JP3172274U - 受動型赤外線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度良く人間のみ検出する移動体検出機能を備えた受動型赤外線検出装置を提供する。【解決手段】第1の検知エリアA内を移動する物体の動きを検出する第1の検出器と、その第1の検出器からの第1の出力信号を処理する信号処理部とで構成される第1の検出ユニット10と、第2の検知エリアB内を移動する物体の動きを検出する第2の検出器と、その第2の検出器からの第2の出力信号を処理する信号処理部とで構成される第2の検出ユニット20とを備える。さらに、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットの間に遮蔽板30を設けて、受動型赤外線検出装置とする。また、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットからの信号によって移動体検出を判定する判定部を備え、第1の検出器から受けた第1の出力信号と第2の検出器から受けた第2の出力信号を同じ移動物体から同時に検出した場合にのみ、移動体有りと判定する。【選択図】図1

Description

本考案は、二つの検出ユニットを備え、それらから別々に得られる2系統の検出信号を処理し、移動物体の存在を検出する移動物体検出装置に関するものである。
所定の空間内を移動する人間を検出する移動物体検出装置として、物体から放射される赤外線を検出する受動型赤外線検出装置が多用されている。
この装置は、一つの焦電型赤外線検出素子に、凹面鏡やフルネルレンズ等の光学系により複数の方向からの赤外線エネルギーを集束し、その焦電型赤外線検出素子から得られる検出信号をもとに、移動物体の存在の有無を判定するものである。従来より、広い範囲を一台の装置によりカバーするために、複数の焦電型赤外線検出素子、光学系及び信号処理系統を備えたものも実用化されている。
焦電型赤外線検出素子と光学系及び信号処理系統を一つの検出ユニットととらえたとき、そのような検出ユニットを複数個内蔵した移動物体検出装置は存在していたが、それぞれの検出ユニットから得られる検出信号が所定の検知レベルを超えるかどうかを個々に判定して、どれかひとつでも所定の検知レベルを超えた検出ユニットがあれば、ただちに移動物体有りという検知信号を出力するよう構成されていた。
特開平9−211147号公報
しかしながら、どれかひとつでも所定の検知レベルを超えた検出ユニットがあれば、ただちに移動物体有りという判断のもとに移動体検出を行うと、本来検出したい人間だけではなく小動物とうも検出してしまい、誤検知が多くなるという問題があった。
本考案は、精度良く人間のみ検出することが可能になる移動体検出機能を備えた受動型赤外線検出装置を提供することを目的とする。
請求項1の考案は、第1の検知エリア内を移動する物体の動きを検出する第1の検出器と、その第1の検出器からの第1の出力信号を処理する信号処理部とで構成される第1の検出ユニットと、第2の検知エリア内を移動する物体の動きを検出する第2の検出器と、その第2の検出器からの第2の出力信号を処理する信号処理部22とで構成される第2の検出ユニットと、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットの間に遮蔽板を備えた受動型赤外線検出装置において、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットからの信号によって移動体検出を判定する判定部を備え、
第1の検出器から受けた第1の出力信号と第2の検出器から受けた第2の出力信号を同じ移動物体から同時に検出した場合にのみ、移動体有りと判定することを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の受動型赤外線検出装置において、受動型赤外線検出装置は、遮蔽板の角度を調節することによって第1の検知エリアと第2の検知エリアを設定するエリア設定部と、さらに調節した角度によってタイマの設定時間を自動設定するタイマ設定部をさらに備え、
前記判定部は、第1の検出器から受けた第1の出力信号と第2の検出器から受けた第2の出力信号との時間差が前記タイマ設定部で自動設定した時間内であった場合に移動体有りと判定することを特徴とする。
本考案によれば、侵入してきた人間のみ精度良く検出することが可能になる。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。まずは実施例1について説明する。
図1は、本考案の受動型赤外線検出装置と、その検知エリアを示したものであり、壁面に固定された受動型赤外線検出装置に内蔵された検出ユニット10及びその検知エリアA、検出ユニット20及びその検知エリアBを示した側面図である。検知エリアAまたは検知エリアBの中を移動体が移動すると、検知ユニットを構成する検出器がそれを検出して、移動物体有りという判定結果(検知信号)を出力する。図1では、検出ユニット10と検出ユニット20との間に遮蔽板30を備えることによって二つの検知エリアは重なることのない状態にて固定されており、検知エリアAがカバーする範囲と検知エリアBがカバーする範囲との和が、この受動型赤外線検出装置全体の検知エリアを形成している。
受動型赤外線検出装置は、検出器として焦電型赤外線検出素子を用いており、この検出素子に反射鏡やレンズ等の光学系を介して複数の方向からの赤外線エネルギーを集束させ、この赤外線エネルギー変化量に応じた電気信号をこの検出素子から出力させるようになっている。この信号を増幅し、所定のレベルを越えたかどうかを比較し、その結果に基づき移動物体有りという判定をおこなうものである。
図2は、本考案の受動型赤外線検出装置の構成を示したブロック図である。検知エリアAを備えた検出ユニット10と、検知エリアBを備えた検出ユニット20とはそれぞれ、焦電型赤外線検出素子11,21と、信号処理部12,22を備えており、二つの検出ユニットからは信号aと信号bが出力される。検出ユニット10と検出ユニット11の間には、遮蔽板30が備えられており、遮蔽板の角度を調整することによって検知エリアAと検知エリアBを設定可能となっている。
さらに、受動型赤外線検出装置はタイマ部40を備え、検知エリアAおよび検知エリアBでの移動体検出において、一定時間内かどうかチェックすることにより誤検知を少なくしている。
それらを総合的に判断する判定部50をさらに備える。
次に、移動体の検出方法について説明する。
上部に備えられた検出ユニット10の検知エリアAは必然的に下部に備えられた検出ユニット20の検知エリアBよりも遠方である。
その為、まず検知エリアAで移動体を検出した後、一定時間内に検知エリアBで同じ移動体を検出した場合に、検出した移動体は人間であると判断する。
それ以外の例えば、検知エリアAで移動体を検出した後、一定時間内に検知エリアBで同じ移動体を検出しなかった場合は、
仮に移動体が人間であれば一定時間内に移動するであろう距離に到達していなかったことから、その移動体は人間以外であったと判断する。
逆に、一定時間内であっても極端に検知エリアBでの検出時間が短かった場合も、移動体の速度から、その移動体は人間以外であったと判断する。
図3は、本考案の受動型赤外線検出装置を天井に設置した図の側面図である。受動型赤外線検出装置は、焦電型赤外線検出素子11および21の間に設置した遮蔽板30の角度を変更することにより、(イ)から(ロ)のような状態に設定可能である。
また、遮蔽板の角度によってタイマの設定時間を自動調整することによって、より誤検知が少なくなる。
図4は、本例の受動型赤外線検出装置における移動体検出動作に関するフローチャートである。
まず、遮蔽板30の角度を調整することにより、検知エリアAおよび検知エリアBの設定を行う(S101)。このとき、遮蔽板の角度によってタイマの設定も自動で行う。
まず初めに、外周側の検知エリアAで移動体を検出したかどうかのチェックを行う(S102)。検出していない場合は、検出するまで待機する(S102 NO)。 検出した場合(S102 YES)は、タイマーを起動させ、さらに同じ移動物体を検知エリアAおよび検知エリアBで同時に検出したかどうかチェックを行う(S103)。
検知エリアAおよび検知エリアBで同時に検出しなかった場合(S104 NO)は、移動体物体は人間なく小動物であると判断し、待機状態に戻る。
検知エリアAおよび検知エリアBで同時に検出した場合(S104 YES)は、さらに、同じ移動物体を検知エリアBで検出したかどうかチェックを行う(S105)。
検知エリアBで検出しなかった場合(S105 NO)は、移動体物体は人間なく小動物であると判断し、待機状態に戻る。
検知エリアBで検出した場合(S105 YES)は、さらに、検知エリアAと検知エリアBでの検出した時間の差異がS101で自動設定した一定時間以内かどうかのチェックを行う(S106)。
検出した時間の差異が一定時間内ではなかった場合(S106 NO)は、検出した移動体を人間ではなかったと判断し、待機する。
検出した時間の差異が一定時間内の場合(S106 YES)は、検出した移動体を人間と判断する。
本実施例では、検出した時間の差異を検知エリアAで検知した時間と検知エリアBで検知した時間との差異を判断基準としたが、検出した時間の差異を検知エリアAで検知した時間と検知エリアAおよび検知エリアBの両方で検知した時間としてもよく、検出した時間の差異を検知エリアAおよび検知エリアBの両方で検知した時間と検知エリアBで検知した時間としてもよい。
次に実施例2について説明する。
実施例2は、検出ユニット1の焦電型赤外線検出素子11と検出ユニット2の焦電型赤外線検出素子21それぞれを、異なる波長で受信することによって、検出ユニット1に対応する検知エリアAにて検知した信号を検出ユニット2が検知しないようにし、検出ユニット2に対応する検知エリアBにて検知した信号を検出ユニット1が検知しないようにすることでより精度の高い移動体検出が可能になる。
本装置を使用することにより、移動体を検出した際の小動物等による誤検知が減り、検出精度が高くなる効果がある。
本発明の実施の形態に係る受動型赤外線検出装置の全体図である。 本発明の実施の形態に係る受動型赤外線検出装置のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る受動型赤外線検出装置を設置した図である。 本発明の実施の形態に係る移動体検出におけるフローチャートの例を示す説明図である。
10、11・・・検出ユニット、30・・・遮蔽板、11、21・・・焦電型赤外線検出素子、12、22・・・信号処理部、40・・・タイマ部、50・・・判定部、100・・・受動型赤外線検出装置

Claims (2)

  1. 第1の検知エリア内を移動する物体の動きを検出する第1の検出器と、その第1の検出器からの第1の出力信号を処理する信号処理部とで構成される第1の検出ユニットと、第2の検知エリア内を移動する物体の動きを検出する第2の検出器と、その第2の検出器からの第2の出力信号を処理する信号処理部22とで構成される第2の検出ユニットと、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットの間に遮蔽板を備えた受動型赤外線検出装置において、第1の検出ユニットと第2の検出ユニットからの信号によって移動体検出を判定する判定部を備え、
    第1の検出器から受けた第1の出力信号と第2の検出器から受けた第2の出力信号を同じ移動物体から同時に検出した場合にのみ、移動体有りと判定することを特徴とした受動型赤外線検出装置。
  2. 請求項1記載の受動型赤外線検出装置において、受動型赤外線検出装置は、遮蔽板の角度を調節することによって第1の検知エリアと第2の検知エリアを設定するエリア設定部と、さらに調節した角度によってタイマの設定時間を自動設定するタイマ設定部をさらに備え、
    前記判定部は、第1の検出器から受けた第1の出力信号と第2の検出器から受けた第2の出力信号との時間差が前記タイマ設定部で自動設定した時間内であった場合に移動体有りと判定することを特徴とした受動型赤外線検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016176801A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 Ai Technology株式会社 検知装置

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