JP3172298U - 動物用罠装置 - Google Patents

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尚 加藤
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Abstract

【課題】凍結の心配がなく確実な動作ができるだけでなく、単純な構成により製造が安価で操作が容易な動物用罠装置を提供する。
【解決手段】本動物用罠装置は、中央部にて下方に屈曲可能に形成された踏み板20と、該踏み板を収容できる大きさと前記踏み板の厚さよりも大きな深さを有し、前記踏み板の両端部を載置保持できる段部11が形成された基台10と、ループが前記踏み板の外周に係止されて前記踏み板をその中心方向に付勢し、係止が解除された際にこのループが収縮するバネ付きループ状ワイヤ30とからなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、猪、鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠装置に関する。
従来から、猪や鹿等の有害野生動物を捕獲するための罠として、踏み板の反動によりループ状ワイヤを発射する形式の罠装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、踏み板の上面に半円弧状の作動体を互いに対向させて載置し、各作動体の回動端部を枠体の受け桟に載置し、縮小方向に付勢されたループを有するワイヤを各作動体の外周に懸回してリング状に保形した野生動物用罠が開示されている。このような半円状作動体を用いた罠装置はこれまで数多く提案されているが、冬期に使用する場合、積雪などで作動体の回動部が凍結してしまってうまく作動しないという問題点があった。
実用新案登録第3127832号公報
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、凍結の心配がなく確実な動作ができるだけでなく、単純な構成により製造が安価で操作が容易な動物用罠装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本考案による動物用罠装置は、中央部にて下方に屈曲可能に形成された踏み板と、前記踏み板を収容できる大きさと前記踏み板の厚さよりも大きな深さを有し、前記踏み板の両端部を載置保持できる段部が形成された基台と、ループが前記踏み板の外周に係止されて前記踏み板をその中心方向に付勢し、係止が解除された際にこのループが収縮するバネ付きループ状ワイヤとからなることを特徴とする。
前記踏み板は長さ方向の中央にて2分割されており、長さ方向の中央にて2分割されており、両方の踏み板片を片側にのみ屈曲可能に保持する接続部材で接続されている構成をとることができ、また長さ方向の中央部に長さ方向と直角な溝部を形成することにより、応力が負荷された際に分割可能に構成することもできる。
本考案による動物用罠装置は、部品点数が少ないため製造が安価で容易であるばかりでなく、持ち運びや操作も容易である。また、回動する作動体のような部品がないため、凍結の心配がなく、冬期でも確実な動作が期待できる。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説明する。図1に本考案による罠装置の一実施例の断面図を示す。また、この実施例の平面図を図2に示す。基台10は木製の箱であり、上下面は開放されている。また、上面側の左右に段部11が形成されている。一方、踏み板20は木板からなり、中央の分離部21において左右の踏み板片に分離されており、上面側のみポリエステルシート等の柔軟性素材からなる連結部材22により連結されていて、下方にのみ屈曲できるよう構成されている。連結部材22は、釘或いはネジ等により踏み板に固定することができ、また接着剤や粘着テープを使用することも可能である。さらに、蝶番と使用することもできる。
また、ループ状ワイヤの構成を図3に示す。長い金属製ワイヤ30の一端部にループ係合部材32を配置してワイヤを拡縮自在のループ部31に保持し、ワイヤ30の中央部には円筒状のバネ圧縮管33を挿通する。このバネ圧縮管33はループ部31から遠い方の端部にてバネ(図示してない)を保持できるようになされていて、バネ圧縮管33内のワイヤに挿通されたバネを保持する。バネ圧縮管の他端にはバネを圧縮したまま保持できるようにするためのセットネジ34が配置されている。セットネジ34は、例えば、金属環の外周面に穴を設けてネジで螺合する構成を取ることができる。さらに、バネ圧縮管33のループ31と反対側に隣接してストッパー35が配置される。ストッパー35もセットネジ34と同様の構成とすることができる。
上述の部品よりなる罠装置をセットする際には、まずバネ圧縮管33内にバネを圧縮してセットネジ34にて圧縮したバネを保持する。ストッパー35を緩めることによりバネ圧縮管33はワイヤ30に沿って移動可能となるため、ループ部31を広げて踏み板20の外周に巻回し、踏み板10が屈曲しないように付勢した状態になるようバネ圧縮管33の位置を調整した上、ストッパー35にて固定する。この状態で踏み板20を基台10に載置することにより、踏み板20の両端部が基台10の段部11上に係止される。
動物が踏み板20に脚を載せると踏み板20が下方に屈曲し、それに伴ってワイヤループ部31が踏み板20より開放される。この際、バネ圧縮管33内のバネが伸長してループ係合部材32を押圧しループ31の径を縮めるため、動物の脚がループ31内で捕捉される。
図4には、本考案による罠装置に使用する踏み板の別の実施例を示した。図4は断面図であり、外形形状は図2に示した踏み板20と同様であるが、図2のように左右の踏み板片に分離されてはいない。材質は発泡スチロール等の脆弱素材を使用し、中央部に長さ方向に対して直角に溝部23を形成しておく。罠装置のセット方法は、この溝部23を下にして基台10上に載置する以外は、上述の実施例と同様である。
この踏み板の場合は2枚の踏み板片に分離されてはいないが、動物がこの踏み板に脚を載せた際に、溝部23に沿って踏み板20が下方に曲折切断され上述の実施例と同じようにワイヤを発射することができる。
以上説明したように、本考案による動物用罠装置は、部品点数が少ないため製造が安価で容易であるばかりでなく、持ち運びや操作も容易である。また、回動する作動体のような部品がないため、凍結の心配がなく、冬期でも確実な動作が期待できる。
本考案の罠装置実施例をセットした状態を示す断面図である。 図1に示した実施例の平面図である。ただし、ワイヤを省略してある。 図1の実施例に使用するループ状ワイヤの構成を示す説明図である。 本考案の罠装置に使用する別の踏み板実施例を示す断面図である。
10 基台
11 段部
20 踏み板
21 分離部
22 連結部材
23 溝部
30 ワイヤ
31 ループ部
32 ループ係合部材
33 バネ圧縮管
34 セットネジ
35 ストッパー

Claims (3)

  1. 中央部にて下方に屈曲可能に形成された踏み板と、前記踏み板を収容できる大きさと前記踏み板の厚さよりも大きな深さを有し、前記踏み板の両端部を載置保持できる段部が形成された基台と、ループが前記踏み板の外周に係止されて前記踏み板をその中心方向に付勢し、係止が解除された際にこのループを収縮するバネ付きループ状ワイヤとからなることを特徴とする動物用罠装置。
  2. 前記踏み板は長さ方向の中央にて2分割されており、両方の踏み板片を片側にのみ屈曲可能に保持する接続部材で接続されていることを特徴とする請求項1記載の動物用罠装置。
  3. 前記踏み板は長さ方向の中央部に長さ方向と直角な溝部を形成することにより、応力が負荷された際に分割可能に構成されていることを特徴とする1記載の動物用罠装置。
JP2011005890U 2011-09-20 動物用罠装置 Expired - Lifetime JP3172298U (ja)

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JP3172298U true JP3172298U (ja) 2011-12-15

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