JP3169248U - 部品溶接装置 - Google Patents
部品溶接装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3169248U JP3169248U JP2011002591U JP2011002591U JP3169248U JP 3169248 U JP3169248 U JP 3169248U JP 2011002591 U JP2011002591 U JP 2011002591U JP 2011002591 U JP2011002591 U JP 2011002591U JP 3169248 U JP3169248 U JP 3169248U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- electrode holder
- electrode
- holder tube
- welding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
Description
この技術は、簡素でシンプルな構造であることを特徴としており、電極を保持する筒状の電極ホルダ管内に昇降自在なロッドを設け、このロッドをスプリングで上方に付勢するとともに、ロッドの下方にロッドの昇降ストロークを検知するセンサを設け、このセンサの検出値によって、ナット等が正規のナット等であるかどうかや、ナット等が正常な姿勢であるかどうかなどを検知するようにしている。
また、溶接時に電極から発生する熱を冷却するため、冷却機構を設けることが一般的であり、上記技術では、電極ホルダ管の下方部に給排水ユニットを設けるとともに、電極ホルダ管を隙間を持たせた二重管構造とし、電極ホルダ管の下方の給排水ユニットから送り込んだ冷却水を二重管構造の電極ホルダ管のすべての隙間部分に循環させることで、上部側の電極を冷却するようにしている。
この際、ロッドがぐらつかないように電極ホルダ管内に筒状のガイドメタルを配設してロッドの昇降をガイドする場合は、部品点数が増えるばかりでなく構造が複雑化するという問題があった。
また、電極ホルダ管を二重管構造にする場合も、構造が複雑化して製作費の低廉化が図れないという問題もあった。
このようなガイド部材によって、ロッドが昇降する際にぐらつくことなく安定した状態で昇降するようになる。
このように、電極ホルダ管の素材を、非鉄金属にし、特に鉛を含む真鍮などにすれば、例えば、ロッドの素材をステンレス材にした場合でも、鉛の効果によってステンレス製ロッドの昇降に伴って、ガイド部材との間にかじり等を生じるような不具合がなく、円滑にガイドできるようになる。
これに対して、例えば、電極ホルダ管の素材を、鉄素材にした場合、ステンレス製のロッドが昇降すると、ロッドとガイド部材の摺動面との間にかじりが生じるようになり、円滑にガイドすることができなくなる。
なお、このような真鍮製の電極ホルダ管の外周面などに、ニッケルメッキを施すようにすれば、導電率が向上するとともに、外面の強度が高まって好適である。
そして、この冷却部材内に冷却水を循環させることで電極周辺を冷却するようにすれば、電極ホルダ管を二重管構造にして冷却するような必要性がなくなり、構造の簡素化が図られ、安価に製作できるようになる。
本考案に係る部品溶接装置は、昇降ロッドを備えた溶接装置の構造の簡素化を図ると同時に、ロッドの昇降を円滑に行わせることにより溶接動作を安定させ、しかも安価に製作できるようにされている。
そして、ロッド4が上下に昇降すると、検出子10がこれに伴って上下にスライドし、そのスライド位置の変化を磁気値の変化として捉え、ロッド4の昇降ストローク値を検出するようにしている。
すなわち、磁気センサユニット8は、油やスパッタ等の異物に敏感であり、異物が混入すると検知性能が悪化するため、これらの侵入を阻止するためである。
そして、この位置決めピン5は、上方のロッド4bの上部にネジ等によって結合するようにしてもいいが、単に、上方のロッド4b上に載置しておくだけにしてもよい。
そして、このような冷却部材12の直線状の冷却水通路rは、嵌合孔12hの近傍を通過しているため、冷却部材12を下部電極3近傍の電極ホルダ管2に配置することにより、下部電極3に対する冷却効果を十分発揮させることができる。
なお、この電極ホルダ管2の外面には、全面にニッケルメッキを施すことにより導電率を高めると同時に、表面強度の向上を図っている。
圧縮スプリング7の作用によって、位置決めピン5は通常、下部電極3の貫通孔3hから上方に突出している。
このような状態の部品溶接装置1において、図3(a)に示すように、板状ワークWの穴部を位置決めピン5に挿通させてセットした後、ナットNを位置決めピン5に被せるようにセットする。この際、ナットNのプロジェクション部pを下方にしてセットするが、プロジェクション部pと板状ワークWとの間には隙間が形成されている。
また、このような溶接サイクルにおいて、上部電極14で押圧して図3(b)に示す状態にしたときの位置決めピン5やロッド4の昇降ストローク位置を前記基準点と比較し、ナットNが正規なものであるか、ナットNの姿勢が正規であるかどうか確認しながら連続して溶接するが、このように連続して溶接する場合でも、下部電極3近傍の冷却部材12によって、下部電極3まわりの熱を効果的に冷却することができる。
しかも、部品点数が少ないため、構造が簡素化され、制作費も安価に済む。
例えば、本実施例では、ナットを溶接する装置を示しているが、ボルト溶接用の溶接装置でもよく、また、下部電極側の装置ではなく、上部側の装置に適用することも可能である。
Claims (4)
- 電極を保持する電極ホルダ管内にロッドが昇降自在に配設され、このロッドの下方には、該ロッドの昇降ストロークを測定するためのセンサ部が設けられる部品溶接装置であって、前記電極ホルダ管内には、前記ロッドの外周部に摺接して該ロッドの昇降をガイドするガイド部材が設けられることを特徴とする部品溶接装置。
- 前記ロッドはスプリングによって上方に付勢され、また前記ガイド部材は、前記電極ホルダ管の内壁の一部を内側に膨出させることで電極ホルダ管と一体に成形されることを特徴とする請求項1に記載の部品溶接装置。
- 前記電極ホルダ管の素材は非鉄金属であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の部品溶接装置。
- 前記電極ホルダ管の外周部のうち前記電極の近傍には、該電極を冷却するための冷却部材が取着されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の部品溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002591U JP3169248U (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 部品溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002591U JP3169248U (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 部品溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3169248U true JP3169248U (ja) | 2011-07-21 |
Family
ID=54880135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011002591U Expired - Fee Related JP3169248U (ja) | 2011-05-11 | 2011-05-11 | 部品溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169248U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102357727A (zh) * | 2011-09-19 | 2012-02-22 | 湖州剑力金属制品有限公司 | 一种电极装置 |
JP5364864B1 (ja) * | 2013-04-16 | 2013-12-11 | 株式会社エスエムケイ | 溶接時のナットの二個重ね判別方法および判別構造 |
-
2011
- 2011-05-11 JP JP2011002591U patent/JP3169248U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102357727A (zh) * | 2011-09-19 | 2012-02-22 | 湖州剑力金属制品有限公司 | 一种电极装置 |
JP5364864B1 (ja) * | 2013-04-16 | 2013-12-11 | 株式会社エスエムケイ | 溶接時のナットの二個重ね判別方法および判別構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9975200B2 (en) | Friction stir welding apparatus with an L-shaped support | |
US20090320304A1 (en) | Height measurement apparatus | |
JP4424755B1 (ja) | 溶接用下部電極装置 | |
JPWO2002047862A1 (ja) | ナット等溶接装置 | |
CN204209272U (zh) | 一种上焊接设备 | |
JP3169248U (ja) | 部品溶接装置 | |
CN102489856B (zh) | 浮动焊头式电阻点焊机 | |
JP3135271U (ja) | 部品溶接装置 | |
CN203292302U (zh) | 冲压模具刀口选用固定装置 | |
KR101714242B1 (ko) | 리브너트 용접용 전극유닛 | |
JP2011183423A (ja) | 微小径溶接ナット用溶接機 | |
AU2012100665A4 (en) | Length detecting device for motor output shaft in worm gear-worm case | |
CN203869678U (zh) | 一种焊接螺栓防错检测装置 | |
CN106247892B (zh) | 一种深筒倒角接触式微距测量装置 | |
KR100903641B1 (ko) | 스터드 용접 장치 및 이를 이용한 스터드 용접 방법 | |
CN208313189U (zh) | 测头浮动测量机构 | |
JP2013066930A (ja) | パンチプレスのブラシテーブルブラシ摩耗検出方法及び装置 | |
CN202372123U (zh) | 管状横梁总成检具 | |
CN220120057U (zh) | 高温工件测量工装 | |
JP2014223670A (ja) | 溶接時のナットの二個重ね判別方法および判別構造 | |
CN216593087U (zh) | 电阻焊电极检测装置 | |
CN218567192U (zh) | 一种火花直读光谱仪的定位装置 | |
CN112798269B (zh) | 一种飞轮本体游隙装配检测装置及检测方法 | |
CN205043407U (zh) | 新型螺旋线圈的焊接工装 | |
CN217818549U (zh) | 一种固定式导轨平面度检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3169248 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140629 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |