JP3168676U - 振動美容マッサージローラー - Google Patents

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Abstract

【課題】マッサージ効果が高く、肌に優しい、顔の振動美容マッサージローラーを提供する。【解決手段】マッサージローラーは、肌に接触するローラー部2を純チタン製金属で成形し、八角形のリングを互い違いに並べた形状とし、その凹凸の構造を複雑にすることでローラー部2の打撃面積を増大するような構成とした。ラウンドヘッド1の上部にはゲルマニウミ半導体を一つ備える。ローラー部2を回転自在な状態にするためベアリング5を備える。振動装置を一体として取り付けることにより、振動した状態でローラー部2は回転可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、ローラー部を、顔などのマッサージ対象領域に当てた状態で振動させると共に、回転させるようにした、振動美容マッサージローラーに関する。
従来、手の力のみに頼りローラー部を回転させ顔などのマッサージをおこなうローラーが提案されている。また、特許文献1のように、六つの壁面に半導体の粒が突出するように設けられたマッサージローラーが提案されている。
特開2008−118181号公報
しかしながら、上記従来のローラーにあっては、手の力のみに頼るため持続的に続けることが困難である。また、ローラー部が略六角柱の単調な形状であり、突起物が少ない点でマッサージ効果が高くない。
上記の事情に鑑み、本考案は、マッサージ効果が高い、振動美容マッサージローラーの提供を図ることを目的とする。
本考案に係るマッサージローラーの特徴は、従来技術の課題を克服するために、振動マッサージローラーにしたことにある。
内蔵のモーターで振動を与えることにより、手の力のみに頼ることなく高いマッサージ効果を得ることが出来る。
マッサージローラーの打撃面積を増大させる為、互い違いに並べた八角形状にしている。
スイッチは把持部の下部に設置し、電導材料で製造したスプリングスイッチを採用した事で、固定的な接続が可能になる。
電極にアウターカバーを設置し、電極アウターカバーの一つは把持部の端に、もう一つはローラー部の接続部端に固定する。電極と電極の絶縁カバーは電極のアウターカバーの中で設置に固定され、把持部の中に位置することで電池の入れ替えに都合よい。
ベアリングやスプリングを介してローラー部を回転自在な状態に保持する。
ローラー部の上部にゲルマニウム半導体を一つ設け、マッサージ対象領域の幅を広げ細部までマッサージ効果を得ることが可能になる。また、マッサージ対象領域に当てた場合とは異なるマッサージ効果を得ることが可能になる
ローラー部は8つの側面を持った角柱になっている。
上記ローラー部の複数の八角柱は、純チタン金属で仕上げられ構成される。
チタンは、汗などで表面素材が溶けにくく、ローラー部を肌に当てても金属アレルギー(アレルギー性接触皮膚炎)を起こしにくいメリットがある。
ローラー部は複数重なり合うように設置し、隣り合う純チタン金属は交互に入り組むように配置している。それにより、接触するマッサージ対象領域を増加させ、同時に振動力を効率的に対象領域へ伝えることが可能になる。
ローラー部全ての隣り合っている交互面の夾角は22.5°である。
以上のように本考案は、マッサージ効果の高い顔の振動美容マッサージローラーを提供することが出来たものである。
本実施形態における顔の振動美容マッサージローラーの分解斜視図である。 同マッサージローラーのローラー部の斜視図である。 同マッサージローラーの斜視図である。
以下、本考案の一実施の形態について、図を参照しつつ説明する。本実施形態における美容マッサージローラーは、図1、図3に示すように、ローラー部2と、把持部10と、前記ローラー部2と把持部10との間に設けられた接続部6とを備える。把持部10と接続部と6は、電導材料で製造されており、これらを互いにつなげることによって、振動装置を作動させるための、スイッチ回路を含む電気回路が機能する。
振動装置は、スイッチ外部13、スプリング12、スイッチ11、電池ケース15、電極9、振動モーター3を備える。電池ケース15は、電導材料で製造した把持部10の中に設置され、電極9の上方には、この電極9の絶縁カバー8が被せられている。振動モーター3の外には、電導材料で製造した、振動モーター固定用のカバー4を被せる。この振動モーター固定用のカバー4の縮小径部分は、接続部6の中に挿入され安定的に接続される。振動モーター3には二つの電源コードがある。振動モーター3の陽極電源コードは振動モーター固定カバー4に固定され、陰極電源コードは振動モーター固定カバー4と接続部6を通過させ電極9に接続する。ローラー部2は、振動モーター固定用のカバー4の外側に被せられる。このローラー部2を、振動モーター固定用のカバー4にしっかり被せることによって、振動モーター固定用のカバー4からの振動を、ローラー部2が接収することができるようになる。
上記振動装置には、電導材料で製造したスイッチカバー14も含まれるものである。このスイッチカバー14の中に、前記のスイッチ外部13、スプリング12、スイッチ11が設置される。スイッチ外部13は、図1の左側からスイッチカバー14の内部に挿入され、スイッチ外部13の端部(図1の右端側)における円弧型の部分が、スイッチカバー14の端部の開口から露出した状態で、固定される。
振動装置の振動を開始する際、スイッチ外部13を押し始めると、スプリング12が押されて圧縮され、更にスイッチ11が押されることにより、スイッチ11にて開始と停止とをすることが出来る。スイッチ外部13の押圧を止めると、スプリング12はその弾性によって元の状態に戻り、スイッチ外部13を図1の右側に押して最初の位置まで回復する。スプリング12は電池カバー15を固定させる効果もある。電池15を把持部10に入れた後、スプリング12はスイッチ11を押圧した状態で電池カバー15の陽極とつながり、電池カバー15を固定する。このスイッチ外部14は、把持部10と接続固定されている。
電極のアウターカバー7は、一端が把持部10とつながり、もう一端は接続部6と接続固定される。電極9と電極の絶縁カバー8とは、電極のアウターカバー7の中に設置固定される。把持部10から電極のアウターカバー7を取り外すことにより、電池の入れ替えを行なうことが出来る。
ベアリング5は、ベアリング5の内側に接続部6をつなげ、ベアリング5の外側はローラー部2とつながり、ベアリング5を通じてローラー部2が接続部6の上を回転自在な状態を保持する。
スイッチ外部13を押し、スプリング12がスイッチ11を押圧し、スイッチ11と電池15とが接触して電気回路がつながる。電気回路は、電池カバー15の陽極、スイッチ11、スイッチ外部14、把持部10、電極のアウターカバー7、接続部6、振動モーター固定カバー4、振動モーター3の陽極、振動モーター3、振動モーター3の陰極、電極9、電池カバー15の陰極からなる回路によって、電気を伝える。この電気回路がつながることにより、振動モーター3が振動し、振動モーター固定カバー4に振動を伝えることで、ローラー部2に振動が伝達される。
ローラー部2には、互いに重なり合う八角リング21が9つ設置されている。八角リング21は、8つの側面を備えた角柱であり、一つの八角リング21の側面は、一つ置きに配置された八角リング21の側面と並行(図2の例では、上から1番、3番、5番、7番、9番の八角リング21の側面同士は並行)であり、他の八角リング22の側面は、一つ置きの八角リング22の側面と並行(図2の例では、上から2番、4番、6番、8番の八角リング22の側面同士は並行)である。言い換えると、ローラー部2は、軸方向に複数個配列された八角リング21、22を備え、各八角リング21、22は、8つの側面を備えた角柱であり、軸方向に奇数番目の八角リング21同士の側面は互いに並行であり、軸方向に偶数番目の八角リング22同士の側面は互いに並行であり、隣合う八角リング21、22の側面同士は並行ではない。そして、隣り合う2つの八角リング21と八角リング22とは、互いに入り組んで配置され、全ての八角リングが隣り合っている夾角は22.5°です。これにより、従来のマッサージローラーと比較して、接触する面と点が増加し、高いマッサージ効率と同時に振動感を与えることができるものである。
従来、医療手術器械は、人体に植える人工装置など、すべて純チタンで製作しなければならない。それは、純チタンはとても強い腐食に抵抗能力があり、最も肌に影響を及ぼさない金属という性質を持っているためである。本実施形態に係るローラーにおいて、肌に接触する部分のローラー部2は、純チタンで製作しており、手作業で光沢加工磨き上げをおこない、把持部10と接続部6はステンレスで製作し、これも手作業で光沢加工磨き上げを採用している。ローラー部にはメッキ成分を含まず、他の材料が覆っていないため、人体に有害ないかなる成分も含まれておらず、金属アレルギー(アレルギー性接触皮膚炎)を起こしにくいメリットがある。
振動モーター3の上部にはラウンドヘッド1が設けられ、ラウンドヘッド1の上部にはゲルマニウム半導体16が一つ設けられている。このゲルマニウム半導体16は、マイナスイオン放出による高いマッサージ効果により皮膚が滑らかになるという作用効果を発揮するものである。
また、顔面に当て往復回転させているだけで、先端部も顔面に沿って自然に移動するので、顔面の広い範囲に亘って効果的にマッサージすることが出来る。さらに、顔面だけではなく広い範囲を対象につぼ押しにも、マイナスイオンによるマッサージ効果を得ることが可能になる。
上述から、本考案は顔面に沿ってローリングすることにより、適度な強さの押圧力が皮膚面に作用することにより、マッサージ効果が発揮され、美顔実現のために有用なものである。
尚、本考案は上述した最良の形態に限定される物ではなく、実用新案登録請求の範囲内において様々な態様が可能である。
1 ラウンドヘッド
2 ローラー部
3 振動モーター
4 振動モーター固定カバー
5 ベアリング
6 接続部
7 電極のアウター
8 電極の絶縁カバー
9 電極
10 把持部
11 スイッチ
12 スプリング
13 スイッチ外部
14 スイッチカバー
15 電池カバー
16 ゲルマニウム半導体
21 八角リング
22 八角リング

Claims (10)

  1. ローラー部2と、把持部10と、前記ローラー部2と前記把持部10とを接続する接続部6とを備えた美容マッサージローラーにおいて、
    少なくとも前記接続部6内に振動装置が設けられ、
    前記把持部10は、その内部に前記振動装置を振動させる電池が収容され、かつ、前記接続部6の設けられた端部と反対側の端部に、前記振動装置と前記電池との前記接続を入り切りするスイッチが設けられていることを特徴とする振動美容マッサージローラー。
  2. 前記振動装置は、スイッチ外部13、スプリング12、スイッチ11、電池ケース15、電極9、振動モーター3とを備え、
    前記電池ケースは、電導材料で製造した前記把持部10の中に設置され、
    前記電極9の上に電極の絶縁カバー8が被せられ、
    前記振動モーター3の外に、振動モーター固定用の電導材料製のカバー4が被せられ、
    前記振動モーター3を固定する前記カバー4の端部に設けられた縮小径部分が、前記接続部6の中に挿入されることにより、前記カバー4と前記接続部6とが接続固定され、
    前記振動モーター3には陽極と陰極の二つの電源コードがあり、
    前記振動モーター3の陽極電源コードは、振動モーター固定カバー4に固定され、陰極電源コードは振動モーター固定カバー4と接続部6を通過させ電極9とつなげられ、
    前記ローラー部2は、振動モーター固定用の前記カバー4の外側に被せられ、
    前記ローラー部2を振動モーター固定カバー4に被せることにより、前記カバー4からの振動を前記ローラー部2に伝えることができることを特徴とする請求項1に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  3. 前記振動装置は、電導材料で製造した筒状のスイッチカバー14を含み、
    前記スイッチ外部13、前記スプリング12、前記スイッチ11は、前記スイッチカバー14の中に設置され、
    前記スイッチ外部13は、前記スイッチカバー14内に挿通され、前記スイッチ外部13の端部に設けられた円弧型部分が前記スイッチカバー14の一方側の端部から突出した状態で固定されることを特徴とする請求項2に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  4. 前記振動装置を開始する際、前記スイッチ外部13を押し始めると、スプリング12が押圧されて圧縮され、圧縮されたスプリング12により前記スイッチ11が押されることにより、前記スイッチ11にて振動の開始と停止がなされるものであり、
    前記スイッチ外部13の押圧を止めた後に、前記スプリング12はリセットされ、前記スイッチ外部13を押して最初の位置まで回復し、
    前記スプリング12は、その弾性により電池カバー15を固定し、
    前記電池15を前記把持部10に入れた後、前記スプリング12は前記スイッチ11を押して前記電池カバー15の陽極とつながり、前記電池カバー15を固定するものであり、
    前記スイッチ外部14は、前記把持部10と固定接続していることを特徴とする請求項3に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  5. 前記電極9のアウターカバー7は、一端が前記把持部10とつながり、もう一端は前記接続部6と固定接続されたものであり、
    前記電極9と前記絶縁カバー8は、前記アウターカバー7の中に設置固定され、
    前記把持部10から前記アウターカバー7を取り外すことにより、電池の入れ替えを行なうことが出来ることを特徴とする請求項2に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  6. ベアリング5の内側に前記接続部6がつなげられ、前記ベアリング5の外側は前記ローラー部2とつながり、前記ベアリング5を通じて前記ローラー部2が接続部6の上を回転自在な状態を保持されにことを特徴とする請求項2に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  7. 前記振動モーター3の上部にラウンドヘッド1が設けられ、前記ラウンドヘッド1の上部にゲルマニウム半導体16が一つ設けられていることを特徴とする請求項2に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  8. 前記ローラー部2は、肌に接触するように軸方向に互い違いに並べられた八角の形状をなしていることを特徴とする請求項2に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  9. 前記ローラー部2は、軸方向に複数個配列された八角リング21、22を備え、各八角リング21、22は、8つの側面を備えた角柱であり、軸方向に奇数番目の八角リング21同士の側面は互いに並行であり、軸方向に偶数番目の八角リング22同士の側面は互いに並行であり、隣合う八角リング21、22の側面同士は並行ではないことを特徴とする請求項8に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
  10. 全ての前記八角リングにおいて、隣り合っている前記八角リング21、22同士の夾角は22.5°であることを特徴とする請求項8に記載の顔の振動美容マッサージローラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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