JP3171124U - 枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】枕高さを調整する枕において、使用時の枕形状の安定性を高めると共に、枕のクッション性、接触感の変更等を任意に調整できるようにした枕を提供する。【解決手段】枕本体Aが上下二層構造のネット袋で、下層袋部に綿状シート体を充填し、上層袋部は、縫合によって、細幅部111と左右で分画した分画中間部112a、112b、112cと幅広部113の前後3列に分割すると共に、各分画列にヒバ小片21と合成樹脂製小パイプ体22を適宜な比率で充填してなる。【選択図】図3

Description

本考案は、所定の構造の枕カバーと所定構造の枕体を組み合わせてなる枕に関するものである。
本出願人は、木質サイコロ体(ヒノキ科植物)を充填物として内装した枕本体と枕カバーの組み合わせからなる枕を提案した(特許文献1:特開平08−242993号公報)。
この枕は、枕本体が木質サイコロ体と合成樹脂製小パイプ体の混合品を充填物として、袋状の枕カバーが外被若しくはカバー本体外被両側部に紐通し部を形成し、紐通し部に挿通した紐の一端を外被に止着して他端を紐通し部の外方に突出せしめ、紐の突出部分に、突出状態を維持する止着具を装着したもので、枕の高さを調整できるようにしたものである。
またヒノキペレットを充填物として採用した枕は、ヒノキペレットとヒノキのおが粉(小包袋)で、複数分割した箇所に充填内装した枕本体を備えたもの(特許文献2:登録実用新案3152622号公報の図1)、軟質発砲体のクッション部と乾燥檜小片部の二層構造の枕本体を備えたもの(特許文献3:特開平8−215012号公報)、が知られている。
また枕の形状として、睡眠時の呼吸に最適なように、頸部を載置する箇所を高くし、後頭部を載置する箇所を低くするものが広く知られている(特許文献2の図2)。
特開平8−242993号公報。 登録実用新案3152622号公報図1。 特開平8−215012号公報。
枕の高さは、使用者にとって最適な睡眠を得る大きな条件の一つである。使用者が自ら調整できることが好ましく、その一手段として前記の特許文献1のとおり本出願人が枕カバーによる実施を可能とした発明を提示した。
特許文献1に開示されている枕本体は、単一の袋体内に、芳香源となる木質サイコロ体とクッション源となる合成樹脂製小パイプを充填しているもので、前記の頸部載置部分を他の部分より高くするなどの調整は困難である。
そこで本考案は、高さ調整用枕カバーを採用した場合の使用時の枕形状の安定性を高めると共に、枕のクッション性、接触感の変更等を任意に調整できる枕を提案したものである。
本考案に係る枕は、枕本体と枕本体が収納されるカバー体とで構成され、枕本体が上下二層構造のネット袋で、下層袋部に綿状シート体を充填し、上層袋部は、縫合によって、細幅部と左右で分画した分画中間部と幅広部の前後3列に分割すると共に、各分画列にヒバ小片と粒状クッション体を適宜な比率で充填してなるもので、カバー体が布製で外被の両側部に紐通し部を形成し、紐通し部に挿通した紐の一端を外被に止着して他端を紐通し部の外方に突出せしめ、紐の突出部分に、突出状態を維持する止着具を装着してなることを特徴とするものである。
しかして枕本体をカバー体に収納し、紐を紐通し部から引き出して、枕本体の高さが所望のものとなる位置で止着具によって紐を止着する。従って枕の高さが調整できると共に、枕本体を前後方向で絞ると、分画中間部は左右の分画縫合部で充填物の移動が阻止されるので、高く盛り上がることが無く、そして幅広部が細幅部より高く盛り上がるので、頸部載置箇所となる幅広部が、睡眠に適する安定した形状の枕となるものである。更に表裏ひっくり返して使用することで、頭部当接面を綿状シート体とすることもできる。
また本考案(請求項2)に係る枕は、前記枕において、ネット袋の上層袋部の分画中間部の分画縫合箇所及び分画中間部の細幅部との分割縫合箇所の一部を非縫合として連通部を形成すると共に、分画中間部の一辺側に上層第一開閉ファスナーを設け、幅広部の一辺側にも上層第二開閉ファスナーを設け、下層袋部の他辺側には下層開閉ファスナーを設けてなるもので、細幅部及び分画中間部への充填物の充填量と、幅広部への充填物の充填量を調整でき、更に下層開閉ファスナーからの綿状体の充填量も調整できる。
更に本考案(請求項3、4)に係る枕は、上層袋部への充填物を、ヒバ小片として、幅6〜9mmで長さ6〜9mmの角柱体又は円柱体を使用し、粒状クッション体として径4〜6mmで長さ6〜9mmとした合成樹脂製小パイプ体を使用し、更にヒバ小片と小パイプ体の混合比率が全体の平均重量比で1:10〜1:5の範囲とし、細幅部のヒバ小片混合比率を幅広部の約2倍としてなるものである。
従って小パイプ体のクッション性とヒバ小片の芳香性、消臭性及び防虫防黴効果を得ることができると共に、使用時に頭部圧力が大きく加わる幅広部のクッション性を高め、使用時に頭部圧力が大きく加わることのない細幅部の芳香性、消臭性及び防虫防黴効果を高めたものである。
以上のとおり本考案は、上下層の袋部を備え、且つ上層袋部を前後3列に分割し、各分割範囲及び下層袋部に所定の充填物を充填した枕本体と、枕本体を前後方向に絞り込んで高さ調整可能とした枕カバーとを組み合わせたもので、その充填量を予め調整しておくことで、高さ調整後の枕形状を特定の形状に安定させることができるものである。
本考案の実施形態を示す全体斜視図(高さ調整後)。 同図(調整前)。 枕本体の説明図(一部切断した平面図)。 同図(全体斜視図)。 同図(クッション体の説明図)。 同図(断面図)。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した枕は、ネット袋1と充填物2a,2bで形成される枕本体Aと、枕本体Aが収納されるカバー体Bとで構成される。
枕本体Aのネット袋1は、上層袋部11と下層袋部12の上下二層構造で、上層袋部11は、縫合によって、細幅部111と、左右で分画した分画中間部112a,112b,112cと幅広部113の前後3列に分割したものである。
特に細幅部111と、左右で分画した分画中間部112a,112b,112cとの間は分画縫合の一部、例えば左側分画中間部112aの左端箇所と細幅部111の左端箇所を非縫合として連通部114aとし、また左右分画中間部112a,112b,112cの分画縫合箇所も、その前後端を非縫合として連通部114bとする。更に右端分画中間部の右辺には、充填物2aの充填を行う上層第一開閉ファスナー115を設けておく。
上層袋部11の後列に該当する幅広部113は独立した室を形成しているもので、右辺に充填物2aの充填を行う上層第二開閉ファスナー116を設けてなるものである。
尚細幅部111と分画中間部112と幅広部113の前後幅の割合は、例えば10cm、15cm,15cm程度としておく。勿論この比率については適宜変更することも可能である。
また下層袋部12にも左辺に下層開閉ファスナー121を設けてなるものである。
前記の上下層袋部11,12内に充填物2a,2bを充填するものであるが、上層袋部11に充填される充填物2aは、ヒバ小片21と粒状クッション体22を適宜な比率で混合したものである。
ヒバ小片21は、幅6〜9mmで長さ6〜9mmの円柱体(六角柱体や八角柱体でもよい)に形成したものを使用するものであり、粒状クッション体22は、径4〜6mmで長さ6〜9mmの合成樹脂製小パイプ体(ソフトパイプビース)を使用する。そして細幅部111と分画中間部112に対しては、ヒバ小片21と粒状クッション体(小パイプ体)22の混合比率が重量比で1:5程度のものを充填し、幅広部113は1:10程度の混合比率のものを使用する。
尚粒状クッション体22は、前記の小パイプ体の他、蕎麦殻や発泡マイクロビース等の枕充填材として使用できるものであれば、任意の物を使用できる。
下層袋部12には、下層開閉ファスナー121から綿状シート体2bを充填するものである。
カバー体Bは、従前のものと同一で、枕本体Aの収納をなす袋状本体3に、枕本体Aの収納口を設け、袋状本体3の両側部分に、適宜幅を残してその表裏を縫合して形成した紐通し部31を設け、この紐通し部31に紐32を挿通し、且つ紐通し部31の奥端に紐32の端部を縫合その他の手段で止着し、紐32の他端を紐通し部31の外方に突出せしめ、紐32の突出部分に、突出状態を維持する止着具33を装着してなるものである。
而して枕本体Aをカバー体B内に収納し、紐32を紐通し部31から引き出し、紐通し部31の部分を皺寄せ状態とし、枕の高さが所望のものとなる位置で止着具33によって紐32を止着する。
前記の操作によってカバー体B内の枕本体Aは、前後方向で縮められて通常状態より高くなるもので、特に分画中間部112は左右の分画縫合部分によって、充填物の移動が阻止されるので高く盛り上がることが無く、そして同じ割合で前後方向が縮められると、結果的に幅広部113が細幅部111より高くなる。
従って幅広部113が頸部載置箇所となる睡眠に適する安定した形状の枕となるものである。勿論下層袋部12には、綿状シート体2bが充填されているので、表裏ひっくり返して使用することで、頭部当接面の感触の変更も可能である。
A 枕本体
B カバー体
1 ネット袋
11 上層袋部
111 細幅部
112a,112b,112c 分割中間部
113 幅広部
114a,114b 連通部
115 上層第一開閉ファスナー
116 上層第二開閉ファスナー1
12 下層袋部
121 下層開閉ファスナー
2a 充填物
21 ヒバ小片
22 粒状クッション体(合成樹脂製小パイプ体)
2b 綿状シート体
3 袋状本体
31 紐通し部
32 紐
33 止着具

Claims (4)

  1. 枕本体と枕本体が収納されるカバー体とで構成され、枕本体が上下二層構造のネット袋で、下層袋部に綿状シート体を充填し、上層袋部は、縫合によって、細幅部と左右で分画した分画中間部と幅広部の前後3列に分割すると共に、各分画列にヒバ小片と粒状クッション体を適宜な比率で充填してなるもので、カバー体が布製で外被の両側部に紐通し部を形成し、紐通し部に挿通した紐の一端を外被に止着して他端を紐通し部の外方に突出せしめ、紐の突出部分に、突出状態を維持する止着具を装着してなることを特徴とする枕。
  2. ネット袋の上層袋部の分画中間部の分画縫合箇所及び分画中間部の細幅部との分割縫合箇所の一部を非縫合として連通部を形成すると共に、分画中間部の一辺側に上層第一開閉ファスナーを設け、幅広部の一辺側にも上層第二開閉ファスナーを設け、下層袋部の他辺側に下層開閉ファスナーを設けてなる請求項1記載の枕。
  3. ヒバ小片として、幅6〜9mmで長さ6〜9mmの角柱体又は円柱体を使用し、粒状クッション体として径4〜6mmで長さ6〜9mmの合成樹脂製小パイプ体を使用してなる請求項1又は2記載の枕。
  4. ヒバ小片と小パイプ体の混合比率が全体の平均重量比で1:10〜1:5の範囲とし、細幅部のヒバ小片混合比率を幅広部の約2倍としてなる請求項3記載の枕。
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