JP3172303U - 打抜き型及びそれに使用される打抜き型用打抜き刃 - Google Patents

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Abstract

【課題】 打抜き刃を、ベース板にそれから容易に離脱することなく安定かつ確実に植設してなる打抜き型及びそれに使用される打抜き型用打抜き刃を提供する。【解決手段】 打抜き型Dは、厚さ方向に刃装入溝6が穿設されると共に裏面の所要位置に前記刃装入溝6に連通する座繰り状凹部7が穿設されてなるベース板5と、前縁に切刃2が形成されると共に背縁に前記ベース板5の座繰り状凹部7に対応する位置において長さ方向に沿ってスリット3が穿設されてなり、前記スリット3が前記ベース板5の座繰り状凹部7内に配置されるように前記背縁側から前記ベース板5の刃装入溝6内に圧入された打抜き刃1と、前記打抜き刃1のスリット3に挿通又は係合されると共に座繰り状凹部7内壁に固定された係止体8、9とから構成される。【選択図】 図3

Description

本考案は、シート類を所定形状に精密に打ち抜くための打抜き型及びそれに使用される打抜き型用打抜き刃に関する。
シート類を所定形状に精密に打ち抜くために突切り打抜き型が多用され、該打抜き型はベニヤ合板等のベース板に打抜き刃を被打ち抜き形状に沿って植設してなる構造を備える。
前記打抜き刃をベース板に植設するに際して、従来、該打抜き刃は、ベース板の表面に穿設された刃装入溝内にその背縁側から圧入されていたが、この場合、打抜き条件によっては打抜き直後の打抜き型の後退時に前記打抜き刃がベース板から抜けて離脱してしまう等の問題があった。
これに対して、本出願人は、打抜き刃の背縁に、刃幅方向への切込みとそれに中間部で連通する長さ方向へのスリットとからなるT字形状溝を穿設すると共に該T字形状溝で区画された一対の対向する舌状部を刃面に対して屈曲可能に形成し、他方、ベース板に、厚さ方向に刃装入溝を穿設すると共に裏面に該刃装入溝に連通する座繰り状凹部を穿設し、前記打抜き刃をその背縁側から前記ベース板の刃装入溝内に圧入すると共に該打抜き刃背縁の前記一対の舌状部を前記ベース板の座繰り状凹部内に配置させ、さらに前記座繰り状凹部内において互いに反対方向に折り曲げると共に該座繰り状凹部底面に係止させ、それによって前記ベース板からの打抜き刃の抜けによる離脱を確実に防止し得ることを先に提案した(特許文献1)。
前記改良技術は、所期の目的を達し得るものの、前記ベース板からの打抜き刃の抜けによる離脱防止が、折り曲げられた各舌状部の細い片側端縁と座繰り状凹部底面との係止により行われるので、打抜き刃の後退時における抜けに対抗する強度が若干不十分になる場合があり、また前記打抜き刃背縁の一対の舌状部を前記座繰り状凹部内において互いに反対方向に折り曲げる際に前記舌状部が座繰り状凹部底面に食い込み、必要な折り曲げが困難になる場合が時として生じる等の問題を残していた。
実用新案登録第3007726号公報
本考案の課題は、打抜き刃を、ベース板にそれから容易に離脱することなく安定かつ確実に植設してなる打抜き型及びそれに使用される打抜き型用打抜き刃を提供することにある。
本考案に係る打抜き型は、請求項1に記載のように、厚さ方向に刃装入溝が穿設されると共に裏面の所要位置に前記刃装入溝に連通する座繰り状凹部が穿設されてなるベース板と、前縁に切刃が形成されると共に背縁に前記ベース板の座繰り状凹部に対応する位置において長さ方向に沿ってスリットが穿設されてなり、前記スリットが前記ベース板の座繰り状凹部内に配置されるように前記背縁側から前記ベース板の刃装入溝内に圧入された打抜き刃と、前記打抜き刃のスリットに挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定された係止体とからなることを特徴としている。
前記打抜き刃のスリットが、請求項2に記載のように、前記打抜き刃の背縁に前記スリットに連通するように刃幅方向に穿設された切込みを有していてもよい。
前記係止体は、例えば、請求項3に記載のように、前記打抜き刃のスリットに挿通される差し錠片と、前記差し錠片の一端側又は両端側をベース板の座繰り状凹部内壁に固定するネジ部材とから構成されていてもよい。
前記打抜き刃の背縁における前記スリットや切込みは、前縁に切刃が形成された刃体材料の背縁を挟んで対向配置された所要形状のポンチ及びそれに対応するダイスとからなる公知の溝加工装置により穿設することができる。
前記打抜き型においては、前記打抜き刃のスリットに係止体が挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定されることにより、該係止体がストッパーの作用を奏し、打抜き刃がベース板に対して引抜き方向の力を受けた場合にベース板からの打抜き刃の離脱を防止する。
前記打抜き型用打抜き刃は、例えば、請求項4に記載のように、前縁に切刃が形成されると共に背縁に前記ベース板の座繰り状凹部に対応する位置において長さ方向に沿ってスリットが孤立状に穿設されてなるものである。この態様では、前記スリットは、孤立状に、即ち外部に開口されていない状態で穿設され、例えば前記打抜き刃の背縁に前記スリットに連通するように刃幅方向に穿設された切込みを有する従来公知の穿設態様は除外される。前記打抜き刃の場合も、既述のように、前記打抜き刃のスリットが前記ベース板の座繰り状凹部内に配置されるように前記背縁側から前記ベース板の刃装入溝内に圧入され、係止体が前記打抜き刃のスリットに挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定されることになる。
請求項1に係る打抜き型の考案によれば、前記ベース板の座繰り状凹部内において前記打抜き刃のスリットに係止体が挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定されることにより、該係止体がストッパーの作用を奏して前記打抜き刃を前記ベース板に確実に固定し、打抜き刃がベース板に対して引抜き方向の力を受けた場合にベース板からの打抜き刃の離脱を確実に防止することができる。
請求項2に係る打抜き型の考案によれば、前記打抜き刃のスリットが前記打抜き刃の背縁に前記スリットに連通するように刃幅方向に穿設された切込みを有する従来の穿設形態と類似の穿設形態の打抜き刃を用いても、前記と同様の作用効果を奏することができる。
請求項3に係る打抜き型の考案によれば、差し錠片とネジ部材とからなる係止体を用いて、前記打抜き刃を前記ベース板に容易且つ確実に固定することができる。
請求項4に係る打抜き型用打抜き刃の考案によれば、前記打抜き刃を請求項1に記載のように前記ベース板に係止体を用いて固定することにより、前記と同様の作用効果を奏することができる。
図1(A)及び(B)は、各々本考案に係る打抜き型に使用可能な打抜き刃の側面図である。 図2(A)及び(B)は、図1(A)に示す打抜き刃をベース板の刃装入溝に圧入した状態における各々断面図及び底面図である。 図3(A)及び(B)は、図2に示す打抜き刃のベース板への圧入に続いて、該打抜き刃を係止体によりベース板に固定して打抜き型を形成した状態における各々断面図及び底面図である。
ベース板に、厚さ方向に刃装入溝が穿設されると共に裏面の所要位置に前記刃装入溝に連通する座繰り状凹部が穿設され、打抜き刃には、前縁に切刃が形成されると共に背縁に前記ベース板の座繰り状凹部に対応する位置において長さ方向に沿ってスリットが穿設され、前記スリットが前記ベース板の座繰り状凹部内に配置されるように前記背縁側から前記ベース板の刃装入溝内に圧入される。係止体が、圧入された前記打抜き刃のスリットに挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定される。
図1(A)及び(B)は、各々本考案に係る打抜き型に使用可能な打抜き刃の側面図である。図1(A)に示す打抜き刃1では、前縁に切刃2が形成されると共に背縁に長さ方向に沿ってスリット3が孤立状に穿設されている。また、図1(B)に示す打抜き刃11では、前縁に切刃2が形成されると共に背縁に長さ方向に沿ってスリットが穿設され、さらに前記スリット3に連通するように切込み4が前記背縁に刃幅方向に穿設されている。前記図1(A)に示す打抜き刃1が、強度面において優れ、加工も容易であるが、図1(B)に示す打抜き刃11もまた本考案に使用可能である。
図2(A)及び(B)は、図1(A)に示す打抜き刃をベース板の刃装入溝に圧入した状態における各々断面図及び底面図であり、同図において、ベース板5には表面に刃装入溝6が所要幅及び所要深さに穿設されると共に裏面に該刃装入溝6に連通状態で直交する楕円形の座繰り状凹部7が穿設され、前記打抜き刃1が、そのスリット3をベース板5の座繰り状凹部7内に配置するようにその背縁側からベース板5の刃装入溝6内に圧入されている。
図3(A)及び(B)は、図2に示す打抜き刃のベース板への圧入に続いて、該打抜き刃を係止体によりベース板に固定して打抜き型を形成した状態における各々断面図及び底面図であり、同図において、既述のように、前記打抜き刃1がその背縁側からベース板5の刃装入溝6内に圧入されると共に該打抜き刃1のスリット3がベース板5の座繰り状凹部7内に配置された状態で、前記スリット3に差し錠片8が挿通されると共に前記差し錠片8の両端側が前記座繰り状凹部7底壁に脱着可能にネジ部材9で固定され、それによって、打抜き刃1をベース板5に抜けによる離脱不能に植設固定してなる打抜き型Dが形成されている。
D 打抜き型
1 打抜き刃
2 切刃
3 スリット
4 切込み
5 ベース板
6 刃装入溝
7 座繰り状凹部
8 差し錠片
9 ネジ部材
11 打抜き刃


Claims (4)

  1. 厚さ方向に刃装入溝が穿設されると共に裏面の所要位置に前記刃装入溝に連通する座繰り状凹部が穿設されてなるベース板と、前縁に切刃が形成されると共に背縁に前記ベース板の座繰り状凹部に対応する位置において長さ方向に沿ってスリットが穿設されてなり、前記スリットが前記ベース板の座繰り状凹部内に配置されるように前記背縁側から前記ベース板の刃装入溝内に圧入された打抜き刃と、前記打抜き刃のスリットに挿通又は係合されると共に座繰り状凹部内壁に固定された係止体とからなることを特徴とする打抜き型。
  2. 前記打抜き刃のスリットが、前記打抜き刃の背縁に前記スリットに連通するように刃幅方向に穿設された切込みを有する請求項1に記載の打抜き型。
  3. 前記係止体が、前記打抜き刃のスリットに挿通される差し錠片と、前記差し錠片の一端側又は両端側をベース板の座繰り状凹部内壁に固定するネジ部材とからなる請求項1に記載の打抜き型。
  4. 前縁に切刃が形成されると共に背縁に前記ベース板の座繰り状凹部に対応する位置において長さ方向に沿ってスリットが孤立状に穿設されてなる打抜き型用打抜き刃。
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