JP3170910U - 水密シャッター構造 - Google Patents

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【課題】密封を効果的に実現し、浸水を防止することができる水密シャッター構造を提供する。【解決手段】水密シャッター構造は、複数のスラット11が組み合わさって構成され、各スラット11頂点部には環状フック111を設置し、スラット11の両肩上には埋め込みスロット112を備え、これに水密ガスケット113を結合し、スラット11底部にはフック槽114を設置し、別のスラット11頂点部の環状フック111と対応して組み合わさる。最低層に位置するスラット11のフック槽114内に、底密閉クッションブロック115を設置し、複数のレールの各開口の両側には、密閉シール材を挟んで設置し、シール機構はレール外に複数のボルトを設置し、レール内側に設置する圧迫板を連動して構成される。シャッター体1を降下させた時には上下に水密状態で重なり、シール機構3側辺により、密閉シール材に圧力を加える。【選択図】図2

Description

本考案は水密シャッター構造に関し、特に効果的に密封し、浸水を防止し、住宅、事業所、工場、駐車場、或いは類似建築の出入り口に適用可能な水密シャッター構造に関する。
従来のシャッター構造は、シャッターボックス内にシャッタースラットを設置し、モーターチェーンでこれを連動することで、巻き上げ、或いは降下を行わせるものである。その組合せた状態はシンプルで吊り下げ状に配置することができる。そのため、一般建築物の入り口、或いは駐車場の出入り口に広く応用されており、シャッター製品はその開発以来、科学技術の発展に従い、絶えず進歩と改良が加えられて来た。
従来のシャッター構造は、設計上の出入りの利便性、及び設置場所の違いに対応し、構造、材質、或いは他の部分でも、それぞれに大きな差異がある。しかし、シャッターを応用する時にはどれも、スラットとスラットとの間に、間隙を設置する。しかも、シャッター体とレールとの間では、完全な水密を達成することができない。このような間隙は、シャッターによる盗難防止効果に対しては、一切の影響はないが、大雨に襲われると、突然たまった水は、シャッターの間隙から極めて容易に室内に進入し、浸水の被害を及ぼしてしまい、これが応用上の一大欠点である。
特に、近年は全世界的な温暖化の影響で、地球の気候が激変しており、台風、洪水などの各種自然災害が頻発している。台風の季節には連日のように豪雨が襲い、突然襲い掛かるとてつもなく大量の降雨に加え、大潮の海水が逆流したりすれば、瞬く間に放水システムの失効をまねき、正常な排水ができなくなる。そうなれば、低い土地は浸水し、さらには、地勢が比較的高い地区にまで浸水が広がることがあり、一面の浸水に住民はなすすべもなく、財産や生命は深刻な損害をこうむることとなる。
本考案は、従来のシャッター構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする課題は、効果的に密封し、浸水を防止し、住宅、事業所、工場、駐車場、或いは類似建築の出入り口に適用可能な水密シャッター構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記の水密シャッター構造を提供する。
水密シャッター構造は、複数のスラットが係合して対応し、組み合わさって構成され、該各スラット頂点部には、環状フックを設置し、該スラットの両肩上には、埋め込みスロットを備え、これにより水密ガスケットを結合し、別のスラット底部が重なり水密を形成し、該スラット底部には、フック槽を設置し、別のスラット頂点部の環状フックと対応して組み合わさり、
こうして構成されるシャッター体は、最低層に位置するスラットのフック槽内に、底密閉クッションブロックを設置し、該少なくとも2個のレールの各1個のレールの開口の両側には、それぞれ密閉シール材を挟んで設置し、
シール機構は、レール外に複数のボルトを設置し、このボルトにより該レール内側に設置した圧迫板を連動して構成され、
こうして、該シャッター体を降下させた時には上下に水密状態で重なり、該シール機構の側辺により、該シャッター体内に設置し、両端が該レールに密着する密閉シール材に圧力を加え、密封を効果的に実現し浸水を防止することができる。
本考案の水密シャッター構造は、効果的に密封し、浸水を防止することができ、住宅、事業所、工場、駐車場、或いは類似建築の出入り口に適用可能である。
本考案実施例の立体外観図である。 本考案シャッター体の局部組み合せ断面図である。 本考案組合せ応用の俯瞰図である。 本考案スラット内部におもりを増設する様子を示す模式図である。 本考案に「工」の字状レールを増設する応用の俯瞰図である。 本考案スラットの第二実施例の模式図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1〜3に示すように、本考案の水密シャッター構造は、モーター4チェーンを利用し、シャッターボックス40内のシャッター体1を連動し、両端は、レール2内に設置し、上下移動が可能である。
シャッター体1は、複数のスラット11が係合して対応し、組み合わさって構成される。各スラット11頂点部には、環状フック111を設置し、スラット11の両肩上には、埋め込みスロット112を備え、これにより水密ガスケット113を結合する。スラット11底部には、フック槽114を設置し、別のスラット11頂点部の環状フック111と対応して組み合わさる。こうして構成されるシャッター体1は、最低層に位置するスラット11のフック槽114内に、底密閉クッションブロック115を設置する。
少なくとも2個のレール2の各1個のレール2には、「コ」の字形の開口21を設置する。開口21の両側には、密閉シール材22を挟んで設置する。
シール機構3は、レール2外側に複数のボルト31を設置し、これによりレール2内側に設置する圧迫板32を連動して構成される。
こうして、各スラット11頂点部の環状フック111と、別のスラット11底部のフック槽114とは、相互に係合し、及び最下層に底密閉クッションブロック115を増設したスラット11は、適した長さのシャッター体1を構成することができる。さらに、その左右両端は、2個のレール2の「コ」の字形開口21中に入り、一般のシャッター設置と同様の方式で、本考案水密シャッター構造の設置を完成させることができる。
応用時には、図1〜3に示すように、スラット11両肩上には、水密ガスケット113を結合して設置するため、シャッター体1が降下する時には、その上下スラット11は重なり水密を達成することができる。同時に最下端のスラット11のフック槽114内にも、底密閉クッションブロック115を設置するため、シャッター体1を押し下げ、地面に達する状態とした時には、水密を形成することができる。
この時、シール機構3にレール2外側から複数のボルト31を設置し、一つ一つ緊密に締め、レール2内側に設置する圧迫板32を連動する。
シール機構の側辺より加圧することで、シャッター体1内に設置する両端は、レール2開口21の密閉シール材22に密着する。
これにより、シャッター体1とレール2との間には水密が達成され、台風、突然の豪雨が引き起こす積水が、室内に流れ込むことを防止可能で、生命と財産の安全に損失が及ぶことを防止可能である。
図3に示すように、実施時には、レール2の両側に、一対のシール機構3を配置する。これにより、建築物内外両側のどちらからも操作可能となり、こうしてシール機構3側辺により、シャッター体1内に設置する両端に圧力を加え、レール2の密閉シール材22は水密を形成し、浸水を効果的に防止する実用性を達成することができる。しかも、図4に示すように、シャッター体1を形成する時には、複数のスラット11の内部空間に金属材12を挿入し、補強とおもりとすることができる。これにより、シャッター体1を降下させる時、より安定、堅固にすることができる。さらに、図5に示すように、建築物出入り口の幅が比較的大きい場合には、シャッター体1を多めに設置し、中間に場所を選び、「工」の字状のレール20を増設し、可動状に組み合わせることができる。その2個の「コ」の字形開口21の両側には同様に、密閉シール材22とシール機構3を挟んで設置する。これにより、シャッター体1を入れて設置する時に、力を受ける面積を縮小でき、効果的に水圧に対抗し変形を防止することができる。
図4〜6に示すように、本考案は応用において、多様な組合せとすることができ、建築物所在地の地勢、浸水する高さの違いに応じて、シャッター体1を上、下区域に分けて設置することができる。これにより、下区域のスラット11両肩上には、上記した水密ガスケット113を結合して設置し、最下端のスラット11のフック槽114内にも、底密閉クッションブロック115を設置する。こうして、複数のスラット11の組合せは、一般の浸水高度よりも高くなり、水密、浸水防止の機能を提供することができる。
一方、上区域のスラット11の両肩上には、水密ガスケット113は設置せず、そのスラット11の環状フック111の根元の上に、等間隔で通気孔13を設置する。これにより、シャッター体1を形成する時には、上区域のスラット11の通気孔13を利用し、換気を提供し、内外の空気を流通させることができる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
1 シャッター体
11 スラット
111 環状フック
112 埋め込みスロット
113 水密ガスケット
114 フック槽
115 底密閉クッションブロック
12 金属材
13 通気孔
2 レール
20 レール
21 開口
22 密閉シール材
3 シール機構
31 ボルト
32 圧迫板
4 モーター
40 シャッターボックス

Claims (5)

  1. 水密シャッター構造は、モーターチェーンを利用し、シャッターボックス内のシャッター体を連動し、両端は、レール内に設置し、上下移動し、
    前記シャッター体は、複数のスラットが係合して対応し、組み合わさって構成され、前記各スラット頂点部には、環状フックを設置し、前記スラットの両肩上には、埋め込みスロットを備え、これにより水密ガスケットを結合し、前記スラット底部には、フック槽を設置し、別のスラット頂点部の環状フックと対応して組み合わさり、こうして構成されるシャッター体は、最低層に位置するスラットのフック槽内に、底密閉クッションブロックを設置し、
    前記少なくとも2個のレールの各1個のレールには、「コ」の字形の開口を設置し、前記開口の両側には、密閉シール材を挟んで設置し、
    シール機構は、レール外に複数のボルトを設置し、これにより前記レール内側に設置する圧迫板を連動して構成され、
    こうして、前記シャッター体を降下させた時には上下に水密状態で重なり、前記シール機構側辺により、前記シャッター体内に設置し、両端が前記レールに密着する密閉シール材に圧力を加え、密封を効果的に実現し浸水を防止し、前記シール機構は、前記レールの両側に一対のシール機構を配置し、これにより建築物の内外両側から、加圧密封を施行可能であることを特徴とする水密シャッター構造。
  2. 前記シャッター体の複数のスラットの内部空間にはさらに、補強用おもりを設置することを特徴とする請求項1に記載の水密シャッター構造。
  3. 前記シャッター体の複数のスラットの内部空間にはさらに、金属材を挿入し、補強用おもりとすることを特徴とする請求項2に記載の水密シャッター構造。
  4. 前記シャッター体は、上、下区域に分けて設置することができ、
    これにより、前記下区域のスラット両肩上には、前記水密ガスケットを結合して設置し、最下端のスラットのフック槽内にも、底密閉クッションブロックを設置し、前記上区域のスラットの両肩上には、前記水密ガスケットは設置せず、そのスラットの環状フックの根元の上に、等間隔で通気孔を設置し、これにより、前記シャッター体を形成する時には、空気を換気させられることを特徴とする請求項1、2或いは3に記載の水密シャッター構造。
  5. 前記2個のレール間にはさらに、「工」の字状のレールを増設し、可動状に組み合わせることができ、その2個の「コ」の字形開口の両側には同様に、前記密閉シール材とシール機構を挟んで設置し、
    こうして、間隔に対応して、シャッター体を多めに設置することを特徴とする請求項4に記載の水密シャッター構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180056910A (ko) * 2016-11-21 2018-05-30 정국 단열 내풍압 셔터
JP2020112024A (ja) * 2015-12-18 2020-07-27 文化シヤッター株式会社 止水板の梱包構造

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