JP3171458U - 昇降ハンガーの伸縮機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】止め部材の接触面積を減少することにより、摩擦力を減少し、ハンガーの高さを調整する時に係止することを防止する、昇降ハンガーに用いられる伸縮機構を提供する【解決手段】昇降ハンガーの伸縮機構は、内管と、内管に設けられるストップスイッチと、内管内に設けられ、ストップスイッチと係合されるピストン3と、片端がピストンに連接する伝動バー4と、内管内に設けられるバネ5とを含む。内管の下端ポート位置にガイドレールが固設され、伝動バーの他端が折り曲げられて折曲部41を形成し、バネが折曲部に被装され、折曲部がガイドレール上の穿孔を貫通した後の末端にガイドレールの下表面と接触する遊動輪7が固設され、遊動輪の中に貫装されるクロスピン8の両端がガイドレール両側板の上表面に置かれ、バネが伝動バー折曲位置41aとガイドレールの間に位置される。【選択図】図2
Description
本考案は、昇降ハンガーの伸縮機構に係り、特に1つのハンガーに採用され、ハンガーの高さを調整しやすい昇降構造に係る。
人々の審美眼の絶えない向上に伴い、簡潔で、実用的な家庭居住用品がますます人々の好きなものになっている。家庭室内、服装売り場、展示ホールなどにおいて使用される昇降できるハンガーは、通常1列に並んで着る物と身のまわり品がいっぱい掛けられていることにより、昇降ハンガーの負荷が重いことをもたらす。またこのようなハンガーは、高さを調整する必要があり、中国特許CN200920131229.3に類似する構造を採用する必要がある。このようなハンガーは、ハンガーの高さを調整でき、且つ適当な高さまで調整した後スイッチを放したら係止できるが、このような製品は明らかな欠点も存在する。即ち、負荷が比較的に重い状況において、ハンガーの高さを調整する時に止め部材が接触面との摩擦力が比較的に大きいため、係止しやすく、使用が不便で、且つ組み立ての精度要求が高く、生産効率が比較的に低い。
以上に鑑み、本考案の目的は、止め部材の接触面積を減少することにより、摩擦力を減少し、ハンガーの高さを調整する時に係止することを防止する、昇降ハンガーに用いられる伸縮機構を提供することにある。
副次的な目的は、組み立て精度に対する要求を減少し、生産効率の向上に有利であることにある。
上記考案の目的を実現するために、本考案が採用した技術手段は以下の通りである。昇降ハンガーの伸縮機構であって、内管と、内管に設けられるストップスイッチと、内管内に設けられ、ストップスイッチと係合されるピストンと、片端がピストンに連接する伝動バーと、内管内に設けられるバネとを含み、内管の下端ポート位置にガイドレールが固設され、伝動バーの他端が折り曲げられて折曲部を形成し、バネが折曲部に被装され、折曲部がガイドレール上の穿孔を貫通した後の末端にガイドレールの下表面と接触する遊動輪が固設され、遊動輪の中に貫装されるクロスピンの両端がガイドレール両側板の上表面に置かれ、バネが伝動バー折曲位置とガイドレールの間に位置される。
一歩進んで、前記ガイドレールは底板、両側板、端板が一体成型されることによって形成され、斜面を形成するように両側板の高さが次第に小さく変わる。
一歩進んで、前記端板に折曲部が貫通するための穿孔が設けられる。
本考案の有益な効果は下記の通りである。内管の末端管口位置にガイドレールが固設され、且つ伝動バーの末端に遊動輪が固設され、遊動輪がガイドレール内において移動し、ガイドレール端が設置される内管が外管内に挿設され、ハンガーの高さを調整する必要がある時に、ストップスイッチを押すことにより、ピストンの移動を連動させ、さらに伝動バーの移動を連動させることにより、伝動バーの折曲部末端の遊動輪がガイドレール内において摺動し、適当な高さに達する時に、ストップスイッチを放すと、遊動輪がバネの作用下において復位し、ハンガーの下降を防止するように、内・外管の間が改めてロックする。遊動輪とガイドレールの間の接触面が小さく、摩擦力が小さく、調節が易しく、係止されにくく、且つこのような構造が取り付け精度に対する要求が高くないので、生産効率の向上に有利である。
当業者がより良く本考案を理解するために、次に添付図面と実施方式を結び付けて本考案に対しさらに詳しい説明を行う。
本考案は開示した本出願者が出願した中国特許CN200920131229.3に対する改良で、もし以下の記述に詳しくないところがあれば、該出願を参照する。
図1〜3に示すことを参照すると、昇降ハンガーの伸縮機構であって、内管1と、内管1に設けられるストップスイッチ2と、内管1内に設けられ、ストップスイッチ2と係合されるピストン3と、片端がピストン3に連接する伝動バー4と、内管1内に設けられるバネ5とを含み、ピストン3にストップスイッチ作動孔31が設けられる。
内管1の下端ポートにガイドレール6が固設され、伝動バーの他端に折曲部41を形成し、バネ5が折曲部に被装される。前記ガイドレール6は底板61、両側板62、端板63が一体成型されることによって形成され、斜面を形成するように両側板62の高さが次第に小さく変わる。
折曲部41が端板63上の穿孔63aを貫通した後の末端にガイドレールの下表面と接触する遊動輪7が固設され、遊動輪7の中に貫装されるクロスピン8の両端がガイドレール両側板62の上表面に置かれ、バネ5が伝動バー折曲位置41aとガイドレール6の間に位置される。
上で記述していることを総合すれば、内管1の末端管口位置にガイドレール6が固設され、且つ伝動バー4の末端に遊動輪7が固設され、遊動輪7がガイドレール6内において移動でき、ガイドレール端が設置される内管1が外管内に挿設され、図3〜5を参照すると、ハンガーの高さを調整する必要がある時に、ストップスイッチ2の支持枠23における回転可能なハンドル21を押圧して、ハンドル21が一体化されるレバー端22を一緒に回転するように動かせ、レバー端22がピストン3におけるストップスイッチ作業孔31内に挿設されることにより、ピストン3を下に移動させて、伝動バー4の移動を連動させ、さらに伝動バーの折曲部41末端の遊動輪7がガイドレール6内において摺動され、この時に、内管1と外管との間に係止されず、両者が相対的に移動でき、適宜な高さに達する時に、ストップスイッチ2を放すと、遊動輪7がバネ5の作用で復位され、内・外管の間が改めてロックになり、ハンガーの下降を防止する。遊動輪7とガイドレール6の間の接触面が小さく、摩擦力が小さく、調節が易しく、係止されにくく、且つこのような構造が取り付け精度に対する要求が高くないで、生産効率の向上に有利である。
上で記述しているのは本考案の好ましい実施方式にすぎず、しかし、本考案の保護範囲はこれのみに限るというわけでなく、当業者にとっては、本考案の開示した技術範囲内において容易に思い付くことができる変形または取替えは全て本考案の保護範囲に属しておかなければならない。したがって、本考案の保護範囲は権利請求の保護範囲を基準としなければならない。
Claims (3)
- 内管と、内管に設けられるストップスイッチと、内管内に設けられ、ストップスイッチと係合されるピストンと、片端がピストンに連接する伝動バーと、内管内に設けられるバネとを含む昇降ハンガーの伸縮機構において、
内管の下端ポート位置にガイドレールが固設され、伝動バーの他端が折り曲げられて折曲部を形成し、バネが折曲部に被装され、折曲部がガイドレール上の穿孔を貫通した後の末端にガイドレールの下表面と接触する遊動輪が固設され、遊動輪の中に貫装されるクロスピンの両端がガイドレール両側板の上表面に置かれ、バネが伝動バー折曲位置とガイドレールの間に位置される、ことを特徴とする昇降ハンガーの伸縮機構。 - 前記ガイドレールは底板、両側板、端板が一体成型されることによって形成され、斜面を形成するように両側板の高さが次第に小さく変わる、ことを特徴とする請求項1に記載の昇降ハンガーの伸縮機構。
- 前記端板に折曲部が貫通するための穿孔が設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の昇降ハンガーの伸縮機構。
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2011
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