つまり、次は箸を使うのかスプーンを使うのか歯磨きをするのか等の作業の種類が推測できるので、日常生活の習得が早くなると言う前記効果の記載の項で言及した効果を有すると共に、第三の取手8を設けたことにより、介助を必要とする被介助者と介助者との絆を深め精神的安定性を向上させる間接的な相乗効果も期待できる多機能的効果を有するものである。
1・・・カップ
2・・・縁
3・・・第1の取手
3a・・分岐腕
4・・・第2の取手
4a・・分岐腕
5・・・開口部
6・・・小孔
7・・・受皿
8・・・第三の取手

Claims (4)

  1. 飲料用カップに該カップの縁よりも高く突出した上端部を有する一対の取手を有し、前記取手の上端部にはホルダー用の開口部が設けられていることを特徴とする多機能カップ。
  2. 取手の上端部に設けられた開口部は、箸やスプーン又は歯ブラシの柄などの棒状体を載置し、あるいは縦に棒状体を縦に貫通させるに十分な大きさと形状を有することを特徴とする請求項1記載の多機能カップ。
  3. 取手の上端部に設けられた開口部は、取手の上端部に向かって分岐するY字状の2本の分岐腕から構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の多機能カップ。
  4. 第三の取手が設けられていることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の多機能カップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103330443A (zh) * 2013-07-05 2013-10-02 谢学新 可插调羹的杯子

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