JP3173855B2 - デジタル・テスト・ベクトルの編集方法 - Google Patents

デジタル・テスト・ベクトルの編集方法

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JP3173855B2 JP10050092A JP10050092A JP3173855B2 JP 3173855 B2 JP3173855 B2 JP 3173855B2 JP 10050092 A JP10050092 A JP 10050092A JP 10050092 A JP10050092 A JP 10050092A JP 3173855 B2 JP3173855 B2 JP 3173855B2
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、デジタル・テ
スト・ベクトルを利用して、回路基板上の故障部品の位
置を突き止める自動テスト装置(ATE)に関するもの
であり、とりわけ、テスト・ベクトル・ソース・コード
・プログラムの再コンパイルを必要とせずに、自動回路
テスト・システムに記憶された圧縮テスト・ベクトルの
編集または「パッチング」を行うオン・ライン法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル・デバイスの複雑さが増すにつ
れて、これらのデバイスのテストに必要なテスト・ステ
ップ数も増すことになる。回路基板レベルでテストが実
施される場合、技術の発展によって、回路基板における
デバイスの密度が高くなるにつれて、テスト・ステップ
も一層増すことになる。最新の回路基板のテストには、
膨大な数のステップが必要になるため、コンピュータで
自動化されたテストが必要になる。しかし、回路基板に
おいてコンピュータで自動化されたテストを実行できる
ようになる前は、テストを制御するためのソースコード
・プログラムを手動で生成しなければならなかった。こ
のテスト・プログラム・ソースコードは、テストの実行
が可能になる前に、コンピュータに読み取り可能なオブ
ジェクトコードにコンパイルしなければならない。回路
基板の複雑さが増すにつれて、ソースコードをコンパイ
ルして回路基板のテストを行うのに必要な時間も、比例
して増すことになる。テスト・プログラム・ソースコー
ドをコンパイルする場合、コンパイル時間が数時間、場
合によっては、数日に及ぶことも異常ではない。プログ
ラムのデバッギング中またはテストの実行中に、テスト
・プログラム・オブジェクトコードを変更しなければな
らない場合、この長ったらしいコンパイル・プロセス
は、重大な問題を提示することになる。
【0003】自動回路テスト・システムは、複数の並列
デジタル・テスト信号を利用して、回路基板のテストを
行うのが普通である。これらのテスト信号の状態は、デ
ジタル・テスト・「ベクトル」と呼ばれるコンピュータ
で生成するエンティティによって判定される。ベクトル
は、「ドライバ」及び「レシーバ」によって実施される
1組の並列事象を表すものである。ドライバは、テスト
を受ける回路に対する特定の入力に刺激を与える装置で
ある。レシーバ、すなわち、コンパレータは、テストを
受ける回路からの特定の出力の観察を可能にする装置で
ある。デジタル・テスト・ベクトルは、各文字が2進数
と「K」または「T」のいずれかである文字のストリン
グに相当する。ベクトルの各文字は、信号状態が、テス
トを受ける回路に加えられたものか、あるいは、該回路
から受信したものかを表す。例えば、ベクトル「10」
は、論理「1」がドライバを介して入力テスト・ポイン
トに加えられ、一方、論理「0」は、もう1つのテスト
・ポイントにおけるレシーバによる検出が予測されるこ
とを表している。例えば、状態「K」及び「T」は、そ
れぞれ、以前に用いられたベクトルまたは検出されたベ
クトルの論理状態を保持すべき、あるいは、トグル(反
転)すべきであることを表すために用いられる。
【0004】ベクトルの各文字は、テスト・システムに
おける特定のチャネルに対応しており、全てのチャネル
が並列をなし、各チャネルは、ほぼ同じ時間に単一のテ
スト刺激を加えたり、あるいは、受けたりする。典型的
なテスト・シナリオでは、ベクトルが実行されると、テ
ストを受ける回路に信号が加えられ、加えられた信号か
ら生じる後続の出力を受信して、期待された信号との比
較を行い、その回路が適正に機能しているか否かが判定
される。単一のベクトルは、単一のテスト事象しか表さ
ないので、診断データを提供するためには、2つ以上の
ベクトルを実行しなければならないのは明らかである。
正確な診断を妥当な確率で行おうとすれば、完全なテス
トのため、一連の多くのベクトルが必要になるのが普通
である。
【0005】所定のテストに用いられる各ベクトルは、
テスト・システム用コンピュータの外部コネクタ・ボー
ド(「ピン・カード」)におけるテスト・システム用ラ
ンダム・アクセス・メモリ(「RAM」)に記憶されて
いる。各ピン・カードRAMは、全テストに必要な全ベ
クトルの収容に十分なサイズを備えていることが望まし
い。代替案では、ピン・カードRAMに対して時間を浪
費するベクトルのダウン・ロードを繰り返すことが必要
になる。従って、所定のテストに用いられるベクトル数
が減ると、相応じて、全テストに必要な全ベクトルをピ
ン・カードRAMに記憶すべき場合、テスト・システム
に必要なRAMの量も減少することになるのは、明らか
である。多くのテスト・システムでは、2つ以上の回路
基板のテストを一度に実施するためには、コンピュータ
毎に複数のピン・カードを備えていなければならない。
従って、こうした状況の場合、所定のテストに必要なベ
クトルの追加数は、コスト要因では済まないものにな
る。
【0006】従って、所定のテストの実施に必要なベク
トル数を減少させるため、ベクトル圧縮技法が開発され
た。少なくとも2つの形式のベクトル圧縮が、ヒューレ
ット・パッカード社の基板テスタ・モデル3065及び
3070といった先行技術において用いられている。第
1の形式のベクトルは、「間接的ベクトル圧縮」と呼ば
れ、第2の形式のベクトルは、「保持/トグル(K/
T)圧縮」と呼ばれる。K/T圧縮を利用した回路テス
タについては、Grovesその他に対する米国特許第
4,652,814号に記載があり、参考までに本書に
組み込まれている。両形式のベクトルについても、後述
する。
【0007】ベクトルに関する問題は、テスト・プログ
ラムのデバッグ時、あるいは、少なくとも、回路基板の
テスト時に、圧縮ベクトルの編集またはパッチングをオ
ン・ラインで(または「実時間」で)行うための方法
が、先行技術にはなかったということである。テスト・
システムによって用いられるオブジェクトコード・テス
ト・プログラムの修正には、全テスト・プログラム・ソ
ースコードの長ったらしい再コンパイルが必要であっ
た。非圧縮テスト・ベクトルのオン・ライン修正を可能
にする(GENRAD L200/L300シリーズの
ような)、あるいは、総数より少ない再コンパイルでベ
クトル修正を可能にする先行技術による技法が少なくと
も2つ開発されているが、既知の先行技術による技法
で、圧縮ベクトルのオン・ライン編集を可能にするもの
はない。
【0008】
【発明の目的】本発明は、テスト・プログラム・ソース
コードの再コンパイルを必要とせずに、オブジェクトコ
ードの形式で圧縮デジタル・テスト・ベクトルの編集を
行う方法を提供することを目的とする。
【0009】
【発明の概要】上述の問題は、本発明の方法によって解
決され、該分野の革新が達成されることになる。本発明
は、テスト・プログラム・ソースコードの再コンパイル
を必要とせずに、オブジェクトコードの形式で圧縮デジ
タル・テスト・ベクトルの編集を行う方法を提供する。
こうして、迅速に変更されるので、再コンパイルの必要
なシステムに比べると大幅な時間の節約になる。デジタ
ル基板の機能的完全性をテストするため、1組の所定の
テスト・ベクトル、すなわち、「テスト・パターン」が
回路基板に対して適用される。この組をなすテスト・ベ
クトルは、コンピュータを利用して、手動で生成された
ソースコードを、自動回路テスト・システムにおいて実
行可能な、コンピュータに読み取ることのできる一連の
ソースコードにコンパイルすることによって生成され
る。実行されると、ベクトルに従って、対応する目標ベ
クトル信号がテストを受ける回路に対して出力される
か、あるいは、該回路からの受信が期待される信号が示
される。
【0010】しかし、オブジェクトコード・ベクトルを
生成する元になるソースコードには、しばしば「バグ」
と呼ばれる1つ以上の間違ったベクトルが含まれている
ことがよくある。従って、テスト・ベクトルに修正を加
え、コンパイルされたテスト・プログラムにおける「バ
グ」を補正するのが普通である。本方法が機能するハー
ドウエア環境には、3つのタイプのランダム・アクセス
・メモリ(RAM)、すなわち、テスト指令を記憶する
ためのプログラムRAM、テスト・ベクトルに対するポ
インタを記憶するシーケンスRAM、及び、所定のテス
トのためのテスト・ベクトルを記憶するベクトルRAM
が含まれる。各テスト指令は、シーケンスRAMの項目
(エントリ)に対するポインタを備えており、該項目
は、さらに、テスト・ベクトルに対するポインタを備え
ている。
【0011】従って、本発明の方法は、次のように要約
することができる。 (a)まず、ベクトルRAMにおいて修正すべき目標ベ
クトルnのコピーを記憶することによって、ベクトルR
AMで新しいベクトルn’が生成される。 (b)次に、RAM内のポインタが、新しいベクトル
n’を示すように調整される。 (c)「K/T」圧縮を保証するため、目標ベクトルn
に続くベクトル(n+1)を調べて、修正の必要がある
か否かを判定しなければならない。ベクトル(n+1)
に修正の必要があれば、まず、ベクトルRAMにおいて
ベクトル(n+1)のコピーベクトル(n+1)’を生
成しなければならない。ベクトル(n+1)’の生成が
必要であれば、上述のステップ(a)及び(b)を繰り
返すことによって、ベクトル(n+1)の生成及び位置
決めが行われる。 (d)最後に、ベクトルRAMにおけるベクトルn’
は、ユーザの入力毎に修正され、ベクトル(n+1)
は、生成する場合、K/T圧縮の影響を補償するように
修正が加えられる。
【0012】プログラムRAMには、テストすべき回路
にどのテスト・ベクトルを適用すべきかを決定する2タ
イプの指令、及び、それらを用いるシーケンスが含まれ
ている。第1のタイプの指令は、テストを受ける回路に
単一のベクトルを適用する指令であり、APPLY指令
と呼ばれる。第2のタイプの指令は、シーケンスRAM
に順次記憶されたn個の項目によって指示されるnベク
トルを適用する指令であり、SEND LINEAR
SEQUENCE(「SLS」)指令と呼ばれる。
【0013】この指令用語を利用し、さらに詳述する
と、上記ステップ(b)には、 (1)ベクトルnをその目標とする指令が、プログラム
RAM内で位置決めされる。 (2)プログラムRAMにおいて位置決めされた指令が
「SLS」指令の場合、その指令は、SLS指令とAP
PLY指令からなる組み合わせに分割される。 (3)次に、APPLY指令に続く全てのプログラム内
容が、分割された指令によって生じる追加命令を収容す
るため、位置1つ分だけシフト・ダウンされる。シーケ
ンスRAMの新しい項目が生成される。このシーケンス
RAMの新しい項目は、ベクトルRAM内のベクトルn
を指示するためにセットされ、APPLY指令は、シー
ケンスRAMの新しい項目を指示するためにセットされ
る。
【0014】圧縮ベクトルフォーマットを用いた以前の
システムでは、新しい1組のテスト・ベクトルを生成す
るのに、テスト・ソースコードの再コンパイルが必要で
あった。本発明では、「K/T」フォーマットのベクト
ルに加えて、「間接的な」ベクトルの修正も行い、同時
に、テスト・ソースコードの再コンパイルを不要にする
方法を提供することによって、この問題を解決する。本
方法は圧縮ベクトルに関して有効に働くので、ピン・カ
ードにベクトルを記憶するのに必要なRAM114の量
は、大幅に削減され、従って、テスト・システムのコス
トも相応じて低下することになる。
【0015】本発明の場合、テスト・ベクトルに対する
修正は、オブジェクトコードでしか行われないので、こ
れらの修正が有効なのは、デバッグまたはテスト・セッ
ションの場合に限られ、永久ソースコードは、不変のま
まである。テスト・プログラムには、ソースコードに対
する所望の変更を施すことが可能であり、十分な時間が
得られる場合には、テスト・プログラムの再コンパイル
が行われる。さらに、全ての修正が、テスト・ベクトル
・オブジェクトコードの既存の表現に基づいて行われ
る。従って、テスト・セッションまたはデバッグ・セッ
ションを実行すると、オブジェクトコードに対して以前
に行われた修正に影響を与えることなく、テスト・オブ
ジェクトコードに対する後続の修正を積み重ねることが
可能になる。従って、後続の修正を実施する前に、ベク
トル修正記録をチェックする必要がなくなる。
【0016】
【実施例】図1には、本発明の方法を具現化した典型的
な自動回路テスト・システム100が示されている。テ
スト・システム100は、シーケンサ110と呼ばれる
主装置と、ピン・カード120と呼ばれる外部装置から
構成される。シーケンサ110は、テストを受ける回路
140に加えられるデータの制御信号を送り出す。シー
ケンサ110は、バス113を介してランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)114に結合されたコンピュータ
によって制御され、該RAMは、「プログラムRAM1
16」と「シーケンスRAM118」に分割される。シ
ーケンサ110は、ケーブル119を介して、テスト・
ベクトルを記憶するためのベクトルRAM130を含む
ピン・カード120に接続されている。ピン・カード1
20は、複数のコネクタ・テスト・ピン134を介して
テストを受ける回路140に接続されている。
【0017】回路テスト140の機能的完全性をテスト
するため、所定の組をなすテスト・ベクトル、すなわ
ち、「テスト・パターン」が、テストを受ける回路14
0に対して適用される。この組をなすテスト・ベクトル
は、ホスト・コンピュータ(不図示)を利用して、手動
で生成されたソースコードを、自動回路テスト・システ
ム100によって実行可能な、コンピュータに読み取る
ことのできるオブジェクトコード・テスト・ベクトルの
シーケンスにコンパイルすることによって発生される
実行されると、ベクトルに従って、テストを受ける回路
140に対して信号が出力されるか、あるいは、該回路
から信号を受信することになる。
【0018】ヒューレット・パッカード社のモデル30
65及び3070といったいくつかの自動回路テストシ
ステム100は、テスト・ベクトルを「圧縮する」こと
によって回路テスト・システム100の効率を高めてい
る。テスト・ベクトルの圧縮は、2つの異なる案によっ
て実現する。第1に、ランダム・アクセス・メモリ(R
AM)に納められた2つのポインタ・リスト、及び、第
3の「目標」ベクトル・リストを利用して、「間接的ベ
クトル圧縮」と呼ばれる方法が実施される。「間接的」
という用語は、第1のリストのポインタが、第2のリス
トのポインタを通じて間接的に目標ベクトルを指示する
という事実を表している。第2に、「保持/トグル」
(K/T)圧縮と呼ばれる方法を利用してテスト・ベク
トルの圧縮を行うことができるが、この場合、状態
「K」及び「T」は、それぞれ、以前に適用された、あ
るいは、検出されたベクトルの論理状態を保持すべき
か、あるいは、トグルすべきかを表示するために用いら
れる。本発明は、両タイプのベクトル圧縮を用いて、回
路テスト・システムにおいてコンパイルされた(オブジ
ェクトコードの)テスト・ベクトルを修正することがで
きる。
【0019】1.回路テスト・システム100のアーキ
テクチャ 本発明の方法の理解のため、該方法を利用する回路テス
ト・システム100のアーキテクチャについて説明を行
うことにする。ヒューレット・パッカード社のモデル3
070回路テスト・システム100は、プログラムRA
M116及びシーケンスRAM118を有する中央コン
ピュータ112と、それぞれ、ケーブル119によって
コンピュータ110に接続された1つ以上の分離された
ピン・カード120から構成される。各ピン・カード
120は、ベクトルRAM130を含んでおり、それぞ
れ、テストすべき回路基板(テストを受ける回路14
0)にテスト信号を加え、あるいは、テストを受ける回
路140からの出力データをモニタするために利用可能
な複数の双方向性ピンによって、テストを受ける回路1
40に接続されるのが普通である。各テスト・ピン13
4は、ベクトルRAM130に接続された複数のチャネ
ル132の1つに対して特有の関連付けが施されてい
る。各テスト・ピン134及び関連チャネルも、ベクト
ルの文字に対して特有の関連付けが施されている。ベク
トルの各文字は、関連するテスト・ピン134に加える
べきか、あるいは、該テスト・ピン134で受信するの
かという信号状態を表しており、従って、テスト・シス
テム100における特定のチャネルに対応している。回
路基板のテストが実施可能になる前に、プログラムRA
M116には、コンパイルされたテスト・プログラムが
ロードされる。次に、シーケンスRAM118に、ベク
トルRAM130で実行すべき1組のベクトルのアドレ
スがロードされ、ベクトルRAM130には、実行すべ
き実際のベクトルがロードされる。
【0020】プログラムRAM116には、テストを受
ける回路140にどのテスト・ベクトルを適用し、その
適用シーケンスをどうするかについて決定する2タイプ
の指令が納められている。第1のタイプの指令は、テス
トを受ける回路140に単一のベクトルを加える指令で
あり、APPLY指令と呼ばれる。第2のタイプの指令
は、シーケンスRAM118に順次記憶されたn個の項
(エントリ)によって指示されるn個のベクトルを適
用するための指令であり、SEND LINEAR S
EQUENCE指令と呼ばれる。
【0021】図2には、圧縮ベクトルを利用した典型的
な回路テスト・システム100におけるプログラムRA
M116の指令、シーケンスRAM118の項目、及
び、ベクトルRAM130のベクトル間の関係を示して
いる。APPLY指令及びSEND LINEAR S
EQUENCE指令は、両方とも、シーケンスRAM1
18に対応する項目のアドレスを含む目標オペランドを
備えており、SENDLINEAR SEQUENCE
指令は、さらに、指令の実行時に用いられるベクトル数
のカウントを含むオペランドを備えている。SEND
LINEARSEQUENCE指令は、「SLS n,
m」として省略されるが、nは、適用されるベクトル数
であり、mは、シーケンスRAM118における項目の
アドレスである。APPLY指令及びSEND LIN
EAR SEQUENCE指令の両方におけるアドレス
・オペランドに対応するシーケンスRAM118の項目
には、テストを受ける回路140に加えられるベクトル
のベクトルRAM130におけるアドレスが含まれてい
る。
【0022】図2を参照すると明らかなように、プログ
ラムRAM116における「APPLY2」指令210
は、アドレス・オペランド「2」を備えており、このオ
ペランドは、シーケンスRAM118における「2」の
アドレスを備えた項目220に対応する。このシーケン
スRAM118における項目220は、値11を有する
が、この値は、ベクトルRAM130における「11」
のアドレスを備えたベクトル230に対応する。プログ
ラムRAM116における「SLS2、4」指令240
は、アドレス・オペランド「4」及びカウント・オペラ
ンド「2」を備えている。このアドレス・オペランド
は、シーケンスRAM118におけるアドレス「4」を
有する項目250に対応するものであり、このカウント
・オペランドは、テストを受ける回路に対して、ベクト
ルRAM130における2つの「目標」ベクトル27
0、280を適用すべきであることを示すものである。
該目標ベクトル270、280の位置は、アドレス
「4」に配置されたシーケンスRAM118の項目25
0で始まる、シーケンスRAM118の2つの順次項目
250、260によってアドレス指定されるベクトルを
参照することによって突き止められる。シーケンスRA
M118の項目250、260は、オペランド値「1
4」及び「15」を有しており、これらは、それぞれ、
ベクトルRAM130における目標ベクトル「TTT
K」270及び「TTKK」280のアドレスに対応し
ているという点に留意されたい。
【0023】2.「間接的」圧縮ベクトルの修正 図3には、テストを受ける回路140に順次適用される
ベクトル300の第1のリストと、「間接的」タイプの
ベクトル圧縮を用いたシステムにおける対応するプログ
ラムRAM116のデータ、シーケンスRAM118の
データ、及び、ベクトルRAM130のデータが示され
ている。このタイプのベクトル圧縮は、実行すべき(ベ
クトルRAM130において)目標ベクトルが、目標ベ
クトルのアドレスを含む中間リスト(シーケンスRAM
118)を介して間接的に参照されるので、「間接的」
圧縮と呼ばれる。第1のリスト300が、冗長ベクトル
を含んでおり、第2の4つのベクトル(番号5、6、
7、8)は、第1の4つのベクトル(番号1、2、3、
4)と同一である。プログラムRAM116における第
1の指令310は、「SLS 4、1」である。これ
は、カウント・オペランド「4」と、アドレス・オペラ
ンド「1」を備えたSEND LINEAR SEQU
ENCE指令である。この指令によって、アドレス1に
位置するシーケンスRAM118の項目320で始ま
る、シーケンスRAM118の4つの順次項目に対応す
るベクトルRAM130のベクトル330、332、3
34、336が実行される。シーケンスRAM118に
ついて言及すると、アドレス1で始まる4つの順次項目
320、322、324、326は、それぞれ、オペラ
ンド値11、12、13、及び、14を有している。こ
れらの値は、ベクトルRAM130に示す4つのベクト
ル330、332、334、336のアドレスである。
ベクトルRAM130の4つの目標ベクトル330、3
32、334、336に対応する2つのSLS4、1の
実行は、8つのベクトルの全リスト300を(テストを
受ける回路140に対して)適用するのに十分であり、
従って、ベクトルRAM130における非圧縮ベクトル
・システムの場合よりも利用する位置が4つ少なくな
る。
【0024】上記の事例は、例えば、ベクトルRAM1
30においてベクトル2(302、332)の修正を必
要とする場合には、問題の生じることを表すのに十分で
ある。ベクトル2(332)は、ベクトルRAM130
のアドレス12に位置するベクトルであるが、あいに
く、これも、第2のSLS4、指令312が元のリス
ト300のベクトル6(306)を実行しようとする場
合に、実行されるベクトルである。従って、問題は、ベ
クトルRAM130においてベクトル2(312)を修
正すると、ベクトル6(306)も修正されることにな
るということである。本発明は、下記方法を利用してこ
の問題を解決するものである。
【0025】3.「保持/トグル」圧縮ベクトルの修正 「保持/トグル」(K/T)圧縮に関する問題は、ベク
トルの修正時に、「リップル効果」が生じるということ
である。例えば、ベクトルの下記シーケンスは、11の
テスト・サイクル(すなわち、ベクトル・シーケンス番
号1〜11)においてテスト・ピン2に加えられる信号
を表している。文字「x」は、ピン1、3、及び、4を
表しており、これらのピンに加えられる実際の信号は、
分かりやすくするため、省略されている。 (1) x1xx x0xx x0xx x1xx x1xx x0xx x0xx x0xx x1xx x0xx x1xx
【0026】このベクトルシーケンスは、K/Tフォー
マットによって次のように表すことができる。 (2) x1xx xTxx xKxx xTxx xKxx xTxx xKxx xKxx xTxx xTxx xTxx
【0027】「T」は、以前の信号の状態を反転し、
「K」は、以前の状態を保持するという点に留意された
い。シーケンス番号3におけるピン2の状態を「1」に
修正すべき場合、K/T形式のベクトル・シーケンス
は、 (3) x1xx xTxx xxx xTxx xKxx xTxx xKxx xKxx xTxx xTxx xTxx
【0028】この結果、下記のベクトル・シーケンスが
得られる。 (4) x1xx x0xx x1xx xxx xxx xxx xxx xxx xxx xxx xxx
【0029】シーケンス番号3に続くピン2に関する各
信号状態は、シーケンス番号3において行われた信号状
態の変更のために、反転している点に留意のこと。本発
明では、修正される状態に続く信号状態を条件付きで反
転することによって、この問題を解決している。図4
は、K/T形式のベクトルが修正を施されたベクトルに
後続する場合に生じる可能性のある、後続の信号状態の
反転を補償するための方法を示すフロー・チャートであ
る。下記の操作は、全て、局所RAM115を利用し、
シーケンサ・コンピュータ112によって実施される。
所定のテストに関する全てのベクトルがベクトルRAM
130にダウン・ロードされるものと仮定する。ステッ
プ400において、元のテスト・ベクトルの現在の状態
が保管される。記号nは、ベクトルシーケンス番号を表
し、ベクトルシーケンス番号は、テストを受ける回路1
40に適用されるテスト・ベクトルの順番を表している
ので、ベクトルnの次にベクトル(n+1)が、その次
に・・・が実施されることになる。
【0030】ステップ410において、ベクトルnは、
コンパイルされたテスト・プログラムの「バグ」を補正
するため、修正されるのが普通である。さらに、ステッ
プ420では、修正されたベクトルと保管された元のベ
クトルを比較して、修正が実際に行われたか確認が行わ
れる。2つのベクトル・バージョン間において、文字毎
の(ピン毎の)比較を行うことによって、元のベクトル
のどの文字に修正を施されているかが判定される。ステ
ップ430において、状態の修正が検出されなければ、
それ以上のアクションは不要であり、ステップ460に
おいてプログラムから出る。別様、すなわち、状態の修
正が検出される場合、ステップ440において、修正さ
れたベクトルnにおける修正文字に対応するベクトル
(n+1)の各文字を検査して、ベクトル(n+1)の
文字が「K」と「T」のいずれかであるかが判定され
る。検査を受ける文字の全てが、「絶対」クトル文字
の場合、すなわち、2進数「0」または「1」の場合、
ベクトル(n+1)に修正を加える必要はなく、ステッ
プ460において、プログラムから出る。定義によれ
ば、絶対ベクトル文字の状態は、その以前の状態とは無
関係であるので、絶対ベクトルは、先行シーケンス番号
を備えたベクトルに対して施された状態の修正を補償す
る必要がない。
【0031】ベクトル(n+1)において検査される、
対応する文字が、「K」または「T」の場合、ステップ
450において、文字の状態が反転される。下記の例で
は、K/Tベクトル文字の反転、すなわち、トグルによ
って、以前に実行されたベクトルに対して施された状態
の変更がいかに補償されるかが示される。前例の場合、
ピン2は、シーケンス番号3で修正されたので、シーケ
ンス番号4の文字を検査しなければならない。この文字
は、「T」であり、従って、トグルしなければならない
(文字が「K」の場合、同様に、トグルが必要にな
る)。ピン2について「T」から「K」にトグルする
と、シーケンス番号4は、次のようになる。 (5) x1xx xTxx x1xx xKxx xKxx xTxx xKxx xKxx xTxx xTxx xTxx
【0032】この結果、下記のベクトル・シーケンスが
得られる。 (6) x1xx x0xx x1xx x1xx x1xx x0xx x0xx x0xx x1xx x0xx x1xx これで、シーケンス番号3の後のピン番号2に関する状
態が、元の値に復元されたという点に留意されたい。下
記の表には、比較し易いように、上述の信号及びパター
ン(1)〜(6)が近づけて示されている。
【0033】
【表1】
【0034】図5には、図3に記載されたものと同じ組
をなすベクトルであるが、図5のベクトルは、「K/
T」フォーマットで表されている。対応するプログラム
RAM116のデータ、シーケンスRAM118のデー
タ、及び、ベクトルRAM130のデータも示されてい
る。ベクトル番号2、4、6、8(それぞれ、502、
504、506、508)は、単一ベクトル「KKT
T」によって表すことが可能である。この例から分かる
ように(図3との比較によって)、ベクトルRAM13
0は、間接的ベクトル圧縮に加え、「K/T」圧縮を利
用して圧縮効率を高めた。SLS2、2指令510が、
図3のSLS4、1指令310に取って代わり、この結
果、シーケンスRAM118の項目が1つ少なくなり、
従って、ベクトルRAM130のベクトルも1つ少なく
なる。ただし、ベクトルRAM130においてベクトル
の修正を行うべき場合には、この形式の圧縮によって別
の問題が生じることになる。ベクトル2、3、及び、4
(502、503、504)が導き出されるので(「K
/T」フォーマットにより)、ベクトル1(501)を
修正すると、後続する全てのベクトルが(絶対ベクトル
が実行されるまで)不適正な修正を施されることにな
る。
【0035】圧縮ベクトルフォーマットを用いた以前の
システムの場合、新しい1組のテスト・ベクトルを生成
するには、テスト原始コードの再コンパイルが必要であ
った。本発明は、「K/T」フォーマット・ベクトル、
及び、「間接的」フォーマット・ベクトルを修正し、テ
スト・ソースコードを再コンパイルしなくても済むよう
にする方法を規定する。
【0036】4.一般的な場合における圧縮ベクトルの
修正方法 図6に示すベクトルのリスト600は、図3に示すベク
トルのリスト300と同じものである。「間接的」フォ
ーマット、あるいは、「間接的」フォーマットと「K/
T」フォーマットの両方で圧縮されたベクトルを修正す
るため、ベクトル2(シーケンス番号2)〔602〕に
おけるピン1(文字番号1)〔601〕が修正される下
記の例において、本方法の実施が示されている。ベクト
ル2(602)は、ベクトルRAM130において、目
標ベクトル「KKTT」612(目標ベクトル12)で
表されている。 (a)まず、修正すべきベクトルnのコピーn’を生成
し、このコピーn’をベクトルRAM130に記憶する
ことによって、新しいベクトルn’が、ベクトルRAM
130に生成される。
【0037】図7を参照すると、ベクトルn’714
は、ベクトルn(612、712)をコピーすることに
よって生成される。この場合、ベクトルn(612、7
12)は、「K/T」フォーマットによるベクトル2
(602)であり、これは、目標ベクトル12(61
2、712)である。 (b)次に、その目標として修正すべきベクトルを備え
る指令が、プログラムRAM116に配置される。
【0038】本例の場合、その目標として修正すべきベ
クトル612を備える指令610は、プログラムRAM
116における第1のSLS2、2指令610(SEN
DLINEAR SEQUENCE−−カウント=2、
アドレス=2)である。SLS2、2指令610によっ
てアドレス指定されたシーケンスRAM118の項目6
20は、アドレス2に配置されており、この項目620
は、ベクトルRAM130の目標ベクトル12(61
2)に対応するアドレス・オペランド「12」を備えて
いる。 (c)プログラムRAM116に配置された指令が、
「SLS」タイプの指令の場合、その指令内において修
正すべき目標ベクトル(ベクトルn)を参照する場所に
従って、該指令の分割が行われる。
【0039】(1)目標ベクトルnが、「SLS」タイ
プの指令において参照される最初のベクトルの場合、S
LS指令は、新しいAPPLY指令と新しいSLS指令
に分割される。SLS指令のアドレス・オペランドは、
1だけインクリメントされ、SLSカウント・オペラン
ドは、1だけデクリメントされる。 (2)目標ベクトルnが、SLS指令において参照され
る最初のベクトルでも、最後のベクトルでもなければ、
SLSは、リーディングSLS、目標ベクトルのための
APPLY指令、及び、トレーリングSLSに分割され
る。リーディングSLSのカウント・オペランドは、目
標ベクトルに先行する参照ベクトルの数と等しくなるよ
うにセットされ、トレーリングSLSカウント・オペラ
ンドは、元のSLSにおける残りの参照ベクトル数に等
しくなるようにセットされる。トレーリングSLSアド
レス・オペランドは、目標ベクトルに後続する元のSL
Sにおける次の参照ベクトルのアドレスにセットされ
る。
【0040】(3)目標ベクトルnが、SLS指令にお
ける最後のベクトルである場合、SLSは、リーディン
グSLSとAPPLYに分割される。SLSカウント・
オペランドは、1だけデクリメントされる。 (4)目標ベクトルnが、APPLY指令の目標である
場合、分割は行われない。適合する新しいベクトルを指
示するため、APPLYアドレス・オペランドが変更さ
れる。
【0041】(5)上記(1)〜(4)の場合、APP
LY指令のために新しいシーケンスRAM118項目が
生成される。 (d)次に、分割された指令から生じる追加指令を収容
するため、APPLY指令に続く全てのプログラム内容
が位置1つ分だけシフト・ダウンされる。ただし、修正
すべきベクトルがAPPLY指令の目標であれば、その
場合、分割は行われないので、シフトは、生じない。新
しいシーケンスRAM118のアドレス・オペランド
は、ベクトルRAM130におけるベクトルn’を指示
するようにセットされ、APPLY指令のアドレス・オ
ペランドは、シーケンスRAM118における新しい項
目を指示するようにセットされる。 (e)分割によって、カウント・オペランド1を有する
トレーリングまたはリーディングSLS指令が生じる場
合、SLS1、m指令(ここで、m=アドレス・オペラ
ンド)が、APPLY m指令に変更される。
【0042】図6及び図7を参照すると、本例の場合、
目標ベクトル12(612)はSLS2、2指令610
において最初に参照されるベクトルであるため、該指令
610は、APPLY指令710及びトレーリングSL
S1、3指令715に変換される(上記(c)(1)参
照のこと)。次に、追加APPLY指令を収容するた
め、後続の全てのプログラム内容が、位置1つ分だけシ
フト・ダウンされる。次に、新しいシーケンスRAM1
18の項目730が、ベクトル14(712)に関して
生成される。新しいシーケンスRAM118の項目73
0のアドレス・オペランドが、14にセットされるが、
これは、目標ベクトルn’(714)のベクトルRAM
130におけるアドレスである。APPLY指令710
のアドレス・オペランドが、4にセットされるが、これ
は、シーケンスRAM118における新しい項目730
のアドレスである。SLS1、3指令715は、カウン
ト・オペランドが1のため、APPLY3指令720に
変更される(上記(e)参照のこと)。図7には、この
時点におけるプログラムRAM116、シーケンスRA
M118、及び、ベクトルRAM130の項目が示され
ている。 (f)「K/T」圧縮を補償するため、目標ベクトルn
に続くベクトル(n+1)を検査して、その修正が必要
か否かを判定しなければならない。ベクトル(n+1)
の修正が必要であれば、まず、ベクトルRAM130に
おいて、ベクトル(n+1)のコピー(n+1)’を生
成しなければならない。
【0043】図8を参照すると、目標ベクトル12(8
12)に続くベクトル813は、ベクトル13である
(813)。ベクトル12の最初の文字が修正されてお
り、ベクトル13(813)が、対応する(最初の)文
字位置に「K」または「T」(この場合「T」)を有し
ているので、ベクトル13(813)における最初の文
字の状態は、トグルしなければならない。ただし、トグ
ル操作の実施が可能になる前に、ベクトル13(81
3)に関して、新しいベクトルを生成しなければならな
い。 (g)ベクトル(n+1)’を生成することが必要な場
合、nの代わりに(n+1)を用いて、上述のステップ
(a)〜(e)が繰り返される。
【0044】新しいベクトルを生成しなければならない
ので、ベクトル13(813)のコピー815を生成し
て、ベクトルRAM130のアドレス15に記憶され
る。次に、そのアドレスとしてベクトル13(813)
を有するプログラムRAM116の指令810が位置決
めされる。目標としてベクトル13(813)を有する
プログラムRAM116の指令810はAPPLY指令
のため、指令の分割は、不要である。それにもかかわら
ず、シーケンスRAM118のアドレス5には、新しい
項目820が追加される。新しいシーケンスRAM11
8の項目820のアドレス・オペランドは、「15」に
セットされ、APPLY指令810のアドレス・オペラ
ンドは、「3」(720における)から「5」(810
における)に変更される。図8には、この時点における
プログラムRAM116、シーケンスRAM118、及
び、ベクトルRAM130の項目が示されている。 (h)最後に、ベクトルRAM130のベクトルn’
は、ユーザ入力毎に修正され、ベクトル(n+1)は、
生成する場合、K/T圧縮効果を補正するように修正さ
れる。図9に示すように、ベクトル14(914)に結
果生じる文字1(914’)〔ベクトルリスト900に
おけるベクトル2(902)に対応する)は、「0」に
セットされ、ベクトル15(915)の文字1は、相応
じて、「K」にセットされる。結果としての回路テスト
(リスト900で実行されるベクトルによって示され
る)は、実行する場合、シーケンス番号2(902)に
おけるピン1(901)の修正状態を除けば、元のテス
ト(元のベクトルリスト300に示す)と同じである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、テスト・プログラム・ソースコードの再コン
パイルが必要なシステムに比べ、時間を大幅に節約する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テストを受ける回路基板に接続される自動回路
テスト・システムを示すブロック図である。
【図2】圧縮ベクトルを用いた典型的な回路テスト・シ
ステムにおける、プログラムRAMの指令と、シーケン
スRAMの項目と、ベクトルRAMのベクトルとの間の
関係を示す図である。
【図3】「間接的」ベクトル圧縮を用いたシステムにお
ける、テストを受ける回路に順次印加されるベクトルの
リスト、及び対応するプログラムRAMデータ、シーケ
ンスRAMデータ、及びベクトルRAMデータを示す図
である。
【図4】K/T形式のベクトルが修正された場合に、後
続の信号状態の潜在的反転を補償する方法を示すフロー
チャートである。
【図5】図3に記載されたものと同じ組をなすベクトル
をK/T形式で表現した図である。
【図6】図3におけるベクトルのリストにあるものと同
じベクトル組を示す図である。
【図7】図3におけるベクトルのリストにあるものと同
じベクトル組を示す図である。
【図8】図3におけるベクトルのリストにあるものと同
じベクトル組を示す図である。
【図9】図3におけるベクトルのリストにあるものと同
じベクトル組を示す図である。
【符号の説明】
134:コネクタ・テスト・ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 399117121 395 Page Mill Road Palo Alto,Californ ia U.S.A. (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/3183 G06F 11/22 310 G06F 17/50

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース・コードからコンパイルされたデジ
    タル・テスト・ベクトルを記憶するランダム・アクセス
    ・メモリ(RAM)を有する自動回路テスト・システム
    において、前記テスト・ベクトルの各々は複数の文字か
    ら成り、前記テストベクトルは保持/トグル圧縮を含む
    圧縮フォーマットであり、前記ソース・コードを再コン
    パイルすることなく、前記テスト・ベクトルn(nはベ
    クトルの実行シーケンス番号)を修正するためのユーザ
    入力に応答して前記RAM内のテスト・ベクトルを修正
    する方法であって、 前記ベクトルnを修正するステップと、 ベクトル(n+1)が少なくとも1つの非2進桁を含む
    場合に応答して、前記ベクトルn内の、状態が修正され
    た各文字に、各文字ベースで対応する、前記ベクトル
    (n+1)内の各文字の各文字の状態を反転させるステ
    ップと、 を備えて成る方法。
  2. 【請求項2】前記RAMが、前記テスト・ベクトルの位
    置を示す指示を有しており、 前記RAM内に第1の新たな位置を割り当てるステップ
    と、 前記第1の新たな位置に、ベクトルnのコピーを記憶す
    るステップと、 RAM内に、ベクトルnの前記コピーの位置を示す新た
    な指示を設けるステップと、 ベクトルnの前記コピーを修正するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】前記RAM内に、第2の新たな位置を割り
    当てるステップと、 ベクトル(n+1)が少なくとも1つの非2進桁を含む
    場合に応答して、前記第2の新たな位置ベクトル(n+
    1)のコピーを記憶するステップと、 RAM内に、ベクトル(n+1)の前記コピーの位置を
    示す新たな指示を設けるステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項2に記載
    の方法。
  4. 【請求項4】前記自動回路テスト・システムが複数のチ
    ャネルを有し、該チャネルの各々は、ドライバとレシー
    バとに接続され、該ドライバはテストを受ける回路上の
    特定の入力に刺激を与えることができ、前記レシーバは
    前記テストを受ける回路からの特定の出力をモニタする
    ことができることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記テスト・ベクトルの各々は電子回路を
    試験するための連続的に実行される一組の並列信号を表
    し、前記ベクトルにおける各文字は前記テスト・システ
    ムにおける前記チャネルの特定の1つに対応し、前記並
    列信号は前記複数のチャネルを介して送受信されること
    を特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記圧縮フォーマットは前記ベクトルの間
    接的圧縮および保持/トグル圧縮によって実行され、前
    記間接的圧縮は前記ベクトルを参照するためのポインタ
    の複数の関連リストを使用し、前記保持/トグル圧縮は
    所与の前記ベクトル内の各文字を、先行するベクトル内
    の対応するベクトル文字の状態から得ることを特徴とす
    る、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】ソース・コードからコンパイルされたデジ
    タル・テスト・ベクトルを記憶するランダム・アクセス
    ・メモリ(RAM)を有する自動回路テスト・システム
    において、前記ベクトルは圧縮フォーマットであり、前
    記テスト・ベクトルの各々は複数の文字から構成され、
    前記RAMは前記ベクトルを実行するための複数の指令
    を記憶することができ、前記RAMは前記テスト・ベク
    トルの位置を示す指示を有し、前記ソース・コードを再
    コンパイルすることなく、ユーザ入力に応答して前記R
    AM内の前記テスト・ベクトルn(nはベクトルの実行
    シーケンス番号)を修正する方法であって、 前記RAM内にベクトルnのコピーを記憶することによ
    って新たなベクトルn’を設けるステップと、 ベクトルn’を修正するステップと、 ベクトル(n+1)が少なくとも1つの非2進桁を含む
    場合に応答して、第2の新たなベクトル位置にベクトル
    (n+1)のコピーを記憶することによって新たなベク
    トル(n+1)’を設けるステップと、 ベクトルn’内の、状態が修正された各文字に、各文字
    ベースで対応する、ベクトル(n+1)’内の各文字の
    状態を反転させるステップと、 前記RAM内に、ベクトルn’に対応する位置を示す指
    示を有する第1の新たな項目を設け、前記RAM内に、
    ベクトル(n+1)’に対応する位置を示す指示を有す
    る第2の新たな項目を設けることにより、および、前記
    RAM内に前記新たな項目の異なる1つに対応する位置
    を示す指示を有するそれぞれ新たな指令を設けることに
    よって、前記RAM内に新たな項目を設けるステップ
    と、 を備えて成る方法。
  8. 【請求項8】前記テスト・ベクトルは、前記ソース・コ
    ードからコンパイルされたオブジェクト・コードで表さ
    れ、前記ベクトルは圧縮フォーマットであり、該圧縮フ
    ォーマットは前記ベクトルの間接的圧縮および保持/ト
    グル圧縮によって実行され、前記間接的圧縮は前記ベク
    トルを参照するためのポインタの複数の相関リストを使
    用し、前記保持/トグル圧縮は所与の前記ベクトル内の
    各文字を、先行するベクトル内の対応するベクトル文字
    の状態から得ることを特徴とする、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】前記RAM内に新たな指令を設ける前記ス
    テップが、 (1) ベクトルnを目標として有する指令を前記プログラ
    ムRAM内に配置するステップと、 (2) ベクトルnを目標として有する前記指令がN個のベ
    クトルを実行るための指令である場合に応答して、前記
    指令を少なくとも2つの指令に分割するステップであっ
    て、前記指令の少なくとも1つは単一のベクトルを実行
    するための指令である、ステップと、 (3) ベクトル(n+1)’が設けられた場合に応答し
    て、nの代わりにn+1を用い、前記ステップ(1)およ
    び(2)を繰り返すステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項7に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルn’がN個のベクトルを実行す
    る前記指令内の最初の目標ベクトルである場合に応答し
    て、前記指令を、単一ベクトルを実行する指令と、(N
    −1)個のベクトルを実行する指令とに分割するステッ
    プと、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の位置を示す
    指示を有する新たな項目を作成するステップと、 前記ベクトルn’を実行する前記指令に、前記シーケン
    スRAM内の前記新たな項目をポイントするための位置
    の指示を設定するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項9に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルがN個のベクトルを実行する前
    記指令における最初の目標ベクトルでも最後の目標ベク
    トルでもない場合に応答して、前記指令を、N’個のベ
    クトルを実行するためのリーディング指令と、単一のベ
    クトルn’を実行するための指令と、N’’個のベクト
    ルを実行するためのトレーリング指令とに分割するステ
    ップ(N’は前記目標ベクトルnに先行するN個のベク
    トルを実行するための指令における前記目標ベクトルの
    数、N’’は前記目標ベクトルnに後続するN個のベク
    トルを実行するための指令における前記目標ベクトルの
    数)と、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の
    位置を示す指示を有する項目を設けるステップと、 前記ベクトルn’を実行するための指令に、前記シーケ
    ンスRAMにおける前記たな項目をポイントするための
    位置の指示を設定するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項9に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルn’がN個のベクトルを実行す
    るための前記指令における最後の目標ベクトルである場
    合に応答して、前記指令を、(N−1)個のベクトルを
    実行するためのリーディング指令と、単一のベクトルを
    実行するためのトレーリング指令とに分割するステップ
    と、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の位置を示す
    指示を有する新たな項目を設けるステップと、 前記ベクトルn’を実行するための指令に、前記シーケ
    ンスRAMにおける前記新たな項目をポイントするため
    の位置の指示を設定するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項9に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】デジタル・テスト・ベクトルを記憶する
    ランダム・アクセス・メモリを有する自動回路テスト・
    システムにおいて、前記テスト・ベクトルの各々は複数
    の文字から構成され、前記ランダム・アクセス・メモリ
    は前記デジタル・テスト・ベクトルの位置を示す指示を
    有し、前記テスト・ベクトルはソース・コードからコン
    パイルされたオブジェクト・コードで表され、前記テス
    ト・ベクトルは圧縮フォーマットを有し、該圧縮フォー
    マットは間接的圧縮およ保持/トグル圧縮を有し、前記
    ソース・コードを再コンパイルすることなく、ユーザ入
    力に応答して前記ランダム・アクセス・メモリ内の前記
    テスト・ベクトルn(nはベクトルの実行シーケンス番
    号)を修正する方法であって、 前記RAM内に第1の新たな位置を割り当てるステップ
    と、 前記第1の新たな位置に、ベクトルnのコピーを記憶す
    るステップと、 RAM内にベクトルnの前記コピーの位置を示す新たな
    指示を作成するステップと、 ベクトルnの前記コピーを修正するステップと、 ベクトル(n+1)が少なくとも1つの非2進桁を有す
    る場合に応答して、第2の新たな位置にベクトル(n+
    1)のコピーを記憶するステップと、 ベクトルnの前記コピー内の、状態が修正された各文字
    に、各文字ベースで対応する、ベクトル(n+1)の前
    記コピー内各文字の状態を反転させるステップと、 RAM内に、ベクトル(n+1)の前記コピーの位置を
    示す新たな指示を作成するステップと、 を備えて成る方法。
  14. 【請求項14】一組のデジタル・テスト・ベクトルを記
    憶するベクトル・ランダム・アクセス・メモリ(ベクト
    ルRAM)、テスト指令を記憶するプログラムRAM、
    および前記ベクトルのアドレスを記憶するシーケンスR
    AMを有する自動回路テスト・システムにおいて、前記
    回路テスト・システムは単一のベクトルを実行するため
    の指令と、N個のベクトルを実行するための指令とから
    成る、一組の指令を前記プログラムRAM内に有し、前
    記指令の各々は前記テスト・ベクトルの目標の1つのア
    ドレスを有する項目の位置を示す指示を前記シーケンス
    RAM内に有し、前記テスト・システムは複数のチャネ
    ルを有し、各チャネルはテストを受ける回路に対し信号
    を送受信することができ、前記テスト・ベクトルの各々
    は複数の文字を有し、前記ベクトル内の各文字は前記テ
    スト・システムにおける前記チャネルの特定の1つに対
    応し、前記ベクトルはソース・コードからコンパイルさ
    れたオブジェクト・コードで表され、前記テスト・ベク
    トルは圧縮フォーマットを有し、該圧縮フォーマットは
    間接的圧縮および保持/トグル圧縮を有し、前記ソース
    ・コードを再コンパイルすることなく、ユーザ入力に応
    答して、前記ランダム・アクセス・メモリ内のデジタル
    ・テスト・ベクトルn(nはベクトルのシーケンス番
    号)を修正する方法であって、 前記ベクトルRAM内にベクトルnのコピーを記憶する
    ことによって、新たなベクトルn’を作成するステップ
    と、 ベクトルn’を修正するステップと、 ベクトル(n+1)が少なくとも1つの非2進桁を含む
    場合に応答して、第2の新たなベクトル位置にベクトル
    (n+1)のコピーを記憶することによって新たなベク
    トル(n+1)’を作成するステップと、 ベクトルn’内の、状態が修正された各文字に、各文字
    ベースで対応する、ベクトル(n+1)’内の各文字の
    状態を反転させるステップと、 ベクトルn’に対応する位置を示す指示を有する第1の
    新たな項目を作成し、ベクトル(n+1)’に対応する
    位置を示す指示を有する第2の新たな項目を作成するこ
    とにより、および、前記プログラムRAM内に、前記シ
    ーケンスRAMにおける前記新たな項目の異なる1つに
    対応する位置の指示を有するそれぞれ新たな2つの指令
    を作成することによって、前記シーケンスRAM内に新
    たな項目を作成するステップと、 を備えて成る方法。
  15. 【請求項15】前記プログラムRAMおよび前記シーケ
    ンスRAM内に新たな項目を作成する前記ステップが、 (1) ベクトルnを目標として有する指令を前記プログラ
    ムRAM内に配置するステップと、 (2) ベクトルnを目標として有する前記指令がN個のベ
    クトルを実行するための指令である場合に応答して、前
    記指令を、少なくと2つの指令に分割するステップであ
    って、前記指令の少なくとも1つは単一のベクトルを実
    行するための指令である、ステップと、 (3) ベクトル(n+1)’が作成された場合に応答し
    て、nの代わりに(n+1)を用い、前記ステップ(1)
    および(2)を繰り返すステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項14に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】前記プログラムRAM内に新たな指令を
    作成する前記ステップが、 ベクトルnを目標として有する前記指令が単一のベクト
    ルを実行するための指令である場合に応答して、前記指
    令における位置の指示を修正して前記シーケンスRAM
    における前記新たな項目の位置を指示するステップ、 を備えて成ることを特徴とする、請求項14に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルn’がN個のベクトルを実行す
    るための前記指令における最初の目標ベクトルである場
    合に応答して、前記指令を、単一のベクトルを実行する
    ための指令と、(N−1)個のベクトルを実行するため
    の指令とに分割するステップと、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の位置を示す
    指示を有する新たな項目を作成するステップと、 前記ベクトルn’を実行する前記指令に、前記シーケン
    スRAMにおける前記新たな項目をポイントするための
    位置の指示を設定するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項15に記
    の方法。
  18. 【請求項18】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルn’がN個のベクトルを実行す
    るための前記指令における最初の目標ベクトルでも最後
    の目標ベクトルでもない場合に応答して、前記指令を、
    N’個のベクトルを実行するためのリーディング指令
    と、単一のベクトルを実行するための新たな指令と、
    N’’個のベクトルを実行するためのトレーリング指令
    とに分割するステップ(N’は前記目標ベクトルnに先
    行するN個のベクトルを実行するための指令における前
    記目標ベクトルの数、N’’は前記目標ベクトルnに後
    続する前記目標ベクトルの数)と、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の位置を示す
    指示を有する項目を作成するステップと、 前記ベクトルn’を実行するための前記指令に、前記シ
    ーケンスRAMにおける前記新たな項目をポイントする
    ための位置の指示を設定するステップと、 をさら備えて成ることを特徴とする、請求項13に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】指令を分割する前記ステップが、 前記修正されたベクトルn’がN個のベクトルを実行す
    るための前記指令における最後の目標ベクトルである場
    合に応答して、前記指令を、(N−1)個のベクトルを
    実行するためのリーディング指令と、単一のベクトルを
    実行するためのトレーリング指令とに分割するステップ
    と、 前記シーケンスRAM内に、ベクトルn’の位置を示す
    指示を有する新たな項目を作成するステップと、 前記ベクトルn’を実行するための前記指令に、前記シ
    ーケンスRAMにおける前記新たな項目をポイントする
    ための位置の指示を設定するステップと、 をさらに備えて成ることを特徴とする、請求項13に記
    載の方法。
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