JP3246093U - 可搬式撮影台 - Google Patents

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【課題】軽量で、且つ、簡単に組み立てることが可能な可搬式撮影台を提供する。【解決手段】搬式撮影台1は、下面用枠体10と、壁面用枠体20と、クッション30と、シート40とを備える。下面用枠体10は、二つの長尺パイプ11と、二つの結合具12と、第一の紐13と、を備える。又、壁面用枠体20は、くの字パイプ21と、第二の紐22と、上方装着部23と、二つの下方装着部24と、を備える。二つの結合具12は、二つの長尺パイプ11を並列に配置した状態で、当該二つの長尺パイプ11の両端部のそれぞれを結合する。結合具12は、二つの長尺パイプ11の両端部のそれぞれを束ねる円筒状の帯で構成される。又、結合具12に加えて、二つの長尺パイプ11の両端部の近傍のそれぞれを結合する補助結合具12aを更に設けている。【選択図】図1

Description

本考案は、可搬式撮影台に関する。
従来、任意の場所で綺麗な写真撮影をすることが可能な可搬式撮影台に関する技術が多数存在する。例えば、実用新案登録第3226107号公報(特許文献1)では、枠体と、装着用パイプと、壁面用パイプと、クッションと、シートと、クリップと、を備える可搬式撮影台が開示されている。枠体は、8本のパイプを直列に並べ、隣り合うパイプの一端を支柱で軸支し、支柱の周りに回動可能に連結することで構成され、8本のパイプを折り畳み可能に構成されている。2本の端部パイプは枠体の両端に位置する。装着用パイプは、2本の端部パイプの他端のそれぞれに装着可能である。複数のパイプはコの字状に着脱可能に構成される。2本の壁面用支柱は、枠体の中央に位置する2本のパイプの外側の両端のそれぞれに軸支される。壁面用パイプは、2本の壁面用支柱の上端のそれぞれに装着可能である。折り畳まれた枠体を広げて、枠体の支柱を立てて、枠体の2本の端部パイプの他端のそれぞれに、装着用パイプの両端のそれぞれを装着することで枠体の囲いを形成する。枠体の囲いのうち、2本の壁面用支柱の上端のそれぞれに、コの字状に連結された壁面用パイプの両端のそれぞれを装着することで、壁面用パイプの背景壁面を形成する。枠体の囲いの中にクッションを配置する。枠体の囲いと、壁面用パイプの背景壁面と、クッションとのそれぞれの上面をシートで覆う。シートを枠体の囲いに複数のクリップのそれぞれで留めることで、撮影台を構成する。これにより、狭い場所でも簡単に、綺麗な写真を撮影できる環境を作ることが出来、軽く小さくコンパクトに折り畳んで持ち運びすることが可能としている。
又、特開2002-258365号公報(特許文献2)では、一対の光拡散板と、一対の保持フレームと、一つのつっかい棒と、他の一つのつっかい棒と、板状のリンクと、を備える写真撮影用均一照明ユニットが開示されている。一対の光拡散板は、被写体への照明光を拡散させる。一対の保持フレームは、各光拡散板を保持し、左右に配置される。一つのつっかい棒は、一端部が一つの保持フレームの前端下部に枢支され、他端部が他方の保持フレームの前端下部に係合する。他の一つのつっかい棒は、一端部が一つの保持フレームの前端上部に枢支され、他端部が他方の保持フレームの前端上部に係合する。板状のリンクは、中央部が垂直方向の軸の周りに折り曲げ自在に枢支され、且つ、両端部が各保持フレームの背面側に垂直方向の軸の周りに回動自在に枢支される。一対の保持フレームは、相互間隔を広げたり、折り畳まれた板状のリンクとともに重なり合った状態に狭めたりすることができる。又、一対の保持フレームの相互間隔が広がった状態で、一対のつっかい棒により一対の保持フレームの前面側を連結することができる。これにより、使用時には被写体を均一に照明するための光拡散用の箱体状に簡単に形成でき、不使用時にはパネル状に簡単に折りたたむことができる取り扱いが容易で保管時に嵩張らないとしている。
又、実用新案登録第3111680号公報(特許文献3)では、下面枠と、上面枠と、支柱と、を備える写真撮影用照明架台が開示されている。支柱は下面枠と上面枠とを連結する。上面枠、下面枠、支柱は、端面に凸凹部を有する複数の部材を繋ぎ合わせて組み立てられる。上面枠を傾斜した位置で固定することにより、上面枠に設置する照明の角度を調整できる。これにより、簡便な構造で、しかも、分解して容易に持ち運べるとしている。
又、特開2006-171088号公報(特許文献4)では、架台と、面光源と、係止腕と、バックシートと、載置体と、を備える撮影ライティング装置が開示されている。架台は、一対の支柱が立設される。面光源は、高さを調整して支柱間に支持され上方から被写体に向けて光を照射する。係止腕は、支柱に取り付けられ、把持部の高さ及び被写体との間隔が調整される。バックシートは、把持部から垂下され被写体の背後に配置される。載置体は、被写体を載置して支柱間に支持し、高さの調整と共に載置面のスライドと傾斜をさせることが可能である。バックシートの垂下端が載置体に載置又は係止されたときに載置体の操作でその形状と反射光の光量を変化させることができる。これにより、携行が容易で、電源事情にあまり影響されずに多様なライティングのニーズに自在に対応でき、コンパクトで操作性に優れ、近距離撮影による問題を容易に解消できるとしている。
又、特開2019-012197号公報(特許文献5)では、底板と、一対の側板と、を備える可搬型撮影台が開示されている。底板は被写体を載置する。一対の側板は、底板に載置される被写体の側方に位置する。底板に載置される被写体の後方にロール紙保持バーが配置される。底板に載置される被写体の上方に撮影機固定バーが配置される。底板の角度は変更できる。これにより、特に上方からの撮影に適しているとしている。
又、韓国公開特許第2019-0029299号公報(特許文献6)では、本体と、透明板支持部と、回転駆動部と、背景紙支持部と、を備える折り畳み式撮影装置が開示されている。本体は、ベース折り畳み部及びベース折り畳み部に着脱可能に設けられた延長部を備える。透明板支持部は、ベース折り畳み部に設けられて、撮影対象物が設置される透明板を回転可能に支持する。回転駆動部は、透明板支持部に設けられて透明板を回転させる。背景紙支持部は、一端がベース折り畳み部に支持され、他端が延長部に支持され、撮影対象物の背景に設けられる背景紙を支持する。ベース折り畳み部は、折り畳み可能である。背景紙支持部は、本体に着脱可能である。透明板支持部は、ベース折り畳み部と一緒に折り畳み可能である。これにより、携帯及び保管が便利で撮影効率が向上したとしている。
又、枠体の技術として、実開昭55-066523号公報(特許文献7)では、く字型短管と、2本の支柱材と、フレーム部材と、内部空間と、テント主体と、を備えるフレームの弾性を利用したカマボコ形吊下げテントが開示されている。く字状管は、中央部でく字状に屈曲され、中心軸線に沿って貫通する軸方向貫通孔と、中心軸線を含む仮想平面に向かって左右方向では90度で、上下方向では95度ないし135度の角度で仮想平面を交差するようにしてく字状短管の屈曲部の管壁を貫通して穿設された交差貫通孔とを有する。フレーム部材は、く字状短管の直茎部に対して、その軸方向貫通孔へ、硬質強靭で可撓弾性を有する直線状ポールを嵌入して構成された2本の支柱材と、これら支柱材と同質材料の直線状ポールよりなる棟材を各支柱材のく字状短管の交差貫通孔に嵌入して、棟材と2本の支持柱材とにより略H形に形成されている。テント主体は、略カマボコ形の立体形状に形成されている。フレーム部材の各支柱材の各先端部は、テント主体の底部の四隅部に形成された係止孔に嵌入係止して、支柱材及び棟材を弧状に湾曲し、支柱材及び棟材に対してテント主体の前後稜辺部及び頂上稜辺部に取り付けられた吊金具をそれぞれ摺動自在に封止している。これにより、テント張架用ロープの使用を要せずに、フレームの弾性を利用して自立でき、設営が簡単で居住面積が大きいとしている。
実用新案登録第3226107号公報 特開2002-258365号公報 実用新案登録第3111680号公報 特開2006-171088号公報 特開2019-012197号公報 韓国公開特許第2019-0029299号公報 実開昭55-066523号公報
現在、カメラマンが、顧客の元へ出向いて写真撮影を行う出張撮影サービスが登場してきている。出張撮影サービスでは、例えば、マタニティフォトやニューボーンフォトを目的として、撮影場所が、顧客の自宅や住居になることが多い。そのため、カメラマンは、リビングルームやダイニングルーム等の狭い場所で、綺麗な写真を撮影するための撮影環境を作る必要がある。
撮影環境は、例えば、カメラマンが、狭い平面の場所に、赤ちゃん等の被写体を置くことが可能な撮影台とクッションとを設置し、撮影台に背景となるシートを広げることで、作られる。
現在、市場に出回っている撮影台は、重く、大きく、折り畳めず、持ち運び出来ないという課題がある。例えば、顧客の自宅と駐車場とが離れた位置にある場合、カメラマンが、自分の車から撮影台とクッションとシートとを持って顧客の自宅に行く必要があり、カメラマンに大きな負担となる。
又、カメラマンが、電車等の交通機関を用いて顧客の自宅へ出向く場合、撮影台を常時携帯する必要があり、撮影台一式が重かったり、大きかったりすると、カメラマンへの負担が掛かるという課題がある。
ここで、特許文献1-6に記載の技術は、撮影台を分解したり折り畳んだりすることで持ち運び可能であるものの、各部品が重く、全体として重かったり、構造が複雑で組み立てに手間が掛かる等の課題があった。又、特許文献7に記載の技術は、フレームの弾性を利用することで、設営が簡単になるテントであり、撮影台を構成することは出来ない。
そこで、本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、軽量で、コンパクトに持ち運び可能であり、且つ、簡単に組み立てることが可能な可搬式撮影台を提供することを目的とする。
本考案に係る可搬式撮影台は、下面用枠体と、壁面用枠体と、クッションと、シートと、を備える。下面用枠体は、二つの長尺パイプと、二つの結合具と、第一の紐と、を備える。長尺パイプは、複数の第一のパイプを所定の弾性体を用いて直列に接続し、隣り合う二つの前記第一のパイプの一端部同士を着脱可能に連結する。二つの結合具は、前記二つの長尺パイプを並列に配置した状態で、当該二つの長尺パイプの両端部のそれぞれを結合する。第一の紐は、長手方向の長さが、前記結合された二つの長尺パイプの長手方向の長さよりも短く、一端部が、前記結合された二つの長尺パイプの一端部に設けられ、他端部が、当該二つの長尺パイプの他端部に連結可能とする。壁面用枠体は、くの字パイプと、第二の紐と、上方装着部と、二つの下方装着部と、を備える。くの字パイプは、二つの第二のパイプの一端部同士を所定の軸部で回動可能に連結する。第二の紐は、一端部が、前記くの字パイプの一端部に設けられ、他端部が、当該くの字パイプの他端部に連結可能とする。上方装着部は、前記軸部の上方に設けられる。二つの下方装着部は、前記くの字パイプの両端部のそれぞれに設けられる。
そして、本考案に係る可搬式撮影台は、前記隣り合う二つの第一のパイプの一端部同士が離脱して、前記二つの長尺パイプが折り畳まれた状態の下面用枠体について、当該隣り合う二つの第一のパイプの一端部同士を装着することで、伸びた状態の二つの長尺パイプとし、前記第一の紐の他端部を前記二つの長尺パイプの他端部に連結することで、円弧状の下面用枠体とし、前記くの字パイプを前記軸部で開いて、前記第二の紐の他端部を前記くの字パイプの他端部に連結することで、三角形状の壁面用枠体とし、前記二つの長尺パイプの長手方向の中央付近を上下に開いて、下方の長尺パイプの長手方向の中央付近の両側に前記壁面用枠体の二つの下方装着部を装着し、上方の長尺パイプの長手方向の中央付近に前記壁面用枠体の上方装着部を装着することで、前記円弧状の下面用枠体に前記三角形状の壁面用枠体を固定し、前記固定された下面用枠体の内部に前記クッションを設置し、前記下面用枠体と前記クッションの上面を前記シートで覆うことで、撮影台を構成する。
本考案によれば、軽量で、コンパクトに持ち運び可能であり、且つ、簡単に組み立てることが可能となる。
本考案の実施形態に係る可搬式撮影台の下面用枠体と、壁面用枠体と、クッションと、シートの一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る下面用枠体の構成の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る下面用枠体の長尺パイプの展開の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る二つの長尺パイプを曲げる場合の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係るくの字パイプを広げる場合の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る壁面用枠体を下面用枠体に装着する場合の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る壁面用枠体の下方装着部を下方の長尺パイプに装着した場合の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る壁面用枠体の上方装着部を上方の長尺パイプに装着した場合の一例を示す拡大斜視図である。 本考案の実施形態に係る壁面用枠体を下面用枠体に装着した場合の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る下面用枠体の内部にクッションを設置した状態の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る下面用枠体とクッションの上面からシートを被せた状態の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る撮影台に被写体を乗せた状態の一例を示す斜視図である。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本考案に係る可搬式撮影台1は、図1に示すように、下面用枠体10と、壁面用枠体20と、クッション30と、シート40とを備える。ここで、下面用枠体10は、二つの長尺パイプ11と、二つの結合具12と、第一の紐13と、を備える。又、壁面用枠体20は、くの字パイプ21と、第二の紐22と、上方装着部23と、二つの下方装着部24と、を備える。
ここで、長尺パイプ11は、図2に示すように、複数の第一のパイプ11aを所定の弾性体11bを用いて直列に接続し、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1同士を着脱可能に連結する。これにより、弾性体11bを折り畳み用の軸部として機能させることで、長尺パイプ11の折り畳みや展開を極めて容易にすることが可能となり、カメラマンによる撮影台の組み立てや後片付けを簡素化させることが出来る。
ここで、図2に示すように、第一のパイプ11aの数は、一本の長尺パイプ11に対して6本であり、隣り合う二つの第二のパイプ11aのうち、一方の第二のパイプ11aの一端部11a1は、凸部(例えば、小円筒部)を構成し、他方の第二のパイプ11aの一端部11a1は、凹部(例えば、大円筒部)を構成しており、一方の第二のパイプ11aの一端部11a1の凸部(小円筒部)が、他方の第二のパイプ11aの一端部11a1に凹部(大円筒部)に着脱可能となる。
又、弾性体11bは、例えば、ゴム紐であり、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a付近に設けられている。ここでは、弾性体11bは、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1を通して、当該二つの第一のパイプ11aの一端部11a1の内部側に接続される。ここで、弾性体11bで、隣り合う二つの第一のパイプ11aを連結することで、二つの第一のパイプ11aをある程度柔軟に折り曲げ可能となる。
尚、弾性体11bの構成に特に限定は無く、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1の間にそれぞれ設けられても良いし、全ての第一のパイプ11aの内部を挿通する長尺のゴム紐で構成しても構わない。
又、二つの結合具12は、図1-図2に示すように、二つの長尺パイプ11を並列に配置した状態で、当該二つの長尺パイプ11の両端部のそれぞれを結合する。ここでは、結合具12は、二つの長尺パイプ11の両端部のそれぞれを束ねる円筒状の帯で構成される。又、図1-図2に示すように、結合具12に加えて、二つの長尺パイプ11の両端部の近傍のそれぞれを結合する補助結合具12aを更に設けている。
又、第一の紐13は、長手方向の長さが、結合された二つの長尺パイプ11の長手方向の長さよりも短く、一端部13aが、結合された二つの長尺パイプ11の一端部111に設けられ、他端部13bが、当該二つの長尺パイプ11の他端部112に連結可能とする。ここでは、二つの長尺パイプ11の他端部112に、第一の紐13の他端部13bを連結可能な金具が設けられている。
このように、下面用枠体10では、二つの長尺パイプ11と、二つの結合具12と、第一の紐13とを備える簡単な構成であることから、部品点数が少なく、且つ、各部品を軽量化可能である。そのため、下面用枠体10を全体として軽量化することが出来る。
又、くの字パイプ21は、図1に示すように、二つの第二のパイプ21aの一端部21a1同士を所定の軸部21bで回動可能に連結する。ここでは、第二のパイプ21aの長手方向の長さは、例えば、第一のパイプ11aの長手方向の長さと同一である。
又、第二の紐22は、一端部22aが、くの字パイプ21の一端部211に設けられ、他端部22bが、当該くの字パイプ21の他端部212に連結可能とする。ここでは、くの字パイプ21の他端部212に、第二の紐22の他端部22bを連結可能な金具が設けられている。
又、上方装着部23は、軸部21bの上方に設けられ、二つの下方装着部24は、くの字パイプ21の両端部211、212のそれぞれに設けられる。ここでは、上方装着部23は、例えば、クリップ等の把持部で構成され、下方装着部24は、例えば、くの字パイプ21の両端部211、212のそれぞれに挿通可能な円筒部で構成される。
このように、壁面用枠体20では、くの字パイプ21と、第二の紐22と、上方装着部23と、二つの下方装着部24とを備える簡単な構成であることから、下面用枠体10と同様に、部品点数が少なく、且つ、各部品を軽量化可能である。そのため、壁面用枠体20を全体として軽量化することが出来る。
又、軽量化可能な下面用枠体10と壁面用枠体20とは折り畳み可能であることから、クッション30と、シート40とを加えても、全体として所定のバッグや袋に収納することが出来るぐらいに小さくまとめることが出来る。これにより、カメラマンが、撮影台一式を常時携帯としたとしても、撮影台一式が軽いため、カメラマンへの負担を軽減することが出来る。もちろん、女性一人でも、撮影台一式をコンパクトに折り畳んで持ち運びすることが可能である。
さて、先ず、本考案に係る可搬式撮影台1を使用しない場合は、図1に示すように、下面用枠体10は、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1同士が離脱して、二つの長尺パイプ11が折り畳まれた状態とされる。又、壁面用枠体20は、くの字パイプ21を軸部21bで閉じられた状態とされる。この状態であれば、カメラマンは、下面用枠体10も壁面用枠体20もコンパクトに所定のバックや袋に収納することが出来る。
そして、カメラマンが、下面用枠体10と、壁面用枠体20と、クッション30と、シート40とを携帯して、撮影現場へ行き、その場で撮影台を組み立てる場合、以下のようになる。先ず、カメラマンが、二つの長尺パイプ11が折り畳まれた状態の下面用枠体10について、折り畳まれた下面用枠体10を離すと、弾性体11bの弾力により、長尺パイプ11が自然と広がり、複数の第一のパイプ11aの連結が促進される。そこで、カメラマンは、図3に示すように、当該隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1同士を装着することで、伸びた状態の二つの長尺パイプ11とする。つまり、二つの長尺パイプ11の展開は、極めて容易となる。
次に、カメラマンが、図4に示すように、第一の紐13の他端部13bを二つの長尺パイプ11の他端部112に連結することで、円弧状の下面用枠体10とする。ここで、二つの長尺パイプ11は、所定の可撓性があることから、カメラマンが、伸びた状態の二つの長尺パイプ11の両端部111、112を接近させることで、二つの長尺パイプ11を円弧状に撓ませた上で、第一の紐13の他端部13bを二つの長尺パイプ11の他端部112に連結する。これにより、撮影台の基盤となる。
そして、カメラマンが、図5に示すように、くの字パイプ21を軸部21bで開いて、第二の紐22の他端部22bをくの字パイプ21の他端部212に連結することで、三角形状の壁面用枠体20とする。
更に、カメラマンが、図6に示すように、二つの長尺パイプ11の長手方向の中央付近を上下に開いて、図7に示すように、下方の長尺パイプ11の長手方向の中央付近の両側に壁面用枠体20の二つの下方装着部24を装着し、図8に示すように、上方の長尺パイプ11の長手方向の中央付近に壁面用枠体20の上方装着部23を装着することで、円弧状の下面用枠体10に三角形状の壁面用枠体20を固定する。
ここで、下方装着部24の装着は、例えば、図8に示すように、壁面用枠体20の第二の紐22を、円弧状の下方の長尺パイプ11の長手方向の中央付近に下方から配置し、二つの下方装着部24を、当該下方の長尺パイプ11の長手方向の中央付近の両側に引っ掛けることで装着させる。又、上方装着部23の装着は、例えば、上方装着部23を、上方の長尺パイプ11の長手方向の中央付近に挟み込むことで装着させる。
これにより、図9に示すように、壁面用枠体20は、上下の二つの長尺パイプ11に挟まれる形態になり、壁面用枠体20には、上下の二つの長尺パイプ11から上下の力が加わることになる。一方で、下面用枠体10には、二つの長尺パイプ11が円弧状に撓んでいることから、壁面用枠体20に対して左右の力が加わることになる。
そうすると、壁面用枠体20に対して上下の力と左右の力が加わり、均衡することで、円弧状の下面用枠体10には、どのような外力が加わっても、崩れない形態となり、一定の強度が付与される。このように、一定の強度の付与により、例えば、出張撮影サービスにおいて、狭い場所で撮影台を展開したとしても、撮影台自体が安定することから、カメラマンは、赤ちゃん等の被写体を安心して設置して、写真撮影に取り組むことが可能となるのである。
そして、カメラマンは、図10に示すように、固定された下面用枠体10の内部にクッション30を設置し、図11に示すように、下面用枠体10とクッション30の上面をシート40で覆うことで、撮影台を構成する。これにより、カメラマンが、図12に示すように、赤ちゃん等の被写体を下面用枠体10の内部に設置したとしても、撮影台が崩れることなく、カメラマンが、安心して写真撮影をすることが出来るのである。
又、下面用枠体10は、壁面用枠体20により、地面に対して傾斜した状態に維持されているため、下面用枠体10に被せられたシート40も地面に対して傾斜した状態になる。これにより、被写体を、地面から傾斜した可搬式撮影台1に置くことができ、被写体の向きや被写体への照明の当たり方等の撮影環境を整えることが出来、美しい写真撮影が可能となる。
このように、軽量で、コンパクトに持ち運び可能であり、且つ、簡単に組み立てることが可能となる。ここで、本考案の作用効果のうち、重量について説明すると、例えば、特許文献1に記載の技術の可搬式撮影台では、枠体と、装着用パイプと、壁面用パイプと、クッションと、シートと、クリップとを備え、部品点数が多く、且つ、枠体が、基本的にパイプを回動可能に接続する構成であることから、全体としての重量が重くなり、全体重量が、数十kgとなる。
一方、本考案に係る可搬式撮影台1では、下面用枠体10と、壁面用枠体20と、クッション30と、シート40とを備え、部品点数が少なく、且つ、下面用枠体10も壁面用枠体20も簡易なパイプで、下面用枠体10は、弾性体11bを用いた長尺パイプ11を用いていることから、全体としての重量が軽くなり、全体重量が、1kg以下で済む。このように、本考案に係る可搬式撮影台1は、極めて軽量化可能である。
又、本考案の作用効果のうち、組立時間(設置時間)について説明すると、上述の特許文献1に記載の技術の可搬式撮影台では、枠体を端部パイプで組み立てたり、装着用パイプと壁面用パイプとを枠体に装着したりする必要があり、組立時間は、数分を要する。
一方、本考案に係る可搬式撮影台1では、長尺パイプ11に弾性体11bを用いていることから、カメラマンが、折り畳まれた下面用枠体10を離すと、弾性体11bの弾力により、長尺パイプ11が自然と広がる。そのため、後は、カメラマンが、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1同士を装着したり、第一の紐13を連結したり、下面用枠体10に壁面用枠体20を装着すれば済み、組立時間は、1分も掛からない。このように、本考案に係る可搬式撮影台1は、極めて組立を容易にするのである。
このように、本考案に係る可搬式撮影台1では、ニューボーンフォト、出張撮影サービス等に適している。尚、カメラマンが、本考案に係る可搬式撮影台1を使用した後に、折り畳んでコンパクトな状態にするためには、上述した手順を逆向きに行えば良い。
ところで、下面用枠体10や壁面用枠体20を構成する第一のパイプ11aや第二のパイプ21aの種類に特に限定は無いが、例えば、ステンレス管、鋼管、アルミ管、合成樹脂管等を挙げることが出来る。又、第一のパイプ11aや第二のパイプ21aの形状に特に限定は無いが、例えば、円柱、円筒、四角柱、四角筒等を挙げることが出来る。
又、第一のパイプ11aや第二のパイプ21aのサイズに特に限定は無いが、例えば、長手方向の長さは、例えば、10cm~30cmの範囲内であり、短手方向の長さは、例えば、1cm~3cmの範囲内であると好ましい。又、下面用枠体10と壁面用枠体20とは異なるため、第一のパイプ11aのサイズと第二のパイプ21aのサイズは異なっても良いが、同一であっても構わない。特に、第二のパイプ21aの長手方向の長さが、第一のパイプ11aの長手方向の長さと同一であれば、折り畳み後の下面用枠体10と壁面用枠体20とをコンパクト化することが出来る。
又、下面用枠体10を構成する第一のパイプ11aの数に特に限定は無いが、例えば、図2に示すように、一本の長尺パイプ11に対して6本であっても良いし、4本に減らしても、8本に増やしても構わない。
又、隣り合う二つの第一のパイプ11aの一端部11a1同士の着脱構成に特に限定は無いが、例えば、図2に示すように、一方の第二のパイプ11aの一端部11a1の凸部(小円筒部)が、他方の第二のパイプ11aの一端部11a1に凹部(大円筒部)に着脱可能な構成でも良いし、一方の第二のパイプ11aの一端部11a1の凸部が、縮径された小円筒部とし、他方の第二のパイプ11aの一端部11a1に凹部が、拡径された大円筒部とし、両者を着脱可能な構成としても構わない。又、凸部と凹部は、着脱可能であれば、円筒部の他に、三角筒部や四角筒部、多角筒部等としても構わない。
又、第一のパイプ11aの長手方向の形態に特に限定は無いが、例えば、図1に示すように、所定の曲率を持った円弧状の形態でも良いし、図2に示すように、直線状の形態でも構わない。第一のパイプ11aの長手方向の形態が円弧状の場合は、カメラマンが、長尺パイプ11を円弧状に曲げる場合に、容易に曲げることが可能となる。尚、第一のパイプ11aの長手方向の形態が円弧状の場合、カメラマンが、長尺パイプ11を折り畳む際に、隣接する第一のパイプ11aの間の弾性体11bを、第一のパイプ11aの長手方向に対して180度ねじることで、複数の第一のパイプ11aの長手方向の円弧状を揃えて束ねることが出来、かさばりを減らすことも可能である。
又、結合具12の構成に特に限定は無いが、例えば、図1-図2に示すように、円筒状の帯で構成しても良いし、紐や粘着テープ等の結合部材であっても構わない。又、図-図2に示すように、結合具12に加えて補助結合具12aを更に設けているが、補助結合具12aを省略しても構わない。
又、第一の紐13と第二の紐22の種類に特に限定は無いが、例えば、アクリルコード、綿コード、平紐、江戸打紐、ワックスコード、麻紐、紙紐、ロープ、スリングベルト、チェーン等を挙げることが出来る。
又、壁面用枠体20を構成するくの字パイプ21の種類に特に限定は無いが、例えば、図1-図2に示すように、同じサイズの二つの第二のパイプ21aで構成しても良いし、異なるサイズの二つの第二のパイプ21aで構成しても構わない。
又、軸部21bの構成に限定は無いが、例えば、図1-図2に示すように、二つの第二のパイプ21aの一端部21a1同士を軸ピンで軸支して構成しても良いし、二つの第二のパイプ21aの一端部21a1同士をヒンジ部で接続して構成しても構わない。
又、第二の紐22の長手方向の長さに特に限定は無いが、例えば、くの字パイプ21の回動角度を制限する程度の長さにしたり、くの字パイプ21の回動角度の限界よりも長い長さにしたりしても構わない。
又、上方装着部23の構成に特に限定は無いが、例えば、図1に示すように、把持部で構成しても良いし、上方の長尺パイプ11を引っ掛け可能な円筒部や角筒部で構成しても構わない。
又、下方装着部24の構成に特に限定は無いが、例えば、図1に示すように、円筒部で構成しても良いし、その他に、角筒部で構成したり、クリップ等の把持部で構成したりしても構わない。
又、クッション30の構成に特に限定は無いが、例えば、赤ちゃん等の被写体を載置可能で、内部に細かい粒子を充填したビーンクッション等を挙げることが出来る。又、クッション30の高さに特に限定は無いが、例えば、壁面用枠体20の高さと同等であると好ましい。これにより、壁面用枠体20の囲いとクッション30とのそれぞれの上面にシート40を被せた際に、シート40に皺を生じ難くして、写真撮影用の背景として適切とすることが可能となる。又、クッション30の形状に特に限定は無いが、凹部を有する形状とすると好ましい。これにより、シート40を被せたクッション30に被写体を乗せた時に、被写体が安定して保持されるように出来る。又、クッション30の材質に特に限定は無いが、ウレタン樹脂や発泡スチロール樹脂等の樹脂とすることが出来る。
又、シート40の構成に特に限定は無いが、例えば、光拡散反射用シートやバックシート等を挙げることが出来る。シート40の材質に特に限定は無いが、例えば、布や紙、樹脂等を挙げることが出来る。
又、本考案の実施形態に係る可搬式撮影台1では、上述の構成の他に、更に、他の機能を追加しても構わない。例えば、シート40を、下面用枠体10や壁面用枠体20へ固定するためのクリップ等の把持部を追加しても構わない。ここで、把持部でシート40を固定することで、クリップによりシート40に張力を掛けて、シート40の皺を解消することが出来る。
以上のように、本考案は、出張撮影サービスに限らず、狭い場所で綺麗な写真を撮影するための可搬式撮影台として有用であり、軽量で、コンパクトに持ち運び可能であり、且つ、簡単に組み立てることが可能な可搬式撮影台として有効である。
1 可搬式撮影台
10 下面用枠体
11 長尺パイプ
12 結合具
13 第一の紐
20 壁面用枠体
21 くの字パイプ
22 第二の紐
23 上方装着部
24 下方装着部
30 クッション
40 シート

Claims (1)

  1. 複数の第一のパイプを所定の弾性体を用いて直列に接続し、隣り合う二つの前記第一のパイプの一端部同士を着脱可能に連結する二つの長尺パイプと、
    前記二つの長尺パイプを並列に配置した状態で、当該二つの長尺パイプの両端部のそれぞれを結合する二つの結合具と、
    長手方向の長さが、前記結合された二つの長尺パイプの長手方向の長さよりも短く、一端部が、前記結合された二つの長尺パイプの一端部に設けられ、他端部が、当該二つの長尺パイプの他端部に連結可能とする第一の紐と、
    を備える下面用枠体と、
    二つの第二のパイプの一端部同士を所定の軸部で回動可能に連結するくの字パイプと、
    一端部が、前記くの字パイプの一端部に設けられ、他端部が、当該くの字パイプの他端部に連結可能とする第二の紐と、
    前記軸部の上方に設けられた上方装着部と、
    前記くの字パイプの両端部のそれぞれに設けられた二つの下方装着部と、
    を備える壁面用枠体と、
    クッションと、
    シートと、
    を備え、
    前記隣り合う二つの第一のパイプの一端部同士が離脱して、前記二つの長尺パイプが折り畳まれた状態の下面用枠体について、当該隣り合う二つの第一のパイプの一端部同士を装着することで、伸びた状態の二つの長尺パイプとし、前記第一の紐の他端部を前記二つの長尺パイプの他端部に連結することで、円弧状の下面用枠体とし、
    前記くの字パイプを前記軸部で開いて、前記第二の紐の他端部を前記くの字パイプの他端部に連結することで、三角形状の壁面用枠体とし、
    前記二つの長尺パイプの長手方向の中央付近を上下に開いて、下方の長尺パイプの長手方向の中央付近の両側に前記壁面用枠体の二つの下方装着部を装着し、上方の長尺パイプの長手方向の中央付近に前記壁面用枠体の上方装着部を装着することで、前記円弧状の下面用枠体に前記三角形状の壁面用枠体を固定し、
    前記固定された下面用枠体の内部に前記クッションを設置し、前記下面用枠体と前記クッションの上面を前記シートで覆うことで、撮影台を構成する、
    可搬式撮影台。
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