JP3169878U - 鍋蓋スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】鍋蓋の大きさや重さに関係なく、場所を取らずに安定して立て掛けることができ、調理で熱くなった鍋蓋を素手で直接触る必要がなく、火傷の危険性も低い鍋蓋スタンドを提供することを目的とする。【解決手段】枢軸部を支点として回動自在に枢支された一対の開閉部材が、鍋蓋のつまみを挟持し鍋蓋や摘みの大きさに対応して1乃至複数段形成された略半円状の挟持部と、挟持部の端部側の屈折部で屈折された脚部と、脚部に形成される枢軸部と屈折部の間に形成される接合部と、挟持部が常に閉じる方向に弾性力を付勢する接合部に配設された弾性体と、を備え、側面方向から見た時の挟持部と脚部のなす角度αが115〜155?、1対の脚部のなす角度βが50〜70?であり、脚部が、挟持部よりも厚く形成されるとともに、基台面と接する脚部の各々の接面部の少なくとも外側が基台面と接する構成を有している。【選択図】 図2

Description

本考案は、鍋の蓋を立て掛けるための鍋蓋スタンドに関する。
従来から、鍋やフライパン等の蓋は、調理時の使用の要否に係わらず、その置き場に困ることがあった。この問題を解決するために、様々な鍋蓋の立掛具等が使用されている。
(特許文献1)には、「平板状のベースと、鍋の縁の内側に引っ掛かる第1の突起と鍋の壁面に接する第2の突起を備えベース板の一端側に設けられた掛止部と、鍋蓋の把手に対応した大きさに形成された切欠部と、を有するので、鍋に鍋蓋を立て掛け、かつ、鍋蓋に付いた水滴を鍋に戻すことができる鍋蓋立掛具」が開示されている。
また、(特許文献2)には、「蓋本体に固着された取っ手の上部を一方向に延長することによって、上腕部を形成するとともに、この上腕部の拡大端部を幅広に構成することによって、この拡大端部と蓋本体の周縁部とによって、この蓋本体を立てた状態で基台面に載置可能にした。また、取っ手の支柱部の下部を前記上腕部と同一方向に延長して支持腕を形成することによって側面形状がコ字状の取っ手を構成し、この支持腕を蓋本体に固定するようにした鍋類の蓋」が開示されている。
(特許文献3)には、「鍋蓋を挟んで保持するためのバネと、鍋蓋を立て掛けるためにやや屈曲して延びた脚部と、鍋蓋のつまみを保持するつまみ部と、を備えることで、熱くなった鍋蓋に直接手を触れずに鍋蓋をつまんだまま固定することができるとともに、そのまま立て掛けることができる鍋蓋つまみ」が開示されている。
特開平7ー23864号公報 特開2002−360437号公報 特開平10−127507号公報
しかしながら上記従来の技術においては、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)に開示の技術は、鍋の縁に立て掛けるので、鍋が軽い場合や鍋蓋が土鍋の蓋などの重い物の場合、鍋ごと倒れる可能性があり、火傷等の危険性があるという課題を有していた。
(2)(特許文献2)に開示の技術は、本体の取っ手を延長して形成された上腕部が取り外しできないので、その鍋蓋のみにしか使用ができず、違う鍋蓋を使用する場合、立て掛けることができず、蓋の載置に大きなスペースが必要であり、汎用性に欠けるという課題を有していた。
(3)(特許文献3)に開示の技術は、鍋蓋を立て掛けるために脚部がつまみ部に対して屈曲しているが、屈曲が浅ければ安定性が悪くなるとともに、脚部に接面部を有していないので置き場と脚部の接地面積が小さく安定性が悪く、つまみ部と脚部が略同じ大きさ同じ厚さで形成されているので、脚部の熱容量が小さく、熱拡散性も低いので、脚部が熱くなり把持し難いという課題を有していた。また、バネがつまみ部側に設けられているので、屈曲した脚部の角度によっては、脚部を閉じる為の力がつまみ部に対してねじれの方向に分散し、つまみの開閉が困難になる可能性があるという課題を有していた。
本考案は上記従来の課題を解決するもので、調理時等に置き場に困る鍋蓋において、鍋蓋の大きさや重さつまみの太さに関係なく、場所を取らずに安定した状態でテーブル上に立て掛けることができるとともに、調理で熱くなった鍋蓋を素手で直接触る必要がなく、火傷の危険性も低く安全性に優れ、低原価で量産性に優れた鍋蓋スタンドを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本考案の鍋蓋スタンドは、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載の鍋蓋スタンドは、枢軸部を支点として回動自在に枢支された一対の開閉部材が、鍋蓋のつまみを挟持し鍋蓋やつまみの大きさに対応して1乃至複数段形成された略半円状の挟持部と、前記挟持部の端部側の屈折部で屈折された脚部と、前記脚部に形成される前記枢軸部と前記屈折部の間に形成される接合部と、前記挟持部が常に閉じる方向に弾性力を付勢する前記接合部に配設された弾性体と、を備え、側面方向から見た時の前記挟持部と前記脚部のなす角度αが115〜155°、挟持部を閉じた時の1対の脚部のなす角度βが50〜70°であり、前記脚部が、前記挟持部よりも厚く形成されるとともに、前記基台面と接する前記脚部の各々の接面部の少なくとも外側が前記基台面と接する構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)開閉部材が枢軸部を支点に枢支され、鍋蓋のつまみの位置に対応した挟持部でつまみ部分を挟んで固定するので、鍋蓋のつまみ部に手軽に装着ができるとともに、鍋蓋の大きさに合わせて使用できる。
(2)屈折部で所定の角度に折り曲げられた2本の脚部と鍋蓋の基台面との接点の三点で支持されるので、安定するとともに、狭いスペースにも置くことができ利便性が高い。
(3)脚部の接面部が屈折部よりも幅広に形成され、接面部の少なくとも外側が基台面に接するので、鍋蓋の重さが接面部で分散され、安定性を増すことができる。
(4)脚部が挟持部より厚く広く形成されるので、脚部の熱容量と表面積が大きく、脚部の温度が上がり難いので、脚部が熱くなり難く、火傷の危険性が低い。
開閉部材の材質としては特に限定はなく、木材、熱可塑性樹脂等の合成樹脂、金属等の種々のものを用いることができる。金属等の熱伝導性の高い素材を開閉部材として用いる場合は、脚部が熱伝導性の低い素材を備えるように形成しても良い。
また、開閉部材が鋏のように一体形成されるのではなく、左右対称の開閉部材が枢軸部で嵌合して一体形成されることで、脚部同士は角度βで開いているので、鍋蓋を挟持部で挟んで立て掛ける際、脚部の接面部には脚部が開く方向に荷重がかかり、挟持部が閉まる方向に作用するので、鍋蓋のつまみが強固に挟持され、挟持部が開いて蓋が外れる心配が無く、安定性が高い。
挟持部は、鍋蓋のつまみ大きさの大きさに合わせて、挟持部は1つだけ形成しても良いし、複数個を連設させても良い。複数個を連接させた場合、大きさの違う複数の鍋蓋やつまみに対応できるので利便性が高い。
また、開閉部材が一対になった時の挟持部の形状としては、鍋蓋のつまみを挟持できればどのようなものでも良いが、2.5〜6cm径のリング状に形成されることが好ましい。これは、鍋蓋のつまみの大きさに合ったリング状にすることで、つまみ部分を挟持部で挟んだ際に固定しやすく、ぐらつき難いので、安定性を増すことができるからである。
脚部は、挟持部から屈折部を介して折れ曲がって形成されており、側面方向から見た時の挟持部と脚部のなす角度αが115〜155°になるように形成されている。角度αが115°より小さくなるにつれ、鍋蓋を立て掛ける角度が低くなるので、その分大きなスペースが必要となり、利便性に欠けるとともに、載置時に基台面に対して水平方向にかかる鍋蓋の荷重が大きくなり、接面部が滑りやすくなる傾向にあり好ましくない。角度αが155°より大きくなるにつれ、脚部が長ければ、鍋蓋を載置時に、鍋蓋の接面部と脚部の接面部が近くなるので、安定性がなくなる傾向にあり、脚部が短ければ、鍋蓋を載置時の安定性は増すが、大きな載置スペースが必要となり、利便性に欠ける傾向にあるので好ましくない。
一対の脚部の交差する角度βは50〜70°とするのが好ましい。角度βが50°より小さくなるにつれ、脚部同士の距離が近くなり、安定性がなくなるとともに、挟持部の開閉が小さくなるので、鍋蓋のつまみが大きい場合に鍋蓋のつまみを挟むことができなくなる傾向にあり好ましくない。角度βが70°より大きくなるにつれ、脚部の開きが大きくなるので、脚部の長さによっては片手で脚部の開閉することが困難となり、利便性に欠ける傾向にあり好ましくない。
脚部の長さとしては、鍋蓋の半径と同程度の長さである、7〜20cmが好ましい。7cmより短くなるにつれ、鍋蓋を立て掛ける際の安定性が無くなるとともに、鍋蓋が大きい場合には手に接触して火傷をする危険性がある傾向にあり好ましくない。20cmより長くなるにつれ、径の小さい鍋蓋に使用するには屈折角度を大きくする必要があり、使用する際に必要なスペースが広くなるとともに、脚部同士の距離が長くなるので、片手での開閉が困難になり利便性に欠ける傾向にあり好ましくない。脚部の長さを調節可能に形成しても良い。
脚部は、挟持部より厚く幅広に形成されることが望ましい。正面や側面から見て屈折部から接面部にかけて幅広に形成しても良い。脚部を厚く幅広に形成することで、熱容量や表面積を大きくすることができ、脚部の温度上昇を抑えることができ、火傷の危険性を低下させることができる。また、接面部にかけて幅広に形成することで、さらに表面積が大きくなるので、熱拡散性が高くすることができる。
また、屈折部の折れ曲がり角度に合わせて、接面部の少なくとも外側が基台面に接地するように形成することで、安定性を増すことができる。
接面部の形状としては、少なくとも両端部が基台面と接していれば良く、平面状、アーチ状等、どのような形状でも良い。
また、接面部には滑り止めを設けても良い。滑り止めとしては、当接部を摩擦力が増すように加工しても良いし、ゴム製のもの等の摩擦力が高いものを取り付けても良い。接面部に滑り止めを設けることで、さらに安定性を増すことができる。
枢軸部や弾性体は、屈折部よりも脚部側にあることが望ましい。これは、脚部上に支点と力点、作用点が形成されるので、脚部に加える力が分散し難く、挟持部の開閉を容易に行うことができるからである。枢軸部や弾性体が屈折部よりも挟持部側に形成される場合、脚部と枢軸部が同一直線上に無いので、脚部を閉じるために加える力のベクトルが枢軸部に対してねじれの関係にあるので、挟持部の開閉に余計な力が必要となり、利便性に欠けるので好ましくない。
枢軸部の形状としては開閉部材が枢軸部を支点に回動自在であれば、特に限定しないが、円柱状の軸体を開閉部材に形成した軸受け部で挟んで形成したもの、開閉部材に枢軸部となる雄部と雌部を形成し枢支連結させることで形成したもの等がある。
弾性体としては、挟持部を閉じる方向に作用すればどのようなものでも良く、リング状バネ、コイルバネ、板バネ等の種々のバネを用いることができる。弾性体は、リング状バネの場合は枢軸部が略中心となるように接合部に設置される。
また、弾性体は弾性力が強いものを用いるのが望ましい。これは、鍋の蓋は素材によって重量が異なるので、重量が重い鍋蓋を挟持する際に、弾性体による鍋のつまみを挟む力が弱いと、鍋の重さで挟持部から滑り落ちることを防ぐためである。弾性力が弱い弾性体を使用する際は、使用する個数を増やすことで弾性力を増しても良い。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の鍋蓋スタンドであって、前記挟持部が少なくとも挟持面に滑り止めを備える構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え以下の作用が得られる。
(1)挟持面に滑り止めを有するので、挟持部からつまみ部が滑り落ち難く、落下や転倒を防ぎ、安全に使用できる。
滑り止めは、少なくとも挟持面にあれば良く、挟持面を加工して滑り止めを設けても良いし、挟持面に滑り止めの効果を持つ素材を接合しても良い。挟持面に素材を接合する場合、滑り止めの形状は特に限定はなく、突起条、板状等どのような形状でも良く、挟持部を素材で覆っても良い。
また、滑り止めは、脚部に設けても良い。脚部の接面部が基台面を滑り難いので、鍋蓋を立て掛ける時の安定性を増すことができる。
滑り止め効果のある素材としては、特に限定はしないが、耐熱性・耐摩耗性を有するアクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、ヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴムの他、耐熱性の硬質ゴム等が用いることができる。これらの素材は、熱伝導が低いので、鍋蓋のつまみ部の熱で鍋蓋スタンドが熱くなるのを防ぐことができ、火傷等の事故を防止することができる。
以上のように、本考案の鍋蓋スタンドによれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1によれば、
(1)鍋蓋の大きさに合わせて使用できるとともに、着脱が容易であり、省スペースで安定性の高い鍋蓋スタンドを提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、
(1)使用時に鍋蓋が滑り落ち難いので、安全に使用できる鍋蓋スタンドを提供することができる。
(a)実施の形態1の鍋蓋スタンドの正面図、(b)実施の形態1の鍋蓋スタンドの側面図 実施の形態1の鍋蓋スタンドの使用状態側面図
以下、本考案を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら説明する。
なお、本考案はこの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1(a)は実施の形態1の鍋蓋スタンドの正面図であり、図1(b)は実施の形態1の鍋蓋スタンドの側面図である。
1は実施の形態1の鍋蓋スタンド、2,2’は左右対称に一対に形成された木材や合成樹脂、金属等からなる開閉部材、2a,2a’は鍋蓋のつまみ部を挟持する2.5〜6cmの略円形に形成された上部挟持部、2b,2b’は上部挟持部2a,2a’と同じ形状で大きさが同じ又は異なる下部挟持部、2c,2c’は上部挟持部2a,2a’及び下部挟持部2b,2b’のつまみ部を挟持する挟持面、2d,2d’は耐熱性・耐摩耗性を有するフッ素ゴムやシリコーンゴム、硬質ゴム等からなる滑り止め、3、3‘は開閉部材2,2’の脚部、4は開閉部材2,2’の脚部3,3’の上部で開閉部材2,2’を軸支(図示せず)する枢軸部である。脚部3,3’は屈折部5で角度αが115〜155°の角度になるように屈曲され、枢軸部4で角度βが50〜70°で左右に形成されており、その長さは7〜20cmである。3a,3a’は脚部3,3’の基台面7との接触部分であり脚部3,3’の屈折部5側よりも幅広に形成された接面部、3b,3b’は脚部3,3’の屈折部5の下側に形成され鍋蓋スタンド1の開閉の支点となる枢軸部4が形成され脚部3,3’が接合する接合部、6は枢軸部4を略中心にしてスリット6aを介して挿着されるリング状バネ、6bは接合部3b,3b’の屈折部5側に形成されリング状バネ6の端部が固定されるバネ受け部6bである。
次に、図2を用いて実施の形態1の鍋蓋スタンドの使用方法を説明する。
脚部3,3’を閉じる方向に力を加えて、上部挟持部2a,2a’及び下部挟持部2b,2b’を開き、鍋蓋Aの大きさに合う下部挟持部2b,2b’でつまみ部Bを挟む。つまみ部Bは、2本のリング状バネ6の弾性力により固定されるとともに、下部挟持部2b,2b’の滑り止め2d,2d’により更に強固に固定される。
次に、脚部3,3’の接面部3a,3a’を下に向け、基台面7上に鍋蓋Aの縁と接面部3a,3a’の三点で支持するように置くことで、脚部3,3’が開く方向に鍋蓋Aの荷重がかかるので、鍋蓋Aの荷重は挟持部2,2’が閉じる方向に作用し、安定して鍋蓋Aを立て掛けることができる。
滑り止め2d,2d’は、挟持面2c,2c’に形成されればどのような形状でも良く、図1のように突起状に形成しても良いし、平板状のものを形成しても良い。また、上部挟持部2a,2a’及び下部挟持部2b,2b’を覆うように形成しても良い。また、滑り止め2d,2d’と同様のものを脚部3,3’の接面部3a,3a’に形成しても良い。接面部3a,3a’に滑り止めを設けることで、基台面7との摩擦力が増し、安定性を増すことができる。
リング状バネ6等の弾性体や枢軸部4は、接合部3b,3b‘上にあることが望ましい。脚部3,3’の一直線上に支点・力点・作用点があるので、脚部3,3’の開閉による上部挟持部2a,2a’及び下部挟持部2b,2b’の開閉において、脚部3,3’に加える力が分散せず、開閉を容易にすることができる。
また、重量のある鍋蓋を掴む時に鍋蓋の重さで滑り落ちないように、リング状バネ6を2本使用して、弾性力を増しているが、弾性力が十分に足りるようであれば1本でも良い。リング状バネ6の他に、コイルバネや板バネ等を使用しても良い。
以上のように、本実施の形態1における鍋蓋スタンドは構成されているので、以下のような作用が得られる。
(1)挟持部(2a,2a’,2b,2b’)で鍋蓋Aのつまみ部Bを挟んで置くだけで、調理時等に取り外した鍋蓋Aを立て掛けて置くことができるとともに、置くスペースは狭くて良く利便性に優れる。
(2)開閉部材2,2’が枢軸部4を中心に、リング状バネ6で挟持部(2a,2a’,2b、2b’)が閉じる方向に弾性力を与えて固定されているので、脚部3,3’を開閉するだけで容易に挟持部(2a,2a’,2b,2b’)を開閉でき、つまみ部Bを挟持することができる。
(3)開閉部材2,2’が上部挟持部2a,2a’と下部挟持部2b、2b’とを備えているので、鍋蓋Aの大きさに合わせて容易に使い分けることができるとともに、開閉部材2,2’の大きさや形状等を変えることで、鍋蓋A等の大きさや種類等に容易に対応することができる。
(4)鍋蓋Aの端と脚部3,3’の接面部3a,3a’の三点で支持されるとともに、脚部3,3’は接面部3a,3a’に向かって幅広となり、接面部3a,3a’が基台面7と面接触するので、安定性が良い。
(5)滑り止め2d,2d’を有するので、鍋蓋Aが滑って外れたりすることがなく、安全に使用できる。
(6)脚部3,3’の接面部3a,3a’が屈折部5側よりも幅広に形成されているので、支持する面積が広くなり、より安定性を増すことができる。
(7)脚部3,3’が挟持部(2a,2a’,2b,2b’)より厚く形成されるとともに、接面部3a,3a’に掛けて幅広で肉厚に形成されているので、熱容量の大きさと、熱拡散性の高さによって、脚部の温度が上がり難く、火傷の危険性が低い。
本考案は、調理時等に置き場に困る鍋蓋において、鍋蓋の大きさや重さに関係なく、場所を取らずに安定した状態で立て掛けることができるとともに、調理で熱くなった鍋蓋を素手で直接触る必要がなく、火傷の危険性も低い鍋蓋スタンドを提供することができる。
1 鍋蓋スタンド
2,2’ 開閉部材
2a,2a’ 上部挟持部
2b,2b’ 下部挟持部
2c,2c’ 挟持面
2d,2d’ 滑り止め
3,3’ 脚部
3a,3a’ 接面部
3b,3b’ 接合部
4 枢軸部
5 屈折部
6 リング状バネ
6a スリット
6b バネ受け部
7 基台面
A 鍋蓋
B つまみ部

Claims (2)

  1. 枢軸部を支点として回動自在に枢支された一対の開閉部材が、鍋蓋のつまみを挟持し鍋蓋やつまみの大きさに対応して1乃至複数段形成された略半円状の挟持部と、前記挟持部の端部側の屈折部で屈折された脚部と、前記脚部に形成される前記枢軸部と前記屈折部の間に形成される接合部と、前記挟持部が常に閉じる方向に弾性力を付勢する前記接合部に配設された弾性体と、を備え、側面方向から見た時の前記挟持部と前記脚部のなす角度αが115〜155°、挟持部を閉じた時の1対の脚部のなす角度βが50〜70°であり、前記脚部が、前記挟持部よりも厚く形成されるとともに、前記基台面と接する前記脚部の各々の接面部の少なくとも外側が前記基台面と接することを特徴とする鍋蓋スタンド。
  2. 前記挟持部が少なくとも挟持面に滑り止めを備えることを特徴とする請求項1の鍋蓋スタンド。
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