JP3170575B2 - 家庭用生ごみ処理システム - Google Patents
家庭用生ごみ処理システムInfo
- Publication number
- JP3170575B2 JP3170575B2 JP32878793A JP32878793A JP3170575B2 JP 3170575 B2 JP3170575 B2 JP 3170575B2 JP 32878793 A JP32878793 A JP 32878793A JP 32878793 A JP32878793 A JP 32878793A JP 3170575 B2 JP3170575 B2 JP 3170575B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garbage
- garbage disposal
- household garbage
- disposal system
- gravel layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内で生ごみを分解
処理することのできる家庭用生ごみ処理システムに関す
る。
処理することのできる家庭用生ごみ処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭から排出される生ごみは各
自治体などが定期的に収集し多くは可燃ごみとして処理
される。
自治体などが定期的に収集し多くは可燃ごみとして処理
される。
【0003】しかし、生ごみを含む一般廃棄物の量は年
々増加しており、その対策として最近では生ごみをコン
ポスト化処理する技術も開発されているが、残渣処理が
問題化している。
々増加しており、その対策として最近では生ごみをコン
ポスト化処理する技術も開発されているが、残渣処理が
問題化している。
【0004】また、生ごみの処理負担を軽減させるもの
として、流し台から出る生ごみを脱水、圧縮、冷凍、焼
却等方法で処理しようとする装置も開発されている。
として、流し台から出る生ごみを脱水、圧縮、冷凍、焼
却等方法で処理しようとする装置も開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの処理
技術においても、流し台の排水口から流出した生ごみを
蓄積させて、その後、必ず廃棄処理しなければならず取
扱が不便である。
技術においても、流し台の排水口から流出した生ごみを
蓄積させて、その後、必ず廃棄処理しなければならず取
扱が不便である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、家庭内で生ごみを完全に処理し、生ごみの収集を不
要として取扱性の良い家庭用生ごみ処理システムを提供
することを目的としている。
で、家庭内で生ごみを完全に処理し、生ごみの収集を不
要として取扱性の良い家庭用生ごみ処理システムを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による家庭用生ごみ処理システムは、排出する家
庭用生ごみを粉砕する粉砕装置と、この粉砕装置の下流
に接続する生ごみ処理装置とからなる家庭用生ごみ処理
システムにおいて、前記生ごみ処理装置内に細菌処理層
と礫層とを交互に形成し、この細菌処理層間に挟装した
礫層に、上記粉砕装置に接続する流入管に連通する分水
管を臨ませ、上記生ごみ処理装置の下流に放流管を接続
したものである。
本発明による家庭用生ごみ処理システムは、排出する家
庭用生ごみを粉砕する粉砕装置と、この粉砕装置の下流
に接続する生ごみ処理装置とからなる家庭用生ごみ処理
システムにおいて、前記生ごみ処理装置内に細菌処理層
と礫層とを交互に形成し、この細菌処理層間に挟装した
礫層に、上記粉砕装置に接続する流入管に連通する分水
管を臨ませ、上記生ごみ処理装置の下流に放流管を接続
したものである。
【0008】
【作 用】上記構成において、まず、家庭から排出され
た生ごみが粉砕装置に投入されて粉砕され、次いで、こ
の粉砕された生ごみが流入管を通り、生ごみ処理装置の
細菌処理層間に挟着された礫層に分水管から水分ととも
に放出される。すると、この礫層を通過して細菌処理層
の細菌が上記生ごみを分解する。
た生ごみが粉砕装置に投入されて粉砕され、次いで、こ
の粉砕された生ごみが流入管を通り、生ごみ処理装置の
細菌処理層間に挟着された礫層に分水管から水分ととも
に放出される。すると、この礫層を通過して細菌処理層
の細菌が上記生ごみを分解する。
【0009】その結果、上記生ごみ処理装置の下流に接
続する放流管から雑排水のみが流出する。
続する放流管から雑排水のみが流出する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0011】図面は本発明の一実施例を示し、図1は家
庭用生ごみ処理システムの概略図、図2は生ごみ処理装
置で図3のII−II断面図、図3は内容物を除いた図2の
III−III断面図である。
庭用生ごみ処理システムの概略図、図2は生ごみ処理装
置で図3のII−II断面図、図3は内容物を除いた図2の
III−III断面図である。
【0012】図1に示すように、生ごみ処理装置1の上
流側に周知の粉砕装置2が流入管3を介して連通されて
おり、この粉砕装置2の上流側が流し台4の排水口5に
連通されている。また、上記生ごみ処理装置1の下流側
が放流管6に連通され、この放流管6が家庭用あるいは
公共の浄化処理施設(図示せず)に連通されている。ま
た、図2、図3に示すように、上記生ごみ処理装置1内
はポリエチレン、FRP、樹脂など非酸化性物質からな
る容器1aにて密閉されており、この容器1a内の底部
に微細目状の網7が敷設され、この網7の上に礫層8a
が形成され、この礫層8a上に荒目状の網9を介して細
菌処理層10aが形成され、さらに、この細菌処理層1
0a上に礫層8bが形成され、この礫層8b上に細菌処
理層10bが形成されている。
流側に周知の粉砕装置2が流入管3を介して連通されて
おり、この粉砕装置2の上流側が流し台4の排水口5に
連通されている。また、上記生ごみ処理装置1の下流側
が放流管6に連通され、この放流管6が家庭用あるいは
公共の浄化処理施設(図示せず)に連通されている。ま
た、図2、図3に示すように、上記生ごみ処理装置1内
はポリエチレン、FRP、樹脂など非酸化性物質からな
る容器1aにて密閉されており、この容器1a内の底部
に微細目状の網7が敷設され、この網7の上に礫層8a
が形成され、この礫層8a上に荒目状の網9を介して細
菌処理層10aが形成され、さらに、この細菌処理層1
0a上に礫層8bが形成され、この礫層8b上に細菌処
理層10bが形成されている。
【0013】上記各細菌処理層10a,10bは大鋸屑
あるいは切り屑など嫌気性菌が生育しやすい環境になっ
ている。また、上記下段の細菌処理層10aに、大気に
連通するパイプ11が挿通されており、このパイプ11
を介して上記細菌処理層10aに自然空気が供給され
る。
あるいは切り屑など嫌気性菌が生育しやすい環境になっ
ている。また、上記下段の細菌処理層10aに、大気に
連通するパイプ11が挿通されており、このパイプ11
を介して上記細菌処理層10aに自然空気が供給され
る。
【0014】また、上段の礫層8bに分水管12が配設
されている。さらに、この分水管12には三方へ水平に
延出する散水管12aが設けられており、この散水管1
2aの周囲に散水孔12bが所定間隔ごとに穿設されて
いる。
されている。さらに、この分水管12には三方へ水平に
延出する散水管12aが設けられており、この散水管1
2aの周囲に散水孔12bが所定間隔ごとに穿設されて
いる。
【0015】さらに、上記分水管12が上記流入管3に
接続されている。
接続されている。
【0016】次に上記構成による実施例の作用について
説明する。
説明する。
【0017】流し台4の排水口5から生ごみを投入する
と、この生ごみが粉砕装置2にて粉砕され、生活雑排水
とともに密閉された生ごみ処理装置1内に流入される。
と、この生ごみが粉砕装置2にて粉砕され、生活雑排水
とともに密閉された生ごみ処理装置1内に流入される。
【0018】すると、この生活雑排水及び粉砕された生
ごみが、分水管12から三方へ分岐する散水管12aに
穿設された散水孔12bから噴射し、細菌処理層10
a,10bにて上下を挟まれた礫層8bに散水される。
ごみが、分水管12から三方へ分岐する散水管12aに
穿設された散水孔12bから噴射し、細菌処理層10
a,10bにて上下を挟まれた礫層8bに散水される。
【0019】そして、この礫層8bに散水された生活雑
排水及び粉砕された生ごみが上記細菌処理層10a,1
0bを通過する間に微生物処理されて分解される。
排水及び粉砕された生ごみが上記細菌処理層10a,1
0bを通過する間に微生物処理されて分解される。
【0020】その結果、生ごみの残渣が出ず放流管6か
らは生活雑排水のみが流出されることになり、下水処理
に悪影響を及ぼすことはない。
らは生活雑排水のみが流出されることになり、下水処理
に悪影響を及ぼすことはない。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
家庭用生ごみを粉砕して生ごみ処理装置で分解させるよ
うにしたので、生ごみを収集することなく家庭内でその
まま放出することができ取扱い性が良いばかりか、生ご
み排出量が大幅に減少するため公共のごみ処理施設の負
担が軽減される。
家庭用生ごみを粉砕して生ごみ処理装置で分解させるよ
うにしたので、生ごみを収集することなく家庭内でその
まま放出することができ取扱い性が良いばかりか、生ご
み排出量が大幅に減少するため公共のごみ処理施設の負
担が軽減される。
【0022】また、生ごみ処理装置内に細菌処理層と礫
層とを交互に形成し、この細菌処理層間に挟装した礫層
に、上記粉砕装置に接続する流入管に連通する分水管を
臨ませ、上記生ごみ処理装置の下流に放流管を接続した
ので、粉砕された生ごみが上記細菌処理層及び礫層を通
過する際に完全に分解されるため、下水処理に悪影響を
及ぼすことがない。
層とを交互に形成し、この細菌処理層間に挟装した礫層
に、上記粉砕装置に接続する流入管に連通する分水管を
臨ませ、上記生ごみ処理装置の下流に放流管を接続した
ので、粉砕された生ごみが上記細菌処理層及び礫層を通
過する際に完全に分解されるため、下水処理に悪影響を
及ぼすことがない。
【図1】家庭用生ごみ処理システムの概略図
【図2】生ごみ処理装置で図3のII−II断面図
【図3】内容物を除いた図2のIII−III断面図
1…生ごみ処理装置 2…粉砕装置 3…流入管 6…放流管 8a,8b…礫層 10a,10b…細菌処理層 12…分水管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−31379(JP,A) 特開 平7−148478(JP,A) 特開 平7−112196(JP,A) 特開 昭64−27692(JP,A) 特開 昭62−225299(JP,A) 特開 昭54−130312(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 E03C 1/266 B02C 18/40 C02F 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】 排出する家庭用生ごみを粉砕する粉砕装
置と、 この粉砕装置の下流に接続する生ごみ処理装置とを有す
る家庭用生ごみ処理システムであって、 前記生ごみ処理装置内に細菌処理層と礫層とを交互に形
成し、 この細菌処理層間に挟装した礫層に、上記粉砕装置に接
続する流入管に連通する分水管を臨ませ、 上記生ごみ処理装置の下流に放流管を接続したことを特
徴とする家庭用生ごみ処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32878793A JP3170575B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 家庭用生ごみ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32878793A JP3170575B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 家庭用生ごみ処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07178384A JPH07178384A (ja) | 1995-07-18 |
JP3170575B2 true JP3170575B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=18214116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32878793A Expired - Fee Related JP3170575B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 家庭用生ごみ処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3170575B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP32878793A patent/JP3170575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07178384A (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |