JP3170430U - 交通遮断機 - Google Patents

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邦隆 年岡
邦隆 年岡
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Abstract

【課題】平時には運転者等を幻惑させず、災害時(緊急時)には簡易な操作で交通を遮断する交通遮断機を安価に提供する。【解決手段】道路の一側の路肩等に立てられる支柱と、支柱に設けられる取付軸の回りに垂直回転して起立と道路上への倒伏が可能なポールと、ポールに移動、固定及び回転が可能に外挿され、表面に交通止等の表示がしてある標識板とからなる。【選択図】図1

Description

本考案は、災害等で道路を通行することが危険になったとき、当該道路の通行を遮断する交通遮断機に関するものである。
降雨による斜面からの落石、土砂崩落、土石流等が予想される区間や雪崩の多発する区間或いは海岸で防波堤を超える波が押し寄せるといったような個所がある。こういった個所はこのような事態が予想されるときには通行危険個所であり、車両、自転車及び歩行者の通行を禁止するようにしている。このため、当該区間の手前で通行を遮断しており、道路に置いた器材に標識等を立て掛けていた。しかし、これに気付かなかったり、敢えて通行して事故に遭うといったことがあった。また、人が立って通行の遮断を指示することもあるが、常時駐在することは難しかった。
ところで、このような災害多発区間は予め知られていることから、このような個所では鉄道の遮断機のような交通遮断機を常設していることがある。下記特許文献1にそれが示されているが、この先行例のものは、ポールを遠隔操作等で起伏させるものであり、このためには、受信装置、駆動装置、伝動装置が必要となり、構造が複雑で高価である。しかし、このような方法をとったとしても、最終的には、現地に行って正確に遮断しているかどうかを確認する必要がある。そうであるとしたならなら、手動で操作するようにすれば、簡単な構造で足り、確実に遮断することができる。
特開2009−174143号公報
本考案は、このような課題を解決するものであり、簡易な構造をしていて簡単に操作できる交通遮断機を提供するとともに、誤作動したりすることなく、また、車両の運転者を幻惑したりすることがないようにしたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、道路の一側の路肩等に立てられる支柱と、支柱に設けられる取付軸の回りに垂直回転して起立と道路上への倒伏が可能なポールと、ポールに移動、固定及び回転が可能に外挿され、表面に交通止等の表示がしてある標識板とからなることを特徴とする交通遮断機を提供したものである。
また、本考案は、請求項4に記載した、道路の一側の路肩等に立てられる支柱と、支柱に収納され、水平回転して道路に平行と直角な範囲で収納される内支柱と、内支柱に取り付けられるポールと、ポールに設けられて表面に交通止等の表示がしてある標識板とからなることを特徴とする交通遮断機を提供する。
請求項1の考案によると、路肩等に立てた支柱に対して起伏するポール(標識板)とからなるきわめて簡単な構成であるから、安価に製造できるし、使用(遮断)や収納の操作も非常に簡単である。請求項4の考案によると、ポールは道路に平行と直角な範囲で水平回転するものであるから、特に、自由な通行を許容する非使用時に運転者等から見え難くなり、幻惑する事態が少ない。
本考案の第一例に係る交通遮断機の使用時の正面図である。 本考案の第一例に係る交通遮断機の非使用時の側面図である。 本考案に第一例に係る交通遮断機の非使用時の要部の正面図である。 図2のAーA断面図である。 本考案の第一例の他の例に係る交通遮断機の要部の一部側面図である。 図5のB−B断面図である。 本考案の第二例に係る交通遮断機の断面側面図である。 本考案の第二例に係る交通遮断機の要部の一部断面側面図である。 本考案の第二例に係る交通遮断機の平面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案の第一例を示す交通遮断機の使用時(遮断時)における正面図、図2は非使用時(起立時)における側面図、図3はその要部の正面図、図4は図2のAーA断面図であるが、この交通遮断機は、地表に立てた支柱1と、支柱1に垂直回転可能に支持されるポール2と、ポール2に取り付けられると標識板3とからなる。
支柱1は二本の角柱等からなり、道路4の一側の路肩等に立てられている。この場合、支柱1は地中に埋入され、周囲をコンクリートで強固に固定されており、少々の風等では転倒しないようになっている。なお、図示は省略するが、支柱1の下端に平たい板を固定し、道路4に直接据え付けてもよい。これによると、必要なときに運んで来ればよいが、運ぶ手間がかかるのと、通行の邪魔になる危険がある。
ポール2は遮断する道路4の幅に応じて4〜6m程度のアルミ製のものである。なお、危険を示すために赤と白の模様を交互に付けておくのが好ましい。支柱1はポール2を挟むようになっており、その下部にポール2の回転中心となる取付軸5が道路に平行に設けられている。取付軸5はポール2を貫通しているが、ポール2が取付軸5を挿通している部分にはポリエチレン樹脂等のプロテクトチューブ6で被覆している。ポールの起立時、倒伏時のたびに支柱2と擦れるから、これを保護したものである。
これにより、ポール2は道路4に直角な方向に倒伏し、又は起立するが、起立させておけば道路4の通行は可能になり、倒伏させると通行は遮断される。通行の遮断を明示するために、ポール2には以下の標識板3が取り付けられている。標識板3は円形のものが多く、表面に「通行止」等の文字や表示が付されている。標識板3はポール2の任意の位置まで摺動、固定でき、かつ、回転もできるようになっている。具体的には、標識板3の裏面にスリーブ7をあてがい、スリーブ7をポール2に通すととともに、二つのUボルト8でスリーブ7を抱いて標識板3に止めている。したがって、Uボルト8を緩めると標識板3はポール2に対して移動、回転し、締めると固定される。
ポール2を倒伏させると大きなモーメントがかかるから、それ以上倒伏しないようにする必要がある。そこで、支柱1の道路4側と反道路4側にポール2が倒伏した姿勢で当接し、更に倒伏しようとするのを規制する前後二個のストッパ9を取り付けておく。このストッパ0はL型鋼等を支柱1の所定の位置に溶接しておけばよい。なお、ストッパ9以外にポール2の起倒を規制する構造は設けていない。何時でもポール2を立てられるようにするためである。
ポール2を起立させて通行可能状態にするときも、風等によって倒れたりしないようにする必要がある。そこで、支柱1とポール2の所定位置にそれぞれ孔10をあけ、これにアイボルト11を通して固定する(アイボルトにしたのは後述するチェーン等の索が通せるからであり、必ずしもアイボルトにする必要はない)。アイボルト11を抜くとポール2は倒伏可能になるが、起立状態のときには、アイボルト11の突出部11aには南京錠等のキー12を取り付けている。
風等でアイボルト11が抜けないようにするためと、子供のいたずら等を防ぐためである。なお、アイボルト11はチェーン等の索13で支柱1に設けた止め具14に係止しておく。アイボルト12の紛失を防ぐためである。また、キー12も索13で吊り下げておいてもよいが、いたずらで掛けられたりするのを防ぐためにキー12を外したときは持ち帰るのがよい。
また、ポール2 を起立させたときには、標識板3が運転者を幻惑させたりしないようにする必要がある。そのためには、標識板3は反道路4側で道路4と平行に向いているのが一番目立たないから、その向きにして標識板3を下げる。標識板3のスリーブ8がポール2のプロテクトチューブ6に当たったときが最下降したときであるが、このとき、標識板3は支柱1(上記したストッパ9)に重合するまで下がるようにしておくと、標識板3の向きは支柱1で規制されるから、強い風が吹いてもその向きを変えることはない。
図5、図6は他の例を示す一部側面図及び断面図であるが、本例のものは、ポール2を起立させたときに、止め具14やアイボルト11を覆っておくものである。具体的には、支柱1の手前側にこれを覆う面板15を一端を余らせて蝶番16で開閉可能に取り付けておくとともに、余った部分にL字鋼等の受け具17を同じく支柱1に取り付けておき、その重合部分に南京錠等のキー18を取り付けたものである。これによると、ポール2の固定は二つのキー12、18で固定され、いたずら等によって倒伏させられるのをより完全に防ぐことができる。なお、面板15の内面にはポール2に対して軟らかく当接する緩衝材15a等を設けておく場合もある。
図7は本考案の第二例を示す正面図、図8は一部正面図、図9は一部平面図であるが、この第二例のものは、ポール2を水平回転させるようにしたものである。通行可能時にポール2を向う側に向けておくと、運転者からは目につき難いから、第一例の立てらせたものより幻惑度が更に減ずる。具体的には、支柱1の中に内内筒19を回転可能に収納し(下端を回転が容易な半球状19aに形成しておく)、内内筒19にプロテクトチューブ6で覆ったポール2を固定しておく。これにより,内内筒19を90°水平回転させれば、道路と直角と平行(ポール2は通行方向の向う側に回転させるのが適する)になる。
この場合、ポール2等が存在する内内筒19の上部には、雨風を防ぐ屋根20を設けておくのが好ましい。ボール2の90°回転はアイボルト11の抜き差しで行うのは上記したとおりであるし、アイボルト11の突出部にキー12を取り付けるのも上記と同じである。また、アイボルト11は索13で支柱1に係止しておき、紛失を防ぐのも上記と同じである。
1 支柱
2 ポール
3 標識板
4 道路
5 取付軸
6 プロテクトチューブ
7 スリーブ
8 Uボルト
9 ストッパ
10 孔
11 アイボルト
11a 〃 の突出部
12 キー
13 索
14 止め具
15 面板
15a 緩衝材
16 蝶番
17 受け具
18 キー
19 内円筒
19a 〃 の下端
20 屋根

Claims (7)

  1. 道路の一側の路肩等に立てられる支柱と、支柱に設けられる取付軸の回りに垂直回転して起立と道路上への倒伏が可能なポールと、ポールに移動、固定及び回転が可能に外挿され、表面に交通止等の表示がしてある標識板とからなることを特徴とする交通遮断機。
  2. ポールの起立時、支柱からポールを通してアイボルトが通され、アイボルトの突出部にキーが掛けられる請求項1の交通遮断機。
  3. ポールの起立時、アイボルト付近の支柱を覆うボックスが設けられ、ボックスにキーが掛けられる請求項1又は2の交通遮断機。
  4. 道路の一側の路肩等に立てられる支柱と、支柱に収納され、水平回転して道路に平行と直角な範囲で収納される内支柱と、内支柱に取り付けられるポールと、ポールに設けられて表面に交通止等の表示がしてある標識板とからなることを特徴とする交通遮断機。
  5. ポールが道路に平行と直角に回転させられたとき、支柱と内支柱に通してその位置が固定されるアイボルトが通され、アイボルトの突出部にキーが掛けられる請求項4の交通遮断機。
  6. アイボルトが支柱に対してチェーン等の索で係止されている請求項2〜3又は5の交通遮断機。
  7. 支柱が地中に埋め込まれるもの又は地面に据え付けられるものである請求項1〜6いずれかの交通遮断機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023055369A (ja) * 2021-10-06 2023-04-18 西日本高速道路株式会社 車線規制方法

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