JP3173880U - 葬儀用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】故人の写真や葬儀用の供花等の配置のために必要となる床面積を小さくできるとともに、取扱い易い葬儀用スタンドを提供する。
【解決手段】床面に載置されるベースフレーム12と、ベースフレームに支持されて立設する支柱部30と、支柱部の中途に連結され、額縁体を支持する額縁体支持部20と、額縁体支持部の下方に配置されて支柱部に着脱自在に連結し、供花を配置させる供花配置部60とを備える。額縁体支持部は、額縁体を背後から支持するフレーム体22と、フレーム体を支柱部に連結させつつ支持するフレーム体支持部と、フレーム体の下端から前方に突出する前方突出部材を有して額縁体の下端を支持する下端支持部28とを含む。供花配置部は、枠体であって、その枠面を略水平にした状態で支柱部の前方に配置され、供花が盛られた容器体をその枠内に嵌合状に支持する支持枠体85を含み、供花配置部の下方に棺が配置される。
【選択図】図1

Description

本考案は、葬儀の際に棺の背後に配置され供花や故人の写真等を配置させることができる葬儀用スタンドに関し、一般家庭においても用いることが可能な葬儀用スタンドに関する。
従来、葬儀場を利用した通夜や葬式等の葬儀がよく執り行われる。しかし、特に昨今の長引く不況の折、残された者には、このような葬儀場の利用に必要な費用が負担となる場合もある。また、核家族化の進展に伴って葬儀への参列者も減少し、広い葬儀場が不要とされる場合もある。
そのため、一般の一戸建て住宅、マンション或いはアパート等の中で葬儀を執り行いたいというニーズも高まっている。このようなニーズに答えるため、一般の住宅やマンション等においても容易に用いることができ、供花や個人の写真等をその上に配置可能な仮設の祭壇等に関する様々な提案がなされている。(例えば特許文献1)。
特開平10−43040号公報
特許文献1によれば、上端が階段状となり、階段水平部と階段垂直部とを有する左右一対の側板体の階段水平部間に架設板体を架設する組立式置き台枠であって、ハニカム構造の紙製段ボールからなり、しかも組立てることができ、仮設板体上に供花や故人の写真が入った額縁等を載置可能な置き台枠が開示されている。
このように、特許文献1の組立式置き台枠によれば、紙製段ボール製でしかも組立可能な構成であるため、軽量で取り扱い易いという利点はあるものの、階段水平部間に架設板体を架設する構成であるため、例えば当該置き台枠を設置するために、例えば仮設板体の幅に階段の数を掛けた奥行きが必要となり、さらに当該置き台枠の手前に棺を設置すると当該置き台枠及び棺を設置するための設置スペースを広く取るという問題があった。したがって、特許文献1の組立式置き台枠によれば、広い間取りの部屋を必要とされる等、一般の一戸建て住宅やマンションの中で用いることが困難になる場合が生じる虞があった。
そこで、本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、故人の写真や葬儀用の供花等の配置のために必要となる床面積を小さくできるとともに、取扱い易い葬儀用スタンドを提供することにある。
請求項1の考案は、葬儀の際に棺の背後に配置される葬儀用スタンドであり、床面に載置されるベースフレームと、下端側が前記ベースフレームに着脱自在に連結し、前記ベースフレームに支持されて立設する支柱部と、前記支柱部の中途に連結され、額縁体を支持する額縁体支持部と、前記額縁体支持部の下方に配置されて前記支柱部に着脱自在に連結し、供花を配置させる供花配置部と、前記供花配置部を前記支柱部に着脱自在に連結させる着脱連結部とを備え、前記額縁体支持部は、前記額縁体を背後から支持するフレーム体と、前記フレーム体を前記支柱部に連結させつつ支持するフレーム体支持部と、前記フレーム体の下端から前方に突出する前方突出部材を有して前記額縁体の下端を支持する下端支持部とを含み、前記供花配置部は、枠体であって、その枠面を略水平にした状態で前記支柱部の前方に配置され、供花が盛られた容器体をその枠内に嵌合状に支持する支持枠体を含み、前記供花配置部の下方に前記棺が配置される、葬儀用スタンドである。
請求項2の考案は、請求項1記載の葬儀用スタンドにおいて、前記支柱部は、前記ベースフレームに連結する長尺筒状の第1支柱部材と、前記第1支柱部材にスライド自在に係合して前記支柱部の全長長さを縦方向に伸縮させる長尺筒状の第2支柱部材と、前記第1支柱部材の上端部に配置され、前記第1支柱部材と前記第2支柱部材との任意の伸縮係合位置で前記第1支柱部材と前記第2支柱部材とを固定させる固定部材と、前記第2支柱部材の上端寄りに設けられ、葬儀用掛軸の掛紐を係止するフック部材とを備えることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1又は2記載の葬儀用スタンドにおいて、前記前方突出部材は、前端が上方に折曲して側面視略L字状の板部材からなり、前記下端支持部は、前記前方突出部材を保持する筒状の保持部材であって、その筒方向を前後方向に向けた状態で前記フレーム体の背面側に設けられ、前記前方突出部材をその中空部に挿入させつつ前記筒方向にスライド自在に保持する筒状保持部材を含むことを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1〜3のいずれかに記載の葬儀用スタンドにおいて、前記フレーム体支持部は、前記フレーム体の下端部を支持する第1支持部と、前記フレーム体の上端部を支持する第2支持部とを備え、前記第1支持部は、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第1筒体と、前記第1筒体に設けられて前記第1筒体を前記支柱部に固定する第1筒体固定部材と、前記第1筒体と前記フレーム体の下端部とを連結する棒状のリンクアームであって、基端部が前記第1筒体に設けられた第1軸支部材で軸支されて回動自在に前記第1筒体に連結するとともに、先端部が前記下端部に設けられた第2軸支部材で軸示されて回動自在に前記下端部に連結する第1リンクアームとを含み、前記第2支持部は、前記第1筒体の上方に配置されて、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第2筒体と、前記第2筒体に設けられて前記第2筒体を前記支柱部に固定する第2筒体固定部材と、前記第1支持部材より短い長さからなり、前記第2筒体と前記フレーム体の上端部とを連結するリンクアームであって、一端部が前記第2筒体に設けられた第3軸支部材で軸示されて回動自在に前記第2筒体に連結するとともに他端部が前記上端部に連結される第2リンクアームとを含むことを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1〜4のいずれかに記載の葬儀用スタンドにおいて、前記フレーム体は、正面視で略工字状からなることを特徴とする。
請求項6の考案は、請求項1〜5のいずれかに記載の葬儀用スタンドにおいて、前記着脱連結部は、前記支柱部の長手方向の中途から前方に突出するアーム部材と、前記支持枠体から後方に突出し、前記アーム部材の長さ方向にスライド自在に係合しつつ前記アーム部材と連結する連結部材とを含むことを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項6記載の葬儀用スタンドにおいて、前記支持枠体は矩形状からなり、その枠辺のうちの一辺を前記支柱部に対向する対向枠辺とするとともに、前記対向枠辺の中央部から前記連結部材を突出させることを特徴とする。
請求項8の考案は、請求項7記載の葬儀用スタンドにおいて、前記供花配置部に着脱自在に連結され、供花を配置させるサブ供花配置部を備え、前記供花配置部は、筒状の部材であり、前記対向枠辺に直交する枠辺のうち一方又は両方に並列配置されつつ前記枠辺に連結される筒状部材を含み、前記サブ供花配置部は、前記筒状部材にスライド自在に係合しつつ前記筒状部材に着脱自在に連結するスライド部材と、前記スライド部材と一体に形成されて上方に延伸し、上端に箱体を支持する略L字状又は直線状のロッド部材とを含み、前記スライド部材を前記筒状部材に連結させた状態で、前記箱体は前記額縁体支持部の側方近傍に配置されることを特徴とする。
本考案によれば、葬儀の際に棺の背後に配置される葬儀用スタンドであり、床面に載置されるベースフレームと、下端側が前記ベースフレームに着脱自在に連結し、前記ベースフレームに支持されて立設する支柱部と、前記支柱部の中途に連結され、額縁体を支持する額縁体支持部と、前記額縁体支持部の下方に配置されて前記支柱部に着脱自在に連結し、供花を配置させる供花配置部と、前記供花配置部を前記支柱部に着脱自在に連結させる着脱連結部とを備え、前記額縁体支持部は、前記額縁体を背後から支持するフレーム体と、前記フレーム体を前記支柱部に連結させつつ支持するフレーム体支持部と、前記フレーム体の下端から前方に突出する前方突出部材を有して前記額縁体の下端を支持する下端支持部とを含み、前記供花配置部は、枠体であって、その枠面を略水平にした状態で前記支柱部の前方に配置され、供花が盛られた容器体をその枠内に嵌合状に支持する支持枠体を含み、前記供花配置部の下方に前記棺が配置される構成であるから、例えば故人の写真が入った額縁体を額縁体支持部に配置し、供花が盛られた箱等の容器体を供花配置部に配置すれば、棺の上方空間を活用してこれらの写真や供花を配置できるので、故人の写真や葬儀用の供花等の配置のために必要な床面積を小さくできるとともに、例えば運搬の際には、ベースフレーム、支柱部及び供花配置部に分解すれば運搬も行い易くなるため、取扱い易い葬儀用スタンドを提供できる。
また、前記支柱部は、前記ベースフレームに連結する長尺筒状の第1支柱部材と、前記第1支柱部材にスライド自在に係合して前記支柱部の全長長さを縦方向に伸縮させる長尺筒状の第2支柱部材と、前記第1支柱部材の上端部に配置され、前記第1支柱部材と前記第2支柱部材との任意の伸縮係合位置で前記第1支柱部材と前記第2支柱部材とを固定させる固定部材と、前記第2支柱部材の上端寄りに設けられ、葬儀用掛軸の掛紐を係止するフック部材とを備える構成であるから、例えば葬儀用掛軸の長さ等の必要に応じて第2支柱部材によって支柱部の全長長さを調整して葬儀用掛軸をフック部材に吊支できるので、葬儀用掛軸を吊支するため別のスタンド等を配置させることもないため、床面に占める配置面積を広げることなく葬儀用掛軸を配置できる。
また、前記前方突出部材は、前端が上方に折曲して側面視略L字状の板部材からなり、前記下端支持部は、前記前方突出部材を保持する筒状の保持部材であって、その筒方向を前後方向に向けた状態で前記フレーム体の背面側に設けられ、前記前方突出部材をその中空部に挿入させつつ筒方向にスライド自在に保持する筒状保持部材を含む構成であるから、例えば額縁体の厚み等の必要に応じて前方突出部材をスライドさせることによりフレーム体の下端部からの突出長を調整できるので、葬儀用スタンドの利便性を向上できる。
また、前記フレーム体支持部は、前記フレーム体の下端部を支持する第1支持部と、前記フレーム体の上端部を支持する第2支持部とを備え、前記第1支持部は、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第1筒体と、前記第1筒体に設けられて前記第1筒体を前記支柱部に固定する第1筒体固定部材と、前記第1筒体と前記フレーム体の下端部とを連結する棒状のリンクアームであって、基端部が前記第1筒体に設けられた第1軸支部材で軸支されて回動自在に前記第1筒体に連結するとともに、先端部が前記下端部に設けられた第2軸支部材で軸示されて回動自在に前記下端部に連結する第1リンクアームとを含み、前記第2支持部は、前記第1筒体の上方に配置されて、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第2筒体と、前記第2筒体に設けられて前記第2筒体を前記支柱部に固定する第2筒体固定部材と、前記第1支持部材より短い長さからなり、前記第2筒体と前記フレーム体の上端部とを連結するリンクアームであって、一端部が前記第2筒体に設けられた第3軸支部材で軸示されて回動自在に第2筒体に連結するとともに他端部が前記上端部に連結される第2リンクアームとを含む構成であるから、例えば第2筒体を所定位置に固定し、第1筒体をスライドさせることにより第1リンクアーム及び第2リンクアームが回動してフレーム体の支柱部に対する傾斜角度を調整することができる。従って、例えば第1筒体を下方にスライドさせて、フレーム体を支柱部に略平行で密着状に配置させれば運搬の際の取扱いが容易となる。また、例えば故人の写真が見え易い角度になるように、第1筒体を上方にスライドさせフレーム体を支柱部に対して傾斜させることができる等、葬儀用スタンドの利便性を更に向上できる。
また、前記フレーム体は、正面視で略工字状からなる構成であるから、フレーム体を簡単な形状で実現できるので、葬儀用スタンドのコスト低減を図ることができる。
また、前記着脱連結部は、前記支柱部の長手方向の中途から前方に突出するアーム部材と、前記支持枠体から後方に突出し、前記アーム部材の長さ方向にスライド自在に係合しつつ前記アーム部材と連結する連結部材とを含む構成であるから、供花配置部の支柱部への取り付け及び取外しを容易に行うことができるので、その組立が容易で更に取扱い易い葬儀用スタンドを提供できる。
また、前記支持枠体は矩形状からなり、その枠辺のうちの一辺を前記支柱部に対向する対向枠辺とするとともに、前記対向枠辺の中央部から前記連結部材を突出させる構成であるから、簡単な形状の部材で支持枠体を形成できるため、葬儀用スタンドのコスト低減を図ることができる。
また、前記供花配置部に着脱自在に連結され、供花を配置させるサブ供花配置部を備え、前記供花配置部は、筒状の部材であり、前記対向枠辺に直交する枠辺のうち一方又は両方に並列配置されつつ前記枠辺に連結される筒状部材を含み、前記サブ供花配置部は、前記筒状部材にスライド自在に係合しつつ前記筒状部材に着脱自在に連結するスライド部材と、前記スライド部材と一体に形成されて上方に延伸し、上端に箱体を支持する略L字状又は直線状のロッド部材とを含み、前記スライド部材を前記筒状部材に連結させた状態で、前記箱体は前記額縁体支持部の側方近傍に配置される構成であるから、例えば供花配置部に配置される供花に加えて額縁体の回りに供花を増やして豪華にしたい場合等の必要に応じて、ロッド部材に支持された箱体に、供花を盛り付けた鉢等を配置すればよいので、床面に占める配置面積を広げることなく供花を増やすことができる。
本考案の実施形態に係る葬儀用スタンドの斜視図である。 本考案の実施形態に係る葬儀用スタンドの分解斜視図である。 本考案の実施形態に係る葬儀用スタンドの正面図である。 本考案の実施形態に係る葬儀用スタンドの右側面図である。 図4に示した葬儀用スタンドの上側部分の拡大図である。 図3における一部を省略したA−A線断面図である。 図3における一部を省略したB−B線断面図である。 図3における一部を省略したC−C線断面図である。 本考案の実施形態に係る葬儀用スタンドの使用例を示す正面図である。
以下、本考案の実施形態に係る葬儀用スタンド10について図を用いて説明する。
本実施形態の葬儀用スタンド10は、図9に示すように、葬儀の際に棺の背後に配置され、棺の上方空間を利用して、額縁体104、供花102及び葬儀用掛軸106を配置できるものである。なお、本実施形態において額縁体104は、写真用額縁を指すが、故人の写真やメッセージ紙等を掲示できる任意の額縁としてもよい。
本実施形態の葬儀用スタンド10は、図1に示すように、床面Lに載置されるベースフレーム12、ベースフレーム12に支持されて立設する支柱部30、額縁体104を支持する額縁体支持部20、供花102を配置させる供花配置部60、供花配置部60を支柱部30に着脱自在に連結させる着脱連結部70及びサブ供花配置部90,90´を備え、例えばアルミニウム等の軽量の金属で形成される。
先ず、ベースフレーム12は、図2に示すように、フレーム部材13と、横架部材14と、上方突出部材15とを備える。
フレーム部材13は、図2に示すように、例えば断面が円形状の筒部材からなり、人の腰幅よりやや大きい直径を有する平面視リング状に形成される。
次に、横架部材14は、図2に示すように、フレーム部材13の略直径の長さを有する棒状で断面矩形状の筒部材からなり、フレーム部材13の内側に橋渡し状に配置され、例えば溶接によって固定される。
次に、上方突出部材15は、例えば断面矩形状で、フレーム部材13の略半径の長さを有する筒部材からなり、図2に示すように、横架部材14の中央部から立設され、その下端が例えば溶着されて横架部材14に固定される。
ベースフレームは、本実施形態のものに限らず、例えばフレーム部材を平面視H字上或いは平面視矩形状に形成し、その中央部から上方突出部材15を突出させてもよい。
次に、本実施形態の支柱部30は、図1〜図4に示すように、第1支柱部材32、第2支柱部材34、第1支柱部材32と第2支柱部材34とを固定させる固定部材37及びフック部材36を備える。
第1支柱部材32は、図1〜図4及び図7に示すように、例えば略人の背丈の長さを有する長尺状で、両端が開口した断面矩形状の筒部材からなり、上方突出部材15を嵌合させる中空部16を有する。そして、第1支柱部材32は、図1及び図2に示すように、上方突出部材15を中空部16に下端33から嵌合させつつ上方突出部材15と着脱自在に連結し、ベースフレーム12に支持されて立設する。
また、第1支柱部材32は、図1、図2及び図4に示すように、第1支柱部材32と上方突出部材15とを固定する固定手段38を、その下端33近傍に設ける。
具体的には、固定手段38は、図4に示すように、第1雄ネジ部材39と、これに螺合する雌螺子部材であって第1支柱部材32の背面に設けられる第1雌螺子部材41とを含む。より詳しくは、第1雌螺子部材41は、その螺子孔が第1支柱部材32の中空部16に連通して設けられ、第1雄ネジ部材39が前記螺子孔に螺合回転しつつ第1支柱部材32の中空部16に侵入し、第1雄ネジ部材39の先端(図示しない)が上方突出部材15の側面を水平方向に押圧することで第1支柱部材32と上方突出部材15とが固定される構成となっている。
次に、第2支柱部材34は、図1〜図4に示すように、例えば第1支柱部材32よりやや短い長さを有する長尺状で、第1支柱部材32の中空部16に遊挿可能な断面矩形状の筒部材からなる。そして、第2支柱部材34は、図4に示すように、第1支柱部材32の上端17からその中空部16に遊挿され、第1支柱部材32にスライド自在に係合して支柱部30の全長長さTを縦方向に伸縮させるのである。
次に、固定部材37は、図5に示すように、第2雄ネジ部材43と、これに螺合する雌螺子部材であって第1支柱部材32の上端近傍の背面に設けられる第2雌螺子部材42とを含む。
ここで図5は、本実施形態の葬儀用スタンド10において、額縁体支持部20より上方部分を示す右側面図であり、図5(a)は、例えば保管の際のフレーム体22の状態例を示し、図5(b)は、使用時におけるフレーム体22の状態例を示す。
具体的には、第2雌螺子部材42は、その螺子孔が第1支柱部材32の中空部16に連通して設けられ、第2雄ネジ部材43が前記螺子孔に螺合回転しつつ第1支柱部材32の中空部16に侵入し、第2雄ネジ部材43の先端(図示しない)で第2支柱部材34の側面を水平方向に押圧することで第1支柱部材32と第2支柱部材34との任意の伸縮係合位置で第1支柱部材32と第2支柱部材34とを固定させる構成となっている。
次に、フック部材36は、図1及び図5に示すように、略レ字状の鈎部材からなり、第2支柱部材34の上端寄り前面に設けられて葬儀用掛軸106の掛紐109を係止する。
このように、本実施形態の支柱部30は、下端33側がベースフレーム12に着脱自在に連結し、ベースフレーム12に支持されて立設する構成となっているのである。
なお、支柱部は、本実施形態のように第1支柱部材32に第2支柱部材34をスライド係合させるものに限らず、例えば所定の長さを有する一本の長尺状の筒部材で形成され、下端部に固定手段38を備え、上端部にフック部材36を備える構成であってもよい。
また、第1支柱部材及び第2支柱部材は、本実施形態の断面矩形状に限らず、断面円形状であってもよい。
次に、額縁体支持部20は、図1及び図4に示すように、フレーム体22、フレーム体支持部25及び下端支持部28を含む。
フレーム体22は、図1〜図5に示すように、縦板部材23、上側横板部材21及び下側横板部材24からなる。縦板部材23は、図3及び図5に示すように、例えば額縁体104の縦辺よりやや長い長辺を有する短冊状の平板部材からなる。そして、縦板部材23は、図3及び図5に示すように、長手方向を上下方向に向けた状態で第1支柱部材32の上端寄りの前方に配置される。
次に、上側横板部材21は、図1〜図5に示すように、例えば額縁体104の横辺よりやや短い長辺を有する短冊状の平板部材からなる。そして、上側横板部材21は、長手方向を水平にし、その板面を縦板部材23の板面と平行にした状態でその中央部が縦板部材23の上端部に例えば溶接によって固定される。
また、下側横板部材24は、図1〜図5に示すように、例えば額縁体104の略横辺程度の長辺を有する短冊状の平板部材からなる。そして、下側横板部材24は、長手方向を水平にし、その板面を縦板部材23の板面と平行にした状態でその中央部が縦板部材23の下端部に例えば溶接によって固定される。
このように、本実施形態のフレーム体22は、図3に示すように、正面視で略工字状に形成されるのである。
なお、フレーム体は、本実施形態の略工字状に限らず、例えば略矩形状であってもよい。
次に、本実施形態のフレーム体支持部25について図1及び図7を用いて説明する。
ここで図7(a)は、図5(a)に対応し、図7(b)は、図5(b)にそれぞれ対応する。
フレーム体支持部25は、図1に示すように、フレーム体22の下端部を支持する第1支持部46及びフレーム体22の上端部を支持する第2支持部44を備える。
先ず、第1支持部46は、図6に示すように、第1筒体47、第1筒体固定部材48、第1リンクアーム52、第1軸支部材51及び第2軸支部材53を含む。
第1筒体47は、図6、図7に示すように、例えば上述した横架部材14の略10分の1の長さで、断面矩形状の筒部材で形成され、その中空部に第1支柱部材32を遊挿させつつ第1支柱部材32に沿ってスライド自在に係合する。
次に、第1筒体固定部材48は、図6、図7に示すように、第3雄ネジ部材49と、これに螺合する雌螺子であって第1筒体47の背面に穿設される第3雌螺子50とを含む。具体的には、第3雌螺子50は、その螺子孔が第1筒体47の中空部に連通して設けられ、第3雄ネジ部材49が前記螺子孔に螺合回転しつつ第1筒体47の中空部に侵入し、図7に示すように、第3雄ネジ部材49の先端で第1支柱部材32の側面を水平方向に押圧することで第1支柱部材32と第1筒体47との任意のスライド位置で第1筒体47を第1支柱部材32に固定させる。
第1リンクアーム52は、図6、図7に示すように、例えば上述した縦板部材23の略3分の1の長さを有し、断面矩形状の筒部材で形成される。そして、第1リンクアーム52は、図6、図7に示すように、第1筒体47とフレーム体22の下端部56とを連結する。より詳しくは、第1リンクアーム52は、図6、図7に示すように、基端部54が第1筒体47に設けられた第1軸支部材51(後述)で軸支されて前後方向に回動自在に第1筒体47に連結するとともに、先端部55が上述したフレーム体22の下端部56に設けられた第2軸支部材53(後述)で軸示されて前後方向に回動自在に下端部56に連結する。
次に、第1軸支部材51は、図6、図7に示すように、例えば第1支柱部材32の略幅の長さを有する丸棒状の軸部材であって下側横板部材24に平行に配置される第1軸部材58と、第1軸部材58を挟持するコ字状の第1挟持部材59からなり、第1筒体47の前面に設けられる。そして、第1軸支部材51は、図6、図7に示すように、第1軸部材58で第1リンクアーム52の基端部54を貫通し、第1リンクアーム52を前後方向に回動自在に軸支する。
次に、第2軸支部材53は、図6、図7に示すように、例えば第1軸部材58と同形・同サイズの丸棒状の軸部材であって下側横板部材24に平行に配置される第2軸部材61と、第2軸部材61を挟持するコ字状の第2挟持部材62からなり、縦板部材23の下端背面に設けられる。そして、第2軸支部材53は、図6及び図7に示すように、第2軸部材61で第1リンクアーム52の先端部55を貫通し、第1リンクアーム52を前後方向に回動自在に軸支する。
次に、第2支持部44は、図6及び図8に示すように、第2筒体57、第2筒体固定部材45、第2リンクアーム63、第3軸支部材64を含む。
第2筒体57は、図6、図8に示すように、例えば第1筒体47と同形・同サイズの筒部材で形成され、その中空部に第1支柱部材32を嵌合させつつ第1支柱部材32に沿ってスライド自在に係合する。そして、第2筒体57は、図6に示すように、第1筒体47の上方に配置される。
次に、第2筒体固定部材45は、図6、図8に示すように、第4雄ネジ部材67と、これに螺合する雌螺子であって第2筒体57の背面に穿設される第4雌螺子68を含む。そして、第1筒体固定部材48において説明したと同様に、第4雄ネジ部材67の先端で第1支柱部材32の側面を押圧することで第1支柱部材32と第2筒体57との任意のスライド位置で第2筒体57を第1支柱部材32に固定させる。
次に、第2リンクアーム63は、図6、図8に示すように、断面矩形状で、例えば上述した第1リンクアーム52の略10分の1の長さを有する断面矩形状の筒部材で形成される。そして、第2リンクアーム63は、図6、図8に示すように、第2筒体57とフレーム体22の上端部69とを連結する。より詳しくは、第2リンクアーム63は、図8に示すように、一端部72が第2筒体57に設けられた第3軸支部材64(後述)で軸支されて前後方向に回動自在に第2筒体57に連結するとともに、他端部73が上述したフレーム体22の上端部69に例えば溶接等で固定されて連結する。
次に、第3軸支部材64は、図6、図8に示すように、第1軸部材58と同形・同サイズの丸棒状の軸部材であって、上側横板部材21に平行に配置される第3軸部材66と、第3軸部材66を挟持するコ字状の第3挟持部材65からなり、第2筒体57の前面に設けられる。そして、第3軸支部材64は、図8に示すように、第3軸部材66で第2リンクアーム63の一端部72を貫通し、第2リンクアーム63を前後方向に回動自在に軸支する。
このように本実施形態のフレーム体支持部25は、フレーム体22を支柱部としての第1支柱部材32に連結させつつ支持する構成となっている。
さらに本実施形態のフレーム体支持部25は、図5、図8に示すように、例えば上述した固定部材37のやや下方位置に第2筒体57を固定し、第1筒体47を第1支柱部材32に沿ってスライドさせることにより第1リンクアーム52及び第2リンクアーム63が回動してフレーム体22の支柱部30に対する傾斜角度を調整することができる。
フレーム体支持部は、本実施形態の構成に限るものではなく、例えば第1支柱部材32の所定高さに固設されて前方に突出する棒状のアーム部材で形成されてもよい。そして、フレーム体22を前後方向に所定角度で傾斜させた状態で縦板部材23の中央部に前記アーム部材の先端を溶接等で連結し、前記アーム部材でフレーム体22を支持する構成であってもよい。
次に、下端支持部28は、図5、図7に示すように、前方突出部材76,76´、筒状保持部材78,78´及び前方突出部材76,76´と筒状保持部材78,78´とを固定する固定手段79,79´を備える。
前方突出部材76,76´は、図5及び図7に示すように、例えば下側横板部材24の略半分の長さの長辺と下側横板部材24の長さの略10分の1程度の幅を有する短冊状板部材の前端を上方に折曲し、側面視略L字状(図5参照)に形成された板部材からなる。
次に、筒状保持部材78,78´は、図5及び図7に示すように、例えば前方突出部材76,76´の長辺の略3分の1程度の長さを有し、断面矩形状で両端が開孔した筒部材で形成される。この筒状保持部材78,78´は、図5に示すように、下側横板部材24の両端の背面側にそれぞれ溶接等で固定されるが、その際、図5及び図7に示すように、その中空部81,81´が下側横板部材24の下方に位置する高さに固定される。そして、筒状保持部材78,78´は、中空部81,81´に前方突出部材76,76´を挿入させつつ筒方向Fにスライド自在に前方突出部材76,76´をそれぞれ保持する。したがって、下端支持部28は、図5及び図7に示すように、フレーム体22の下端から前方に突出する前方突出部材76,76´を有する構成となっているのである。
次に、固定手段79,79´は、図5に示すように、第5雄ネジ部材82,82´と、第5雄ネジ部材82,82´に螺合する雌螺子であって、筒状保持部材78,78´の上面に開孔する第5雌螺子83,83´を含む。具体的には、第5雌螺子83,83´は、その螺子孔が筒状保持部材78,78´の中空部に連通して設けられ、第5雄ネジ部材82,82´が前記螺子孔に螺合回転しつつ筒状保持部材78,78´の中空部に侵入し、第5雄ネジ部材82,82´の先端(図示しない)で前方突出部材76,76´の上面を下方に押圧することで前方突出部材76,76´と筒状保持部材78,78´との任意のスライド位置で前方突出部材76,76´を筒状保持部材78,78´に固定させる。
以上のように構成される額縁体支持部20は、図5(b)及び図9に示すように、前方突出部材76,76´上に額縁体104を載置することで、フレーム体22が額縁体104を背後から支持し、前方突出部材76,76´が額縁体104の下端を支持する。
次に、供花配置部60は、図1〜図4に示すように、矩形状の支持枠体85及び筒状部材96,96´を含む。
支持枠体85は、図1、図2に示すように、例えば断面矩形状の筒部材で形成され、フレーム部材13の直径の概ね2倍の長さの長辺と、フレーム部材13の概ね半径程度の短辺を有する矩形状の枠部材からなる。そして、支持枠体85は、図1〜図4に示すように、その枠面を略水平にした状態で支柱部としての第1支柱部材32の前方に配置される。より詳しくは、図1及び図2に示すように、その枠辺のうちの一辺である一つの長辺を第1支柱部材32に対向する対向枠辺86とするとともに、対向枠辺86の中央部から後述する連結部材87を後方に突出させる。
なお、本実施形態の支持枠体85は、図1及び図2に示すように、その矩形状の枠内を更に2等分する棒状の分割部材88を備える。分割部材88は、支持枠体85の長辺の中央部間に橋渡し状に配置される棒状の筒部材からなり、その両端部はそれぞれ支持枠体85のそれぞれの長辺に溶接等で固定される。このように分割部材88を設けることで、本実施形態の支持枠体85には、図1及び図2に示すように、分割部材88を中心として左側の左枠89及び右側の右枠89´が形成される。そして、図1に示すように、左枠89及び右枠89´は、供花が盛られた箱状の容器体91,91´を嵌合状にそれぞれ支持する。
また、支持枠体は、本実施形態の矩形状に限るものではなく、供花が盛られた鉢、箱等の容器体の形状に応じて、例えばリング状、楕円状に形成されてもよい。
次に、筒状部材96,96´は、図2に示すように、支持枠体85の対向枠辺86に直交する枠辺110,110´と略同じ形状・サイズの筒状部材からなる。そして、筒状部材96,96´は、図2に示すように、対向枠辺86に直交する両方の枠辺110,110´に並列配置されつつ枠辺110,110´に、例えば溶接等によってそれぞれ連結される。この筒状部材96,96´は、後述するサブ供花配置部90,90´を供花配置部60に連結させるための連結手段であり、この点については後述する。
なお、本実施形態の葬儀用スタンド10は、筒状部材96,96´を両方の枠辺110,110´に連結させるが、いずれか一方の枠辺110,110´にのみ連結させてもよい。
次に、着脱連結部70は、図2及び図4に示すように、アーム部材92、連結部材87及びアーム部材92と連結部材87とを固定する固定手段93を含む。
アーム部材92は、図2に示すように、例えば断面矩形状で、第1リンクアーム52と概ね同形・同サイズの筒部材で形成され、支柱部30、具体的には第1支柱部材32の長手方向の中途から前方に突出する。より詳しくは、図2に示すように、額縁体支持部20の下方であって、載置される棺の高さよりやや上方位置に、例えば溶接等で固定される。
次に、連結部材87は、図2に示すように、例えば断面矩形状で、アーム部材92よりやや長い長さを有する棒状の筒部材で形成される。そして、連結部材87は、支持枠体85から、具体的には支持枠体85の対向枠辺86の中央部から後方に突出するとともにその中空部にアーム部材92を挿入させつつスライド自在に係合する。
次に、固定手段93は、雄ネジ部材94と、雄ネジ部材94に螺合する雌螺子部材であって、連結部材87の底部に設けられる雌螺子部材95を含む。
そして、上述した固定部材37と同様にして、雄ネジ部材94が雌螺子部材95の螺子孔に螺合回転しつつその先端でアーム部材92を上方に押圧することでこれらを固定する。
このように、着脱連結部70は、供花配置部60を支柱部30に着脱自在に連結させる構成となっており、また、供花配置部60は、額縁体支持部20の下方に配置されて支柱部30に着脱自在に連結し、供花を配置させる構成となっているのである。
次に、サブ供花配置部90,90´は、図2に示すように、スライド部材97,97´、ロッド部材98,98´及び上述した筒状部材96,96´にスライド部材97,97´を固定する固定手段99,99´を含む。
スライド部材97,97´は、図2に示すように、筒状部材96,96´の中空部に挿入可能な断面矩形状で、筒状部材96,96´よりやや短い長さを有する筒状部材で形成される。そして、スライド部材97,97´は、図2に示すように、筒状部材96,96´にそれぞれスライド自在に係合しつつ筒状部材96,96´に着脱自在に連結する。
次に、ロッド部材98,98´は、図2及び図3に示すように、下端部が湾曲して全体が略L字状に形成される丸棒部材からなり、その下端がスライド部材97,97´の後端に例えば溶接等で固定される。このように、ロッド部材98,98´は、スライド部材97,97´と一体に形成されて、上方に延伸する構成となっている。そして、ロッド部材98,98´は、図2及び図3に示すように、その上端に箱体112,112´を溶接等でそれぞれ固定され、箱体112,112´を支持する。
次に、固定手段99,99´は、雄ネジ部材100,100´と、雄ネジ部材100,100´に螺合する雌螺子部材であって、筒状部材96,96´の底部に設けられる雌螺子部材101,101´とを含む。そして、上述した固定部材37と同様にして、雄ネジ部材100,100´が雌螺子部材101,101´の螺子孔に螺合回転しつつその先端でスライド部材97,97´を上方に押圧することでこれらを固定する。
このように支持される箱体112,112´は、図3示すように、スライド部材97,97´を筒状部材96,96´に連結させた状態で、額縁体支持部20の側方近傍に配置される。したがって、図9に示すように、箱体112,112´に供花を配置すれば、例えば故人の写真の周りに供花を増やして豪華な見栄えとすることができる。
次に、本実施形態の葬儀用スタンド10の使用例について、図を用いて説明する。
まず、図2に示すように、例えば支柱部30、ベースフレーム12、供花配置部60、ロッド部材98,98´に分解すると、運搬の際に取扱い易くなるとともに、収納スペースも少なくて済む。さらに、図5(a)に示すように、例えば第2筒体57を所定の位置に固定し、第1筒体47を下方にスライドさせてフレーム体22を支柱部30に略平行にした状態で第1筒体47を固定すれば、フレーム体22が前方に出っ張らないので、運搬時の取扱いが更にし易くなる。加えて、図5(a)に示すように、前方突出部材76,76´を後方にスライドさせて固定すれば、前方突出部材76,76´が前方に出っ張らないので、運搬時等の取扱いを更にやり易くなる。
次に、例えば葬儀の現場では、図2に示すように、第1支柱部材32の下端33側を上方突出部材15に連結し、固定手段38で第1支柱部材32と上方突出部材15を固定してベースフレーム12と第1支柱部材32とを連結する。次に、図2に示すように、着脱連結部70を介して供花配置部60を第1支柱部材32に連結固定する。次に、図2に示すように、サブ供花配置部90,90´を供花配置部60に連結する。次に、図5(b)に示すように、第1筒体47を上方にスライドさせてフレーム体22を傾斜させる。次に、図5(b)に示すように、前方突出部材76,76´を前方にスライドさせて前方突出部材76,76´を前方に突出させる。
次に、図5(b)に示すように、第2支柱部材34を上方にスライドさせて全長長さTを調整し固定部材37で第2支柱部材34と第1支柱部材32とを固定する。次に、図9に示すように、葬儀用掛軸106をフック部材36に吊支する。次に、図9に示すように、額縁体支持部20に故人の写真等が掲示された額縁体104を配置し、供花配置部60に供花102を配置し、サブ供花配置部90,90´に供花108,108´を配置する。そして、図9に示すように、棺をベースフレーム12と供花配置部60との間に配置する。
このように、葬儀用スタンド10によれば、棺の上方空間を活用して故人の写真及び供花を配置できるので、写真や葬儀用の供花等の配置のためには少なくともベースフレーム12を載置可能な床面積を確保すれば済むことから、故人の写真や葬儀用の供花等の配置のために必要な床面積を小さくできる。
これまで説明してきた様に、本実施形態の葬儀用スタンド10によれば、故人の写真や葬儀用の供花等の配置のために必要となる床面積を小さくできるとともに、取扱い易い葬儀用スタンドを提供できる。
以上、本考案の実施形態のうちいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらはあくまでも例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本考案を実施することが可能である。
10 葬儀用スタンド
12 ベースフレーム
20 額縁体支持部
22 フレーム体
25 フレーム体支持部
28 下端支持部
30 支柱部
32 第1支柱部材
34 第2支柱部材
36 フック部材
37 固定部材
44 第2支持部
45 第2筒体固定部材
46 第1支持部
47 第1筒体
48 第1筒体固定部材
51 第1軸支部材
52 第1リンクアーム
53 第2軸支部材
57 第2筒体
60 供花配置部
63 第2リンクアーム
64 第3軸支部材
70 着脱連結部
76,76´ 前方突出部材
78,78´ 筒状保持部材
85 支持枠体
86 対向枠辺
87 連結部材
90,90´ サブ供花配置部
91,91´ 容器体
92 アーム部材
96,96´ 筒状部材
97,97´ スライド部材
98,98´ ロッド部材
102,108,108´ 供花
104 額縁体
109 掛紐
110,110´ 枠辺
112,112´ 箱体

Claims (8)

  1. 葬儀の際に棺の背後に配置される葬儀用スタンドであり、
    床面に載置されるベースフレームと、
    下端側が前記ベースフレームに着脱自在に連結し、前記ベースフレームに支持されて立設する支柱部と、
    前記支柱部の中途に連結され、額縁体を支持する額縁体支持部と、
    前記額縁体支持部の下方に配置されて前記支柱部に着脱自在に連結し、供花を配置させる供花配置部と、
    前記供花配置部を前記支柱部に着脱自在に連結させる着脱連結部とを備え、
    前記額縁体支持部は、
    前記額縁体を背後から支持するフレーム体と、
    前記フレーム体を前記支柱部に連結させつつ支持するフレーム体支持部と、
    前記フレーム体の下端から前方に突出する前方突出部材を有して前記額縁体の下端を支持する下端支持部とを含み、
    前記供花配置部は、
    枠体であって、その枠面を略水平にした状態で前記支柱部の前方に配置され、供花が盛られた容器体をその枠内に嵌合状に支持する支持枠体を含み、
    前記供花配置部の下方に前記棺が配置されることを特徴とする葬儀用スタンド。
  2. 前記支柱部は、前記ベースフレームに連結する長尺筒状の第1支柱部材と、前記第1支柱部材にスライド自在に係合して前記支柱部の全長長さを縦方向に伸縮させる長尺筒状の第2支柱部材と、前記第1支柱部材の上端部に配置され、前記第1支柱部材と前記第2支柱部材との任意の伸縮係合位置で前記第1支柱部材と前記第2支柱部材とを固定させる固定部材と、前記第2支柱部材の上端寄りに設けられ、葬儀用掛軸の掛紐を係止するフック部材とを備えることを特徴とする請求項1記載の葬儀用スタンド。
  3. 前記前方突出部材は、前端が上方に折曲して側面視略L字状の板部材からなり、前記下端支持部は、前記前方突出部材を保持する筒状の保持部材であって、その筒方向を前後方向に向けた状態で前記フレーム体の背面側に設けられ、前記前方突出部材をその中空部に挿入させつつ前記筒方向にスライド自在に保持する筒状保持部材を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の葬儀用スタンド。
  4. 前記フレーム体支持部は、前記フレーム体の下端部を支持する第1支持部と、前記フレーム体の上端部を支持する第2支持部とを備え、
    前記第1支持部は、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第1筒体と、前記第1筒体に設けられて前記第1筒体を前記支柱部に固定する第1筒体固定部材と、前記第1筒体と前記フレーム体の下端部とを連結する棒状のリンクアームであって、基端部が前記第1筒体に設けられた第1軸支部材で軸支されて回動自在に前記第1筒体に連結するとともに、先端部が前記下端部に設けられた第2軸支部材で軸示されて回動自在に前記下端部に連結する第1リンクアームとを含み、前記第2支持部は、前記第1筒体の上方に配置されて、前記支柱部に沿ってスライド自在に係合する筒状の第2筒体と、前記第2筒体に設けられて前記第2筒体を前記支柱部に固定する第2筒体固定部材と、前記第1支持部材より短い長さからなり、前記第2筒体と前記フレーム体の上端部とを連結するリンクアームであって、一端部が前記第2筒体に設けられた第3軸支部材で軸示されて回動自在に前記第2筒体に連結するとともに他端部が前記上端部に連結される第2リンクアームとを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の葬儀用スタンド。
  5. 前記フレーム体は、正面視で略工字状からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の葬儀用スタンド。
  6. 前記着脱連結部は、前記支柱部の長手方向の中途から前方に突出するアーム部材と、前記支持枠体から後方に突出し、前記アーム部材の長さ方向にスライド自在に係合しつつ前記アーム部材と連結する連結部材とを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の葬儀用スタンド。
  7. 前記支持枠体は矩形状からなり、その枠辺のうちの一辺を前記支柱部に対向する対向枠辺とするとともに、前記対向枠辺の中央部から前記連結部材を突出させることを特徴とする請求項6記載の葬儀用スタンド。
  8. 前記供花配置部に着脱自在に連結され、供花を配置させるサブ供花配置部を備え、前記供花配置部は、筒状の部材であり、前記対向枠辺に直交する枠辺のうち一方又は両方に並列配置されつつ前記枠辺に連結される筒状部材を含み、前記サブ供花配置部は、
    前記筒状部材にスライド自在に係合しつつ前記筒状部材に着脱自在に連結するスライド部材と、前記スライド部材と一体に形成されて上方に延伸し、上端に箱体を支持する略L字状又は直線状のロッド部材とを含み、前記スライド部材を前記筒状部材に連結させた状態で、前記箱体は前記額縁体支持部の側方近傍に配置されることを特徴とする請求項7に記載の葬儀用スタンド。
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