JP3173201U - 棺載台車用搬送機 - Google Patents

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株式会社木下築炉
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Abstract

【課題】大きな音を発生することが無く、メンテナンスを容易に行うことが可能な棺載台車用搬送機を提供する。
【解決手段】棺載台車用搬送機1には、台車の長手方向に沿って棒状の螺子部10が設けられ、螺子部10に沿って平行に直線状の導電部11が設けられている。螺子部10には、その長手方向に移動可能な移動部12が取り付けられており、移動部12の移動部本体13には、螺子部10に形成された雄螺子と螺合する雌螺子が形成されている。移動部12は、電磁石からなる着脱部14を有し、着脱部14はケーブル15を介して電極接触点16に電気的に接続されている。電極接触点16は、導電部11に接しており、電極接触点16を介して導電部11からの電流供給の有無によって、着脱部14へ流れる電流のオン・オフが実行され、これにより、着脱部14の着脱機能が発揮される。
【選択図】図1

Description

本考案は、棺を載せた台車を火葬炉内に搬送するために用いられる棺載台車用搬送機に関する。
火葬場においては、棺を台車に載せて火葬炉内に搬送するための搬送機が必要である。この搬送機に関してはこれまで、チェーンを用いた構造として、チェーンの回転によって棺を載せた台車を搬送することが一般的に行われていた。搬送のためにチェーンを用いた技術の一例が、特許文献1に記載されている。
特開平8−128610号公報
しかし、棺の搬送手段としてチェーンを用いると、チェーンの回転時に大きな音が発生するという問題点があった。また、搬送機に対してメンテナンスのしやすさが求められていた。
本考案は、このような事情を考慮してなされたもので、大きな音を発生することが無く、メンテナンスを容易に行うことが可能な棺載台車用搬送機を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本考案の棺載台車用搬送機は、棺を載せる台車を搬送する棺載台車用搬送機であって、前記台車の長手方向に沿って設けられた棒状の螺子部と、前記螺子部の長手方向に移動可能に取り付けられた移動部とを備え、前記移動部の移動部本体には、前記螺子部に形成された雄螺子と螺合する雌螺子が形成されていることを特徴とする。
棺を載せた台車を火葬炉内に搬送する動作は、台車の長手方向に沿って設けられた棒状の螺子部がその軸を回転軸として回転し、螺子部の回転動作に伴って移動部が螺子部の長手方向に移動して、台車を火葬炉内に押し出すことによってなされるため、動きがスムーズであり、搬送時に大きな音を発することが無く、静かな動作が確保されるとともに、メンテナンスが容易である。また、螺子部のピッチを変更することによって、搬送時の送り速度を自由に変えることができ、設計上の自由度が高い。
本考案の棺載台車用搬送機においては、前記移動部は電磁石からなる着脱部を有し、前記螺子部に沿って平行に設けられた導電部は導電性の板により形成されており、前記導電部から前記着脱部へ流れる電流のオン・オフにより、前記着脱部は前記台車に対して着脱する着脱機能を備えることが好ましい。
電磁石からなる着脱部を有することによって、台車を火葬炉内に送り込む際には、着脱部を台車に固着させて台車を押し出し、搬送機上から火葬炉内に台車を移動させるとともに、台車が火葬炉内に収容されると、着脱部と台車との固着を解除して、搬送機を火葬炉から退避することができる。また、火葬後の遺骨の取り出しの際には、着脱部を台車に固着させて台車を引き出し、台車を火葬炉内から搬送機上へ移動させる。
着脱部の固着状態と解除状態との切り替えは、導電部から着脱部へ流れる電流のオン・オフにより行うことができ簡便であるとともに、着脱部を用いることにより、火葬炉内への棺の送りと受け取りの際の搬送動作を確実に行うことができる。また、台車の載せた状態で搬送機を移動させる際にも、着脱部によって台車を固着した状態とすることにより、台車が搬送機上で位置ずれを起こすことがない。
また、電磁石に電流を供給する導電部は、螺子部に沿って平行に設けられているため、螺子部上を移動する着脱部に対して、簡便に電流を供給することができる。さらに、導電部は導電性の板により形成されているため、一般的な導電ケーブルのような弛みや縺れを生じることがなく、故障しにくく安全に使用できる。
本考案の棺載台車用搬送機においては、火葬炉への接近または退却の際に使用される電動一輪車を接続し、または接続を解除するために用いられる切り替え部を備えていることが好ましい。
搬送機を火葬炉へ接近または退却させる際に、切り替え部を介して電動一輪車を接続すると、電力により駆動される電動一輪車により搬送機を移動させることができる。また、搬送機を人力で移動させたいときは、切り替え部から電動一輪車を取り外せばよく、設備の状況に応じて、電動動力と人力とを選択することができる。
本考案によると、搬送時に大きな音を発することが無く、静かな動作が確保されるとともに、メンテナンスが容易な棺載台車用搬送機を実現することができる。
本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の平面図と正面図である。 本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の側面図である。 本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の正面図と正面図である。 本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の正面図と正面図である。 本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の搬送動作を説明するための説明図である。
以下に、本考案をその実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に、本考案の実施形態に係る棺載台車用搬送機の構成を示す。
図1(a)は、棺載台車用搬送機の平面図、図1(b)は、その正面図である。また、図2は、その側面図である。
棺載台車用搬送機1は、棺を載せる台車を搬送するための搬送機であり、棺載台車用搬送機1には、台車の長手方向に棒状の螺子部10が設けられ、螺子部10に沿って平行に直線状の導電部11が設けられている。導電部11は、導電性の板により形成されており、具体的には厚み2mm程度の銅の板によって形成することができる。螺子部10には、その長手方向に移動可能な移動部12が取り付けられており、移動部12の移動部本体13には、螺子部10に形成された雄螺子と螺合する雌螺子が形成されている。
移動部12は、電磁石からなる着脱部14を有し、着脱部14はケーブル15を介して電極接触点16に電気的に接続されている。電極接触点16は、導電部11に接しており、電極接触点16を介して導電部11からの電流供給の有無によって、着脱部14へ流れる電流のオン・オフの切り替えが実行され、これにより、着脱部14の着脱機能が発揮される。
導電部11への電力の供給は、バッテリボックス17内に設置されたバッテリ18によってなされる。また、電動一輪車19を取り付けることによって、棺載台車用搬送機1の車輪20を電動一輪車19からの電力によって駆動することができる。あるいは、電動19を取り付けずに、手動で動かすこともできる。電動一輪車19を取り付けるか取り外すかは、切り替え部21によって容易に行うことができる。バッテリ18は、電動一輪車19の動力源としても機能する。
螺子部10の一端は、動力伝達部22を介してモータ23に連結されており、螺子部10は、モータ23の動力が動力伝達部22に伝達されることによって駆動されて、その軸の中心を回転中心として回転する。移動部本体13には、螺子部10に形成された雄螺子と螺合する雌螺子が形成されているため、螺子部10のこの回転動作によって、移動部12は、螺子部10の長手方向に移動する。螺子部10の回転動作が正転の場合には、移動部12は螺子部10上を前進し、螺子部10の回転動作が反転の場合には、移動部12は螺子部10上を後退する。
導電部11から着脱部14へ流れる電流のオン・オフは、制御盤24を介してなされる。また、移動部12にはリミットバー25が設けられており、リミットバー25が棺載台車用搬送機1のエッジ26に接触すると、制御盤24の機能により螺子部10の回転動作に必要な電流の供給が停止して、移動部12の移動が停止する。これにより、移動部12の過剰な動きを停止することができる。
棺載台車用搬送機1には、台車を移動させるためのレール27が設けられている。レール27の位置は製造時には仮止めされており、火葬場に設置される際に固定される。これにより、設置される火葬炉の状況に合わせてレール27の間隔を選択することができる。
また、車輪20と台28との間隔は、二重ボルト29を操作することによって調整が可能である。これにより、設置される火葬炉の状況に合わせて棺を載せた台車の搬送高さを調整することができる。
次に、図1、図3、図4、図5を用いて、棺を載せた台車の搬送過程について説明する。図1は、図5(a)に示す状況に対応し、図3は、図5(b)に示す状況に対応し、図4は、図5(c)に示す状況に対応している。なお、図3、図4においては、移動した部分のみについて符号を付しており、その他の部分については図1と同様であるため、符号を付していない。また、図5において棺は図示していない。
図5(a)は、台車を載せた棺載台車用搬送機1を火葬炉30に接近させるために移動している状態を示している。台車31は、棺が載せられる耐火性の上層32と、上層32の下方に形成される下層33と、車輪34とを備えている。下層33は、電磁石からなる着脱部14と接触する部位であるため、磁性を有する金属、具体的には鉄によって形成されている。
図5(a)に示す状態では、図1に示すように、移動部12はエッジ26に近接する位置にあり、台車31は棺載台車用搬送機1上で、着脱部14に固着された状態で、棺載台車用搬送機1の移動に伴って火葬炉30に接する位置まで移動する。
図5(b)は、棺載台車用搬送機1が火葬炉30に接した後、台車31を火葬炉30内に送り込む状態を示している。台車31を火葬炉30内に送り込む際には、着脱部14を台車31に固着させて台車31を押し出す。図5(b)に示す状態では、図3に示すように、移動部12は螺子部10上を火葬炉30に近づく側に移動している。
図5(c)は、台車31が完全に火葬炉30内に収容された状態を示している。台車31が火葬炉30内に収容されると、着脱部14と台車31との固着を解除して、棺載台車用搬送機1を火葬炉30から退避させる。
また、火葬後の遺骨の取り出しの際には、図5(c)に示す位置まで棺載台車用搬送機1を移動させ、着脱部14を台車31に固着させて台車31を引き出し、台車31を火葬炉30内から棺載台車用搬送機1上へ移動させる。その後、棺載台車用搬送機1を図5(a)に示す位置まで、火葬炉30から遠ざける。
本考案は、搬送時に大きな音を発することが無く、静かな動作が確保されるとともに、メンテナンスが容易な棺載台車用搬送機として利用することができる。
1 棺載台車用搬送機
10 螺子部
11 導電部
12 移動部
13 移動部本体
14 着脱部
15 ケーブル
16 電極接触点
17 バッテリボックス
18 バッテリ
19 電動一輪車
20 車輪
21 切り替え部
22 動力伝達部
23 モータ
24 制御盤
25 リミットバー
26 エッジ
27 レール
28 台
29 二重ボルト
30 火葬炉
31 台車
32 上層
33 下層
34 車輪

Claims (3)

  1. 棺を載せる台車を搬送する棺載台車用搬送機であって、前記台車の長手方向に沿って設けられた棒状の螺子部と、前記螺子部の長手方向に移動可能に取り付けられた移動部とを備え、前記移動部の移動部本体には、前記螺子部に形成された雄螺子と螺合する雌螺子が形成されていることを特徴とする棺載台車用搬送機。
  2. 前記移動部は電磁石からなる着脱部を有し、前記螺子部に沿って平行に設けられた導電部は導電性の板により形成されており、前記導電部から前記着脱部へ流れる電流のオン・オフにより、前記着脱部は前記台車に対して着脱する着脱機能を備えることを特徴とする請求項1記載の棺載台車用搬送機。
  3. 火葬炉への接近または退却の際に使用される電動一輪車を接続し、または接続を解除するために用いられる切り替え部を備えていることを特徴とする請求項1または2記載の棺載台車用搬送機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106865133A (zh) * 2015-09-10 2017-06-20 株式会社大福 悬吊式搬运装置

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