JP3172869B2 - 精米機における横型搗精装置の除糠筒、及びその製造方法 - Google Patents

精米機における横型搗精装置の除糠筒、及びその製造方法

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JP3172869B2
JP3172869B2 JP20531997A JP20531997A JP3172869B2 JP 3172869 B2 JP3172869 B2 JP 3172869B2 JP 20531997 A JP20531997 A JP 20531997A JP 20531997 A JP20531997 A JP 20531997A JP 3172869 B2 JP3172869 B2 JP 3172869B2
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国勝 朝倉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂精米機の心臓
部であって、玄米を白米にする搗精(精米)機能を果た
す横型搗精装置の除糠筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】玄米を白米にするための所謂精米機は、
米穀専門販売店が使用する大型のものから家庭において
使用する小型のものまで、種々なものが既に提案されて
きている。中でも、小型の精米機では、その心臓部であ
る横型搗精装置を水平状に配置して、剥離された米糠を
自然落下を利用して分離することにより、大型機におけ
るブロア等の強制吸引・分離装置を要しないものとする
ことができることから、数多くの提案がなされてきてい
る。
【0003】この種の小型あるいは中型の精米機は、実
公平1−9627号公報や特開平3−178344号公
報において提案されているが、米の販売自由化に伴っ
て、最近は家庭は勿論、他の商品も一緒に陳列されてい
るスーパーやコンビニエンスストアにおいても使用可能
なように構成されていることが要求されてきているもの
である。また、この種の小型あるいは中型の精米機は、
殊にスーパーやコンビニエンスストアにおいて使用され
るときには、まずこの種の精米機から粉塵や騒音が生じ
るようなことがあってはならない。スーパーやコンビニ
エンスストアにおいては、お米を買わない人も来ている
のであり、この人達に精米に伴う紛塵や騒音等の公害を
被らせることになるのは都合が悪いからである。
【0004】従来より使用されている精米機において
は、外部から回転駆動される精米ロールを除糠筒内に収
納して、この除糠筒と精米ロール間に玄米を強制的に供
給することにより精米がなされているものである。すな
わち、除糠筒には、多数の除糠穴が形成してあり、精米
ロールの回転に伴って、玄米が除糠筒の各除糠穴上を通
過するとき、各玄米に回転摺動を引き起こさせて玄米同
士が擦れ合って表面の糠が剥されたり、玄米表面の糠が
各除糠穴にて削り落とされるのである。各除糠穴による
除糠作用が十分なされないと、短時間で精白米を得るこ
とが難しく、長時間にわたって搗精を続けると、白米に
変質を起こさせる発熱が搗精中に発生することになるの
である。
【0005】従来の除糠筒は、一般的な鉄板を材料とし
て、この鉄板材料にプレスによって除糠穴を形成するよ
うにしていたものである。このように、プレス加工によ
って形成した各除糠穴は、微視的にみると、玄米表面の
糠を削り落とすべき部分が丸みを帯びたものとなってい
る。従って、従来の除糠筒における除糠穴は、所謂「鋭
利」なものではないため、除糠を効率よく行えないだけ
でなく、上述した熱や精白米の変質の発生原因ともなっ
ているのである。
【0006】さらに、従来の除糠筒は、一般的な鉄板を
材料として形成してあるから、硬度と耐摩耗性向上のた
め、メッキ処理や浸炭処理が必要となって、コストが高
いものとなっている。それだけでなく、例えば浸炭処理
を施した従来の除糠筒では、「一発破壊」といって、部
分的な亀裂や破壊が直ちに全体に及ぶものとなってい
て、耐久性に非常に劣るものとなっていたのである。
【0007】勿論、従来の除糠筒では、上述したように
構成・形成されているのが一般的であるから、その耐久
性が非常に低く、頻繁に交換を行わなければならいだけ
でなく、スーパーやコンビニエンスストアにおいて使用
される場合には、除糠筒の交換作業を担当する店員に対
する教育が欠かせないことになって、非常に負担となっ
ているのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な横型搗精装置の除糠筒における実状に鑑みてなされた
もので、その解決しようとする課題は、除糠筒の耐久性
の向上、除糠筒における発熱や搗精不良の発生の抑制で
ある。
【0009】すなわち、請求項1に係る発明の目的とす
るところは、精米を行う従来の横型搗精装置の基本構造
の長所を生かすことができることは当然として、除糠作
用が非常に効果的で耐久性も高く、結果的に精米時にお
ける熱の発生を抑制して白米の品質を変えることなく、
お米本来のおいしさを維持することができ、しかもスー
パーやコンビニエンスストアに設置したとしても、大き
な騒音を発生させることがなく、かつ粉塵等の発生をも
防止できて、精米中に無関係な他の顧客に迷惑をかけな
いものとすることのできる、精米機のための除糠筒を提
供することにある。
【0010】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1の発明の目的を達成することがで
きる他、除糠作用をより一層確実に行うことのできる除
糠筒を提供することにある。
【0011】そして、請求項3に係る発明の目的とする
ところは、上記各請求項に係る除糠筒を簡単に製造する
ことができ、かつ除糠作用が確実な除糠筒の製造方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、以下に
述べる実施の形態説明中において使用する符号を付して
説明すると、「精米機200を構成すべく、玄米ホッパ
10の下方に位置する水平送りロール室20内の送りロ
ール21と、水平送りロール室20の出口側端に連設し
た除糠筒30と、この除糠筒30内に収納されて送りロ
ール21の一端に水平状に連結した精米ロール40と、
除糠筒30の出口側端に配置した圧力調整装置50とを
備えた横型搗精装置100において、除糠筒30を、マ
ルテンサイト系のステンレス鋼板を材料とするととも
に、これにレーザ加工によって貫通させた多数の除糠長
穴31・32を形成して、これらの除糠長穴31・32
の近傍裏面側に突起を形成したことを特徴とする横型搗
精装置100の除糠筒30」である。
【0013】すなわち、この横型精米装置100は、マ
ルテンサイト系のステンレス鋼板を材料とするととも
に、これにレーザ加工によって貫通させた多数の除糠長
穴31・32を形成して構成したものであり、除糠を実
際に行うべき第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の
周囲を、穴加工と同時に硬質で鋭利なものとしたもので
る。特に、これらの第1除糠長穴31及び第2除糠長
穴32は、マルテンサイト系のステンレス鋼板の裏面
に、除糠筒30の表面側になる側からレーザ光を照射す
ることによって形成したものであり、これらの第1除糠
長穴31及び第2除糠長穴32の近傍裏面側には、レー
ザ光の熱によって溶かされかつマルテンサイトとなった
ステンレス材からなる突起が「雪庇」のように形成され
ることになり、これら第1除糠長穴31及び第2除糠長
穴32が鋭利化されることになるのである。
【0014】従って、この除糠筒30を採用して除糠を
行えば、玄米表面の米糠が各第1除糠長穴31及び第2
除糠長穴32によって従来よりも静かにかつ簡単に除去
されることになって、搗精効率がよくなるとともに、発
熱を抑えて精白米の変質を防ぐことができるのである。
特に、当該除糠筒30を使用した精米機200がスーパ
ーやコンビニエンスストアにおいて使用される場合に
は、他の買物客に紛塵や騒音で迷惑を掛けることがな
く、確実に除糠されることから周囲を汚すこともないの
である。そして、各第1除糠長穴31及び第2除糠長穴
32の周囲は、ビッカース硬度で300〜450の硬度
となっているから、非常に耐久性の高い除糠筒30とな
っており、鋭利なものとなっていることもあって、米糠
のこびりつきがないだけでなく、頻繁な交換も不要とな
っていて、メンテナンスが非常に簡単なものとなってい
る。
【0015】以上の除糠筒30は、次のようにして製造
するすることができる。この製造方法が、請求項3に係
る発明であり、その構成は次の通りである。すなわち、
「精米機200を構成すべく、玄米ホッパ10の下方に
位置する水平送りロール室20内の送りロール21と、
水平送りロール室20の出口側端に連設した除糠筒30
と、この除糠筒30内に収納されて送りロール21の一
端に水平状に連結した精米ロール40と、除糠筒30の
出口側端に配置した圧力調整装置50とを備えた横型搗
精装置100の除糠筒30を製造する方法において、除
糠筒30の材料として、マルテンサイト系のステンレス
鋼板を採用するとともに、このステンレス鋼板の、除糠
筒30の表面側になる側からレーザ光を照射することに
よって、当該除糠筒30の内外に貫通する多数の除糠長
穴31・32を設けて、これらの除糠長穴31・32の
近傍裏面側に突起を形成するようにしたことを特徴とす
る横型搗精装置100における除糠筒30の製造方法」
である。
【0016】すなわち、この製造方法では、除糠筒30
の材料としてマルテンサイト系のステンレス鋼板を採用
することが必要である。その理由は、第1除糠長穴31
及び第2除糠長穴32のレーザ光によるカット加工時に
発生する熱により、マルテンサイト系のステンレス鋼板
の第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の周囲となる
部分に、硬度が非常に高い「マルテンサイト」を形成す
るためである。また、レーザ光は、このステンレス鋼板
の、除糠筒30の表面側になる側から照射しなければな
らないのであるが、その理由は、レーザ光によって形成
された第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の裏面
が、レーザ光の熱によって溶かされかつマルテンサイト
となったステンレス材が「雪庇」のようになって、これ
ら第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の鋭利化を果
たすことになるからである。
【0017】各第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32
をレーザ光により貫通加工することによって、その部分
は、図10及び図11に示すようになる。すなわち、図
10では、図示右側がステンレス鋼板の内部となるので
あるが、表面から0.1mmまでの範囲はレーザ光によ
る熱による影響を受けており、最表面はマルテンサイト
となっている。また、最表面の内側は、素地のフェライ
ト部分に炭化物が固溶されかけた不完全マルテンサイト
(マルテンサイト+フェライト+炭化物)となってい
る。そして、レーザカット部の表面は、図11に示すよ
うに、結晶粒度が変化していないフェライト組織となっ
ているのである。
【0018】従って、この請求項3に係る製造方法によ
れば、除糠筒30の母材の剛性を損なうことなく、各第
1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の周囲を、ビッカ
ース硬度で300〜450の硬度の除糠筒30とするこ
とができ、非常に耐久性の高い除糠筒30とすることが
できるのである。特に、これらの第1除糠長穴31及び
第2除糠長穴32は、マルテンサイト系のステンレス鋼
板の裏面に、除糠筒30の表面側になる側からレーザ光
を照射することによって形成されることになるものであ
り、これらの第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32の
近傍裏面側には、レーザ光の熱によって溶かされかつマ
ルテンサイトとなったステンレス材からなる突起が「雪
庇」のように形成されることになり、これら第1除糠長
穴31及び第2除糠長穴32が鋭利化されることになる
のである。このため、この製造方法によって形成した除
糠筒30を採用して除糠を行えば、玄米表面の米糠が各
第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32によって従来よ
りも静かにかつ簡単に除去されることになり、搗精効率
がよく、当該除糠筒30を使用した精米機200がスー
パーやコンビニエンスストアにおいて使用される場合に
は、他の買物客に騒音で迷惑を掛けることがなく、確実
に除糠されることから周囲を汚すこともないのである。
そして、この除糠筒30は、鋭利なものとなっているこ
ともあって、米糠のこびりつきがないだけでなく、頻繁
な交換も不要となっていて、メンテナンスが非常に簡単
なものとなっているのである。
【0019】さて、上記の課題を解決するために、請求
項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1の除糠筒
30について、「除糠筒30を角柱状のものとするとと
もに、その側面の入口近傍に、除糠筒30の軸線と直交
する平面内に位置する環状の補強板33を設けたこと」
である。
【0020】すなわち、この請求項2に係る除糠筒30
は、上記請求項1に係る除糠筒30について、これを角
柱状のものとするとともに、図9に示すように、その側
面の入口近傍に、除糠筒30の軸線と直交する平面内に
位置する環状の補強板33を設けたものであり、これに
より、その製造自体を容易にするとともに、使用時にお
ける除糠筒30自体の膨張変形を防ぎ、全体の強度を高
めたものである。
【0021】この除糠筒30は、図6〜図8に示すよう
に、その中に駆動モータ62によって強制駆動される精
米ロール40を収納して、この精米ロール40と当該除
糠筒30との間に送られてくる玄米の除糠を行うのであ
るから、当該除糠筒30にはその内側から相当大きな圧
力が掛かる。特に、当該除糠筒30の入口側部分には未
だ精米されていない玄米が水平送りロール21によって
直接送られてくるのであるから、この除糠筒30の入口
側部分には大きな拡径力が働くことになるのであるが、
この拡径力に補強板33が十分対抗することになる。こ
のため、当該除糠筒30は、その内部に掛かる大きな拡
径力に十分耐えることができるものとなるのである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、各請求項に係る発明を、
面に示した実施の形態について説明するが、この実施形
態は、各請求項に係る発明を実質的に含むものであるた
め、以下ではこの実施形態に係る除糠筒30について説
明する。この除糠筒30は、精米機200の横型搗精装
置100において採用されるものであるから、その前
に、これらの横型搗精装置100及び精米機200につ
いての説明を行うこととする。
【0023】図1には、今現在精米を行っている精米機
200の斜視図が示してあるが、この精米機200は、
人の背丈の約半分程度の高さを有するものであって、そ
の上面は、作業する人の手前側に向けて傾斜するものと
してある。また、この精米機200は、図3にも示した
ように、上段部分、中段部分及び下段部分の三つの部分
に分けてある。
【0024】精米機200は、図1及び図2に示すよう
に、人がその前に立って作業を行なうのに適した大きさ
のものであり、その中段には、図2に示したように、横
型搗精装置100によって成生された米糠を自然落下に
より受け止める米糠容器210が配置してある。この米
糠容器210の下段には、横型搗精装置100を構成し
ている回転軸60のプーリ61に掛装したベルトを介し
て、横型搗精装置100の稼働を行なうための駆動モー
タ62が配置してあって、以上のことにより、当該米糠
容器210の内部は、玄米ホッパ10が接続された横型
搗精装置100と、これから出た米糠を収納する米糠容
器210と、横型搗精装置100の駆動を行なう駆動モ
ータ62との言わば三層構造のものとしてあるのであ
る。この精米機200が三層構造のものであるというこ
とは、米糠容器210の容積を十分大きなものとするこ
とができることを意味しており、不特定多数の人が利用
することになる、スーパーやコンビニエンスストア等に
設置されるべき精米機200として重要な構造である。
【0025】すなわち、この精米機200は、キャスタ
ー等によって移動可能とされた支持台上に組み付けた機
枠を有しているものであり、この機枠に対して各部材を
組み付けることにより、全体として上記の三層構造とな
るようにしたものである。勿論、この機枠に対しては、
図1等において示したように、側板や扉を取り付けるこ
とにより、その全体が包み込まれるものである。また、
機枠の上端開口部は、図1及び図2に示したように、カ
バーによって覆蓋され、このカバーは、作業者が手前か
ら開けられるようにしているものであり、玄米ホッパ1
0の上端開口と略同じ大きさを有したものである。な
お、この精米機200の上面の手前側部分は操作面とし
てあり、この操作面上の各スイッチを操作することによ
り、当該精米機200での精米等が行われるものであ
る。
【0026】また、この精米機200では、図3に示し
たように、その上段部分の前端部を他より前方に突出さ
せて、この突出部分の下面に、図4にも示した内部の横
型搗精装置100の出口側端に配置した圧力調整装置2
0の下方に位置する案内樋70と、これに連なる排出シ
ュータ220を介して白米を白米袋230に受けている
のであるが、この排出シュータ220は、図1及び図2
に示したように、その突出量を調整できるようにしたも
のである。この横型搗精装置100は、スーパーやコン
ビニエンスストア等に設置されるのに適した言わば中型
の精米機200内に横置きにして組み込まれるものであ
る。
【0027】以上の、玄米ホッパ10、横型搗精装置1
00、その回動軸60、及び圧力調整装置20は、精米
機200の上段部分内に収納配置されるものであるが、
この上段部分は、図3にも示したように、精米機200
全体の約1/3を占めるものとなっている。この上段部
分の下側には、それぞれ精米機200全体の1/3を占
めている中段部分、及び下段部分が形成してある。
【0028】中段部分は、機枠に設けた桟や区画板によ
って、精米機200の略中央部分に区画したものである
が、この中段部分内に米糠容器210が出入自在に収納
されるものであって、この米糠容器210は、図3に示
すような大きな容積を有したものとなっている。勿論、
この米糠容器210の前面には、引き手が設けてあっ
て、中段部分に対する出入を行い易くなるようにしてあ
り、その上方は開口したものとしてある。この米糠容器
210の下側には、米糠容器210内に堆積した米糠の
量をその重さで検知する検知装置が設けてあり、この検
知装置によって所定以上の重量が検知されたとき、図示
しない制御部にて当該精米機200の作動停止を行わ
せ、米糠容器210内の米糠の処理を行うよう、操作面
に表示するようにしてある。
【0029】そして、この米糠容器210の下側になる
下段部分内には、図3にも示したように、横型搗精装置
100を駆動するための駆動モータ62が収納・配置し
てある。この駆動モータ62の前面側は扉によって覆っ
てあり、この扉を開くことにより、内部の駆動モータ6
2のメンテナンス等が行えるようにしてある。
【0030】この駆動モータ62の回転軸は、図3に示
したように、精米機200の背面側に延在させてあり、
この回転軸上のプーリ61には駆動索条であるベルトが
掛装してある。そして、このベルトである駆動索条は、
前述した米糠容器210の背面を通ってその上方にある
横型搗精装置100側の回動軸60上のプーリ61に掛
装してある。この駆動索条は、チェーンでもよいことは
言うまでもない。
【0031】なお、上段部分の前面側も、中段部分の扉
と同様に扉により覆蓋するようにしてあり、これらの扉
の内側には、これらが閉じられているか否かを検知する
スイッチが設けてあり、玄米ホッパ10を覆蓋するカバ
ーの内側にも同様なスイッチが設けてある。つまり、当
該精米機200では、これら各扉やカバーが完全に閉じ
られていることを検知したとき、その精米作業を起動で
きるようにしてあるのである。
【0032】勿論、この精米機200では、白米袋23
0が小さい場合には排出シュータ220の可動シュータ
を引き出して、この可動シュータから白米を白米袋23
0内に排出するのであるが、白米袋230が充分大きな
ものである場合には、排出シュータ220の可動シュー
タを、小さい白米袋230を使用するときと同じように
押し込んで、この可動シュータから精白米を白米袋23
0内に排出するのである。そして、米糠を米糠容器21
0とともに取り出して処理したいときには、図2に示し
たように、この排出シュータ220の可動シュータを押
し込んで、米糠容器210前方の扉を開放するととも
に、中段部分内の米糠容器210を引き出すようにした
ものである。
【0033】横型搗精装置100は、図3及び図4に示
したように、玄米ホッパ10の下端開口11に連通する
水平送りロール室20と、この水平送りロール室20内
に収納した送りロール21と、水平送りロール室20の
出口側端に連設した除糠筒30と、この除糠筒30内に
収納されて送りロール21の一端に水平状に連結した精
米ロール40と、除糠筒30の出口側端に配置した圧力
調整装置50とを備えたものである。
【0034】玄米ホッパ10の下端には、図3に示した
ように、横型搗精装置100が接続してあり、この横型
搗精装置100には、これから後方に延びる回動軸60
が接続してある。横型搗精装置100は、内部の水平送
りロール21及び精米ロール40が回動軸60によって
回転されることにより、これらの水平送りロール21及
び精米ロール40と周囲の除糠筒30との共働によっ
て、玄米から米糠を剥離するようにしたものである。こ
の横型搗精装置100による精米状態は、この横型搗精
装置100の出口側端に配置してある圧力調整装置50
によって調整されるものである。
【0035】圧力調整装置50は、横型搗精装置100
を構成している除糠筒30の出口側に配置されて、水平
送りロール21及び精米ロール40による玄米の送り力
に対する抵抗力を調整するものである。つまり、この圧
力調整装置50は、横型搗精装置100の出口に一定の
圧力で開閉される押圧板を有しており、横型搗精装置1
00の始端側にある玄米送りロールによる送り力に対す
る抵抗力を付与することによって、当該横型搗精装置1
00内の玄米に所定の圧力を付与し、これにより搗精の
程度(精米状態)を要求されている白米状態に設定する
ためのものである。
【0036】そして、この圧力調整装置50の下部に
は、図3にも示したように、横型搗精装置100側から
送り出されてきた精白米を排出シュータ220側に案内
して外部にこぼれ出ないようにするための案内樋70が
形成してあり、この案内樋70から横型搗精装置100
内にて搗精されて押圧板と横型搗精装置100との隙間
から排出された白米を、排出シュータ220内に送るの
である。
【0037】以上のように構成した圧力調整装置50を
採用することにより、横型搗精装置100では、次のよ
うな状態で精米がなされる。玄米ホッパ10内に玄米を
投入して、精米機200の駆動モータ62により横型搗
精装置100を駆動させれば、玄米は、水平送りロール
室20内に落下していき、この水平送りロール室20内
にて回転軸60と一体的に回転している送りロール21
上の送り突条22によって、除糠筒30とその中に収納
してある精米ロール40との間に強制的に送り込まれ
る。このとき、水平送りロール室20内の送りロール2
1は、図5及び図8に示すように、その送り突条22が
水平送りロール室20を構成している筒内面に近接した
状態にしてあるため、玄米の送りを行うのみで精米は行
っていない。つまり、この送りロール21では、熱や騒
音の発生は殆どない。
【0038】除糠筒30は、図5〜図7に示したよう
に、断面正六角形のものであり、この除糠筒30は、図
3等に示したように、玄米ホッパ10の下端開口11が
接続されている水平送りロール室20の出口側端(図3
では図示左端)に、その軸線が水平方向となるように連
結したものである。この除糠筒30内には、図4に示し
たように回転軸60と一体化される精米ロール40が収
納されるのである。
【0039】なお、水平送りロール室20内には、従来
のと同様な構成の送りロール21が収納してあり、この
送りロール21上の送り突条22によって、玄米ホッパ
10から投入されてきた玄米を、除糠筒30と精米ロー
ル40とによって形成される室間内に送り込むようにし
てある。勿論、この送りロール21も回転軸60に一体
化されたものであり、送りロール21の出口側に形成し
た係合凹部23と、精米ロール40側の係合凸部43と
を嵌合させることにより、図8に示したように当該送り
ロール21は精米ロール40と一体的に回転するものと
してある。
【0040】除糠筒30の各側面には、図6に示したよ
うに、第1除糠長穴31と第2除糠長穴32が形成して
ある。各第1除糠長穴31の除糠筒30の軸線に対する
傾斜角度は45°であり、その半径方向に対する長さは
約9.2mmであって、長穴の幅は約1.2mmであ
る。また、各第1除糠長穴31の形成密度は、除糠筒3
0の各側面に対して2列であり、図6の横方向の長さ約
90mmの間に21個となるようにしてある。一方、各
第2除糠長穴32は、長さが約14mmで、幅が1.2
mmであり、各側面に沿って3列となるようにしてあ
る。また、各第2除糠長穴32間のピッチは、本実施形
態の場合、約2.7mmとなるようにしてある。
【0041】以上の除糠筒30は、次のようにして製造
るものである。すなわち、まず除糠筒30の材料とし
て、マルテンサイト系のステンレス鋼板を採用するとと
もに、このステンレス鋼板の、除糠筒30の表面側にな
る側からレーザ光を照射するのである。除糠筒30の材
料として、マルテンサイト系のステンレス鋼板を採用す
ることによって、第1除糠長穴31及び第2除糠長穴3
2のレーザ光によるカット加工時に発生する熱により、
マルテンサイト系のステンレス鋼板の第1除糠長穴31
及び第2除糠長穴32の周囲となる部分に、硬度が非常
に高い「マルテンサイト」が形成されるのである。
【0042】本実施例では、使用するステンレス鋼板と
して、マルテンサイト系のSUS420であって、厚さ
が1.25mmで、縦×横の各長さが、914mm×1
819mmのものを採用した。この板に、図5及び図6
に示したような第1除糠長穴31及び第2除糠長穴32
を、27個分の除糠筒30用のものとして、レーザ光に
よって貫通加工した。つまり、上記のような大きなステ
ンレス鋼板に、まず第1除糠長穴31及び第2除糠長穴
32を形成したのであるが、この加工時にレーザ光によ
って発生する熱が当該鋼板を伝導して拡散するようにし
たのである。
【0043】また、以上のステンレス鋼板の、除糠筒3
0の表面側になる側からレーザ光を照射すると、レーザ
光によって形成された第1除糠長穴31及び第2除糠長
穴32の裏面に、レーザ光の熱によって溶かされかつマ
ルテンサイトとなったステンレス材からなる突起が「雪
庇」のように形成されることになり、これら第1除糠長
穴31及び第2除糠長穴32が鋭利化されることになる
のである。
【0044】そして、第1除糠長穴31及び第2除糠長
穴32を形成したステンレス鋼板をレーザ光によるカッ
ト加工を行って、図6に示したような除糠筒30の半割
れのもの(除糠筒30の右半分)を展開した板状物とし
て、130mm×190mmのものを54枚分形成し
た。同様に、左半分のものを作成した。それぞれを、図
7に示した六角柱状となるように折曲加工するととも
に、両者を溶接などの手段によって一体化した。この六
角柱状の除糠筒30の外側であって入口近傍に、図9に
示したように、除糠筒30の軸線と直交する平面内に位
置する環状の補強板33を、必要に応じて2列状態で一
体化した。
【0045】従って、以上のように製造すれば、各第1
除糠長穴31及び第2除糠長穴32の周囲を、ビッカー
ス硬度で300〜450の硬度の除糠筒30とすること
ができ、非常に耐久性の高い除糠筒30とすることがで
きるのであり、この除糠筒30を採用して除糠を行え
ば、各玄米に対する回転運動付与が効果的に行われると
ともに、玄米表面の米糠が各第1除糠長穴31及び第2
除糠長穴32によって従来よりも静かにかつ簡単に除去
されることになり、当該除糠筒30を使用した精米機2
00がスーパーやコンビニエンスストアにおいて使用さ
れる場合には、他の買物客に騒音で迷惑を掛けることが
なく、確実に除糠されることから周囲を汚すこともな
い。そして、この除糠筒30は、鋭利なものとなってい
ることもあって、米糠のこびりつきがないだけでなく、
頻繁な交換も不要となっていて、メンテナンスが非常に
簡単なものとなっているのである。
【0046】以上の除糠筒30の内側になる精米ロール
40は、図7及び図8に示したように形成してある。こ
の精米ロール40は、図8にも示したように、回転軸6
0と一体化するために、係合凸部43を有する円筒状の
ものとして形成したものであるが、その表面には、図7
及び図8に示したように、それぞれ2本づつの第1精米
突条41及び第2精米突条42が一体的に形成してあ
る。なお、この精米ロール40と送りロール21とは、
その各突条41、42及び22の加工上別体に構成して
あり、また送りロール21と回転軸60についても、送
り突条22の加工上別々に構成されているが、加工上の
問題がなければ、これらを一体化してもよい。
【0047】精米ロール40上の各第1精米突条41
は、図8にも示したように、精米ロール40の軸線に対
して、送りロール21の送り突条22の傾斜方向と逆に
傾斜させたものであり、更に、第1精米突条41の右端
と、送りロール21上の送り突条22の出口側端との間
に環状のあい路44を形成するものである。なお、本実
施形態の第1精米突条41では、図8の上側に示した第
1精米突条41の端部で示したように、約45゜の角度
で傾斜する端部を有したものとしてあり、あい路44を
極端に狭くすることがないようにしている。本実施形態
のlは、長さが約100mmの精米ロール40に対して
約15mmの長さ(軸線長さ)のものとしてあるが、3
0mm程度の長さのものとして実施しても構わない。
【0048】一方、精米ロール40上の各第2精米突条
42は、図7及び図8に示したように、精米ロール40
の軸線と平行となるものであり、本実施形態では長さ1
00mmの精米ロール40に対して約70mmのものと
してある。また、第2精米突条42は、図7に示したよ
うに、断面が台形となる形状のものとしてあるが、精米
ロール40上に垂直面を有する四角形のものとして実施
してよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る発明
によれば、上記実施形態において例示した如く、「精米
機200を構成すべく、玄米ホッパ10の下方に位置す
る水平送りロール室20内の送りロール21と、水平送
りロール室20の出口側端に連設した除糠筒30と、こ
の除糠筒30内に収納されて送りロール21の一端に水
平状に連結した精米ロール40と、除糠筒30の出口側
端に配置した圧力調整装置50とを備えた横型横型搗精
装置100において、除糠筒30を、マルテンサイト系
のステンレス鋼板を材料とするとともに、これにレーザ
ー加工によって貫通させた多数の除糠長穴31・32を
形成して、これらの除糠長穴31・32の近傍裏面側に
突起を形成したこと」にその構成上の特徴があり、これ
により、精米を行う従来の横型横型搗精装置の基本構造
の長所を生かすことができることは当然として、除糠作
用が非常に効果的で耐久性も高く、結果的に精米時にお
ける熱の発生を抑制して白米の品質を変えることなく本
来のおいしさを維持することができ、しかもスーパーや
コンビニエンスストアに設置したとしても、大きな騒音
を発生させることがなく、かつ粉塵等の発生をも防止で
きて、精米中に無関係な他の顧客に迷惑をかけないもの
とすることのできる、精米機200のための除糠筒を提
供ことことができるのである。
【0050】また、請求項2に係る除糠筒30において
は、上記請求項1の除糠筒30について、「除糠筒30
を角柱状のものとするとともに、その側面の入口近傍
に、除糠筒30の軸線と直交する平面内に位置する環状
の補強板33を設けたこと」にその構成上の特徴があ
り、これにより、上記請求項1の発明の目的を達成する
ことができる他、搗精圧力による除糠筒30の拡径・変
形を抑えて、除糠作用をより一層確実に行うことのでき
る除糠筒を提供することができるのである。
【0051】さらに、上記いずれの除糠筒30において
も、これによる除糠作業を言わば鋭利な除糠長穴31・
32によって行えるのであるから、精米機200の取出
口52から出てきた白米をつやのあるものとすることが
できるのである。
【0052】そして、請求項3の製造方法によれば、
「精米機200を構成すべく、玄米ホッパ10の下方に
位置する水平送りロール室20内の送りロール21と、
水平送りロール室20の出口側端に連設した除糠筒30
と、この除糠筒30内に収納されて送りロール21の一
端に水平状に連結した精米ロール40と、除糠筒30の
出口側端に配置した圧力調整装置50とを備えた横型横
型搗精装置100の除糠筒30を製造する方法におい
て、除糠筒30の材料として、マルテンサイト系のステ
ンレス鋼板を採用するとともに、このステンレス鋼板
の、除糠筒30の表面側になる側からレーザーを照射す
ることによって、当該除糠筒30の内外に貫通する多数
の除糠長穴31・32を設けて、これらの除糠長穴31
・32の近傍裏面側に突起を形成するようにしたこと」
に特徴があり、これにより、上記請求項1または2に係
る除糠筒30を確実に製造することができる他、除糠作
用をより一層確実に行うことのできる除糠筒30を製造
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除糠筒を横型搗精装置に適用した精米
機の斜視図である。
【図2】同精米機の側面カバーを外して米糠容器を引き
出したときの斜視図である。
【図3】同精米機の断面図である。
【図4】同精米機内の横型搗精装置を示す部分破断側面
図である。
【図5】圧力調整装置を替えた横型搗精装置の部分破断
側面図である。
【図6】本発明に係る除糠筒の拡大側面図である。
【図7】内部に精米ロールを収納した除糠筒の正面図で
ある。
【図8】本発明の除糠筒内の精米ロール及びこれが連結
される送りロールの拡大側面図である。
【図9】側面に補強板を設けた除糠筒を中心にしてみた
横型搗精装置の部分側面図である。
【図10】本発明に係る除糠筒の除糠長穴近傍の断面を
示す顕微鏡写真であり(a)は100倍のものを、
(b)は400倍のものを示す。
【図11】本発明に係る除糠筒の除糠長穴の内部表面の
状態を示す顕微鏡写真であり、(a)はレーザカットさ
れた部分を、(b)は内部表面を示す。
【符号の説明】
100 横型搗精装置 10 玄米ホッパ 20 水平送りロール室 21 送りロール 22 送り突条 23 係合凹部 30 除糠筒 31 第1除糠長穴 32 第2除糠長穴 33 補強板 40 精米ロール 41 第1精米突条 42 第2精米突条 43 係合凸部 44 あい路 50 圧力調整装置 60 回転軸 61 プーリ 62 駆動モータ 70 案内樋 200 精米機 210 米糠容器 220 排出シュータ 230 白米袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02B 1/00 - 7/02 109

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精米機を構成すべく、玄米ホッパの下方に
    位置する水平送りロール室内の送りロールと、前記水平
    送りロール室の出口側端に連設した除糠筒と、この除糠
    筒内に収納されて前記送りロールの一端に水平状に連結
    した精米ロールと、前記除糠筒の出口側端に配置した圧
    力調整装置とを備えた横型搗精装置において、 前記除糠筒を、マルテンサイト系のステンレス鋼板を材
    料とするとともに、これにレーザ加工によって貫通させ
    た多数の除糠長穴を形成して、これらの除糠長穴の近傍
    裏面側に突起を形成したことを特徴とする横型搗精装置
    の除糠筒。
  2. 【請求項2】前記除糠筒を角柱状のものとするととも
    に、その側面の入口近傍に、前記除糠筒の軸線と直交す
    る平面内に位置する環状の補強板を設けたことを特徴と
    る請求項1に記載の横型搗精装置の除糠筒。
  3. 【請求項3】精米機を構成すべく、玄米ホッパの下方に
    位置する水平送りロール室内の送りロールと、前記水平
    送りロール室の出口側端に連設した除糠筒と、この除糠
    筒内に収納されて前記送りロールの一端に水平状に連結
    した精米ロールと、前記除糠筒の出口側端に配置した圧
    力調整装置とを備えた横型搗精装置の前記除糠筒を製造
    する方法において、 前記除糠筒の材料として、マルテンサイト系のステンレ
    ス鋼板を採用するとともに、このステンレス鋼板の、前
    記除糠筒の表面側になる側からレーザ光を照射すること
    によって、当該除糠筒の内外に貫通する多数の除糠長穴
    を設けて、これらの除糠長穴の近傍裏面側に突起を形成
    するようにしたことを特徴とする横型搗精装置における
    除糠筒の製造方法。
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