JP3171852U - マッサージ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】叩き式、回転式按摩を施すことができ、より大きい力で特定の部位に対して按摩し、又は按摩を緩和に施すことができるマッサージ器を提供する。【解決手段】台座10と、駆動シャフト21を有し、駆動シャフト21の周面に駆動歯部211を設け、駆動シャフトが台座に延び込む駆動モータと、台座に収容し、駆動歯部と噛合い、駆動モータ20に駆動されて回転する駆動ギヤ組30と、駆動ギヤ組と連接するように設け、その一面にはその中心を囲む傾斜歯部411を複数設ける。これらの傾斜歯部は傾斜歯最高点412と、傾斜歯最低点413とを有する駆動具41と、駆動軸42に嵌め設け、駆動具の傾斜歯部が設けられる面に向いており、その駆動具に向いている面に傾斜凹部431を複数設ける。各傾斜凹部は凹部最低点432と、凹部最高点433とを有する押え具43と、駆動軸の他端に連接される按摩具70と、を含む。【選択図】図1

Description

本考案は、マッサージ器に関し、特に、物理的に施療可能なマッサージ器に関するものである。
現在、心身の疲労感を除去するために、各種類のマッサージ器を利用する国民がどんどん増えている。各種類のマッサージ器の按摩の形態が異なるが、よく見られるのは、回転可能な按摩ヘッドを有する回転式マッサージ器、或いは按摩装置が振動可能な振動式マッサージ器である。あるユーザはマッサージ器によりツボを按摩される。ツボを按摩する効果を増加するために、按摩の力を適当に増加することが必要である。
本考案の主な目的は、叩き式按摩及び回転式按摩を施すことができ、しかもより大きい力で特定の部位に対して按摩し、又は按摩を緩和に施すことができるマッサージ器を提供することにある。
本考案のマッサージ器によると、台座と;駆動シャフトを有し、駆動シャフトの周面に駆動歯部が設けられ、駆動シャフトが台座に延び込む駆動モータと;台座に収容され、駆動歯部と噛合い、駆動モータに駆動されて回転する駆動ギヤ組と;駆動ギヤ組と連接するように設けられ、駆動ギヤ組に連動され、その一面には、その中心を囲む傾斜歯部が複数設けられ、これらの傾斜歯部は、傾斜歯最高点と、傾斜歯最低点と、をそれぞれ有し、傾斜歯斜面により傾斜歯最高点と傾斜歯最低点が連接され、傾斜歯部の傾斜歯最高点は隣接する傾斜歯部の傾斜歯最低点と隣接する駆動具と;駆動軸に嵌め設けられ、駆動軸の一端が駆動ギヤ組に挿入し、駆動具の傾斜歯部が設けられる面に向いており、その駆動具に向いている面に傾斜凹部が複数設けられ、各傾斜凹部は、凹部最低点と、凹部最高点と、をそれぞれ有し、凹部斜面により凹部最低点と凹部最高点が連接され、傾斜凹部の凹部最低点は隣接する傾斜凹部の凹部最高点と隣接し、各傾斜凹部がそれぞれ各駆動具の傾斜歯部と嵌合する押え具と;駆動軸の他端に連接され、駆動軸に連動される按摩具と;を含むことを特徴とする。
本考案のマッサージ器によると、更に、蓋を含み、蓋は、台座をカバーし、二つの駆動軸の他端が蓋を挿通して外側に延びることを特徴とする。
本考案のマッサージ器によると、更に、スリーブを含み、スリーブは、駆動軸に嵌め設けられ、駆動軸と蓋の間に位置することを特徴とする。
本考案のマッサージ器によると、駆動ギヤ組は、動かしギヤと、連動ギヤと、駆動ギヤと、を含み、連動ギヤが動かしギヤと連接して動かしギヤに連動され、動かしギヤが駆動シャフトの駆動歯部と噛合い、駆動ギヤが連動ギヤと噛合い、駆動軸が駆動ギヤ組の駆動ギヤに挿入され、駆動具が駆動ギヤの一面に設けられ、駆動具が駆動ギヤと共に回転することを特徴とする。
本考案のマッサージ器によると、駆動具の傾斜歯斜面は、時計方向に沿って傾斜歯最高点から傾斜歯最低点まで徐々に降下しながら延び、押え具の凹部斜面は、時計方向に沿って凹部最低点から凹部最高点まで徐々に上昇しながら延びることを特徴とする。
本考案のマッサージ器によれば、叩き式按摩及び回転式按摩を施すことができ、そしてより大きい力で特定の部位に対して按摩し、又は按摩を緩和に施すことができるという効果を奏する。
本考案の一実施例の構成を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例の組合済み状態を示す斜視図である。 本考案の按摩具、スリーブ及び蓋を取り外した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施例の組合済み状態を示す断面図である。 図4Aの一部の拡大図である。 本考案の一実施例の別の使用状態を示す断面図である。 図5Aの一部の拡大図である。 本考案の連動ユニットが別の態様のマッサージ器に適用される状態を示す模式図である。 本考案の連動ユニットが更に別の態様のマッサージ器に適用される状態を示す模式図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1乃至図5A、図5Bを参照する。本考案の一実施例のマッサージ器は、台座10と、駆動モータ20と、二つの駆動ギヤ組30と、二つの連動ユニット40と、押え具43と、蓋50と、二つのスリーブ60と、少なくとも一つの按摩具70と、を含む。
駆動モータ20は、駆動シャフト21を有し、駆動シャフト21の周面に駆動歯部211が設けられ、駆動シャフト20が台座10に延び込む。
二つの駆動ギヤ組30は、台座10に収容され、動かしギヤ31と、連動ギヤ32と、駆動ギヤ33と、を含む。連動ギヤ32が動かしギヤ31と連接して動かしギヤ31に連動される。二つの駆動ギヤ組30はそれぞれ駆動シャフト21の両側に位置する。駆動ギヤ組30により、動かしギヤ31が駆動シャフト21の駆動歯部211と噛合う。駆動ギヤ33が連動ギヤ32と噛合う。各駆動ギヤ組30は、駆動歯部211と噛合うため、駆動モータ20に駆動され可能である。
二つの連動ユニット40は、駆動具41と、駆動軸42と、押え具43と、をそれぞれ含む。
各連動ユニット40の駆動具41は、駆動ギヤ33の一面に設けられ、これにより、駆動ギヤ33と共に回転できる。駆動具41には、その中心を囲む傾斜歯部411が複数設けられる。これらの傾斜歯部411は、傾斜歯最高点412と、傾斜歯最低点413と、をそれぞれ有する。傾斜歯斜面414により傾斜歯最高点412と傾斜歯最低点413が連接される。傾斜歯斜面414は、時計方向に沿って傾斜歯最高点412から傾斜歯最低点413まで徐々に降下しながら延びる。傾斜歯部411の傾斜歯最高点412は隣接する傾斜歯部411の傾斜歯最低点413と隣接する。
押え具43は、駆動軸42に嵌め設けられ、駆動軸42の一端が駆動ギヤ33に挿入する。押え具43の駆動具41に向いている面に傾斜凹部431が複数設けられる。各傾斜凹部431は、凹部最低点432と、凹部最高点433と、をそれぞれ有する。凹部斜面434により凹部最低点432と凹部最高点433が連接される。凹部斜面434は、時計方向に沿って凹部最低点432から凹部最高点433まで徐々に上昇しながら延びる。傾斜凹部431の凹部最低点432は隣接する傾斜凹部431の凹部最高点433と隣接する。各押え具43の各傾斜凹部431はそれぞれ各駆動具41の傾斜歯部411と嵌合する。
蓋50は、台座10をカバーし、二つの駆動軸42の他端が蓋50を挿通して外側に延びる。
二つのスリーブ60は、駆動軸42に嵌め設けられ、駆動軸42と蓋50の間に位置する。
少なくとも一つの按摩具70(本実施例では、按摩具70が二つあり)は、駆動軸42の蓋50を挿通して外部に延びる一端に連接され、駆動軸42に連動され可能である。
次に、本考案の使用方法を説明する。まず、駆動モータ20を起動して、駆動シャフト21が回転する。駆動シャフト21が回転すると、駆動シャフト21と噛合う駆動ギヤ組30が駆動されて回転する。このとき、二つの連動ギヤ32は動かしギヤ31と共に回転する。連動ギヤ32が回転しているときには、連動ギヤ32と噛合う駆動ギヤ33が駆動されて回転する。駆動ギヤ33が回転しているときには、駆動ギヤ33に設けられる駆動具41も回転する。駆動具41の回転は二つの状態がある。
一つの状態は、駆動具41が駆動ギヤ33に駆動されて反時計方向に回転しているときには、駆動具41の傾斜歯部411が押え具43の傾斜凹部431に収容されて、駆動具41の傾斜歯部411の傾斜歯斜面414が傾斜凹部431の凹部斜面434に当接し、且つ駆動具41の傾斜歯部411の傾斜歯最高点412が押え具43の傾斜凹部431の凹部最低点432に対応し、駆動具41と押え具43が噛合い状態となって、押え具43が駆動具41に駆動され可能である。駆動ギヤ33が持続に回転しているときには、駆動具41が連動されて押え具43を回転して、駆動軸42が押え具43に駆動されて按摩具70を回転する。そうすると、回転している按摩具70はユーザを按摩するという効果を達成できる。
もう一つの状態は、駆動具41が駆動ギヤ33に駆動されて時計方向に回転しているときには、駆動具41の傾斜歯斜面414が押え具43の凹部斜面434に沿って変位する。駆動具41の傾斜歯最高点412を動作の始まりとして説明する場合には、最初に、傾斜歯最高点412が傾斜凹部431の凹部最低点432に収容され、且つ傾斜歯最低点413が傾斜凹部431の凹部最高点433に収容される。そうすると、傾斜歯部411は傾斜凹部431に当接して駆動され可能である。駆動具41が持続に回転しているときには、傾斜歯部411の傾斜歯最高点412が凹部最高点433に持続に移動する。そうすると、押え具43は駆動具41の傾斜歯部411に押えられて上方に変位する。回転を引き続く場合には、駆動具41が持続に上下動し、図4A、図4B、及び図5A、図5Bに示すように、按摩具70はユーザを叩く効果を達成できる。
上記の説明から明らかなように、駆動具41、押え具43の傾斜歯部411と傾斜凹部431の合せにより、駆動モータ20を回転すると、ユーザに叩き式按摩又は揉み式按摩を施すことができる。叩き式按摩により、ユーザの特定の部位に対してより大きい力によって按摩できる。揉み式按摩により、ユーザを温和に按摩できる。本実施例では、二つの按摩具70が二つの駆動ギヤ組30と二つの連動ユニットに合せて利用するが、もちろん、按摩具70の数量は一つだけでもよい。これも同じ按摩効果を達成できる。駆動ギヤ組30も構成の配置によって数量又は位置を変更できる。駆動ギヤ組30は、駆動モータ20の駆動シャフト21の駆動歯部211と噛合い、且つ駆動具41と連接する限り、利用できる。構成の配置の自由度は極めて高い。
図6を参照する。図6は本考案の連動ユニット40が別の態様のマッサージ器に適用される状態を示す模式図である。駆動モータ20は、台座10の内部に設けられ、その両端に駆動シャフト21がそれぞれ延びる。駆動モータ20の両端にある駆動シャフト21は、それぞれ駆動ギヤ組30と噛合って駆動され可能である。各駆動ギヤ組30は連動ユニット40と噛合う。各連動ユニット40の駆動軸42は、蓋50を挿通して外部に延び、按摩具70を駆動できる。按摩具70により、ユーザに叩き式按摩又は揉み式按摩を施すことができる。
図7を参照する。図7は本考案の連動ユニット40が更に別の態様のマッサージ器に適用される状態を示す模式図である。駆動モータ20は、台座10の内部に設けられ、その両端に駆動シャフト21がそれぞれ延びる。各駆動シャフト21は、連動ユニット40と直接に噛合う。各連動ユニット40の駆動軸42は、蓋50を挿通して外部に延び、按摩具70を駆動できる。按摩具70により、ユーザに叩き式按摩又は揉み式按摩を施すことができる。
本考案は、マッサージ器に適用することができる。
10:台座
20:駆動モータ
21:駆動シャフト
30:駆動ギヤ組
31:動かしギヤ
32:連動ギヤ
33:駆動ギヤ
40:連動ユニット
41:駆動具
42:駆動軸
43:押え具
50:蓋
60:スリーブ
70:按摩具
211:駆動歯部
411:傾斜歯部
412:傾斜歯最高点
413:傾斜歯最低点
414:傾斜歯斜面
431:傾斜凹部
432:凹部最低点
433:凹部最高点
434:凹部斜面

Claims (5)

  1. 台座と、
    駆動シャフトを有し、前記駆動シャフトの周面に駆動歯部が設けられ、前記駆動シャフトが前記台座に延び込む駆動モータと、
    前記台座に収容され、前記駆動歯部と噛合い、前記駆動モータに駆動されて回転する駆動ギヤ組と、
    前記駆動ギヤ組と連接するように設けられ、前記駆動ギヤ組に連動され、その一面には、その中心を囲む傾斜歯部が複数設けられ、これらの前記傾斜歯部は、傾斜歯最高点と、傾斜歯最低点と、をそれぞれ有し、傾斜歯斜面により前記傾斜歯最高点と前記傾斜歯最低点が連接され、前記傾斜歯部の前記傾斜歯最高点は隣接する前記傾斜歯部の前記傾斜歯最低点と隣接する駆動具と、
    駆動軸に嵌め設けられ、前記駆動軸の一端が前記駆動ギヤ組に挿入し、前記駆動具の前記傾斜歯部が設けられる面に向いており、その前記駆動具に向いている面に傾斜凹部が複数設けられ、それぞれの前記傾斜凹部は、凹部最低点と、凹部最高点と、を有し、凹部斜面により前記凹部最低点と前記凹部最高点が連接され、前記傾斜凹部の前記凹部最低点は隣接する前記傾斜凹部の前記凹部最高点と隣接し、それぞれの前記傾斜凹部がそれぞれ前記各駆動具の前記傾斜歯部と嵌合する押え具と、
    前記駆動軸の他端に連接され、前記駆動軸に連動される按摩具と、
    を含むことを特徴とするマッサージ器。
  2. 前記マッサージ器は更に、蓋を含み、前記蓋は、前記台座をカバーし、前記二つの駆動軸の他端が前記蓋を挿通して外側に延びることを特徴とする、請求項1に記載のマッサージ器。
  3. 前記マッサージ器は更に、スリーブを含み、前記スリーブは、前記駆動軸に嵌め設けられ、前記駆動軸と前記蓋の間に位置されることを特徴とする、請求項2に記載のマッサージ器。
  4. 前記駆動ギヤ組は、動かしギヤと、連動ギヤと、駆動ギヤと、を含み、前記連動ギヤが前記動かしギヤと連接して前記動かしギヤに連動され、前記動かしギヤが前記駆動シャフトの前記駆動歯部と噛合い、前記駆動ギヤが前記連動ギヤと噛合い、前記駆動軸が前記駆動ギヤ組の前記駆動ギヤに挿入され、前記駆動具が前記駆動ギヤの一面に設けられ、前記駆動具が前記駆動ギヤと共に回転することを特徴とする、請求項1に記載のマッサージ器。
  5. 前記駆動具の前記傾斜歯斜面は、時計方向に沿って前記傾斜歯最高点から前記傾斜歯最低点まで徐々に降下しながら延び、前記押え具の前記凹部斜面は、時計方向に沿って前記凹部最低点から前記凹部最高点まで徐々に上昇しながら延びることを特徴とする、請求項1に記載のマッサージ器。
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