JP3171345U - 携帯端末用アクセサリの軸部 - Google Patents

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正芳 杉浦
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Abstract

【課題】携帯端末のジャック孔に挿入して装着する携帯端末用アクセサリにおいて、着脱行為の繰り返しによって軸部が折れて損壊することを防止する携帯端末用アクセサリの軸部を提供する。【解決手段】携帯端末用アクセサリ100の軸部20は、中心部に金属芯棒を有し、携帯端末のジャック孔に着脱自在に差し込まれ嵌合させて使用する。なお、上記金属心棒の素材は、ステンレスあるいは銅やチタン等ある程度の硬度を有すれば、特に限定されない。【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話等の携帯端末用アクセサリに関し、より詳細には、スマートフォンなど装飾用ストラップ等を付けるためのストラップホールが形成されていない携帯端末を装飾するためのアクセサリの軸部に関する。
近年、携帯端末として、携帯電話・PHSと携帯情報端末(PDA)を融合した、いわゆるスマートフォン等が多くのユーザに利用されている。これらのスマートフォンの中には、従来の携帯電話端末と異なり、ストラップ等を付けるためのストラップホールが形成されていないものも存在する。従来のストラップホールが形成されている携帯電話を使用していたユーザにとっては、スマートフォンに従来の携帯端末用アクセサリである装飾用ストラップ等の装飾品を付けることができないという不満があり、スマートフォンにアクセサリ等を付けて携帯電話を装飾することができないという問題があった。
従来の携帯端末用アクセサリとしては、携帯端末のケースに設けられたストラップホールにループ状の糸を通して携帯端末に結び付けられる携帯ストラップがある。また、携帯端末のケース表面にラインストーンを接着させたりシールを貼ったりして装飾する携帯端末の装飾方法も利用されている。
しかし、従来の携帯端末用アクセサリにおいては、携帯ストラップはストラップホールが形成されていない携帯端末に用いることができず、携帯端末のケース表面にラインストーンやシールを接着・貼付する装飾方法は、装飾品を一度接着・貼付した後に他の装飾品に付け替えることが困難であるという問題があった。
その他の従来の携帯端末用アクセサリとして、例えば携帯電話機のイヤホンジャックカバーに取り付ける装飾用グッズ(実用新案登録第3088496号)がある。
しかし、上記装飾用グッズは、イヤホンジャックカバーに突き刺して装着する構造を有するため、イヤホンジャックカバーを有しない携帯端末には装着することができないという問題がある。現在販売されている携帯電話の中にも、イヤホンジャックカバーが形成されず、ジャック孔が露出しているものが多く存在する。
また、上記装飾用グッズは装飾部と装着部とを着脱することができない構造を有するため、装着部に破損や摩耗等の損傷が生じた場合には、装飾部を含む装飾用グッズ全体が使用できなくなるという問題があった。したがって、上記装飾用グッズにおいては、損傷した装着部のみを新しい装着部に取り替えて、同じ装飾部を長期間使用し続けることができないという問題もある。この問題は、装飾部に高価な宝石や貴金属を用いる場合に特に顕著となる。
さらに、携帯端末アクセサリをイヤホンジャックのジャック孔に差し込み嵌合して装着する形状とする場合には、繰り返し行われる着脱行為によってジャック孔に差し込まれる軸部が折れて損壊する場合があるという問題がある。
実用新案登録第3088496号公報
そこで、本考案においては、装飾用ストラップ等を付けるためのストラップホールが形成されていない、いわゆるスマートフォンなどの携帯端末であっても装飾することができる携帯端末用アクセサリの軸部を提供することを目的とする。
また、本考案においては、携帯端末に装着される部分が損傷した場合でも同じ装飾部を長期間使用することができる携帯端末用アクセサリの軸部を提供することを目的とする。
さらに、本考案においては、携帯端末のジャック孔に挿入して装着する携帯端末用アクセサリにおいて、着脱行為の繰り返しによって軸部が折れて損壊することを防止する携帯端末用アクセサリの軸部を提供することを目的とする。
本考案の一実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部は、中心部に金属芯棒を有し、携帯端末のジャック孔に着脱自在に差し込まれ嵌合されることを特徴とする。
また、本考案の他の実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部において、金属芯棒は、ステンレスであってもよい。
また、本考案の他の実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部において、金属芯棒の一端部は、ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部と同一の面を構成するように形成されてもよい。
また、本考案の他の実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部において、金属芯棒の一端部は、ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部から突出するように形成されてもよい。
また、本考案の他の実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部は、ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部に雄ネジ部が形成され、雄ネジ部は、内部に雌ネジ部が形成された装飾部に着脱自在に螺合されてもよい。
また、本考案の他の実施形態にかかる携帯端末用アクセサリの軸部は、略円柱状の外形を有し、ジャック孔の内部構造に対応して円柱の外周に複数の溝が形成されてもよい。
本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、ストラップ等を付けるためのストラップホールが形成されていない携帯端末に対してもアクセサリを付けて装飾することができる。
また、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、内部にイヤホン端子が形成されたジャック孔を本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部で塞ぐことにより、ジャック孔にほこりや水が浸入するのをある程度防ぐことができる。
さらに、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、装飾部のみを容易に付け替えることができるため、携帯端末ユーザの気分やTPOに合わせて様々な装飾を施すことができる。
また、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、軸部のみを容易に交換することができるため、長期間同じ携帯端末用アクセサリを使用することによる摩耗等によって軸部が劣化・損傷した場合でも、軸部のみを交換することによって、同じ装飾部を長期間継続して使用することができる。
さらに、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、軸部の中心に金属芯棒を入れることによって軸部の強度を増加させることができるため、繰り返し行われる携帯端末用アクセサリの着脱行為によっても軸部が携帯端末のジャック孔内部等で折れることを防ぐことができる。
また、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、様々なデザインの装飾部が形成された携帯アクセサリであっても、軸部自体の長さを変えることなく、軸部の中心に形成される金属芯棒の露出部分の長さを調節するだけで、容易にジャック孔内の一定の深さまで軸部を安定的に差し込むことができる。
このように、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、自分の好みに合った様々なデザインの携帯端末用アクセサリをジャック孔に安定的に装着することができる。また、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部によれば、ジャック孔への着脱を繰り返し行った場合でも、携帯端末用アクセサリの軸部が折れることを防ぐことができる。これにより、携帯端末ユーザは、自己の好みや気分に合わせて携帯電話を安定的に装飾し、自己の個性を十分に表現することができ、さらに他人の携帯端末との差別化を図ることができる。
本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部を備える携帯端末用アクセサリの一例を示す概略図である。 (A)は図1の携帯端末用アクセサリの軸部に結合される装飾部の概略図である。(B)は図1の携帯端末用アクセサリの軸部の概略図である。 図2(B)のa‐a’線から見た断面図である。 図1の携帯端末用アクセサリを取り付けた携帯端末を示す正面平面図である。 図1の携帯端末用アクセサリを取り付けた携帯端末の部分断面図である。 (A)は図1の携帯端末用アクセサリを取り付ける前の携帯端末を示す上面平面図である。(B)は図1の携帯端末用アクセサリを取り付けた後の携帯端末を示す上面平面図である。 (A)は本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部に結合される装飾部の概略図である。(B)は本考案にかかる他の携帯端末用アクセサリの軸部の概略図である。 図7(B)のb‐b’線から見た断面図である。 (A)は図7に示す携帯端末用アクセサリの概略図である。(B)は図7に示す携帯端末用アクセサリの断面図である。 図9(A)の携帯端末用アクセサリを取り付けた携帯端末の部分断面図である。 (A)は図2(B)の携帯端末用アクセサリの軸部に図7(A)の装飾部を組み合わせた携帯端末アクセサリの概略図である。(B)は図11(A)の携帯端末アクセサリの断面図である。(C)は図11(A)の携帯端末アクセサリを取り付けた携帯端末の部分断面図である。
以下、本考案を実施するための形態について説明する。なお、本考案は、以下の説明に限定されることなく、種々の異なる態様での実施が可能である。以下では、同一の部材、同一に定義される部材には同じ符号を用いる。
図1は、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部20を備える携帯端末用アクセサリの一例を示す概略図である。図2は図1に示す携帯端末用アクセサリ100を装飾部30と軸部20とに分離した図であって、図2(A)は図1の携帯端末用アクセサリ100の軸部20に結合される装飾部30の概略図、図2(B)は図1の携帯端末用アクセサリ100の軸部20の概略図である。
図1及び図2を参照すると、本考案の一実施形態にかかる携帯端末用アクセサリ100は、本考案にかかる軸部20と装飾部30とを有し、本考案にかかる軸部20は装飾部30に着脱自在に螺合可能な構造を有する。
図2(B)を参照すると、本考案にかかる軸部20は、イヤホンプラグを挿入するために携帯端末200(図4から図6等を参照)に形成されているジャック孔220(図5又は図6(A)を参照)に差し込み嵌合可能な形状を有し、軸部20全体の外形は略円柱状であってもよい。
同じく図2(B)を参照すると、軸部20の携帯端末に挿入される先端部に対向する側の端部には雄ネジ部22が形成される。雄ネジ部22は、装飾部30の内部に形成される雌ネジ部と螺合することにより、軸部20と装飾部30とを着脱自在に螺合するという機能を有する。なお、図2(B)に示す雄ネジ部22のネジ山の形状は、説明の便宜上簡略化されているため、雄ネジ部22に実際に形成されるネジ山の形状とは異なる場合がある。図7(B)に示す雄ネジ部22のネジ山の形状も、説明の便宜上簡略化されたものである。
軸部20と装飾部30とを螺合させるための構造を具体的に説明すると、図2(A)に示す装飾部30は内部に雌ネジ部(図示せず)が形成されている基礎部34を有する。また、図2(B)に示すように、軸部20の端部には雄ネジ部22が形成されている。基礎部34の内部に形成された雌ネジ部は、軸部20の端部に形成された雄ネジ部22に対応する形状に形成されている。雌ネジ部及び雄ネジ部22は、互いに螺合される形状であればネジ山の数や形状等は任意のもので足り、添付の図に示す例に限定されるものではない。さらに、本実施例においては軸部20と装飾部30とを着脱自在に結合するための構造としてネジにより螺合する構造を記載しているが、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部と装飾部との結合構造はこの構造に限定されるものではなく、軸部と装飾部とを着脱自在に結合することができる構造であれば他の構造であってもよい。
このような構造により、携帯端末用アクセサリは、本考案にかかる軸部20と装飾部30とに容易に分離することができることから、携帯端末ユーザは、同一の軸部20に、自己の気分やTPOに合わせて様々な装飾部30を容易に付け替えることができるので、携帯端末ユーザは自己の気分やTPOに合わせて様々な装飾を携帯端末に施して楽しむことができる。また、携帯端末ユーザが長期間同一の軸部20を備える携帯端末用アクセサリを使用することによる摩耗等によって軸部20が劣化・損傷した場合でも、軸部20のみを交換することによって、同じ装飾部30を長期間継続して使用することができる。
本考案に係る携帯端末用アクセサリは、このような取り替え可能な構造を有することにより、貴金属や宝石等を用いた高価な装飾を施した装飾部であっても継続して長期間愛用することができる。また、安価な装飾部であっても様々なデザイン・大きさ・材質の装飾部を適宜付け替えて使用することができるため、携帯端末ユーザの個性や好みをより多様な形で表現することができる。
次に、図2(B)及び図3を用いて本考案の一実施例にかかる軸部を説明する。図3は図2(B)に示す軸部20のa‐a’線から見た断面図である。図3に示すように、本考案の一実施例にかかる軸部20の中心部にはステンレス芯棒である金属芯棒40が形成されている。本実施例では、以後、本考案にかかる金属芯棒40はステンレス製のステンレス芯棒であるものとして説明するが、本考案にかかる金属芯棒の素材はステンレスに限定されるものではなく、ある程度の硬度を有する金属であれば、銅やチタンなど他の金属製のものであってもよい。
本考案の一実施例にかかる軸部20において、金属芯棒40は、軸部20の中心軸方向に細長い形状を有し、金属芯棒40は携帯端末に挿入される携帯端末アクセサリの軸部の先端部23に対向する端部側に形成されている。
金属芯棒40の一端部は、ジャック孔220に嵌合される携帯端末アクセサリの軸部の先端部23に対向する端部と同一の面を構成するように形成されており、金属芯棒40の端部は軸部20の端部の表面から突出していない。
図1に示す携帯端末アクセサリ100のように携帯端末のジャック孔に差し込み嵌合させて装着する形状の携帯端末アクセサリの場合、着脱行為によって軸部が折れるなどの破損が生じる可能性の高い部分は、ジャック孔が形成された携帯端末の表面付近であることが多い。そこで、この位置に相当する軸部の強度を補強する必要がある。
本考案の一実施例にかかる軸部20において、金属芯棒40の長さは、例えば図3に示すように軸部20の長さの約半分程度の長さであってもよい。金属芯棒40の長さは、軸部の強度を補強することができる程度の長さを有するものであれば、図3に示す長さに限られず、どのような長さであってもよい。
また、本実施形態においては、図3に示すように、属芯棒40の形状が円柱状である場合、その太さは直径1.5mmであってもよい。しかし、金属芯棒40の太さは、携帯端末アクセサリの着脱行為によって軸部が折れるなどの破損が生じることを防ぐために必要な強度が得られる程度の太さであって、軸部20の内部に収まる太さであれば、どのような太さであってもよい。
さらに、図2(B)に示すように、軸部20の携帯端末200に挿入される側の先端部23は、先に向かって細くなる形状を有してもよい。ただし、先端部23は必ずしも鋭利な形状である必要はなく、軸部20の他の部分の太さに比較して細いものであれば足りる。
また、本考案にかかる軸部20の外形を形成する円柱の外周には一般的な携帯端末に形成されるジャック孔の内部構造に対応した複数の溝24、26,28が形成されていてもよい。図1及び図2には軸部20の外周に3つの溝が形成された例を図示したが、本考案の軸部20の形状はこれに限られるものではなく、軸部20において溝の形成される位置や個数は携帯端末200のジャック孔220に挿入可能な形状である限り、任意に変更されてもよい。
このように本考案にかかる軸部20の外形を形成する円柱の外周にジャック孔の内部構造に対応した複数の溝24、26,28が形成されるという構造により、携帯端末用アクセサリ100を携帯端末200のジャック孔220に差し込み嵌合する際に、携帯端末用アクセサリ100がジャック孔220内部に安定的に嵌合されるため、携帯端末用アクセサリ100をジャック孔220から意図的に引き抜こうとしない限り、不意に携帯端末用アクセサリ100がジャック孔220から不用意に抜け落ちることを防止することができる。
本考案にかかる軸部の材質は、雄ネジ部22、先端部23、及び溝24,26,28等の形成を容易にし、かつ、携帯端末200のジャック孔220内部に形成されている接続端子との電気的接触を回避するために、絶縁性を有する樹脂等の材質であることが望ましい。
本考案にかかる軸部は、例えばポリアセタール、アセタール樹脂、又はポリアセタール樹脂であってもよい。ポリアセタールは非晶部分と結晶部分とが混在するため、強度、弾性、耐衝撃性に優れたプラスチックである。本考案にかかる軸部の材質としてはポリアセタールのような強度、弾性、耐衝撃性に優れた材質を用いることができる。
本件考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部は、このように携帯端末のジャック孔の形状に対応して形成されており、ジャック孔に差し込み嵌合することができるため、ストラップ等を付けるためのストラップホールが形成されていない携帯端末にも装着することができ、スマートフォンをはじめとする様々な携帯端末に装着して携帯端末を多様に装飾することができる。
また、本件考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部20は携帯端末のジャック孔に差し込まれて嵌合されて使用されるため、内部にイヤホン端子が形成されたジャック孔内にほこりや水が浸入するのをある程度防ぐことができる。
さらに、本件考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部20は、中心部に金属芯棒が形成されているため、携帯端末アクセサリの着脱行為によって軸部が折れるなどの破損が生じることを防ぐことができる。
次に、図2(A)等を参照して、本件考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部20に螺合される装飾部30について説明する。装飾部30は、任意の装飾が施されたアクセサリ部36と、アクセサリ部36が形成される基礎となる基礎部34とを有する。
装飾部30は、基礎部34の一部をアクセサリ部36が覆うようにして形成されてもよく、基礎部34は略円筒状の外形を有し、円筒の一方の底に開口が形成され、開口の内部には本件考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部に螺合される雌ネジ部が形成されてもよい。雌ネジ部は、軸部20に形成された雄ネジ部22に対応する形状に形成されており、雄ネジ部22と螺合される形状であればネジ山の数や雌ネジ部の形状等は任意のもので足りる。雌ネジ部は、軸部20に形成される雄ネジ部22と螺合することにより、装飾部30と軸部20とを着脱自在に接続するという機能を有する。
基礎部34の材質は、内部に雌ネジ部を形成することができるようなものであれば足り、例えば銀、金、プラチナ等の貴金属、その他の金属であってもよい。
基礎部34とアクセサリ部36との接合関係は、アクセサリ部36が基礎部34の上に形成されていれば足り、その他の接合関係はアクセサリ部の形状・デザイン・材質等に応じて任意に設定されてもよい。
また、アクセサリ部36の大きさ・素材・デザインは、基礎部34の上に形成可能なものであればどのようなであってもよい。図1、図2等ではバラの形状を有するアクセサリ部36を示したが、アクセサリ部はその他の形状も広く含み、例えば図7等に示す王冠の形状、ドクロの形状、その他の任意の形状を有するものとしてもよい。
また、アクセサリ部36に用いられる材質も一般に装飾品として用いられるあらゆる材質を用いることが可能であり、例えば銀で形成された王冠の頂上にクリスタルガラスがはめ込まれているような形状のものをアクセサリ部とすることもできる。
アクセサリ部36には、例えば一つ又は複数の宝石や貴石、真珠等を用いてもよく、その他にも例えば金属、樹脂、クリスタル、プラスチック又はガラス、あるいは布や木材などの天然素材を用いてもよく、又はこれらの材質のいくつかを組み合わせたものでもよい。
また、アクセサリ部36は立体的なデザインのものであってもよいし、平面的なデザインのものであってもよい。
次に、図4から図6を参照して携帯端末用アクセサリを携帯端末200に装着した状態を説明する。
図4は図1に示した携帯端末用アクセサリ100を携帯端末200のジャック孔220(図5を参照)に装着した状態を示す正面平面図であり、図5は図1の携帯端末用アクセサリ100を装着した携帯端末の部分断面図である。また、図6(A)は携帯端末用アクセサリ100を装着する前の携帯端末200の一例を示す上面平面図であり、図6(B)は図6(A)に示す携帯端末200において携帯端末用アクセサリ100を装着した後の携帯端末200の上面平面図である。
図4から図6においては携帯端末200として携帯電話を図示したが、本考案にかかる携帯端末用アクセサリの軸部が装着される携帯端末200はこれに限られるものではなく、例えば音楽再生用の携帯端末、電子書籍閲覧用の携帯端末等であってもよく、イヤホンプラグを挿入するためのジャック孔が形成されている機器であればどのようなものでもよい。図4等に一例として示す携帯端末200は、正面に受話口120とディスプレイ140と操作ボタン160とを有し、図6(A)に示すように上面に電源ボタン240とジャック孔220とを有するものでもよい。
図4及び図5に示すように、携帯端末用アクセサリ100を携帯端末200のジャック孔220に差し込み嵌合させると、携帯端末用アクセサリ100は基礎部34及びアクセサリ部36からなる装飾部30が携帯端末200のジャック孔220の外部に突出した状態でジャック孔220内に嵌合される。図5を参照すると、携帯端末200のジャック孔220に差し込み嵌合させた携帯端末用アクセサリ100の軸部20の先端部は、ジャック孔220の奥まで安定的に差し込むことができる。なお、図5に示すジャック孔220の内部構造は説明の便宜上簡略化されて記載されているため、実際のジャック孔220の内部構造はこれと異なる場合がある。図10及び図11(C)に示すジャック孔220の内部構造も同様である。
携帯端末用アクセサリ100を携帯端末200から取り外す場合には、外部に突出している装飾部30を指でつかんで上に引き抜くことによって携帯端末用アクセサリ100を携帯端末200から取り外すことができる。
図5及び図6に示すように、携帯端末用アクセサリ100が装着される位置は携帯端末に形成されたジャック孔220の位置に対応する。したがって、携帯端末用アクセサリ100を取り付けようとする携帯端末200の構造に応じて、図4から図6等に示す位置とは異なる位置に携帯端末用アクセサリ100が装着されてもよい。
次に、図7から図10を用いて本考案の他の実施例にかかる携帯端末用アクセサリの軸部を説明する。図7(A)は本考案の他の実施例にかかる携帯端末用アクセサリ300(図9、図10等を参照)の軸部320に結合される装飾部330の概略図である。図8は図7(B)のb‐b’線から見た断面図である。また、図9(A)は図7に示す携帯端末用アクセサリ300の概略図であり、図9(B)は図7に示す携帯端末用アクセサリ300の断面図である。さらに、図10は図9(A)の携帯端末用アクセサリ300を取り付けた携帯端末200の部分断面図である。なお、図9(B)に示す基礎部334の内部構造は簡略化されて記載されたものであり、実際の基礎部334の内部には雌ネジ部が形成されている。同様に図11(B)に示す基礎部334の内部構造も簡略化されて記載されたものである。
図7(A)を参照すると、本考案の他の実施例にかかる携帯端末用アクセサリ300の軸部320に結合される装飾部330は、基礎部334とアクセサリ部336とを有する。図10を参照すると、装飾部330の基礎部334は、携帯端末200に形成されるジャック孔220の直径より大きな幅を有するため、携帯端末用アクセサリ300をジャック孔220に差し込み嵌合すると、基礎部334の底部が携帯端末200の外面に接するため、軸部320はそれ以上ジャック孔220の奥に差し込むことができないという点で装飾部30と異なる。その構造は装飾部30の構造と同様であるため省略する。
図7(B)及び図8に示すように、本考案の他の実施例にかかる軸部320の中心部には金属芯棒340が形成されており、金属芯棒340の端部は、軸部320の携帯端末に挿入される側の先端部23に対向する側の端部の表面から突出している。軸部320の端部から突出する金属芯棒340の端部の長さαは、装飾部330を軸部320に螺合した場合に、装飾部330から露出する軸部320の長さを調整するために調整されてもよい。
具体的には、軸部320の端部から突出する金属芯棒340の端部の長さαは、図9(B)及び図10に示すように、装飾部330を軸部320に螺合した場合に装飾部330から露出する軸部320を、ジャック孔220の奥まで安定して差し込むことができる程度に調整されてもよい。例えば、図9(B)及び図10に示す本件考案の実施例において、軸部320の端部から突出する金属芯棒340の端部の長さαは約1mmであってもよい。軸部320のその他の構造は軸部20と同様であるため省略する。なお、図9(B)には図示していないが、基礎部334の内側には、軸部320の雄ネジ部22に螺合する形状の雌ネジ部が形成されている。
本考案の他の実施例にかかる軸部320の効用を明らかにするため、図11に示す比較例について説明する。図11(A)は図2(B)の携帯端末用アクセサリ100の軸部20に図7(A)の装飾部330を組み合わせた携帯端末アクセサリ400の概略図である。図11(B)は図11(A)の携帯端末アクセサリ400の断面図である。図11(C)は図11(A)の携帯端末アクセサリ400を取り付けた携帯端末200の部分断面図である。なお、図11(B)には図示していないが、基礎部334の内側には、軸部20の雄ネジ部22に螺合する形状の雌ネジ部が形成されている。
図11に示す比較例にかかる携帯端末アクセサリ400の装飾部330の基礎部334は、携帯端末200に形成されるジャック孔220の直径より大きな幅を有する。また、比較例にかかる携帯端末アクセサリ400の軸部20に形成される金属芯棒40の端部は、ジャック孔220に嵌合される先端部23に対向する端部と同一の面に形成されており、金属芯棒40の端部は軸部20の端部の表面から突出していない。この比較例にかかる携帯端末アクセサリ400を携帯端末のジャック孔220に差し込み嵌合した場合、図11(C)に示すように、基礎部334の底部が携帯端末200の外面に接するため、軸部20をそれ以上ジャック孔220の奥に差し込むことができない。
このように、本考案の他の実施例にかかる軸部320を、装飾部330のようなジャック孔220の直径より大きな幅を有する装飾部に組み合わせて携帯端末に装着することにより、装飾部から露出する軸部320の長さを調整することができ、装飾部から露出する軸部を、ジャック孔220の奥まで安定して差し込むことができる。
100,300,400 携帯端末用アクセサリ
20,320 軸部
22 雄ネジ部
30,330 装飾部
34、334 基礎部
36,336 アクセサリ部
40,340 金属芯棒
200 携帯端末
220 ジャック孔

Claims (6)

  1. 中心部に金属芯棒を有し、携帯端末のジャック孔に着脱自在に差し込まれ嵌合されることを特徴とする携帯端末用アクセサリの軸部。
  2. 前記金属芯棒は、ステンレスからなることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用アクセサリの軸部。
  3. 前記金属芯棒の一端部は、前記ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部と同一の面を構成するように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末用アクセサリの軸部。
  4. 前記金属芯棒の一端部は、前記ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部から突出するように形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末用アクセサリの軸部。
  5. 前記ジャック孔に嵌合される携帯端末用アクセサリの軸部の先端部に対向する端部に雄ネジ部が形成され、前記雄ネジ部は、内部に雌ネジ部が形成された装飾部に着脱自在に螺合されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の携帯端末用アクセサリの軸部。
  6. 略円柱状の外形を有し、前記ジャック孔の内部構造に対応して前記円柱の外周に複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の携帯端末用アクセサリの軸部。
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