JP3173418U - 消しゴム - Google Patents

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Abstract


【課題】消しゴムブロック体全体として使用した場合であっても、また、個別の消しゴムブロック体として使用した場合であっても、細かい文字及び大きな図形等を消すことができると共に、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができるブロック状消しゴムを提供する。
【解決手段】消しゴムブロック体は、側面略細長六角形状の基部と、上記基部の幅方向反対側に形成された略正四角錐状の中央部と、上記中央部の両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角柱状の凸部とを備え、上記基部は互いに直角をなす2つの台形状側面部を有し、上記中央部の斜面部と凸部の内側斜面部との間は直角であると共に上記基部の側面部と上記中央部の斜面部との間は直角に形成され、幅寸法は長さ寸法の略半分であって、上記凸部の内側斜面部の高さ寸法は上記基部の上記台形状側面部の幅寸法と略同一に形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、消しゴムに係り、特に、ブロック状に形成された消しゴムに関する。
従来より、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて所定形状のブロック状消しゴムを構成する技術が提案されていた(特許文献1)。
このようなブロック状消しゴムは、単一の突起を有すると共に、上記突起が係合しうる凹部を有する球状の消しゴムブロック体を複数連設することにより、所定形状のブロック状消しゴムを構成することができる。
このような従来のブロック状消しゴムは、使用者である児童等が各ブロック体を組み合わせて消しゴムブロック体を構成することができる、という玩具的要素があり、組み立てる過程及び組み立てたブロック状消しゴムを使用する際に趣向に富む、という特徴がある。
しかしながら、このような従来のブロック状消しゴムにあっては、消しゴムブロック体を複数連設した場合には球が複数連設された形状となり、全体として消しゴムとして使用する場合に非常に使用しにくい、という不具合があった。
また、夫々の消しゴムブロック体を取り外し、個別に消しゴムとして使用する場合にあっては、細かい文字等を消去する場合には上記突起を使用するが、この突起を使用し続けた場合には、突起が摩耗して係合部として使用することができなくなり、消しゴムブロック体を形成することが不可能になる場合がある、という不具合があった。
また、全体としての消しゴムブロック体を形成する場合にも、一の消しゴムブロック体の突起を他の消しゴムブロック体の凹部に係合させるのみでよく、組み立ての際の趣向も大きなものではなかった。
特開2006−264141号
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、消しゴムブロック体全体として使用した場合であっても、また、個別の消しゴムブロック体として使用した場合であっても、細かい文字及び大きな図形等を消すことができると共に、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供することにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて構成するブロック状消しゴムであって、上記消しゴムブロック体は、側面略細長六角形状の基部と、上記基部の幅方向反対側に形成された略正四角錐状の中央部と、上記中央部の両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角柱状の凸部とを備え、 上記基部は互いに直角をなす2つの台形状側面部を有し、上記中央部の斜面部と凸部の内側斜面部との間は直角であると共に上記基部の側面部と上記中央部の斜面部との間は直角に形成され、幅寸法は長さ寸法の略半分であって、上記凸部の内側斜面部の高さ寸法は上記基部の上記台形状側面部の幅寸法と略同一に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記凸部の内側斜面部の高さ寸法は上記基部の台形状側面部の幅寸法と略同一に形成されていることを特徴とする。
従って、一の消しゴムブロック体を他の消しゴムブロック体に接合させた場合には、凸部の先端部は上記基部の上記台形側面部の底片部に配置される。
請求項3記載の考案にあっては、上記凸部の内側斜面部は正三角形に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項3記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体を他の消しゴムブロック体に接合させた場合には、上記凸部は上記基部上において側方三角形状に配置される。
請求項4記載の考案にあっては、上記中央部の底片部は幅方向反対側において隣接する上記基部を構成する台形状側面部の上片部により形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記基部の台形状側面部の上片部は底片部の1/2に形成されていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記中央部の斜面部は45度の角度で形成されていることを特徴とする。
請求項7記載の考案にあっては、上記中央部の頂部は切り欠かれていることを特徴とする。
請求項1〜7記載の考案にあっては、上記のように、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
その結果、本考案にあっては、6個の消しゴムブロック体を互いに組み合わせることにより12の凸部を有し、平面ひし形状の突出部を有するブロック状消しゴムを組み立て形成することができる。
従って、本考案にあっては、消しゴムブロック体全体として使用した場合には、上記凸部を利用して細かい文字を消すことができると共に、大きな文字等を消すこともできる。
また、消しゴムブロック体として使用した場合には、上記凸部を利用することにより細かい文字を消すことができると共に、基部を利用して大きな文字を消すこともできる。
さらに、従来とは異なり、凸部を利用して係合させるようには構成されていないことから、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供することができる。
本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 同様に本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す長さ方向側面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す平面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、2個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、4個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、5個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴムを詳細に説明する。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、図1及び図2に示すように、12個の凸部11を有すると共に平面ひし形状の突出部12を有し、全体略星型に形成されている。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、6個の消しゴムブロック体13により構成されている。
上記各消しゴムブロック体13は、図3〜図7に示すように、側面略細長六角形状の基部14と、上記基部14の幅方向反対側において長さ方向中央に形成された略正四角錐状の中央部15と、上記中央部15の長さ方向両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角柱状の凸部16、16とを備えている。
図4に示すように、上記基部14は互いに直角をなす2つの細長台形状側面部17、17を有し、図3に示すように、上記中央部15の斜面部19と凸部16の内側斜面部18との間は直角であると共に上記基部14の台形状側面部17と上記中央部15の斜面部19との間は直角に形成されている。
図4に示すように、消しゴムブロック体13の幅寸法Lは長さ寸法L1の半分であって、上記凸部16の内側斜面部18の高さ寸法L3は上記基部14の上記台形状側面部17の幅寸法L2と同一に形成されている。
上記凸部16の内側斜面部18は正三角形に形成されている。また、上記中央部15の底片部20は幅方向反対側において隣接する上記基部14を構成する台形状側面部17の上片部21により形成されている。
上記基部14の台形状側面部17の上片部21は底片部22の1/2に形成されている。上記中央部15の斜面部19は45度の角度で形成されている。上記中央部15の頂部は切り欠かれて孔部23が形成されている。
以下、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10の組み立て方について説明する。
図3及び図8に示すように、まず、一の消しゴムブロック体13aの中央部15の内方斜面部19aと凸部16との間の空隙Eへ、他の消しゴムブロック体13bの中央部15の側方斜面部19bと基部14の一方の台形状側面部17とを、互いに直角に交差するように挿入させ、上記内方斜面部19aと上記外方斜面部19bとが当接すると共に上記凸部16の内側斜面部18に基部14の台形状側面部17が当接するように配置する。
次に、図8及び図9に示すように、交差状に配置された消しゴムブロック体13a、13bの、2つの互いに隣接する中央部15、15の、夫々の側方斜面部19b、19bの間の空隙A、Bに、他の消しゴムブロック体13c及び13dを、一の消しゴムブロック体13aに対して交差するように配置する。
次に、図9に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間の空隙Cに、図10に示すように、消しゴムブロック体13bに対して平行に他の消しゴムブロック体13eを同様の要領で配置する。
最後に、図10に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間に形成される空隙D内に、消しゴムブロック体13Dの凸部16d及び消しゴムブロック体13Cの凸部16Cをやや撓ませつつ、最後の6個目の消しゴムブロック体13を挿入配置することにより、図1及び図2に示すブロック状消しゴム10が完成する。
その結果、使用者は各消しゴムブロック体13を使用してブロック状消しゴム10を作成する興趣を楽しむことができる。
このようにして完成したブロック状消しゴム10は、全体として6個の消しゴムブロック体13により構成され、各消しゴムブロック体13の有する2個の凸部16が、全体として12個の突出部12を形成し、その先端には、夫々直角の凸部11が形成されている。
従って、ブロック状消しゴム10全体を使用して微細な文字等を消す場合には、ブロック状消しゴム10を指で把持した状態で上記複数の突部11を使用して消すことができる。
また、図2に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10にあっては、基部14を形成する台形状側面部17、17の底片部22が互いに交差した状態で外方に突出して配置されることから、上記底片部22を使って大きな図形等を消すこともできる。
さらに、上記ブロック状消しゴム10を個別の消しゴムブロック体13に分解した場合には、図3に示す個別の消しゴムブロック体13の各凸部16、16の先端部23、23を使用して微細な文字を消すことができると共に、図4に示す基部14の上記底片部22を使用して大きな図形等を消すこともできる。
なお、本実施の形態にあっては、6個の消しゴムブロック体13を使用して一体のブロック状消しゴム10を形成する場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、構成する消しゴムブロック体13の数は6個以上でもよい。
また、消しゴムブロック体13の具体的形状については本実施の形態に限定されない。
本考案は広くブロック状消しゴムに適用することができる。
10 ブロック状消しゴム
11 凸部
12 突出部
13 消しゴムブロック体
14 基部
15 中央部
16 凸部
17 台形状側面部
18 内側斜面部
19 斜面部
19a 内方斜面部
19b 外方斜面部
20 底片部
21 上片部
22 底片部
23 孔部
L 消しゴムブロック体の幅寸法
L1 消しゴムブロック体の長さ寸法
L2 台形状側面部の幅寸法
L3 内側斜面部の高さ寸法
A 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
B 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
C 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
D 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
E 一の消しゴムブロック体の中央部の内方斜面部と凸部との間の空隙
本考案は、消しゴムに係り、特に、ブロック状に形成された消しゴムに関する。
従来より、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて所定形状のブロック状消しゴムを構成する技術が提案されていた(特許文献1)。
このようなブロック状消しゴムは、単一の突起を有すると共に、上記突起が係合しうる凹部を有する球状の消しゴムブロック体を複数連設することにより、所定形状のブロック状消しゴムを構成することができる。
このような従来のブロック状消しゴムは、使用者である児童等が各ブロック体を組み合わせて消しゴムブロック体を構成することができる、という玩具的要素があり、組み立てる過程及び組み立てたブロック状消しゴムを使用する際に趣向に富む、という特徴がある。
しかしながら、このような従来のブロック状消しゴムにあっては、消しゴムブロック体を複数連設した場合には球が複数連設された形状となり、全体として消しゴムとして使用する場合に非常に使用しにくい、という不具合があった。
また、夫々の消しゴムブロック体を取り外し、個別に消しゴムとして使用する場合にあっては、細かい文字等を消去する場合には上記突起を使用するが、この突起を使用し続けた場合には、突起が摩耗して係合部として使用することができなくなり、消しゴムブロック体を形成することが不可能になる場合がある、という不具合があった。
また、全体としての消しゴムブロック体を形成する場合にも、一の消しゴムブロック体の突起を他の消しゴムブロック体の凹部に係合させるのみでよく、組み立ての際の趣向も大きなものではなかった。
特開2006−264141号
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、消しゴムブロック体全体として使用した場合であっても、また、個別の消しゴムブロック体として使用した場合であっても、細かい文字及び大きな図形等を消すことができると共に、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供する
ことにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて構成するブロック状消しゴムであって、上記消しゴムブロック体は、略細長六角形状の底部を有する基部と、上記基部に形成された略正四角錐状の中央部と、上記中央部の両側に突設された三角錐状の凸部とを備え、上記基部は、互いに直角をなす2つの台形状底面部を有し、上記中央部の斜面部と上記凸部の内側斜面部との間は直角であると共に上記基部の底面部と上記中央部の斜面部との間は直角に形成され、上記基部の幅寸法は上記基部の長さ寸法の半分であって、上記凸部の内側斜面部の長さ寸法は上記基部の上記台形状側面部の幅寸法と同一に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記凸部の内側斜面部は正三角形に形成されていることを特徴とする。従って、請求項3記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体を他の消しゴムブロック体に接合させた場合には、上記凸部は上記基部上において側方三角形状に配置される。
請求項3記載の考案にあっては、上記中央部の底辺部は幅方向反対側において隣接する上記基部を構成する台形状側面部の上辺部により形成されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、上記基部の台形状底面部の上辺部の長さ寸法は底辺部の長さ寸法の1/2に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記中央部の斜面部は、上記凸部の内側斜面部及び上記台形状底面部との間で直角を形成するように設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記中央部の頂部は切り欠かれていることを特徴とする。
請求項1〜6記載の考案にあっては、上記のように、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
その結果、本考案にあっては、6個の消しゴムブロック体を互いに組み合わせることにより12の凸部を有し、平面ひし形状の突出部を有するブロック状消しゴムを組み立て形成することができる。
従って、本考案にあっては、消しゴムブロック体全体として使用した場合には、上記凸部を利用して細かい文字を消すことができると共に、大きな文字等を消すこともできる。
また、消しゴムブロック体として使用した場合には、上記凸部を利用することにより細かい文字を消すことができると共に、基部を利用して大きな文字を消すこともできる。
さらに、従来とは異なり、凸部を利用して係合させるようには構成されていないことから、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供することができる。
本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 同様に本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す長さ方向側面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す平面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、2個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、4個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、5個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴムを詳細に説明する。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、図1及び図2に示すように、12個の凸部11を有すると共に平面ひし形状の突出部12を有し、全体略星型に形成されている。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、6個の消しゴムブロック体13により構成されている。
上記各消しゴムブロック体13は、図3〜図7に示すように、側面略細長六角形状の基部14と、上記基部14の幅方向反対側において長さ方向中央に形成された略正四角錐状の中央部15と、上記中央部15の長さ方向両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角錐状の凸部16、16とを備えている。
図4に示すように、上記基部14は互いに直角をなす2つの細長台形状側面部17、17を有し、図3に示すように、上記中央部15の斜面部19と凸部16の内側斜面部18との間は直角であると共に上記基部14の台形状側面部17と上記中央部15の斜面部19との間は直角に形成されている。
図4に示すように、消しゴムブロック体13の基部14の幅寸法Lは長さ寸法L1の半分であって、上記凸部16の内側斜面部18の長さ寸法L3は上記基部14の上記台形状側面部17の幅寸法L2と同一に形成されている。
上記凸部16の内側斜面部18は正三角形に形成されている。また、上記中央部15の底辺部20は幅方向反対側において隣接する上記基部14を構成する台形状側面部17の上辺部21により形成されている。
上記基部14の台形状側面部17の上辺部21は底辺部22の1/2に形成されている。上記中央部15の斜面部19、19、19、19は上記凸部16、16の内側斜面部18、18及び上記台形状底面部17、17との間で直角を形成するように設けられている。また、上記中央部15の頂部は切り欠かれて孔部23が形成されている。
以下、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10の組み立て方について説明する。
図3及び図8に示すように、まず、一の消しゴムブロック体13aの中央部15の内方斜面部19aと凸部16との間の空隙Eへ、他の消しゴムブロック体13bの中央部15の側方斜面部19bと基部14の一方の台形状側面部17とを、互いに直角に交差するように挿入させ、上記内方斜面部19aと上記外方斜面部19bとが当接すると共に上記凸部16の内側斜面部18に基部14の台形状側面部17が当接するように配置する。
次に、図8及び図9に示すように、交差状に配置された消しゴムブロック体13a、13bの、2つの互いに隣接する中央部15、15の、夫々の側方斜面部19b、19bの間の空隙A、Bに、他の消しゴムブロック体13c及び13dを、一の消しゴムブロック体13aに対して交差するように配置する。
次に、図9に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間の空隙Cに、図10に示すように、消しゴムブロック体13bに対して平行に他の消しゴムブロック体13eを同様の要領で配置する。
最後に、図10に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間に形成される空隙D内に、消しゴムブロック体13Dの凸部16d及び消しゴムブロック体13Cの凸部16Cをやや撓ませつつ、最後の6個目の消しゴムブロック体13を挿入配置することにより、図1及び図2に示すブロック状消しゴム10が完成する。
その結果、使用者は各消しゴムブロック体13を使用してブロック状消しゴム10を作成する興趣を楽しむことができる。
このようにして完成したブロック状消しゴム10は、全体として6個の消しゴムブロック体13により構成され、各消しゴムブロック体13の有する2個の凸部16が、全体として12個の突出部12を形成し、その先端には、夫々直角の凸部11が形成されている。
従って、ブロック状消しゴム10全体を使用して微細な文字等を消す場合には、ブロック状消しゴム10を指で把持した状態で上記複数の突部11を使用して消すことができる。
また、図2に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10にあっては、基部14を形成する台形状側面部17、17の底辺部22が互いに交差した状態で外方に突出して配置されることから、上記底辺部22を使って大きな図形等を消すこともできる。
さらに、上記ブロック状消しゴム10を個別の消しゴムブロック体13に分解した場合には、図3に示す個別の消しゴムブロック体13の各凸部16、16の先端部23、23を使用して微細な文字を消すことができると共に、図4に示す基部14の上記底辺部22を使用して大きな図形等を消すこともできる。
なお、本実施の形態にあっては、6個の消しゴムブロック体13を使用して一体のブロック状消しゴム10を形成する場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、構成する消しゴムブロック体13の数は6個以上でもよい。
また、消しゴムブロック体13の具体的形状については本実施の形態に限定されない。
本考案は広くブロック状消しゴムに適用することができる。
10 ブロック状消しゴム
11 凸部
12 突出部
13 消しゴムブロック体
14 基部
15 中央部
16 凸部
17 台形状底面部
18 内側斜面部
19 斜面部
19a 内方斜面部
19b 外方斜面部
20 底辺部
21 上辺部
22 底辺部
23 孔部
L 基部の幅寸法
L1 基部の長さ寸法
L2 台形状側面部の幅寸法
L3 内側斜面部の高さ寸法
A 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
B 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
C 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
D 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
E 一の消しゴムブロック体の中央部の内方斜面部と凸部との間の空隙
本考案は、消しゴムに係り、特に、ブロック状に形成された消しゴムに関する。
従来より、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて所定形状のブロック状消しゴムを構成する技術が提案されていた(特許文献1)。
このようなブロック状消しゴムは、単一の突起を有すると共に、上記突起が係合しうる凹部を有する球状の消しゴムブロック体を複数連設することにより、所定形状のブロック状消しゴムを構成することができる。
このような従来のブロック状消しゴムは、使用者である児童等が各ブロック体を組み合わせて消しゴムブロック体を構成することができる、という玩具的要素があり、組み立てる過程及び組み立てたブロック状消しゴムを使用する際に趣向に富む、という特徴がある。
しかしながら、このような従来のブロック状消しゴムにあっては、消しゴムブロック体を複数連設した場合には球が複数連設された形状となり、全体として消しゴムとして使用する場合に非常に使用しにくい、という不具合があった。
また、夫々の消しゴムブロック体を取り外し、個別に消しゴムとして使用する場合にあっては、細かい文字等を消去する場合には上記突起を使用するが、この突起を使用し続けた場合には、突起が摩耗して係合部として使用することができなくなり、消しゴムブロック体を形成することが不可能になる場合がある、という不具合があった。
また、全体としての消しゴムブロック体を形成する場合にも、一の消しゴムブロック体の突起を他の消しゴムブロック体の凹部に係合させるのみでよく、組み立ての際の趣向も大きなものではなかった。
特開2006−264141号
本考案はこのような従来からの不具合を解決するためのものであって、その課題は、消しゴムブロック体全体として使用した場合であっても、また、個別の消しゴムブロック体として使用した場合であっても、細かい文字及び大きな図形等を消すことができると共に、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供する
ことにある。
上記課題達成のため、請求項1記載の考案にあっては、複数の消しゴムブロック体を組み合わせて構成するブロック状消しゴムであって、上記消しゴムブロック体は、略細長六角形状の底部を有する基部と、上記基部に形成された略正四角錐状の中央部と、上記中央部の両側に突設された三角錐状の凸部とを備え、上記基部は、互いに直角をなす2つの台形状底面部を有し、上記中央部の斜面部と上記凸部の内側斜面部との間は直角であると共に上記基部の底面部と上記中央部の斜面部との間は直角に形成され、上記基部の幅寸法は上記基部の長さ寸法の半分であって、上記凸部の内側斜面部の長さ寸法は上記基部の上記台形状底面部の幅寸法と同一に形成されていることを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
請求項2記載の考案にあっては、上記凸部の内側斜面部は正三角形に形成されていることを特徴とする。従って、請求項3記載の考案にあっては、一の消しゴムブロック体を他の消しゴムブロック体に接合させた場合には、上記凸部は上記基部上において側方三角形状に配置される。
請求項3記載の考案にあっては、上記中央部の底辺部は上記中央部の背面側において隣接する上記基部を構成する台形状側底面部の上辺部により形成されていることを特徴とする
請求項4記載の考案にあっては、上記基部の台形状底面部の上辺部の長さ寸法は底辺部の長さ寸法の1/2に形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の考案にあっては、上記中央部の斜面部は、上記斜面部と上記凸部の内側斜面部との間で直角を形成すると共に、上記斜面部と上記台形状底面部との間で直角を形成するように設けられていることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、上記中央部の頂部は切り欠かれていることを特徴とする。
請求項1〜6記載の考案にあっては、上記のように、一の消しゴムブロック体の中央部の一方の斜面部と一方の凸部の内側斜面部との間の空隙部に他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置し、また、上記中央部の他方の斜面部と他方の凸部の内側斜面部との間に、さらに他の消しゴムブロック体の中央部及び基部を挿入配置することにより、消しゴムブロック体を連設させていき、ブロック状消しゴムを形成することができる。
その結果、本考案にあっては、6個の消しゴムブロック体を互いに組み合わせることにより12の凸部を有し、平面ひし形状の突出部を有するブロック状消しゴムを組み立て形成することができる。
従って、本考案にあっては、消しゴムブロック体全体として使用した場合には、上記凸部を利用して細かい文字を消すことができると共に、大きな文字等を消すこともできる。
また、消しゴムブロック体として使用した場合には、上記凸部を利用することにより細かい文字を消すことができると共に、基部を利用して大きな文字を消すこともできる。
さらに、従来とは異なり、凸部を利用して係合させるようには構成されていないことから、使用により突起部が摩耗した場合であっても、なお、消しゴムブロック体を構成することができ、長時間に亘り消しゴムブロック体としての使用が可能となり、さらに、ブロック状消しゴムを構成する際に工夫が必要なより趣向に富むブロック状消しゴムを提供することができる。
本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 同様に本考案に係るブロック状消しゴムの一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す長さ方向側面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す背面斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体の一実施の形態を示す平面図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、2個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、4個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。 本考案に係るブロック状消しゴムに使用される消しゴムブロック体を使用してブロック状消しゴムを形成する場合を示し、5個の消しゴムブロック体を接合させた場合を示す斜視図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴムを詳細に説明する。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、図1及び図2に示すように、12個の凸部11を有すると共に平面ひし形状の突出部12を有し、全体略星型に形成されている。
本実施の形態に係るブロック状消しゴム10は、6個の消しゴムブロック体13により構成されている。
上記各消しゴムブロック体13は、図3〜図7に示すように、側面略細長六角形状の基部14と、上記基部14の幅方向反対側において長さ方向中央に形成された略正四角錐状の中央部15と、上記中央部15の長さ方向両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角錐状の凸部16、16とを備えている。
図4に示すように、上記基部14は互いに直角をなす2つの細長台形状底面部17、17を有し、図3に示すように、上記中央部15の斜面部19と凸部16の内側斜面部18との間は直角であると共に上記基部14の台形状底面部17と上記中央部15の斜面部19との間は直角に形成されている。
図4に示すように、消しゴムブロック体13の基部14の幅寸法Lは長さ寸法L1の半分であって、上記凸部16の内側斜面部18の長さ寸法L3は上記基部14の上記台形状底面部17の幅寸法L2と同一に形成されている。
上記凸部16の内側斜面部18は正三角形に形成されている。また、上記中央部15の底辺部20は幅方向反対側において隣接する上記基部14を構成する台形状底面部17の上辺部21により形成されている。
上記基部14の台形状底面部17の上辺部21は底辺部22の1/2に形成されている。上記中央部15の斜面部19、19、19、19は上記凸部16、16の内側斜面部18、18及び上記台形状底面部17、17との間で直角を形成するように設けられている。また、上記中央部15の頂部は切り欠かれて孔部23が形成されている。
以下、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10の組み立て方について説明する。
図3及び図8に示すように、まず、一の消しゴムブロック体13aの中央部15の内方斜面部19aと凸部16との間の空隙Eへ、他の消しゴムブロック体13bの中央部15の側方斜面部19bと基部14の一方の台形状底面部17とを、互いに直角に交差するように挿入させ、上記内方斜面部19aと上記外方斜面部19bとが当接すると共に上記凸部16の内側斜面部18に基部14の台形状底面部17が当接するように配置する。
次に、図8及び図9に示すように、交差状に配置された消しゴムブロック体13a、13bの、2つの互いに隣接する中央部15、15の、夫々の側方斜面部19b、19bの間の空隙A、Bに、他の消しゴムブロック体13c及び13dを、一の消しゴムブロック体13aに対して交差するように配置する。
次に、図9に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間の空隙Cに、図10に示すように、消しゴムブロック体13bに対して平行に他の消しゴムブロック体13eを同様の要領で配置する。
最後に、図10に示す消しゴムブロック体13c及び消しゴムブロック体13dの間に形成される空隙D内に、消しゴムブロック体13Dの凸部16d及び消しゴムブロック体13Cの凸部16Cをやや撓ませつつ、最後の6個目の消しゴムブロック体13を挿入配置することにより、図1及び図2に示すブロック状消しゴム10が完成する。
その結果、使用者は各消しゴムブロック体13を使用してブロック状消しゴム10を作成する興趣を楽しむことができる。
このようにして完成したブロック状消しゴム10は、全体として6個の消しゴムブロック体13により構成され、各消しゴムブロック体13の有する2個の凸部16が、全体として12個の突出部12を形成し、その先端には、夫々直角の凸部11が形成されている。
従って、ブロック状消しゴム10全体を使用して微細な文字等を消す場合には、ブロック状消しゴム10を指で把持した状態で上記複数の突部11を使用して消すことができる。
また、図2に示すように、本実施の形態に係るブロック状消しゴム10にあっては、基部14を形成する台形状底面部17、17の底辺部22が互いに交差した状態で外方に突出して配置されることから、上記底辺部22を使って大きな図形等を消すこともできる。
さらに、上記ブロック状消しゴム10を個別の消しゴムブロック体13に分解した場合には、図3に示す個別の消しゴムブロック体13の各凸部16、16の先端部23、23を使用して微細な文字を消すことができると共に、図4に示す基部14の上記底辺部22を使用して大きな図形等を消すこともできる。
なお、本実施の形態にあっては、6個の消しゴムブロック体13を使用して一体のブロック状消しゴム10を形成する場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、構成する消しゴムブロック体13の数は6個以上でもよい。
また、消しゴムブロック体13の具体的形状については本実施の形態に限定されない。
本考案は広くブロック状消しゴムに適用することができる。
10 ブロック状消しゴム
11 凸部
12 突出部
13 消しゴムブロック体
14 基部
15 中央部
16 凸部
17 台形状底面部
18 内側斜面部
19 斜面部
19a 内方斜面部
19b 外方斜面部
20 底辺部
21 上辺部
22 底辺部
23 孔部
L 基部の幅寸法
L1 基部の長さ寸法
L2 台形状底面部の幅寸法
L3 内側斜面部の長さ寸法
A 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
B 消しゴムブロック体を組み合わせた場合の、互いに隣接する中央部の
夫々の側方斜面部の間の空隙
C 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
D 消しゴムブロック体と消しゴムブロック体の間の空隙
E 一の消しゴムブロック体の中央部の内方斜面部と凸部との間の空隙

Claims (6)

  1. 複数の消しゴムブロック体を組み合わせて構成するブロック状消しゴムであって、
    上記消しゴムブロック体は、側面略細長六角形状の基部と、上記基部の幅方向反対側に形成された略正四角錐状の中央部と、上記中央部の両側に形成され、上記中央部と同一側に突設配置された三角柱状の凸部とを備え、
    上記基部は互いに直角をなす2つの台形状側面部を有し、上記中央部の斜面部と凸部の内側斜面部との間は直角であると共に上記基部の側面部と上記中央部の斜面部との間は直角に形成され、
    幅寸法は長さ寸法の半分であって、上記凸部の内側斜面部の高さ寸法は上記基部の上記台形状側面部の幅寸法と同一に形成されていることを特徴とするブロック状消しゴム。
  2. 上記凸部の内側斜面部は正三角形に形成されていることを特徴とする請求項1記載のブロック状消しゴム。
  3. 上記中央部の底片部は幅方向反対側において隣接する上記基部を構成する台形状側面部の上片部により形成されていることを特徴とする請求項2記載のブロック状消しゴム。
  4. 上記基部の台形状側面部の上片部は底片部の1/2に形成されていることを特徴とする請求項3記載のブロック状消しゴム。
  5. 上記中央部の斜面部は45度の角度で形成されていることを特徴とする請求項4記載のブロック状消しゴム。
  6. 上記中央部の頂部は切り欠かれていることを特徴とする請求項5記載のブロック状消しゴム。
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