JP3172892U - 自転車用ペダル - Google Patents

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Abstract

【課題】 クリートとの係着性を向上する自転車用ペダルを提供する。
【解決手段】 自転車用ペダルは、枢軸10、本体20、係着装置30及び紐体40を備える。枢軸10は、固定ギヤ自転車のクランクに連結される。本体20は、枢軸10に回転自在に設けられ、第1端21、第2端22、及び本体20の枢軸10より第1端21側に位置する揺動心軸23を有する。係着装置30は、本体20の第1端21側に、揺動心軸23を軸として係着位置と離脱位置との間で揺動自在に設けられる。係着装置30は、揺動心軸23に対し本体20の第2端22と反対側に持ち上げ区域31と係着区域32を有する。係着装置30が係着位置にあるとき、係着区域32は、サイクリストの靴底に設けられたクリートと係着する。紐体40は、持ち上げ区域31に設けられ、輪状を形成しサイクリストの足に装着され、サイクリストの足を拘束する。
【選択図】図1

Description

本考案は、自転車用ペダルに関し、特に競技用固定ギヤ自転車のペダルに関する。
数多くの自転車競技のうちの一つであるトラック競技は、通常、特殊構造の固定ギヤ自転車(または固定ギヤバイクともいう)を使用し、特別に作られた曲がりくねった競技場所で行われる。
速度競技を目的とするため、固定ギヤ自転車は、一般の自転車と若干異なる点がある。主に固定式の後部ハブが使用され、かつ車体の重さを軽減するため、はずみ車、変速システムとブレーキシステムは設けられていない。このほか、固定ギヤ自転車のペダルは、係着機構が設けられ、サイクリストの自転車用靴のクリート(留め具)との係着により、サイクリストの足が踏み損ないまたは滑り抜けすること防止する。さらに、出力と速度アップを図るため、速度競技のサイクリストは力を入れてペダルを下方へ踏み込み、またはペダルを上方へ持ち上げるとき、力を入れてクランクを駆動しなければならない。
米国特許第6119551号明細書(特許文献1)には、クリートと係着関係を形成できる揺動自在の係着装置を備えた一種のクリートと係着可能なペダルが開示されている。
米国特許第6119551号明細書
理論上、サイクリストが固定ギヤ自転車を漕ぐとき、係着装置とクリートは、係着関係を維持する必要がある。しかし、実際は競技のとき、サイクリストの漕ぐ力はきわめて大きい。特にペダルを持ち上げるとき、不用意にクリートが係着装置の拘束を離脱してしまい、サイクリストが踏み損なうことによって、転倒事故を引き起し、重大なけがを引き起こすおそれがある。
そして、一部のサイクリストは、前述の問題を避けるため、新たに締めつけ帯を用い、足とペダルを一体に縛っておく。締めつけ帯によって足を縛られているため、踏み損なうことはないが、サイクリストが力を入れて漕ぐとき、クリートと係着装置との間は、なお係着関係を離脱する可能性が残る。さらに、締めつけ帯の位置がうまく固定されていないため、漕ぐときに滑りの問題を引き起こし、締めつけ帯の滑りを引き起こすと、クリートが係着装置から離脱する可能性がある。換言すれば、足とペダルを単に縛りつけるだけでは、クリートと係着装置との係着強度を直接に強化する効果は無い。
本考案の主な目的は、クリートと係着装置との係着関係を確保できる自転車用ペダルを提供する。
前述目的を達成するため、本考案により提供する自転車用ペダルは、枢軸、本体、係着装置、弾性部材および紐体を備える。枢軸は、固定ギヤ自転車のクランクに連結される。本体は、枢軸に回動自在に設けられ、枢軸と直交する方向の端部である第1端および第2端、並びに第1端側に位置する揺動心軸とを有する。係着装置は、本体の第1端に、揺動心軸を軸として係着位置と離脱位置との間で揺動自在に設けられる。係着装置は、揺動心軸に対し本体の第2端と反対側に持ち上げ区域と係着区域を有する。係着装置が係着位置にあるとき、係着区域は、サイクリストの靴底に設けられたクリートと係着する。弾性部材は、係着装置を係着位置に復帰させる向きの付勢力を有する。紐体は、持ち上げ区域に設けられ、輪状を形成しサイクリストの足に装着され、サイクリストの足を拘束する。
紐体を持ち上げ区域に設け、サイクリストの足を拘束しておくことによって、サイクリストがペダルに力を入れると同時に、その勢いで持ち上げ区域を牽引し、係着装置を係着位置に維持することができる。したがって、係着区域とクリートとの係着関係が維持され、互いに離脱することはない。
本考案のペダルによると、紐体50が設けられることで、サイクリストの足が不用意にペダルと離脱することが防止される。その長所は、考案者の観察によれば、サイクリストが力を入れてペダルを下方へ漕ぐとき、または上方へ持ち上げるとき、足の裏が下向きに力を入れ、かかとが上向きに揺動する挙動が見られる。そこで、本考案はこのような漕ぐ特性を利用し、係着装置30が揺動心軸23の持ち上げ区域31をずれたときに、サイクリストの足を拘束する紐体50が設けられている。
さらに、図5に示すように、サイクリストがかかとに力を入れて、ペダルを持ち上げまたは上向きに揺動されるとき、紐体50が牽引されると同時に、持ち上げ力が持ち上げ区域31に加えられる。持ち上げ区域31は、本体20の第2端22のずれ位置にいるとき、てこの原理によって係着装置30を牽引し係着位置に維持されると共に、係着装置30の締めつけ力を増加させ、係着区域32をより靴底のクリート1方向に密着して係着させることによって、係着装置30とクリート1との間の係着関係が確保される。
言い換えれば、本考案は、紐体50を揺動心軸23からずれた位置の持ち上げ区域31に設けることによって、サイクリストによるペダルの持ち上げ力が大きいほど、係着区域32とクリート1がより密着して係着する効果を形成する。これにより、係着区域32とクリート1が係着を離脱する問題を発生させない。よって、この分野でよく見受けられるクリート1が滑り落ちる問題が確実に改善される。
このほか、本考案は、通し穴によって紐体と補助紐体の位置が制限されるため、紐体が不用意に元の位置より離脱し従来の効果を失うことはない。さらに、必要に応じて、使用者は紐体を取り外しまたは交換することができるため、本考案の実用性が向上されている。
本考案の一実施例による自転車用ペダルの分解斜視図である。 本考案の一実施例による自転車用ペダルの斜視図である。 本考案の一実施例による自転車用ペダルの作動状態を示す断面図(その1)である。 本考案の一実施例による自転車用ペダルの作動状態を示す断面図(その2)である。 本考案の一実施例による自転車用ペダルの使用態様図である。
図1〜図5を参照する。本考案のペダルは、固定ギヤ自転車に適用することができる。
固定ギヤ自転車は、後輪を駆動するためのクランクを有し、ペダルはクランクの自由端に設けられる。固定ギヤ自転車に乗るサイクリストの足は、ペダルに置かれる。自転車用靴の靴底には、さらに、ペダルと係着するためのクリート1を設けても良い。そのうち、本実施例による自転車用ペダルは、枢軸10、本体20、係着装置30、弾性部材40、紐体50および補助紐体60を備える。
枢軸10は、固定ギヤ自転車のクランクの内部端11と外部端12とを有する。内部端11は、例えば、ねじを設けて、クランクとねじ接続される。
本体20は、枢軸10の外部端12に回転自在に設けられる。また本体20は、枢軸と直交する方向の端部である第1端21および第2端22、並びに本体20の第1端21側に位置する揺動心軸23、本体20の第1、第2端21、22との間に位置する回転軸24、及び拘束区域25を有する。そのうち、回転軸24は、枢軸10と同軸である。拘束区域25は、本体20の第1端21と回転軸24との間に位置することが好ましく、かつ拘束区域25は、揺動心軸23の方向に平行する拘束通し穴251を設けることが好ましい。
このほか、サイクリストの靴底に設けられたクリート1との位置決めのため、本体20に、クリート1に合わせて係着穴26または係着フックを設けても良い。
係着装置30は、本体20の第1端21に、揺動心軸23を軸として、係着装置と離脱位置との間で揺動自在に設けられる。このほか、係着装置30は、揺動心軸23に対し本体20の第2端22と反対側に持ち上げ区域31と係着区域32とを有する。
図3に示すように、サイクリストが初めて本実施例のペダルに踏みあげたとき、靴底に設けられたクリート1は、係着装置30から離れ離脱位置に揺動される。クリート1が適切な位置に滑り込んだとき、係着装置30は、弾性部材40の働きによって係着装置に復帰される。このとき、図4に示すように、係着区域32は、サイクリストの靴底に設けられたクリート1と係着される。好ましくは、持ち上げ区域31に揺動心軸23の方向に平行する持ち上げ通し穴33を設ける。
弾性部材40は、係着装置30を係着位置に復帰させる付勢力を有する。本実施例において、弾性部材40としてねじりばねが用いられる。本考案の他の実施例において、弾性部材40は例えば、ゴムなど一つまたは複数の他種のばねまたは弾性復帰力を有する弾性体から構成され、係着装置30を弾性復帰させる目的を達成する。
紐体50は、持ち上げ区域31に設けられ、輪状を形成しサイクリストの足に装着して縛られる。サイクリストの足の装着に便利なように紐体50は、第1自由端51と第2自由端52とを複数の位置から選択された位置で互いに連結固定し輪状に形成させることによって、サイクリストの足を拘束可能である。このほか、本実施例において、紐体50は、持ち上げ通し穴33に挿通されて係着装置30に連結される。この構成により、紐体50の脱着と交換を便利にする。
補助紐体60は、拘束区域25に設けられ、かつ輪状を形成しサイクリストの足に装着し、サイクリストの足を拘束する。本実施例において、補助紐体60は、同時に拘束通し穴251に挿通されて、本体20に連結されている。
1 クリート
10 枢軸
11 内部端
12 外部端
20 本体
21 第1端
22 第2端
23 揺動心軸
24 回動軸
25 拘束区域
251 拘束通し穴
26 係着穴
30 係着装置
31 持ち上げ区域
32 係着区域
33 持ち上げ通し穴
40 弾性部材
50 紐体
51 第1自由端
52 第2自由端
60 補助用紐体

Claims (5)

  1. 自転車のクランクに連結する枢軸と、
    前記枢軸に回転自在に設けられ、前記枢軸と直交する方向の端部である第1端および第2端、並びに前記枢軸より前記第1端側に位置する揺動心軸を有する本体と、
    前記本体の前記第1端側に、前記揺動心軸を軸として係着位置と離脱位置との間で揺動自在に設けられ、かつ前記揺動心軸に対し前記本体の前記第2端と反対側に、持ち上げ区域、及び、前記係着位置にあるときサイクリストの靴底に設けられたクリートと係着するための係着区域を有する係着装置と、
    前記係着装置を前記係着位置に復帰させる向きの付勢力を有する弾性部材と、
    前記持ち上げ区域に設けられ、輪状を形成しサイクリストの足に装着して縛るための紐体と、
    を備えることを特徴とする自転車用ペダル。
  2. 前記係着装置は、前記持ち上げ区域に前記揺動心軸の方向に平行する持ち上げ通し穴を有し、前記紐体は、前記持ち上げ通し穴に挿通されることを特徴とする請求項1記載の自転車用ペダル。
  3. 前記紐体は、一方および他方の端部である第1自由端と第2自由端とを複数の位置から選択された位置で互いに連結し輪状に形成されることによって、サイクリストの足を拘束可能であることを特徴とする請求項2記載の自転車用ペダル。
  4. 前記本体がさらに有する拘束区域に設けられ、輪状を形成しサイクリストの足に装着して縛るための補助紐体をさらに有することを特徴とする請求項1記載の自転車用ペダル。
  5. 前記本体は、前記第1端と前記第2端との間に、前記枢軸と同軸に設けられる回転軸を有し、前記拘束区域は、前記本体の前記第1端と前記回転軸との間に位置し、かつ前記揺動心軸の方向に平行する拘束通し穴を有し、前記補助紐体は、前記拘束通し穴に挿通されることを特徴とする請求項4記載の自転車用ペダル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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