JP3172427B2 - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

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JP3172427B2
JP3172427B2 JP06770996A JP6770996A JP3172427B2 JP 3172427 B2 JP3172427 B2 JP 3172427B2 JP 06770996 A JP06770996 A JP 06770996A JP 6770996 A JP6770996 A JP 6770996A JP 3172427 B2 JP3172427 B2 JP 3172427B2
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美穂 富田
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学反応装置や生
物反応装置等に用いられる固液分離装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】化学反応装置や生物反応装置等に用いら
れる、固液2相流動反応器や気液固3相流動反応器にお
いては、媒体として必要な固体粒子を反応器内に保持し
続ける必要がある。この媒体とは、例えば触媒を担持さ
せる多孔質粒子や微生物を付着させる高分子ゲル粒子等
である。反応液を反応器外に取り出す際に必要な固体粒
子を反応器内に保持し続ける方法としては、固体粒子と
液体との比重差を利用するサイクロン分離、沈降分離が
あり、また固体粒子の大きさの差を利用するスクリーン
による分離が主として用いられている。
【0003】これらの方法のうち、固体粒子の大きさの
差を利用する方法は最も確実ではあるが、スクリーンの
目詰まりの問題があり、また固体粒子の材質によっては
スクリーン面の磨耗が問題となる。特に反応装置が大型
になった場合には、液中にあるスクリーンの目詰まりの
清掃や修理、交換等のメンテナンス作業が非常に煩雑か
つ困難になるという問題がある。
【0004】そこで本発明者はこの問題を解決するため
に、スクリーンと流路とを一体化し、それらを反応器内
外に移動自在とした固体粒子の分離装置を先に発明し、
既に特開平6−254313号として公開済みである。
ところがこの先願の装置は、スクリーンを移動させるた
めに別の設備が必要となるためにコンパクトな設計がで
きず、スペースに余裕のない場所には設置できないとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、スクリーンの目詰まりの清掃や修
理、交換等のメンテナンス作業を簡便に行うことがで
き、しかもコンパクト化された固液分離装置を提供する
ためになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、反応器の内壁面に反応器外部と
連通させてパイプを設けるとともに、そのパイプの反応
器内先端部分に、一部または全部をスクリーン面とした
中空柱状体を、その軸線に対して直角でありかつ前記パ
イプ上に位置する水平軸を中心として回転可能に取り付
け、その中空柱状体を前記水平軸を中心として回転させ
た場合に、水平に倒されたときにはその全体が液面下に
浸漬し、その端部を上方に回転させたときには液面上に
露出するものとし、かつこの中空柱状体の内部と前記パ
イプとを連通させたことを特徴とするものである。な
お、中空柱状体の回転中心となる水平軸を、中空柱状体
の重心と略一致する位置に設けることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を説明する。図1において、1は反応器、2はその内
壁面に反応器外部と連通させて設けたパイプである。こ
のパイプ2は反応器1の液面よりもやや下方位置に、反
応器1の壁面を貫通させて水平に設けることが好ましい
が、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0008】3は円筒状または角筒状の中空柱状体であ
り、その外表面の一部または全部を固体粒子を分離可能
なスクリーン面4としてある。この例では、円筒の両端
面を除く円筒面の全体がスクリーン面4となっている。
この中空柱状体3は、その軸線に対して直角な水平軸5
を中心として図示のように回転(揺動)することができ
るようになっている。この例では水平軸5はパイプ2の
軸線と一致しており、かつ中空柱状体3の内部とパイプ
2の内部とは連通されている。
【0009】中空柱状体3は、図1に実線で示すように
水平軸5を中心として水平に倒されたときにはその全体
が液面下に浸漬し、また鎖線で示すように上方に回転
(揺動)されたときには液面上に露出するようになって
いる。このため常時は中空柱状体3を液面下に浸漬して
おき、スクリーン面4により固体粒子を分離して反応液
のみをパイプ2を通じて反応器1の外部に取り出すこと
ができる。また、スクリーン面4が閉塞して反応液の取
り出しが困難となったときには鎖線で示すように中空柱
状体3を液面上に露出させ、ブラシ洗浄や高圧水洗浄に
よる清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことができ
る。この例では中空柱状体3の回転は人力により行われ
る。
【0010】図2は本発明の他の実施の形態を示す図で
あり、この例では中空柱状体3の重心位置に水平軸5が
設けられている。このように構成しておけば水平軸5の
まわりに重量がバランスし、回転に必要な力が少なくな
る。なおこの例ではモータ6により中空柱状体3を回転
させることができるようになっている。いずれの場合に
も、中空柱状体3を散気板の上方に設置しておけば散気
板から上昇する気泡によりスクリーン面4が清掃される
こととなるので好ましい。
【0011】5000m3 /dayの処理量を持つ下水
処理場の曝気槽に本発明の装置を設置する場合、スクリ
ーンの通過速度は1200〜1500m/日が好まし
く、中空柱状体3のサイズは例えば直径40cm×長さ
3m程度とすればよく、またスクリーンの目開きは例え
ば1〜3mm程度とすればよい。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の固液分
離装置によれば、反応器内の固体粒子と反応液とをスク
リーンにより分離し、反応液のみをパイプを通じて外部
に取り出すことができる。また中空柱状体を液面上に回
転(揺動)させることができるので、スクリーンの目詰
まりの清掃や修理、交換等のメンテナンス作業を簡便に
行うことができる。しかも本発明の固液分離装置はコン
パクトな設計ができ、スペースに余裕のない下水処理場
等にも設置できる利点がある。なお回転中心となる水平
軸を、中空柱状体の重心と略一致する位置に設けておけ
ば、小さい力で中空柱状体を回転できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図面であり、
(A) は正面図、(B) は側面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明する図面であ
り、(A) は正面図、(B) は側面図である。
【符号の説明】
1 反応器、2 パイプ、3 中空柱状体、4 スクリ
ーン面、5 水平軸、6 モータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応器の内壁面に反応器外部と連通させ
    てパイプを設けるとともに、そのパイプの反応器内先端
    部分に、一部または全部をスクリーン面とした中空柱状
    体を、その軸線に対して直角でありかつ前記パイプ上に
    位置する水平軸を中心として回転可能に取り付け、その
    中空柱状体を前記水平軸を中心として回転させた場合
    に、水平に倒されたときにはその全体が液面下に浸漬
    し、その端部を上方に回転させたときには液面上に露出
    するものとし、かつこの中空柱状体の内部と前記パイプ
    とを連通させたことを特徴とする固液分離装置。
  2. 【請求項2】 中空柱状体の回転中心となる水平軸を、
    中空柱状体の重心と略一致する位置に設けた請求項1記
    載の固液分離装置。
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