JP3077627B2 - デバッグ方法およびデバッグプログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

デバッグ方法およびデバッグプログラムを記録する記録媒体

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JP3077627B2 JP09112092A JP11209297A JP3077627B2 JP 3077627 B2 JP3077627 B2 JP 3077627B2 JP 09112092 A JP09112092 A JP 09112092A JP 11209297 A JP11209297 A JP 11209297A JP 3077627 B2 JP3077627 B2 JP 3077627B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータのプロ
グラム開発等で使用されるデバッグ方法およびデバッグ
プログラムを記録する記録媒体に関し、特に少ないメモ
リ容量でもデバッグ作業を実施することができるデバッ
グ方法およびデバッグプログラムを記録する記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等におけ
るプログラム開発においては、C言語等の高級言語やア
センブラ言語等によって作成されたソ−スプログラムを
コンパイルおよびリンクして実行プログラムを作成して
いる。ところで、このようにして作成されたソースプロ
グラムは最初から完全に動作することは稀である。すな
わち、ソースプログラム中に含まれる記載ミス等(以
下、バグという)によってコンパイル時やプログラムの
実行時にエラーが発生することがある。そこで、従来よ
りプログラム開発においては、デバッガと呼ばれるツー
ルを用いてバグを取り除く作業(以下、デバッグとい
う)が行われている。
【0003】まず、従来のコンピュータについて説明す
る。図6は従来のコンピュータの構成を示すブロック図
である。図6において、コンピュータ1は中央処理装置
であるCPU3と、主記憶であるメモリ4と、ハードデ
ィスクドライブであるHDD5と、CD−ROMドライ
ブ6等を備えている。さらに、コンピュータ1はディス
プレイ装置であるCRT2、入力装置であるキーボード
7およびマウス8等がIOバスを介して接続されてい
る。通常、デバッグを行うためのプログラム(以下、デ
バッガという)はHDD5やCD−ROMドライブ6に
装着されたCD−ROMに記憶保持されており、必要に
応じてメモリ4に読み出されて実行される。
【0004】次に、ソースプログラムのコンパイルから
デバッグまでの一連の手順について図面を参照して説明
する。図7は使用者によって作成されたソースプログラ
ムをコンパイルしてからデバッグを行うまでの一連の手
順を示す説明図である。
【0005】図7に示すように、この例ではアセンブラ
言語で記述された4個のソースファイル(.ASM)に
対してそれぞれ共通のファイル(.INC)がインクル
ードされている。そして、各ソースファイルはコンパイ
ラによってコンパイルされ、それぞれ機械語から成る4
個のオブジェクトモジュール(OM)に変換される。そ
の後、各オブジェクトモジュールはリンカによってリン
クされ、デバッグ情報およびロードモジュール(LM)
が作成される。
【0006】次に、デバッグ作業について詳細に説明す
る。デバッグ作業は、図7に記載されているデバッグ情
報およびロードモジュールと、デバッグ作業を実施する
ためのツールであるデバッガとを用いて行われる。ま
ず、アセンブラ言語で記述されたソ−スプログラムの具
体例(ファイル名はtest.asmとする)を示す。
なお、左端に記載されている数字は行番号を示し、これ
ら行番号の右側にソースプログラムが記載されている。
【0007】 1 $PC(054) 2 ; 3 ;comment 4 ; 5 name imai 6 public start 7 $include ’a.inc’ 8 vect cseg at 0 9 dw start 10 11 mac01 macro 12 local l_lab 13 mov a,#TEN 14 l_lab: 15 dec a 16 bnz $l_lab 17 endm 18 19 mac02 macro 20 local loop 21 22 mov a,#TEN 23 loop: 24 dec a 25 bnz $loop 26 endm 27 28 text cseg 29 start: 30 nop 31 mac01 32 nop 33 mac02 34 nop 35 call !func 36 nop 37 $include ’b.inc’ 38 $include ’g.inc’ 39 $include ’c.inc’ 40 nop 41 work: 42 nop 43 func: 44 nop 45 ret 46 end
【0008】ソースプログラムtest.asm中には
「mov」,「dec」,「ret」等のアセンブラ言
語による命令の他に、複数のシンボルが記載されてい
る。
【0009】ここで、「start」の属性はパブリッ
ク(以下、パブリックシンボルという)である。したが
って、図7に示した複数のソースファイル(.ASM)
間において共通に使用されるシンボルである。また、
「vect,text」はセグメントシンボル、「ma
c01,mac02」はマクロシンボルを表し、それぞ
れ、ソースファイル「test.asm」内のみで有効
な属性がローカルのシンボル(以下、ローカルシンボル
という)である。同様に、「l_lab,loop,w
ork,func」もローカルシンボルである。
【0010】ところで、test.asmには、4つの
ファイル(a.inc、b.inc、g.inc、c.
inc)がインクルードされている。これらのインクル
ードファイルは、図7に示したようにtest.asm
だけでなく複数のソースファイル(.ASM)によって
共有される。例えば、a.incの具体例は以下のよう
になる。
【0011】 1 TEN EQU 10 2 FIVE EQU 5 ・ ・ 以下、省略 ・
【0012】ここで、「TEN」は値が「10」である
EQUシンボルであり、その属性はローカルである。し
たがって、このEQUシンボル「TEN」はtest.
asm内においてのみ通用するシンボルである。同様
に、「FIVE」は値が「5」であるEQUシンボルで
ある。すなわち、インクルードファイルによってインク
ルードされたEQUシンボルは、インクルード先の各ソ
ースファイルにおいてローカルシンボルとして扱われ
る。
【0013】さて、このように記載されたソースプログ
ラムは、デバッグ時には所定の形式のデータ構造に変換
されてからデバッグが行われる。図8はデバッグ時に作
成される従来のデータ構造を示すブロック図である。図
8において、デバッグ情報中のシンボルプログラムリス
トからプログラム情報インデックス10が作成される。
このプログラム情報インデックス10はプログラム情報
11,12等が格納されているアドレスを指すポインタ
の集合である。
【0014】プログラム情報11は、図6のメモリ4か
らデバッガにダウンロードされたロードモジュールに関
する情報の集合である。すなわち、外部関数情報インデ
ックス13,外部シンボル情報インデックス18,シン
ボル/アドレス対応情報インデックス20を指すポイン
タを備えている。
【0015】外部関数情報インデックス13は、関数情
報14を指すポインタの集合である。関数情報14は、
引数情報テーブル15とローカル変数情報インデックス
16を指すポインタの集合である。なお、ローカル変数
情報インデックス16は、ローカル変数に関するシンボ
ル情報であるローカル変数情報17を指すポインタによ
って構成されている。
【0016】外部シンボル情報インデックス18は、外
部シンボル情報19を指すポインタの集合である。シン
ボル/アドレス対応情報インデックス20は、シンボル
/アドレス対応情報21を指すポインタの集合である。
シンボル/アドレス対応情報21はシンボルの名称とア
ドレスに関する情報とを備えている。
【0017】また、プログラム情報12は、プログラム
情報11と同様の構成をしている。ただし、図8におけ
るプログラム情報12は、さらにファイル情報インデッ
クス23を備えている。ファイル情報インデックス23
はソースファイルに関する情報であるファイル情報24
を指すポインタの集合である。
【0018】ファイル情報24は、静的関数情報インデ
ックス26、静的シンボル情報インデックス30、マク
ロ情報インデックス32、セグメント情報インデックス
34、インクルード情報インデックス36を指すポイン
タの集合によって構成されている。静的関数情報インデ
ックス26は、静的関数情報27を指すポインタによっ
て構成され、この静的関数情報27は引数情報テーブル
28とローカル変数情報テーブル29とを指している。
【0019】また、静的シンボル情報インデックス3
0、マクロ情報インデックス32、セグメント情報イン
デックス34、インクルード情報インデックス36は、
それぞれ静的シンボル情報31、マクロ情報33、セグ
メント情報35、インクルード情報37を指すポインタ
によって構成されている。さらに、ファイル情報24
は、ソースプログラムの行情報である補助行情報25を
指している。なお、シンボルロード時には図の斜線で覆
われた領域が形成され、シンボルアクセス時には図の斜
線で覆われていない部分が形成される。
【0020】次に、従来のデバッグの具体的な手順につ
いて説明する。図9は従来のデバッグの手順を示す説明
図である。なお、デバッグにおいてはシンボル/アドレ
ス対応情報インデックス20およびシンボル/アドレス
対応情報21が使用される。
【0021】まず、デバッグの開始とともにメモリ4内
に所定の大きさの作業領域が確保され、シンボルをロー
ドする毎にシンボル/アドレス対応情報インデックス2
0およびシンボル/アドレス対応情報21が形成され
る。図9においては既にローカルシンボルL1,L2、
パブリックシンボルP1,P2等が作業領域に記憶保持
されている。そして、いま新たにローカルシンボルL2
が読み出されたものとする。
【0022】するとこの読み出されたシンボルL2は、
シンボルP3の次のアドレスに記憶保持される。したが
って、作業領域の2番目のアドレスと7番目のアドレス
とにはシンボルL2が重複して記憶保持されることにな
る。
【0023】その後、全てのシンボルが読み出されると
作業領域に一時的に記憶保持されている全てのシンボル
はファイル毎に最終形に分散される。すなわち、例えば
A.ASMのローカルシンボルはL1,L2,L5、
B.ASMのローカルシンボルはL3,L2,L6、
C.ASMのローカルシンボルはL4,L2,L7、パ
ブリックシンボルはP1,P2,P3というように分散
される。ところが、上述のとおり、A.ASM,B.A
SM,C.ASMにはそれぞれローカルシンボルL2が
重複して記憶保持されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は言
語系の出力したシンボル(例えば、EQUシンボル等)
を逐次全て読み込んでいたため、同名同値のシンボルを
重複して読み込むことがあり、デバッグ作業に多くのメ
モリを要していた。そのため、パーソナルコンピュータ
等のようにメモリの容量に制限がある環境下では、作業
領域として確保できる大きさが限られているため全ての
シンボルをメモリに読み込むことができず、大規模なプ
ログラム開発が困難であるという問題点があった。本発
明は、このような課題を解決するためのものであり、少
ないメモリ容量で大規模なデバッグ作業を実施すること
ができるデバッグ方法およびデバッグプログラムを記録
する記録媒体を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るデバッグ方法およびデバッグプ
ログラム記録する記録媒体は、デバッグ情報からローカ
ルシンボル情報を読み込む毎に、このローカルシンボル
情報が所定のハッシュテーブルに登録されているか否か
を判定し、ハッシュテーブルに登録されていないとき
は、このローカルシンボル情報をハッシュテーブルおよ
び所定の作業領域に新たに登録し、ハッシュテーブルに
登録されているときは、このローカルシンボル情報をハ
ッシュテーブルに登録する代わりに、以前に作業領域に
登録された同一シンボルの属性をパブリックに変換し、
全てのシンボルを読み込んだ後、最終形にシンボルに関
する情報を分散することによりローカルシンボル情報が
メモリに重複して記憶保持されることがないようにする
ものである。このように構成することにより本発明は、
同一シンボルを重複して読み込むこと無く、少ないメモ
リ容量でデバッグを実施することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図を用いて説明する。なお、本発明におけるコ
ンピュータ等の構成は、図6と同じ構成をしており、デ
バッガ等のプログラムはHDD5またはCD−ROMド
ライブ6に装着されているCD−ROMに記憶保持され
ている。したがって、本発明に係るデバッグプログラム
はCD−ROM等の記録媒体に記録した状態で提供する
ことができる。そして、このCD−ROMをCD−RO
Mドライブ6に装着することにより、デバッグプログラ
ムは必要に応じてメモリ4に読み込まれ実行される。
【0027】図1はデバッグ時に作成されるデータ構造
を示すブロック図である。図1において、図8と同一符
号の部品は同一または同等の部品を示す。また、ハッシ
ュテーブル22は、読み出したシンボルをシンボル/ア
ドレス対応情報インデックス20に登録する前に、ハッ
シュ法によって登録するためのテーブルである。
【0028】本発明に係るデバッグの手順について説明
する。図2はデバッグの一連の手順を示すフローチャー
トである。ステップ101において、CPU3はデバイ
ス依存情報を読み込む。すなわち、ターゲットCPUの
依存情報を蓄えたデバイスファイルをHDD5からメモ
リ4に読み込む。このデバイスファイルは、1個のCP
Uにつき1ファイルずつ存在する。ただし、途中でエラ
ーが発生すると処理を終了する。
【0029】ステップ102において、操作者はキーボ
ード7またはマウス8を使ってデバッグ条件を入力す
る。すなわち、CRT2の画面上にダイアログボックス
が表示され、操作者によってデバッグするターゲットC
PUや電圧等の設定が入力される。
【0030】ステップ103において、CPU3はハー
ドウェアの初期化を実施する。すなわち、インサーキッ
トエミュレータ(以下、ICEという)(図示せず)と
通信するための設定を行う。ターゲットCPUの情報や
モニタプログラムをHDD5からICEにダウンロード
する。ただし、途中でエラーが発生すると処理を終了す
る。
【0031】ステップ104において、CPU3はデバ
ッガ本体の初期化を実施する。すなわち、デバッガのG
UI部以下のモジュールを全て起動し、デバッガのウィ
ンドウやメニューをCRT2の画面に表示する。ただ
し、途中でエラーが発生すると処理を終了する。ステッ
プ105において、CPU3はメッセージ受信ループを
実施する。すなわち、操作者がキーボード7またはマウ
ス8を使って終了メニューを選択するとステップは10
6へ移行する。また、LMロードメニューが選択される
とステップは107へ移行する。ただし、途中でエラー
が発生すると処理を終了する。
【0032】ステップ106において、CPU3は操作
者によって終了メニューが選択されたため終了処理を実
施する。ステップ107において、CPU3は操作者に
よってLMロード処理が選択されたためLMロード処理
を実施する。なおLMロード処理の詳細は後述する。
【0033】次に、LMロード処理について詳細に説明
する。図3はLMロード処理の手順を示すフローチャー
トである。ステップ201において、CPU3はHDD
5からデバッグ対象であるロードモジュールのコードお
よびデータを、メモリ4にダウンロードする。ステップ
202において、CPU3はデバッグ情報からデバッグ
用のシンボルプログラムリストをデバッガに読み込む。
【0034】次に、シンボルのロード手順について詳細
に説明する。図4はシンボルのロード手順を示すフロー
チャートである。ステップ301において、CPU3は
デバッグ情報からシンボルを全て読み込んだか否かを判
定する。全て読み込んでいればステップ308へ移行
し、全て読み込んでいなければステップ302へ移行す
る。ステップ302において、CPU3はシンボル情報
をシンボルアドレス/対応情報21の所定のアドレスに
読み込み、シンボル/アドレス対応情報インデックス2
0にはそのアドレスを格納する。
【0035】ステップ303において、CPU3は読み
込んだシンボルがEQUシンボルか否かを判定する。E
QUシンボルであればステップ304へ移行し、EQU
シンボルでなければステップ301へ移行する。ステッ
プ304において、CPU3は読み込んだEQUシンボ
ルが既にハッシュテーブル22に登録されているか否か
を検索する。ハッシュテーブルに登録されていればステ
ップ306へ移行し、登録されていなければステップ3
05へ移行する。
【0036】ステップ305において、CPU3はEQ
Uシンボルをハッシュテーブル22に登録して、ステッ
プ301へ移行する。ステップ306において、CPU
3はハッシュテーブル22に同名同値のシンボルがある
か否かを判定する。同名同値のシンボルがあればステッ
プは301へ移行し、なければ307へ移行する。
【0037】ステップ307において、CPU3は既に
登録されている同名同値のシンボルの属性をパブリック
に変更する。ステップ308において、CPU2は作業
領域から最終形にシンボルに関する情報を分散する。
【0038】図5はデバッグ手順を示す説明図である。
なお、図9の場合と同様にデバッグにおいては、シンボ
ル/アドレス対応情報インデックス20およびシンボル
/アドレス対応情報21とが使用される。さらに、本発
明においては、ハッシュテーブル22も使用される。
【0039】デバッグの開始とともにメモリ4内に所定
の大きさの作業領域が確保され、シンボルをロードする
毎にシンボル/アドレス対応情報インデックス20およ
びシンボル/アドレス対応情報21が形成される。さら
に、本発明においてはハッシュテーブル22(図5には
図示せず)も作成され、読み出されたシンボルはまずこ
のハッシュテーブルに登録されているか否かの判定が行
われる。
【0040】さて、図5に示すとおり、作業領域には既
にローカルシンボルL1,L2、パブリックシンボルP
1,P2等が記憶保持されている。いま、新たにローカ
ルシンボルL2が読み出されたものとする。
【0041】するとこの読み出されたローカルシンボル
L2は、ハッシュテーブル22を検索することによって
既に2番目のアドレスに登録されていることがわかって
いる。そのため、新たに追加登録は行わず、既に登録さ
れている2番目のローカルシンボルL2の属性をパブリ
ックに変更する。すなわち、ローカルシンボルL2をパ
ブリックシンボルP4とする。
【0042】その後、全てのシンボルが読み出される
と、作業領域に一時的に記憶保持されている全てのシン
ボルを、ファイル毎に最終形に分散する。すなわち、例
えばA.ASMのローカルシンボルはL1,L5、B.
ASMのローカルシンボルはL3,L6、C.ASMの
ローカルシンボルはL4,L7、パブリックシンボルは
P1,P2,P3,P4というように分散される。以上
の結果、同一のローカルシンボルが、重複して記憶保持
されることはない。
【0043】
【発明の効果】このように本発明は、複数のソースファ
イル間で用いられた共通シンボルを重複して記憶するこ
とがないため、少容量の主記憶しかなくても大規模なデ
バッグを実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一つの実施の形態を示すブロック図
である。
【図2】 本発明に係るデバッグの手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】 本発明に係るデバッグの手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 本発明に係るデバッグの手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】 本発明に係るデバッグの手順を示す説明図で
ある。
【図6】 コンピュータの構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 コンパイルからデバッグまでの手順を示す説
明図である。
【図8】 従来例を示すブロック図である。
【図9】 従来例に係るデバッグの手順を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10,12…プログラム情報インデックス、11…プロ
グラム情報、13…外部関数情報インデックス、14…
外部関数情報、15…引数情報テーブル、16…ローカ
ル変数情報インデックス、17…ローカル変数情報イン
デックス、18…外部シンボル情報インデックス、19
…外部シンボル情報、20…シンボル/アドレス対応情
報インデックス、21…シンボルアドレス対応情報、2
2…ハッシュテーブル、23…ファイル情報、24…フ
ァイル情報、25…補助行情報、26…静的関数情報イ
ンデックス、27…静的関数情報、28…引数情報テー
ブル、29…ローカル変数情報テーブル、30…静的シ
ンボル情報インデックス、31…静的シンボル情報、3
2…マクロ情報インデックス、33…マクロ情報、34
…セグメント情報インデックス、35…セグメント情
報、36…インクルード情報インデックス、37…イン
クルード情報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/28 - 11/36 G06F 9/45

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のソ−スファイルを所定の言語系に
    よってそれぞれオブジェクトモジュールに変換し、これ
    らのオブジェクトモジュールをリンクすることによって
    得られたデバッグ情報およびロードモジュールを用いて
    デバッグ作業を実施するデバッグ方法において、前記デバッグ情報からローカルシンボル情報を読み込む
    毎に、このローカルシンボル情報が所定のハッシュテー
    ブルに登録されているか否かを判定し、 前記ハッシュテーブルに登録されていないときは、この
    ローカルシンボル情報を前記ハッシュテーブルおよび所
    定の作業領域に新たに登録し、 前記ハッシュテーブルに登録されているときは、このロ
    ーカルシンボル情報を前記ハッシュテーブルに登録する
    代わりに、以前に前記作業領域に登録された同一シンボ
    ルの属性をパブリックに変換し、全てのシンボルを読み
    込んだ後、最終形にシンボルに関する情報を分散するこ
    とによりローカルシンボル情報がメモリに重複して記憶
    保持されることがないように することを特徴とするデバ
    ッグ方法。
  2. 【請求項2】 複数のソ−スファイルを所定の言語系に
    よってそれぞれオブジェクトモジュールに変換し、これ
    らのオブジェクトモジュールをリンクすることによって
    得られたデバッグ情報およびロードモジュールを用いて
    デバッグ作業を実施するデバッグプログラムを記録する
    記録媒体において、 前記デバッグ情報からローカルシンボル情報を読み込む
    毎に、このローカルシンボル情報が所定のハッシュテー
    ブルに登録されているか否かを判定し、 前記ハッシュテーブルに登録されていないときは、この
    ローカルシンボル情報を前記ハッシュテーブルおよび所
    定の作業領域に新たに登録し、 前記ハッシュテーブルに登録されているときは、このロ
    ーカルシンボル情報を前記ハッシュテーブルに登録する
    代わりに、以前に前記作業領域に登録された同一シンボ
    ルの属性をパブリックに変換し、全てのシンボルを読み
    込んだ後、最終形にシンボルに関する情報を分散するこ
    とによりローカルシンボル情報がメモリに重複して記憶
    保持されることがないようにすることを特徴とするデバ
    ッグプログラムを記録する記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20210192085A1 (en) * 2019-12-23 2021-06-24 Neel Piyush Shah Technology For Controlling Access To Processor Debug Features

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ACOSソフトウェア ACOS−4/MVP XE デバッグサポートプログラム説明書 日本電気株式会社

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