JP3173457U - 包理カセット収納ケースの係止具及び包理カセット収納ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】包理カセット収納ケースの包理カセットを収納する引き出し部の開閉を制御して引き出し部を閉鎖状態として引き出しを防止するため引き出し部を固定する固定具を提供する。
【解決手段】包理カセット収納ケースの引き出し部11に設けた係止具2は、その一端に係止片部20と係止具を移動するための把持部21とを有するものであって、係止具を移動することにより係止片部が収納ケースの枠体10方向に突出し、枠体に係止して引き出し部の引き出しを制御する。
【選択図】図2

Description

本考案は、包理カセット収納ケースの引き出し部の係止具に関し、より具体的には包理カセット収納ケースの包理カセットを収納する引き出し部の係止具であって、引き出し部の引き出しを固定して、引き出しを制御することのできる包理カセット収納ケースの係止具及び包理カセット収納ケースに関する。
包理カセットは生体組織等の検体を保存するための検体を封入したパラフィンブロックを収納、固定し保存等するためのカセットであり、このカセットは、検査等のために多数保存することが必要であってこのための包理カセットを収納しておくためのケース自体は通常引き出しを有する一般的なケースが用いられている。
例えば特開2001−296220号に示す構成や特開2007−292580号に示す構成のカセットが用いられているものである。
この場合、特に検査等の必要に応じて顕微鏡標本等の作成のため、このパラフィンブロックをスライス等して使用するものであって、必要に応じて取り出しやすくかつ保存しやすいケースが用いられている。
従って、包理カセットを簡単に収納すると共に多数収納でき、更には収納状態がひと目解るように引き出し部を収納ケースに有してこの引き出し部の収納部に包理カセットを収納して保管するものである。
特開2001−296220号 特開2007−292580号
以上の様に、包理カセット収納ケースには引き出し部を有しており、この引き出し部に関しては包理カセットの収納取り出しの便宜を優先し、引き出しに鍵等は設置していないものである。
即ち、引き出し部は引くことによって簡単に引き出せて、包理カセットを収納し又は取り出すことができるものであることから通常この引き出し部には鍵を有してはいない。
即ち鍵を用いた場合には鍵に合致するキーを必要とするものであって、この取扱が極めて面倒であり、更にはこの保管等が必要であって極めて煩雑となる。
そこで一般にはこの引き出しには鍵を付けることはない。
反面、簡単に引き出せることから、例えば地震等があった場合に引き出し部が勝手に開いてしまい、収納している包理カセットが外に飛び出してしまう恐れがある。
現に大震災等に際して、収納ケースの引き出し部が揺れによって簡単に引き出されて収納している包理カセットが周囲に飛び出してしまうケースが現実に発生している。
このような場合に包理カセットの破損やパラフィンブロックの破損等が生じかねず、試料の破損などの恐れもある。
更には撒き散らされた包理カセットを再度整理し直すことも極めて大変であり極力この様な事を避ける必要がある。
この場合、例えばキーを用いる鍵を設置する方法もあるが収納ケース自体が多数使用されるものであって、それぞれに鍵を設置すると、ケース毎のキーが必要となるものであり、これらの保管などは極めて煩雑であり、実用性のないものといわざるを得ないものである。
即ち鍵で引き出しの閉鎖状態を行い、この鍵の閉鎖を解除するためのキーを用いることにより、この鍵を解除して閉鎖状態を時、引き出しを開くことのできる構成をとる場合には、閉鎖のための各鍵に対応して閉鎖状態のキーが各々必要となる。
更には鍵等を設ける費用も多大となりかねない。
そこで、簡単に使用できる引き出し部の係止具が望まれると共に、該係止具は極めて安価で簡単であるものが望まれるものである。
以上のように係る課題を見事に解決するため、請求項1に係る考案は、包理カセットを収納するための引き出し部を有する包理カセット収納ケースの引き出し部に設けた係止具であって、該係止具によって該ケースから引き出し部の引き出しを制御するものであり、該係止具はその一端に係止片部と該係止具を移動するための把持部とを有するものであって、該係止具を移動することにより係止片部が収納ケースの枠体方向に突出し、枠体に係止して引き出し部の引き出しを制御する包理カセット収納ケースの係止具によって解決できる。
或いは請求項2に係る考案のように、包理カセットを収納するための引き出し部を有する包理カセット収納ケースであって、該ケースからの引き出し部の引き出しを制御する係止具を有し、該係止具は引き出し部に設けられ、その一端に係止片部と該係止具を移動するための把持部とを有するものであって、該係止具を移動することにより係止片部が収納ケースの枠体方向に突出して枠体に係止し、引き出し部の引き出しを制御する包理カセット収納ケースによっても解決できる。
更に請求項3に係る考案のように、係止具の移動の移動方向を導く導通路を形成するための突出辺部を引き出し部に有する包理カセット収納ケースを用いてもよい。
以上のように構成したことから、まず請求項1に係る考案によって、包理カセット収納ケースに包理カセットを収納する引き出し部の引き出しを制御できる係止具を設置できるものとなり、不用意な引き出し部の引き出しにより包理カセットが放り出されてしまうなどのことを防止できるものである。
特に不測の災害など例えば地震などに際しても引き出し部をきっちりと閉じて係止しておくことができる反面、使用時には簡単に係止を解除して引き出し部の引き出しを可能とするものである。
従って引き出し部の開閉の制御をきっちりと行えるものとなる。 特に簡単かつ低廉にて製造できるばかりでなくその操作性も容易であり、かつキー等の保管の必要もまったくない使い勝手のよい係止具の提供が行える。
次に請求項2に係る考案によって、このような引き出し部の引き出しの制御を行える係止具を有する包理カセット収納ケースの提供ができる。
更に請求項3に係る考案によって係止具を任意の方向に移動することのできる導通路を形成するための突出辺部を有しており、係止具を所定の方向に移動することができ、誤作動の防止などが図れるものである。
本考案に係る包理カセット収納ケースの一例を示す図 図1に示す包理カセット収納ケースの引き出し部を引き出した状態の一例を示す図 本考案に係る包理カセット収納ケースの係止具の使用状態の一例を示す図 本考案に係る包理カセット収納ケースの係止具の一例を示す図 本考案に係る包理カセット収納ケースの引き出し部の係止具を係止状態にした一例を示す図 本考案に係る包理カセット収納ケースの引き出し部の係止具を解除状態にした一例を示す図 本考案に係る包理カセット収納ケース内に包理カセットを収納した状態の一例を示す図
図1は、本考案に係る包理カセット収納ケース1の係止具2を用いた収納ケースの一例を示す図であり、ケースの正面には引き出し部11を上下二段有してなるものである。
本図に示すようにケースは、2段の引き出し式になっており、引き出し部は、手を掛かりやすくするための取っ手部を有しているものであって、この取っ手部は引き出し部の正面部の下部に正面部よりも一段奥まった凹み部分を構成してこの部分を取っ手部として用いる構成からなる。
従って、この凹み部に手を入れて更に引き出し部上部正面部を持つことによって引き出し部の引き出し又は引き出し部を押し込んでケース内に収納することができる。
図2は、図1に示す収納ケースの下段に位置する引き出し部11を引き出した状態を示す図である。
本図に示すように引き出し部11にはその内部に収納部を有しており、この収納部に包理カセットCを多数収納できるものである。
引き出し部11の正面部の凹み部には引き出し部11を収納ケース内に収納している状態で係止することのできる係止具2を有する。
この係止具2は引き出し部11の取っ手部に配設されている。
本図に示す係止具2は引き出しの正面に対して左右方向に移動することができるものであり、係止具2下部の把持部21をもって係止具を移動できる。
この把持部21は外部から触れることのできる位置に設置している。
この係止具11には一端に係止片部20を有しており、係止具2の移動により係止片部20が収納ケースの枠体10方向に突出することによって、この係止片部20が枠体10に係止されて引き出し部11の引き出しを制御するものとなる。
従って引き出し部は閉鎖状態で固定され、不用意な引き出し部の引き出しを防止できるものである。
更にこの引き出し部11を引き出す際にはこの係止具2を更に移動させて係止片部20を収納ケース枠体10から引き出し方向に移動させてこの係止片部20を枠体10から外すことによって係止が解除されて引き出し部の引き出しを可能とする。
本図構成は係止具2が引き出し部11方向に収納されて係止片部20が引き出し部11内に収納されている状態の一例を示す。
もとより係止片部20が突出するために引き出し部11の側面には孔111を有している。
又引き出し部11の正面部の裏側であって係止具2上部には係止具を任意方向に移動させるための導通路を形成するための突出辺部113を有する。
この突出辺部113に沿って係止具2が左右方向に移動するものとなる。
図3は引き出し部11に設置している係止具2を移動して係止片部20が引き出し部11の孔111より突出した状態の一例を示す図である。
尚、把持部21に関しても引き出し部11の孔112より外部に突出しているものであり、引き出し部11の外部から手で操作できるように構成されている。
図4は、係止具の一例を示す図である。
係止具2の一端は係止片部20を有しており、若干下部に突出している部分を有している。
これは引き出し部11の孔111よりこの係止片部20が突出させたときにこの孔に引っ掛かるように下部を突出させているものである。
これにより係止片部20が突出している状態で係止片部20を係止させ、このままの状態でこの引っ掛かりにより内部に戻らないように構成しているものであり、不用意に係止が解かれることを防止している。
又この係止具2下部には突出している把持部21を有する。
図5は、引き出し部を上部から視認した状態の一例を示す図であり、係止具2を移動して係止片部20が収納ケース枠体10方向に突出した状態の一例を示す図である。
この係止片部20が収納ケース枠体10に引っ掛かることから引き出し部11の引き出しがこの引っ掛かりにより引き出せない状態にして引き出し部の引き出しの制御を行っているものである。
図6は、図5に対して逆に係止具2を移動して係止片部20が引き出し部11内部に収納している状態の一例を示す図である。
この様に構成することによって、この係止片部20による収納ケース枠体10の引っ掛かりを解除でき、引き出し部の引き出しや引き出し部の収納を行うことができるようになる。
図7は、引き出し部11の内部の収納部分に包理カセットCを収納している状態の一例を示す図である。
従って、一の引き出し部内に多数の包理カセットCを収納できるものであり、これによって簡単かつ整然と包理カセットを整理・保存できるものである。
従ってこの状態で例えば地震等が起きたとしても係止具によって引き出し部を係止して制御することができ、引き出し部の不用意な飛び出しを防げるものであって、包理カセットが外部に放出されてしまう等のことを防止できる。
1 ケース
10 枠体
11 引き出し部
111 孔
112 孔
113 突出辺部
2 係止具
20 係止片部
21 把持部

Claims (3)

  1. 包理カセットを収納するための引き出し部を有する包理カセット収納ケースの引き出し部11に設けた係止具2であって、
    係止具2によって該ケースから引き出し部11の引き出しを制御するものであり、
    係止具2はその一端に係止片部20と該係止具を移動するための把持部21とを有するものであり、
    係止具2を移動することにより係止片部20が収納ケースの枠体10方向に突出し、枠体10に係止して引き出し部11の引き出しを制御するものであることを特徴とする包理カセット収納ケースの係止具。
  2. 包理カセットを収納するための引き出し部11を有する包理カセット収納ケースであって、
    該ケースからの引き出し部11の引き出しを制御する係止具2を有し、
    係止具2は引き出し部11に設けられ、その一端に係止片部20と係止具2を移動するための把持部21とを有するものであって、
    係止具2を移動することにより、係止片部20が収納ケースの枠体10方向に突出して枠体10に係止し、引き出し部11の引き出しを制御することを特徴とする包理カセット収納ケース。
  3. 係止具2の移動の移動方向を導く導通路を形成するための突出辺部113を引き出し部11に有することを特徴とする請求項2記載の包理カセット収納ケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106219015A (zh) * 2016-09-09 2016-12-14 复旦大学附属肿瘤医院 石蜡包埋盒存放容器

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