JP3169943U - ベルトの異常通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高価で複雑な装置を用いず、ベルトの異常を音により通報する、ベルトの異常通報装置を提供する。【解決手段】ベルトカバー1の正面部の中心部付近から上向きに、棒状体2を添うように取り付ける。更に、棒状体2の片端に鈴3を針金により結えつける。ベルトが正常動作している際は、ベルトカバー1は振動せず、鈴3も鳴らないが、ベルトに異常が発生した場合、ベルトカバー1が振動し、この振動を棒状体2が伝達・増幅することで鈴3が鳴り出し、このことにより、ベルトに異常があることを知ることが可能となる。【選択図】図1

Description

本考案は、高価で複雑な装置を用いず、ベルトの異常を音により通報する、ベルトの異常通報装置に関するものである。
モーターから動力を伝達する手段として、Vベルトをはじめとした各種ベルトが用いられている。このベルトを用いる場合、ベルトがむき出しの状態であると作業者がベルトに巻き込まれる恐れがある為、これらのベルトにはカバーが取り付けられることが多い。ところが、ベルトカバーを取り付けることにより、ベルトが磨耗し、異常状態となったとしても目視することが出来ず、その異常に気づくことは困難である。また、異常状態となった場合、通常、ベルトが振動し、その振動がベルトカバーへ伝わるが、工場等、建屋に隠れていたり、他の騒音源が多い場所においては、ベルトカバーの振動やその振動音に気づかないことが多い。
このような問題から、ベルトに異常が発生した場合、その異常を知らせる装置は多数知られている。例えば、Vベルトに異常検出用のローラーを取り付け、この検出ローラーを介して異常を発見した場合、異常を通報するものがある。(特許文献1)
実開昭62−124356号公報
しかし、上述の特許文献1に代表されるようなベルトの異常通報装置は電気的なものによるものが多く、検出器、信号処理機、表示器及びそれに伴う配線等の複雑で高価な装置が多数必要でそれを設置する場所や取付け方法も考えなければならなかった。それに加えて電気的信号を利用することから、化学工場等引火性ガスを取扱う場所ではこれらの装置に対しては本質安全防爆構造とすることが必要となり、装置及び装置取り付けのコストが更に高くなるため、電気的信号を利用することなく、より簡便でかつ安価な装置の開発が望まれていた。
本考案は、モーターの駆動を伝えるベルト部にカバーを取り付けた構造を持つものであって、前記カバーに接するように振動を伝達する棒状体を取り付け、更にその棒の片端に鈴を取り付けたことを特徴とするベルトの異常通報装置に関する考案である。
本考案のベルトの異常通報装置によると、複雑で高価な装置や特別な設置場所を必要とせず、簡易に取り付ける事ができ、なおかつ電気的信号を利用しないため防爆構造を必要とせず、ベルトに異常があった場合、ベルトカバーが振動し、その振動が棒状体により伝達・増幅されることにより鈴が鳴ることで、ベルトが異常状態であることを知ることが出来る。また、特異的な鈴の音により異常状態を通報することから、工場のような建屋の影に隠れていたり、他の騒音が多い場所においても、離れた場所からベルトが異常状態であることを知ることが可能である。
本願考案が適応される構造物として、モーターの駆動を伝えるベルトを有し、このベルト部にカバーを取り付けた構造をもつものであればどのようなものでも良い。例えば、除害装置の動力、各種ファン類の動力、真空ポンプの動力等が例示される。また、異常を検知されるベルトはどのようなものでも良く、例えばVベルトが例示される。
ベルトカバー1は前段構造物に付随するカバーであればどのような形状、材質のものでも良いが、ベルトが正常に作動している状況では大きな振動を発生させず、一方でベルトにに異常があった場合、棒状体2を振動させる程度の振動が生じるような構造であることが必要である。ベルトが正常に作動している状況で振動を生じるような構造である場合、ベルトが正常作動中であっても鈴3が鳴ってしまい、結果として誤報となり、一方で構造が強固な場合、ベルトに異常があってもベルトカバー1が振動せず、その結果、鈴3も鳴らず、ベルトの異常通報装置の役目を成さない。
棒状体2はベルトカバー1の振動を伝達・増幅するものであればどのような形状、材質のものでも良い。例えば、棒状体2のベルトカバー側の一端に重りをつけることにより、ベルトカバー1の振動がより増幅され易くなることから好ましい。また、その取り付け位置はベルトカバー1の振動を受ける場所であれば、どのような場所でも良い。
鈴3は、棒状体2からの振動を受けた際、その振動により音を発する構造のものであればどのような形状、材質のものであればどのようなものでも良い。また、その取り付け方法は、棒状体2の片端と触れ、棒状体2が振動した際に鈴3へ振動が伝わる方法であればどのような方法でも良い。例えば、針金で結い付ける、接着剤で貼り付ける、溶接する等の方法が例示される。
以上詳述したように本考案のベルトの異常通報装置を用いる事によって、複雑で高価な装置や特別な設置場所を必要とせず、簡易に取り付ける事ができ、なおかつ電気的信号を利用しないため防爆構造を必要とせずに、モーターの駆動を伝えるベルトに異常があった際、鈴が鳴ることにより、そのベルトの異常を知ることが可能となる。
本考案のベルトの異常通報装置の具体的一実施例の正面図である。
以下添付図に従って、一実施例を説明する。本考案にベルトの異常通報装置は、例えば図1に示す通り、ベルトカバー1の正面部の中心部付近から上向きに、棒状体2を添うように取り付ける。更に、棒状体2の片端に鈴3を針金により結えつける。ベルトが正常動作している際は、ベルトカバー1は振動せず、鈴3も鳴らないが、ベルトに異常が発生した場合、ベルトカバー1が振動し、この振動を棒状体2が伝達・増幅することで鈴3が鳴り出し、このことにより、ベルトに異常があることを知ることが可能となる。
1 :ベルトカバー
2 :棒状体
3 :鈴

Claims (1)

  1. モーターの動力を伝えるベルト部にカバーを取り付けた構造をもつものであって、片端に鈴が取り付けられた棒状体を、振動を伝達するように前記カバーに設けたことを特徴とするベルトの異常通報装置。
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