JP3171548U - 放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス - Google Patents

放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP3171548U
JP3171548U JP2011005005U JP2011005005U JP3171548U JP 3171548 U JP3171548 U JP 3171548U JP 2011005005 U JP2011005005 U JP 2011005005U JP 2011005005 U JP2011005005 U JP 2011005005U JP 3171548 U JP3171548 U JP 3171548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
heat
heat conduction
vibration
metal housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011005005U
Other languages
English (en)
Inventor
呂文通
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Datron Products Co Ltd
Original Assignee
Datron Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Datron Products Co Ltd filed Critical Datron Products Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3171548U publication Critical patent/JP3171548U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/88Mounts; Supports; Enclosures; Casings

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Abstract

【課題】圧電セラミック装置の全体構造が作動により発生する熱エネルギが有効に排出されずに、超音波が変化して不安定となる従来の問題点がない放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを提供する。【解決手段】放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス100は、金属収容部材1と、金属収容部材1内に配置された圧電部材2と、圧電部材2の外表面に配置された第1の熱伝導接続端311と、金属収容部材1の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端312とをそれぞれ有する複数の放熱・熱伝導フィン31を有する放熱・熱伝導部材3とを備える。圧電部材2は、圧電制御信号を受信すると特定の分極方向を有する振動が発生し、振動により発生した熱エネルギを放熱・熱伝導部材3を介して金属収容部材1の壁面に伝達させる。【選択図】図1

Description

本考案は、圧電装置に関し、特に、放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスに関する。
圧電セラミック(piezoelectric ceramic)を通電して振動を発生させる装置には、超音波洗浄装置、超音波溶接装置、乳化装置などがある。そのなかでも、超音波洗浄とは、無公害の洗浄方法であり、超音波を利用して液体にキャビテーション効果を発生させて洗浄を行う。液体に超音波を使用すると、液体への溶解が迅速に行われ、高い気体除去効果が得られるため、超音波は機械、電子、医療、化学などの分野で広く利用されている。
超音波の洗浄原理は、超音波装置(ultrasonic cleaner)により高周波振動信号を発生させ、変換器により変換して高周波数の機械振動が発生し、洗浄液体内で伝達させて多数の微小気泡を発生させる。これらの気泡は、超音波の伝達過程において負圧領域内で成形されて成長し、正圧領域内で素早く閉じられる。この過程では約1000大気圧の高圧が瞬間的に続けざまに発生するが、これはキャビテーション(cavitation)効果と呼ばれる。キャビテーション効果により続けざまに気泡が破裂して生じる衝撃波をワークの表面及び隙間に当て、ワークの表面、隙間などにある汚れを落として洗浄を行う。
超音波溶接装置は、プラスチック製ワークを密着させる加工に利用することもできる。例えば、超音波振動子の音波振動により、プラスチック製ワークの加工部分にはんだ付けヘッドを接触させ、当該部分を溶着させて見た目を良好にする。
乳化装置は、回路を利用して高周波数の電圧信号を生成し、コンバータにより電気エネルギを機械エネルギに変換し、最後に相溶しない2つの相物質を乳化させて乳化物を得る。原料に応じて異なる動作周波数を用いることができ、その作用原理は主に機械振動作用(mechanical effect)、対流輸送(convective transport or streaming)、キャビテーション効果(cavitation effect)などにそれぞれ分けられる。
圧電セラミックは、通電されると振動が発生し、振動の発生に伴って熱エネルギが発生する。温度が高くなるに従い、圧電セラミックの圧電性が次第に低くなり、特定の温度(キュリー温度)より高いとき、圧電セラミックが圧電性を永久に失い、圧電セラミックに通電させて振動を発生させるため、通電パワーが大きくなるほど圧電セラミックの発熱温度が高くなり、脱分極が発生したり破損したりすることがある。
圧電セラミックを利用して振動を発生させる装置にとって、放熱は非常に重要であるが、既に市販されたり公開されたりしている超音波洗浄装置には、放熱を防ぐための改良が特に行われていなかった。
また、従来の超音波洗浄装置を洗浄槽に設置し、その両端の圧電セラミックが高周波発信信号を受信すると、同じ分極方向(polarization direction)の振動が発生して同じ振幅が重なる。即ち、その振動方向の周波数が同じであり、この振動の態様により洗浄槽内のワークを洗浄することができるが、高い洗浄効果を得たり、面積が広くて細かな部分を洗浄したりすることは困難であった。
本考案の第1の目的は、圧電セラミック装置の全体構造が作動により発生する熱エネルギが有効に排出されずに、超音波が変化して不安定となる従来の問題点がない放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを提供することにある。
本考案の第2の目的は、圧電セラミックを利用する様々な超音波振動装置へ応用することが可能な放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを提供することにある。
本考案の第3の目的は、圧電振動デバイスにより異なる分極方向へ振動を発生させ、様々な振動方向により、洗浄効果を高めて被洗浄物の洗浄面積を広くする放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、金属収容部材と、前記金属収容部材内に配置された圧電部材と、前記圧電部材の外表面に配置された第1の熱伝導接続端と、前記金属収容部材の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端とをそれぞれ有する複数の放熱・熱伝導フィンを有する放熱・熱伝導部材と、を備え、前記圧電部材は、圧電制御信号を受信すると特定の分極方向を有する振動が発生し、振動により発生した熱エネルギを前記放熱・熱伝導部材を介して前記金属収容部材の壁面に伝達させることを特徴とする放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスが提供される。
前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて環設されることが好ましい。
前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面に螺旋状に間隔をおいて配置されることが好ましい。
前記圧電部材は、圧電制御装置と電気的に接続され、前記圧電制御装置は、圧電制御信号を生成して前記圧電部材へ送って前記圧電部材を制御することが好ましい。
前記金属収容部材は、チタン金属材料、ステンレス金属材料、アルミニウム金属材料、銅金属材料又は熱を伝導するその他金属材料からなることが好ましい。
上記課題を解決するために、本考案の第2の形態によれば、金属接続部と、前記金属接続部の両端にそれぞれ接続された2つの金属収容部と、を有する金属収容部材と、前記金属収容部内に配置された2つの圧電部材と、前記圧電部材の外表面に配置された第1の熱伝導接続端と、前記金属収容部の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端とをそれぞれ有する複数の放熱・熱伝導フィンを有し、前記圧電部材の外表面に配置された放熱・熱伝導部材と、を備え、前記圧電部材は、圧電制御信号を受信すると特定の分極方向を有する振動が発生し、振動により発生した熱エネルギを前記放熱・熱伝導部材を介して前記金属収容部の壁面に伝達させることを特徴とする放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスが提供される。
前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて環設されることが好ましい。
前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて螺旋状に配置されることが好ましい。
前記圧電部材は、圧電制御装置と電気的に接続され、前記圧電制御装置は、圧電制御信号を生成して前記圧電部材へ送って前記圧電部材を制御することが好ましい。
2つの前記圧電部材が圧電制御信号を同時に受信すると、そのうちの一方の前記圧電部材の振動の特定の分極方向が緊縮した分極方向となり、他方の前記圧電部材の振動の特定の分極方向が拡張した分極方向となることが好ましい。
本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスは、以下(1)〜(3)の効果を有する。
(1)放熱・熱伝導部材が圧電部材の外表面に配置されているため、放熱・熱伝導部材の熱伝導接続端が金属収納部材の内壁面に接触され、複数の放熱・熱伝導フィンを有する放熱・熱伝導部材が圧電部材の外表面に環設されたり螺旋状に間隔をおいて配置させることにより、圧電部材は、振動により発生した熱エネルギを各放熱・熱伝導フィンにより金属収容部材の金属壁面へ迅速に伝えることができる。そのため、従来、圧電セラミック装置が作動するときに発生する熱エネルギが有効に排出されずに、超音波が不安定となる問題点を無くすことができる。
(2)放熱問題が発生することを防ぐことができるように、圧電セラミックにより振動を発生させる装置(例えば、超音波洗浄装置、超音波溶接装置、乳化装置など)の製品のライフサイクルを延ばすことができる上、超音波洗浄装置の洗浄効果又は超音波溶接装置、乳化装置の熱処理効果によっても熱エネルギを有効に伝達させ、装置の作業効率を高めることができる。
(3)本考案の圧電振動デバイスは、超音波装置として使用する際、その両端の圧電セラミックが高周波発振信号を受信すると、分極方向が異なる振動が発生して様々な振幅が重なる。これにより様々な振動方向が発生して高い洗浄効果を得て、広く細かい所まで被洗浄物を洗浄することができる。
図1は本考案の一実施形態による放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを示す部分斜視図である。 図2は本考案の他の実施形態による放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを示す部分斜視図である。 図3は本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを実際に使用するときの応用例1を示す断面図である。 図4は本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを実際に使用するときの応用例1を示す斜視図である。 図5は本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを実際に使用するときの応用例1を示すグラフである。 図6は本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを実際に使用するときの応用例2を示す模式図である。 図7は本考案の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイスを実際に使用するときの応用例3を示す模式図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1を参照する。図1に示すように、本考案の一実施形態による放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス(piezoelectric vibrating device)100は、少なくとも金属収容部材1、圧電部材2及び放熱・熱伝導部材3から構成される。圧電部材2は、金属収容部材1内に配置される。放熱・熱伝導部材3は、複数の放熱・熱伝導フィン31を含む。各放熱・熱伝導フィン31は、圧電部材2の外表面に環設され、間隔をおいてそれぞれ配置されている。各放熱・熱伝導フィン31は、圧電部材2の外表面に配置された第1の熱伝導接続端311と、金属収容部材1の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端312と、を有する。また、放熱・熱伝導フィン31は、外側に突設されて金属収容部材1の内壁面に当接された第2の熱伝導接続端312を有し、金属収容部材1と圧電部材2との間に強固に接続されている。
本実施形態の金属収容部材1は、チタン金属材料、ステンレス金属材料、アルミニウム金属材料、銅金属材料又は熱を伝導するその他の金属材料からなってもよい。
本実施形態の圧電振動デバイス100は、圧電部材2と電気的に接続された圧電制御装置4をさらに含んでもよい。この圧電制御装置4は、圧電振動デバイス100の作動により生成する圧電制御信号S1を圧電部材2へ送り、これにより、圧電部材2に超音波周波数の振動が発生する。使用するときは、圧電部材2の銀電極上に圧電制御信号S1(高周波電流)を流し、この電流の周波数は圧電部材2の共振周波数と同じであり、圧電部材2中の振動子を共振させて超音波を発生させる。圧電制御装置4により圧電制御信号S1(高周波電流)の周波数を調整すると、それに対応した周波数の振動が発生し、それぞれの周波数に応じて特定の分極方向へ振動させる。また、本実施形態の圧電部材2は、エネルギ変換効率が非常に高いため、振動を安定的に発生させることができる。
本実施形態の圧電振動デバイス100は、超音波洗浄装置、超音波溶接装置、乳化装置などの装置に応用する際(以下、詳説する)、圧電制御装置4により圧電制御信号S1を生成して圧電部材2へ送る。圧電部材2は、特定の分極方向の振動を発生させ、振動により発生された熱エネルギが放熱・熱伝導部材3の各放熱・熱伝導フィン31を介して金属収容部材1の壁面まで伝達される。
図2を参照する。図2に示すように、本考案の他の実施形態による放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス100aの構成要素は、上述の実施形態と同じであり、対応させて参照することができるように、同じ要素が同じ符号で表されている。本実施形態の放熱・熱伝導部材3aの各放熱・熱伝導フィン31aは、圧電部材2の外表面に螺旋状に配置されている点が上述の実施形態と異なるが、上述の実施形態と同様に放熱・熱伝導フィン31aは第1の熱伝導接続端311a及び第2の熱伝導接続端312aを含む。この構成により、振動により発生された熱エネルギを圧電部材2により金属収容部材1の壁面へ迅速に案内し、放熱効果を得る。
図3〜図5を参照する。図3〜図5に示すように、本実施形態の圧電振動デバイス100bは、超音波洗浄機能を有する超音波洗浄装置である。金属収容部材1bは、金属接続部11と、金属接続部11の両端にそれぞれ接続された2つの金属収容部12と、を含む。ガイド部材13は、2つの金属収容部12内に延設され、金属接続部11に貫設されている。金属収容部材1bは、管状金属構造である。金属接続部11は、中実構造又は中空構造である。
2つの圧電部材2bは、2つの金属収容部12内にそれぞれ配置され、ガイド部材13と電気的に接続されている。放熱・熱伝導部材3bは、圧電部材2bの外表面に環状又は螺旋状に間隔をおいて配置されている。また、金属収容部12は、挿着開口121を有する。圧電制御装置4は、挿着開口121を通り、ガイド部材13を介して圧電部材2bと電気的に接続されている。圧電制御装置4は、圧電制御信号S1を生成し、ガイド部材13を介して圧電部材2bへそれぞれ伝送し、圧電部材2bの振動を制御する。本実施形態のガイド部材13は、信号伝送の媒体として用いることができる上、圧電部材2bと圧電制御装置4との間の媒体(例えば、電線)として用いてもよい(図示せず)。
操作員は、本実施形態の圧電振動デバイス100bを洗浄液内に設置して超音波洗浄を行う際、まず、圧電制御装置4を操作して圧電制御信号S1を生成し、圧電部材2bへ圧電制御信号S1を送り、圧電部材2bが圧電制御信号S1を受け取ると超音波振動が発生する。
図5を参照する。図5に示すように、2つの圧電部材2bが圧電制御信号S1をそれぞれ受信すると、そのうちの1つの圧電部材の振動の特定の分極方向が緊縮した分極方向(shrunk polarization direction)A1となり、もう一つの圧電部材の振動の特定の分極方向が拡張した分極方向(expanded polarization direction)A2となり、図5から分かるように、同一時間点において、2つの圧電部材2bに発生する発振周波W1,W2は、同一時間点で位相が反対の振幅(一つが緊縮型であり、もう一つが拡張型である)を有する。2つの異なる分極方向はそれぞれ異なる振動態様を有し、異なる振幅同士が重なっているため、洗浄液内に発生する振動方向が複雑となり、広範囲に細かな所まで洗浄することができる。
圧電部材2bは、振動により発生する熱エネルギが、2つの放熱・熱伝導部材3bの各放熱・熱伝導フィン31bにより金属収容部材1bの2つの金属収容部12の壁面に伝わって水中で迅速に放熱され、熱エネルギを有効に排出させることができる。圧電部材2b及び金属収容部12の内壁面の間に放熱・熱伝導部材3bを配置することにより、熱エネルギにより超音波が不安定となる問題が発生することを防ぐことができる。
図6を参照する。図6に示すように、本実施形態の圧電振動デバイス100cを超音波溶接装置5へ実際に応用する際、圧電振動デバイス100cを図6に示す位置に配置し、上述の実施形態と同様に金属収容部材、圧電部材、放熱・熱伝導部材及び圧電制御装置(図示せず)を含み、信号により圧電部材の振動を制御し、圧電部材は、高速振動により発生する熱エネルギが金属収容部材及びその他の補助案内部材を介してはんだ付けヘッド(soldering head)51へ伝導され、はんだ付けヘッド51によりプラスチック製ワークの加工部位(図示せず)へ高温溶接されて加工部位の溶接を行うことができる。
図7を参照する。図7に示すように、本実施形態の圧電振動デバイス100dを乳化装置6へ実際に応用する際、圧電振動デバイス100dを図7に示す位置へ配置し、上述の実施形態と同様に金属収容部材、圧電部材、放熱・熱伝導部材及び圧電制御装置(図示せず)を含み、信号により圧電部材の高速振動を制御し、乳化ヘッド(emulsifying head)61が高速で振動して高温となるため、相溶しない2つの相物質(例えば、油脂、溶液)を攪拌して乳化し、乳化物を製造することができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 金属収容部材
1b 金属収容部材
2 圧電部材
2b 圧電部材
3 放熱・熱伝導部材
3a 放熱・熱伝導部材
3b 放熱・熱伝導部材
4 圧電制御装置
5 超音波溶接装置
6 乳化装置
11 金属接続部
12 金属収容部
13 ガイド部材
31 放熱・熱伝導フィン
31a 放熱・熱伝導フィン
31b 放熱・熱伝導フィン
51 はんだ付けヘッド
61 乳化ヘッド
100 圧電振動デバイス
100a 圧電振動デバイス
100b 圧電振動デバイス
100c 圧電振動デバイス
100d 圧電振動デバイス
121 挿着開口
311 第1の熱伝導接続端
311a 第1の熱伝導接続端
312 第2の熱伝導接続端
312a 第2の熱伝導接続端
A1 緊縮した分極方向
A2 拡張した分極方向
S1 圧電制御信号

Claims (10)

  1. 金属収容部材と、
    前記金属収容部材内に配置された圧電部材と、
    前記圧電部材の外表面に配置された第1の熱伝導接続端と、前記金属収容部材の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端とをそれぞれ有する複数の放熱・熱伝導フィンを有する放熱・熱伝導部材と、を備え、
    前記圧電部材は、圧電制御信号を受信すると特定の分極方向を有する振動が発生し、振動により発生した熱エネルギを前記放熱・熱伝導部材を介して前記金属収容部材の壁面に伝達させることを特徴とする放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  2. 前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて環設されることを特徴とする請求項1に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  3. 前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面に螺旋状に間隔をおいて配置されることを特徴とする請求項1に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  4. 前記圧電部材は、圧電制御装置と電気的に接続され、
    前記圧電制御装置は、圧電制御信号を生成して前記圧電部材へ送って前記圧電部材を制御することを特徴とする請求項1に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  5. 前記金属収容部材は、チタン金属材料、ステンレス金属材料、アルミニウム金属材料、銅金属材料又は熱を伝導するその他金属材料からなることを特徴とする請求項1に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  6. 金属接続部と、前記金属接続部の両端にそれぞれ接続された2つの金属収容部と、を有する金属収容部材と、
    前記金属収容部内に配置された2つの圧電部材と、
    前記圧電部材の外表面に配置された第1の熱伝導接続端と、前記金属収容部の内壁面に接続された第2の熱伝導接続端とをそれぞれ有する複数の放熱・熱伝導フィンを有し、前記圧電部材の外表面に配置された放熱・熱伝導部材と、を備え、
    前記圧電部材は、圧電制御信号を受信すると特定の分極方向を有する振動が発生し、振動により発生した熱エネルギを前記放熱・熱伝導部材を介して前記金属収容部の壁面に伝達させることを特徴とする放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  7. 前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて環設されることを特徴とする請求項6に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  8. 前記放熱・熱伝導部材の前記放熱・熱伝導フィンは、前記圧電部材の外表面にそれぞれ間隔をおいて螺旋状に配置されることを特徴とする請求項6に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  9. 前記圧電部材は、圧電制御装置と電気的に接続され、
    前記圧電制御装置は、圧電制御信号を生成して前記圧電部材へ送って前記圧電部材を制御することを特徴とする請求項6に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
  10. 2つの前記圧電部材が圧電制御信号を同時に受信すると、そのうちの一方の前記圧電部材の振動の特定の分極方向が緊縮した分極方向となり、他方の前記圧電部材の振動の特定の分極方向が拡張した分極方向となることを特徴とする請求項6に記載の放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス。
JP2011005005U 2011-06-24 2011-08-26 放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス Expired - Lifetime JP3171548U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW100211605 2011-06-24
TW100211605U TWM415757U (en) 2011-06-24 2011-06-24 Piezoelectric vibration device having heat dissipation and guiding function

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3171548U true JP3171548U (ja) 2011-11-04

Family

ID=44899789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011005005U Expired - Lifetime JP3171548U (ja) 2011-06-24 2011-08-26 放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3171548U (ja)
DE (1) DE202011051067U1 (ja)
IT (1) ITMI20110284U1 (ja)
TW (1) TWM415757U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI502135B (zh) * 2012-05-21 2015-10-01 緯創資通股份有限公司 風扇控制系統及其風扇控制之方法

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI20110284U1 (it) 2012-12-25
TWM415757U (en) 2011-11-11
DE202011051067U1 (de) 2011-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5963811B2 (ja) 治療用超音波振動子
AU2007227293B2 (en) Megasonic processing apparatus with frequency sweeping of thickness mode transducers
US7549429B2 (en) Ultrasonic washing device
US6361747B1 (en) Reactor with acoustic cavitation
TWI413553B (zh) 產生超音波振動的裝置
US20070080609A1 (en) Low loss ultrasound transducers
TWI517461B (zh) 具有匹配的轉換器及安裝板之超高頻音波多頻設備
JP2008531257A (ja) 高出力超音波ホーン
EP1238715A1 (en) Multifrequency ultrasonic structural actuators
CN109316328B (zh) 美容装置
JP3171548U (ja) 放熱・熱伝導機能を有する圧電振動デバイス
RU2332266C1 (ru) Ультразвуковая колебательная система
CN100537019C (zh) 超声液体处理换能方法和装置
JP2007311379A (ja) 超音波洗浄装置
JP2019511954A (ja) 圧電変換器及び音響発生装置を励起する方法
JP2007117934A (ja) ボルト締めランジュバン型振動子
KR20170057658A (ko) 고효율 초음파 진동자
JP2005334256A (ja) 超音波発生装置、及びこの超音波発生装置を用いた超音波毛髪処理装置
US8698379B2 (en) Piezoelectric vibrating device capable of heat dissipation and conduction
JP4419774B2 (ja) 超音波美容装置
KR200249520Y1 (ko) 연속 초음파용 자기 왜곡 변환기의 구조
JPH1175722A (ja) 処理装置
CN202189835U (zh) 具有散热导引功能之压电震荡装置
JP2014151083A (ja) 超音波処置具
JP3207866U (ja) 圧電振動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3171548

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141012

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term