JP3173930U - 時計ケースとバンドの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミック製の時計ケースを使用しても、時計ケースと時計バンド間に隙間が存在しない時計ケースとバンドの取付構造を提供する。
【解決手段】オネジ21の先端の傾斜部21aを、取付部材13のメネジ部20を通過させて、エンドピース部材19の空間部19a内壁の受孔部22まで通す。この状態で、受孔部22の孔中心よりもオネジ21の軸中心が、時計ケース10の突部11側に有るように設定しているため、オネジ21先端の傾斜部21aがエンドピース部材19の受孔部22の傾斜面22aに当接かつ圧接する。よって、時計バンドを保持するエンドピース部材19の側端部19cが時計ケース10の側壁10aに圧接し、両者の接続部分に隙間が生じない。
【選択図】図5

Description

本考案は、時計ケースと該時計ケースの側壁部分に取り付けられる時計バンドとにおいて、両者の接合部分における隙間を少なくするための構造に関するものであり、特にセラミック製の時計ケースとバンドの取付構造に関する。
従来、時計ケースの側壁と、この側壁に接するように取り付けられる時計バンドの端部との間に大きな隙間が発生しないように工夫がなされてきている。特に、高級品といわれる腕時計では、時計ケースと時計バンド間に隙間が存在すると、外観デザインを低下させて好ましくない。
特許文献1,2に記載されているように、従来、前記隙間を極力少なくするための時計ケースと時計バンドの取付構造に関する各種の考案が提案され実施されてきている。しかし、特許文献1,2が出願された時点では、時計ケースと時計バンドのほとんどが金属製のものであって、ケースとバンドとの取付構造を構成する各部材も金属製であるため、それらの加工は容易であった。
ところが現在では、腕時計には多種多様な材質の部材が用いられるようになってきており、例えば、高級品の腕時計には、時計ケースと時計バンドの少なくとも外観に表れる部分をセラミック製のものにし、時計全体がセラミックで形成されているようにして、外観デザイン上、独自の風合いを呈するようにしたものが市販されている。
前記セラミック製の腕時計は高級感を呈するものの、セラミック自体の特性である加工性が悪いという製造上の問題がある。このため、セラミック製の時計ケース及び時計バンドの製造において、セラミック部品の一部に単純な加工のみ行うようにし、内部の各部位において種々の工夫がなされてきた。
実公平3−2178号公報 実開昭63−19312号公報
従来のセラミック製の腕時計において、時計ケースの外形部分のみにセラミック製の部品を用い、ケースを構成する部品の一部に金属製部材、例えば金属製の内部フレームを用い、該内部フレームに連結・結合部分を形成することで部品加工を容易にしているものもある。
例えば、図6に示す時計ケースを裏側から見た斜視図のように、金属製の内部フレーム1と一体成型した突部2にネジ加工や孔加工などの加工を施し、この内部フレーム1にセラミック製の裏蓋3を覆い被せ、この内部フレーム1を介して裏蓋3と、時計バンドとの連結部に設けられるセラミック製のエンドピース4とをネジ止めしてなる構成のものがある。
図6に示す構造例では、止めネジ5を用いて内部フレーム1にエンドピース4を止め、エンドピース4を内部フレーム1の側壁に接合・固定するようにする。内部フレーム1にはガラス6を接着剤にて固着すると共に、固定ネジ7にて内部フレーム1の周部を覆う裏蓋3を固定する。
上記のように、従来では金属製の内部フレーム1を用いることにより、時計バンドとの連結構造の製造を容易にしていた。しかし、時計ケース全体をセラミック製にし、従来の内部フレーム1を使用しないようにする要請があり、それがひとつの技術課題となっていた。その場合には時計ケースと時計バンドとの連結構造に工夫が必要になり、なおかつ、時計ケースと時計バンド間に隙間が存在しないようにするために、さらなる工夫が必要となる。
そこで本考案は、前記従来の課題を解決し、セラミック製の時計ケースを使用しても、時計ケースと時計バンド間に隙間が存在しないようにした時計ケースとバンドの取付構造を提供することを目的とする。
本考案の時計ケースとバンドの取付構造は、側部に一体成型された突部を有するセラミック製の時計ケースと、前記突部に形成された貫通孔と、前記突部に嵌られる嵌着部及びバンドの端部が取り付けられるバンド取付部が形成された取付部材と、前記取付部材に形成された貫通孔と、前記突部の貫通孔と前記取付部材の貫通孔とを貫通して嵌挿される取付ピンと、前記バンド取付部を除き前記取付部材と前記突部との略全周を覆い、かつ内部に形成された空間部の一方側部に貫通孔が形成されたセラミック製のエンドピース部材と前記取付部材の平面部に貫通して設けられたメネジ部と、先端に傾斜部が形成され、前記メネジ部に螺入されるオネジと、前記エンドピース部材の前記空間部の他方側部における内側に形成され、内面に傾斜面が形成された受孔部と、を備え、前記受孔部の孔中心よりも前記オネジの軸中心が前記時計ケースの突部側に有るように設定し、前記オネジを前記エンドピース部材の前記貫通孔から前記取付部材のメネジ部に螺入し、前記メネジ部から前記オネジの前記先端の傾斜部を突出させて、前記エンドピース部材の前記受孔部の傾斜面に当接かつ圧接し、前記エンドピース部材の側端部を前記時計ケースにおける前記突部周部の側壁に圧接してなることを特徴とする。
本考案の時計ケースとバンドの取付構造によれば、時計ケース全体をセラミック製のものにして、時計ケース内部には従来のような内部フレームを用いずに、時計ケースの外部に設ける取付部材によりバンドとの連結を行う。これにより、時計全体がセラミック製のものとして明瞭に視認されることになる。
しかも、時計バンド端部が配設されるセラミック製のエンドピース部材を、オネジを用いて時計ケースに当接かつ圧接することができる。このため、時計全体として時計ケースと時計バンドとの接続部分に隙間が生じないようにすることができる。
本考案に係る時計ケースとバンドの取付構造の実施形態における要部を裏面から示す分解斜視図である。 本実施形態の組立手順を説明するための斜視図である。 本実施形態の組立後の裏面状態を示す斜視図である。 本実施形態の組立後の表面状態を示す斜視図である。 本実施形態の組立後の要部を示す断面図である。 従来の時計ケースとバンドの取付構造の一例を示す斜視図である。
以下、本考案の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、10は、側部に一体成型された突部11を有するセラミック製の時計ケースであり、突部11に貫通孔12が形成されている。13は、前記突部11に嵌られる嵌着部14と時計バンド(図示せず)の端部が取り付けられるバンド取付部15が形成された金属製の取付部材であり、嵌着部14とバンド取付部15には貫通孔17a,17bが形成されている。
18は、時計ケース10の突部11における貫通孔12と、取付部材13の嵌着部14における貫通孔17aとを貫通するように設けられる取付ピンである。19は、後述するように、バンド取付部15を除き取付部材13と時計ケース10の突部11との略全周を覆い、かつ内部に形成された空間部19aの一方側部(図1では上側部)に貫通孔19bが形成されたセラミック製のエンドピース部材である。
20は前記取付部材13の平面部に貫通して設けられたメネジ部、21は先端に傾斜部21aが形成され、前記メネジ部20に螺入されるオネジ、22は、エンドピース部材19の空間部19aの他方側部(図1では下側部)における内側に形成され、内面に傾斜面(後で詳述する)が形成された受孔部である。
また、23は、セラミック製の時計ケース10及びエンドピース部材19と同様にセラミック製により成型され、時計ケース10の裏面側開口部を覆う裏蓋、24は時計ケース10の表面側開口部を覆う透明のガラス体である。
図2〜図4を参照して本実施形態の組立について説明する。
先ず、時計ケース10の突部11に取付部材13の嵌着部14を嵌め、取付ピン18を、時計ケース10の突部11における貫通孔12と、取付部材13の嵌着部14における貫通孔17aとに貫通する。この状態で取付ピン18により時計ケース10に取付部材13が保持される。
次に、エンドピース部材19を、バンド取付部15を除き取付部材13と時計ケース10の突部11との略全周を覆うように装着し、エンドピース部材19の空間部19aから取付部材13のバンド取付部15を露出させる。
図2に示すように、時計ケース10にエンドピース部材19を装着した状態で、エンドピース部材19のメネジ部20にオネジ21を螺入する。後述するが、オネジ21の先端の傾斜部21aはメネジ部20を通って、エンドピース部材19の空間部19aの下側部に形成された受孔部22に至る。
図3は組立完成時の状態を時計ケース10の裏面側から示し、図4は組立完成時の状態を時計ケース10の表面側から示しており、エンドピース部材19から取付部材13のバンド取付部15が側部から露出しており、公知のようにバンド取付部15に図示しない時計バンドが取り付けられる。
図5は組立完成時の状態における断面図であって、各部が保持/固定状態にあり、取付ピン18は、時計ケース10と取付部材13とを連結した状態でエンドピース部材19の内側壁によって抜け出さないように保持される。
また、オネジ21の先端の傾斜部21aは、取付部材13のメネジ部20を通って、エンドピース部材19の空間部19a内壁の受孔部22に達する。このとき、本実施形態では、受孔部22の孔中心よりもオネジ21の軸中心が、時計ケース10の突部11側に有るように設定しているため、オネジ21の先端の傾斜部21aがエンドピース部材19の受孔部22の傾斜面22aに当接かつ圧接する。
これにより、図5に示すように、エンドピース部材19の側端部19cが時計ケース10の突部11周部の側壁10aに圧接することになり、時計バンドがエンドピース部材19に設けられた状態において、時計ケースと時計バンドとの接続部分に隙間が生じないように、各部を保持することができる。
なお、前記実施形態における各部材の形状あるいは設置数などは、前記説明のものに限定されず、実際の実施においては、その使用形態/仕様などにより適宜選択して決定する必要がある。
本考案は、セラミック材により成形された時計ケース及び時計バンドからなる構成のものに実施して有用である。
10 セラミック製の時計ケース
10a 時計ケースの側壁
11 時計ケースの突部
12 突部の貫通孔
13 金属製の取付部材
14 取付部材の嵌着部
15 取付部材のバンド取付部
17a 嵌着部の貫通孔
17b バンド取付部の貫通孔
18 取付ピン
19 セラミック製のエンドピース部材
19a エンドピース部材の空間部
19b エンドピース部材の貫通孔
19c エンドピース部材の側端部
20 取付部材のメネジ部
21 オネジ
21a オネジの傾斜部
22 エンドピース部材の受孔部
22a 受孔部の傾斜面
23 セラミック製の裏蓋
24 ガラス体

Claims (1)

  1. 側部に一体成型された突部を有するセラミック製の時計ケースと、
    前記突部に形成された貫通孔と、
    前記突部に嵌られる嵌着部及びバンドの端部が取り付けられるバンド取付部が形成された取付部材と、
    前記取付部材に形成された貫通孔と、
    前記突部の貫通孔と前記取付部材の貫通孔とを貫通して嵌挿される取付ピンと、
    前記バンド取付部を除き前記取付部材と前記突部との略全周を覆い、かつ内部に形成された空間部の一方側部に貫通孔が形成されたセラミック製のエンドピース部材と、
    前記取付部材の平面部に貫通して設けられたメネジ部と、
    先端に傾斜部が形成され、前記メネジ部に螺入されるオネジと、
    前記エンドピース部材の前記空間部の他方側部における内側に形成され、内面に傾斜面が形成された受孔部と、を備え、
    前記受孔部の孔中心よりも前記オネジの軸中心が前記時計ケースの突部側に有るように設定し、
    前記オネジを前記エンドピース部材の前記貫通孔から前記取付部材のメネジ部に螺入し、
    前記メネジ部から前記オネジの前記先端の傾斜部を突出させて、前記エンドピース部材の前記受孔部の傾斜面に当接かつ圧接し、
    前記エンドピース部材の側端部を前記時計ケースにおける前記突部周部の側壁に圧接してなることを特徴とする時計ケースとバンドの取付構造。
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